JP3079150B2 - 複層吐出用の包装容器および包装製剤 - Google Patents

複層吐出用の包装容器および包装製剤

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JP3079150B2 JP03348953A JP34895391A JP3079150B2 JP 3079150 B2 JP3079150 B2 JP 3079150B2 JP 03348953 A JP03348953 A JP 03348953A JP 34895391 A JP34895391 A JP 34895391A JP 3079150 B2 JP3079150 B2 JP 3079150B2
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    • B65D83/00Containers or packages with special means for dispensing contents
    • B65D83/14Containers or packages with special means for dispensing contents for delivery of liquid or semi-liquid contents by internal gaseous pressure, i.e. aerosol containers comprising propellant for a product delivered by a propellant
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
  • Packages (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複層吐出用の包装容器お
よび包装製剤に関する。さらに詳しくは、2種以上のク
リーム状ないしゼリー状の内容物をそれぞれ連続した複
層の状態で吐出させうる包装容器および包装製剤に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より2色の歯磨き剤を2層ないしサ
ンドイッチ状で押し出すことができる複層式歯磨きチュ
ーブが知られている。このものは図18に示すように、
チューブ容器101を縦方向に分ける境界102を介し
て、2色の歯磨き剤103、104を収容したものであ
る。このものは胴部105を底部106側から順に押し
つぶしていくと、容器の肩部107から口部108へ
と、層状態を崩さずに半径方向に収縮させながら、歯磨
き剤を移動させることができ、口部108から連続した
層状のひも状で歯磨き剤を取り出すことができる。その
ため使用者に視覚的な興趣を与えることができる。
【0003】一方、噴射剤(プロペラント)との接触を
嫌う内容物をガス非透過性の可畳性の内袋に収容し、そ
の内袋を外筒内に収容すると共に、外筒と内袋の間の空
間に噴射剤を充填したいわゆる二重エアゾール容器も知
られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記複層式歯磨きチュ
ーブは、押圧する部位が局部的で、しかも任意であるの
で、2種類の内容物は縦方向に分割して収容する必要が
ある。したがって粘度が異なる2種以上の内容物のばあ
い、両者を同時に同じ口部から吐出するときに、粘性の
低い内容物が先に出てしまう。そのため粘度が異なるば
あいは層状態では取り出せない。またこのものは縦方向
に2種の内容物を区分して充填する必要があるので、充
填作業がきわめてやっかいである。さらに変わった断
面、たとえば同心円状の断面で取り出すようにすること
も実際上は困難である。
【0005】本発明はかかる従来の複層押し出しチュー
ブをさらに発展させ、粘度が異なる2種以上の内容物を
吐出させることができ、しかも比較的複雑な断面模様を
呈するひも状の内容物を吐出させうる包装容器および包
装製剤を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の複層吐出用の包
装容器は、外筒と、該外筒内に収容された可畳性の内袋
と、該内袋の内部と外筒外部の吐出口との間に介在され
る開閉自在なバルブと、前記内袋内に開口部から底部に
かけて多段に充填される内容物の各段と前記バルブとを
それぞれ連通する複数本の通路と、各通路内に設けられ
る粘性抵抗調整手段と、前記内袋全体に外圧を与えて内
容物を吐出させる加圧手段とから構成されている。なお
前記加圧手段は、前記従来の二重エアゾール容器と同じ
構成としてもよく、あるいは内袋に取りつけたポンプで
あってもよい。また外筒を可撓性を有する密封チューブ
として、外筒と内袋の間のガスを加圧手段としてもよ
い。
【0007】
【作用】本発明の包装容器においては、内袋全体に均等
に外圧を加え、内外の圧力差を利用してクリーム状ない
しゼリー状の内容物を吐出する。そのため内容物には、
内袋の開口部から底部にかけて多段に内容物を充填して
いるにもかかわらず、各段に均等な押し圧力が加わる。
そのため各段の内容物は対応する通路を通じて押し出さ
れるので、同一のノズル等から、同時に複数種の内容物
を層状態で吐出させうる。
【0008】さらに通路からバルブにかけて、各通路ご
とに粘性抵抗調整手段(たとえばオリフィス)が設けら
れているので、複数の内容物の粘度が異なるばあいで
も、所望の比率で同時に吐出させることができる。
【0009】また本発明の包装製剤においては、内容物
は内袋に各段ごとに順に充填していけばよい。そのため
充填作業が極めて簡単である。
【0010】
【実施例】つぎに図面を参照しながら本発明の包装容器
および包装製剤の実施例を説明する。図1は本発明の包
装容器の一実施例を示す断面図、図2は図1におけるバ
ルブおよび連通チューブの拡大断面図、図3は本発明に
かかわる内袋のつぶれ方の一例を示す断面図、図4は本
発明の包装容器から吐出されたひも状内容物の斜視図、
図5〜9はそれぞれ本発明の包装容器から吐出されたひ
も状内容物の種々の例を示す断面図、図10は本発明に
かかわるバルブおよび連通チューブの他の実施例を示す
要部斜視図、図11は図10のバルブおよび連通チュー
ブによって形成される吐出内容物の断面図、図12〜1
4はそれぞれ本発明にかかわる連通チューブの他の実施
例を示す要部斜視図、図15は本発明にかかわるバルブ
および連通チューブのさらに他の実施例を示す断面図、
図16および図17はそれぞれ本発明にかかわるバルブ
および加圧手段の他の実施例を示す断面図である。
【0011】図1は本発明をいわゆる二重エアゾール装
置に適用したものであり、耐圧性の外筒1、その外筒1
の上部開口部まわりのカーリング部2にクリンプしたバ
ルブユニット3および外筒1内に収容される可畳性の内
袋4を備えている。なお内袋4の上端は前記クリンプ部
にサンドイッチ状に挟着固定されている。さらにバルブ
ユニット3のステム5には押しボタン6が嵌着され、バ
ルブユニット3の下端には連通チューブ7が取りつけら
れており、外筒1の底部には噴射剤注入用の底部バルブ
8が設けられている。前記内袋4内には、上部から下部
に向かってそれぞれ第1、第2、第3および第4の内容
物9、10、11、12が、いわば多段状態で充填され
ている。前記バルブユニット3は図2に示すように従来
のものとほぼ同じであり、マウンティングカップ13、
そのマウンティングカップ13の中央に設けられる筒状
突起13a内に固定される有底筒状のバルブケース1
4、マウンティングカップ13とバルブケース14の上
端の間に介在されるガスケット15、バルブケース14
内に軸方向に摺動自在に配置されるステム5およびリタ
ーンスプリング16などから構成されている。
【0012】さらに前記バルブケース14の下部には、
第1の通路を構成する孔18が放射状に形成されてい
る。前記連通チューブ7には、内袋4の第2および第3
の内容物10、11と対応する位置に孔19、20が穿
設されており、それぞれ連通チューブ7と共に第2およ
び第3の通路を構成している。さらにその連通チューブ
7は下端の開口部21と共に第4の通路を構成してい
る。
【0013】なお内袋7と外筒1の間の空間22には、
前記底部バルブ8から充填したLPガスなどの噴射剤が
収容されている。
【0014】前記外筒1はたとえばアルミ缶など、従来
の二重エアゾール容器の外筒と同じものなどを使用しう
る。また内袋4も、アルミ箔と合成樹脂フィルムとのラ
ミネートシートなど、ガスバリヤ性および可畳性を備え
た従来の内袋と同じものを採用しうる。さらに連通チュ
ーブ7も従来のディップチューブと同じものを使用しう
る。内袋4に内容物を充填するばあい、たとえば一旦仮
止めしたマウンティングカップ13とカーリング部2の
隙間などから、第4、第3、第2および第1の内容物1
2、11、10、9をその順に充填していく。
【0015】つぎに叙上のごとく構成される包装容器の
作用を説明する。内袋4は柔軟であるので、その内部の
圧力は空間22の圧力と同じになっている。したがって
押しボタン6を押し下げてバルブユニット3を開くと、
第1〜4の内容物9〜12はそれぞれ第1〜4の通路を
通って押しボタン6のノズル23から細いひも状で吐出
される(図4参照)。そのばあい、各通路の配列状態、
粘性抵抗の大きさなどに応じて、後述するようなサンド
イッチ状、同心状、放射状など、種々の断面模様の状態
で吐出される。
【0016】吐出中は内容物が減るのに伴って、たとえ
ば図3に示すように内袋4がしだいに半径方向内向きに
つぶされていく。そして内袋4の内部の圧力は常時外筒
1と内袋4の間の空間22と同じ圧力に維持される。
【0017】なお前記内袋4には、図3に示すように3
方向(または4〜6方向)から内向きにつぶされていく
のを確実にするため、あらかじめ縦方向の折り目、ヒダ
ないしリブなどを形成しておいてもよい。
【0018】本発明の包装容器に収容する内容物として
は、種々の断面模様あるいは層状の模様を楽しむための
もの、たとえばチョコレート菓子、色が異なるクリーム
などの食品類、あるいはマッサージクリーム、ファンデ
ーションクリーム、洗顔フォーム(ジェルタイプ)、整
髪料、乳液、歯磨きなどの化粧用品ないし医薬部外品、
さらに靴クリームなどの生活用品などがあげられる。そ
のばあい一部の内容物に透明性のものを用いれば、一層
視覚効果が高い。また内層に赤色のクリームを用い、外
層に白色のクリームを用いると、吐出した状態では白色
のひも状であるが、顔に塗るためにつぶすと初めて肌色
になるので、その意外性を楽しむことができる。
【0019】他方、特定の断面模様を利用して、種々の
機能性の吐出物をうることもできる。たとえば空気によ
る酸化で重合を始める接着剤を内層とし、その外周を空
気遮断層で覆うようにしたものがあげられる。
【0020】さらに断面の模様が一定であることから、
複数種の内容物の吐出比率を一定にしうる作用がある。
そのような作用を利用して、あらかじめ混合しておくの
が好ましくないもの、あるいは混合しにくいもの、たと
えば「味噌」と「ラード」を一定比率で同時に吐出させ
ることができる。また練りわさびとクリーム状の醤油を
組み合わせて香辛料を構成したり、さらに2種混合用の
ヘヤダイクリームに用いることもできる。そのばあい、
できるだけ細いひも状(たとえば直径0.5 〜1mm)で吐
出させると均一に混合しやすく、ムラになりにくい利点
がある。
【0021】図4〜9はそのような種々の用途に用いる
吐出物の断面形状の例を示している。図4の吐出物23
はもっとも単純なものであり、円形断面の片側24を通
常のブラックチョコレート、他方25をホワイトチョコ
レートとしたチョコレート菓子である。このものはたと
えばバルブケース14の下端近辺の側壁に、たがいに対
向するように一対の孔を形成すると共に、一方をそのま
ま開放し、他方に第2の内容物に通ずる連通チューブを
接続することによりうることができる。
【0022】図5は同心状に2層に分けたものであり、
内部26を赤色、外部27を白色のクリームとしたハン
ドクリームである。このものは手に取ってつぶすときに
色が変化する意外性を楽しむことができる。なお図5の
想像線28は3層の同心円状の断面模様とするばあいを
示している。このものはたとえば図15に示すような多
段のバルブケース14aと多重の連通チューブ71、7
2、73により吐出させうる。
【0023】また図6に示す吐出物29は、図10に示
すように内袋の下段に通ずる1本の中央チューブ74
と、中段に通ずる2本の側方チューブと75、76と、
上段に通ずる孔18とによって吐出させうる。すなわち
中央チューブ74から中央部分29aを供給し、側方チ
ューブ75、76および孔18からそれぞれ周辺部29
b、29cを供給するのである。
【0024】さらに連通孔の配列や押しボタンのノズル
の断面形状を変えることにより、たとえば図7〜9のよ
うな種々の模様、形状の吐出物30〜32をうることが
できる。図7の想像線30aは、ノズルの断面形状に変
化を与えてマヨネーズ、クリームなどに凹凸の縞模様を
つけるばあいを示している。
【0025】なお図10の連通チューブの配列におい
て、側方チューブ75、76が接続されているバルブケ
ース14の孔33および開放している孔18の断面積を
小さくし、それらの孔33、18の通過抵抗を大きくし
ておくと、図11に示すように周辺部29b、29cが
互いに分かれた断面模様(このばあい、吐出物の表面に
も縞模様がつくられる)の吐出物がえられる。このよう
に本発明の包装容器においては、各通路のオリフィスの
径など、粘性抵抗調整手段の寸法を適切に選択すること
により、吐出比率を変化させることができる。
【0026】しかし粘性抵抗調整手段によるもっとも大
きい効果は、従来同時吐出ができなかった互いに粘度が
異なる2種以上の内容物を同時に吐出できる点である。
すなわち比較的粘度の低い内容物に通ずる連通孔(ない
し連通チューブ)を小径とし、粘度が高い内容物に通ず
る連通孔(ないし連通チューブ)を大径とすることによ
り、内袋のつぶれ状態を上部から下部にわたってほぼ均
一とすることができ、粘度が異なる2種以上の内容物を
同時に吐出させうるのである。
【0027】本発明における通路としては、前述のバル
ブケースに形成した孔や連通チューブのほか、図12〜
14に示すものなど種々の通路を採用しうる。
【0028】図12〜14において、35はコアであ
り、36はそのコア35の外周に密に被せた被覆チュー
ブである。図12のばあいはコア35の中央に形成した
孔37およびコア35の周辺に形成した縦溝38が通路
を構成している。縦溝38はそれぞれ長さが異なってお
り、その止まり端の位置に形成した被覆チューブ36の
孔39を通じて各段の内容物と連通する。
【0029】図13のばあいは、縦溝40がコア35で
なく、被覆チューブ36の内面に形成されている。この
ものも図12の通路と同じ作用効果を奏する。
【0030】図14のばあいはコア35の外周の縦溝4
1が下端まで達しており、被覆チューブ36の下端が階
段状ないし傾斜面にされている。このように縦溝41を
複数の内容物に貫通させても、各段の内容物はもっとも
抵抗が小さい縦溝からのみ吐出されるので、図12のば
あいとほぼ同じ作用効果がえられる。
【0031】図15のばあいは、バルブケース14aの
下部を多段の竹の子状に構成し、各段部42、43およ
び下端の筒部44にそれぞれ径が異なる連通チューブ7
1、72、73を接続している。このものは図5に示す
多重円の断面の吐出物をうるのに適している。
【0032】図16に示す装置は、外筒45と内袋46
の間の空間47に噴射剤を入れておらず、その空間47
は外筒45に形成した孔48によって大気と連通してい
る。すなわちこの実施例においては、外筒45は単に内
袋46の保護ケースであり、耐圧性もとくに要求されな
い。そして内袋46の上部にはケーシング49、ピスト
ン50、リターンスプリング51およびチェッキ弁5
2、53からなるポンプ54が取りつけられている。な
お内袋46内には前述のばあいと同じく、複数の内容物
が多段状態で充填されている。
【0033】このものはピストン50の上端の押しボタ
ン55を押し込むと、ケーシング49内の内容物を外部
に吐出させることができ、リターンスプリング51でピ
ストン50が上昇するときに連通孔56および連通チュ
ーブ57を通じて内容物をケーシング49内に吸い上げ
ることができる。すなわちピストン50が上昇するとき
に内袋46内が負圧となり、大気圧(矢印P)によって
内袋46がつぶされる。
【0034】図17に示す包装容器は外筒58がポンプ
を構成している。すなわち外筒58は可撓性材料から製
造され、局部的に力を受けて変形しても弾力的にもとの
形状に復帰するように構成されている。その外筒58の
一部に外気と連通する孔59が形成され、その孔59の
内側にチェッキバルブ60が設けられている。
【0035】このものにおいては外筒58の一部を押し
つぶすような変形(矢印Q)を加えても、内袋61には
全周に均一な圧力が加わる。そのため内袋61内の多段
に充填された内容物62、63、64が孔65および連
通チューブ66を通ってスパウト67から吐出される。
【0036】なお、図17の68はスパウト67から空
気を吸い込まないようにするためのチェッキバルブであ
る。
【0037】図17の包装容器における弾力的にもとの
形状に復帰しうる外筒58に代えて、チェッキバルブを
有しない密封チューブを用いてもよい。このばあい密封
チューブはもとの形状に戻らないので、金属チューブの
ようなもともと弾性復帰しないものを用いることができ
る。このものにおいては密封チューブ内に閉じ込められ
た空気などのガスが加圧手段となる。
【0038】図16および図17の実施例では内袋4
6、61内への内容物の充填を大気圧下で行うことがで
きるので、充填作業が簡単である。また圧力容器を用い
ないので、子供向けの菓子などの容器として好適であ
る。さらに家庭で内袋46、61の交換を行いうるの
で、内容物を充填した交換用の内袋のみを販売すること
もできる。
【0039】図1および図16の実施例では押しボタン
6、55により操作するようにしているが、たとえばレ
バーないし引き金などでバルブやポンプの操作性を向上
させ、あるいは操作力を増すようにしてもよい。
【0040】
【発明の効果】本発明の包装容器および包装製剤は、互
いに粘度が異なるばあいを含めて、2種以上の内容物を
同時に、種々の断面模様で吐出させることができる。し
かも互いに粘度が異なる内容物であっても、所望の比率
で吐出させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の包装容器の一実施例を示す断面図。
【図2】図1におけるバルブおよび連通チューブの拡大
断面図。
【図3】本発明にかかわる内袋のつぶれ方の一例を示す
断面図。
【図4】本発明の包装容器から吐出されたひも状内容物
の一例を示す斜視図。
【図5】本発明の包装容器から吐出されたひも状内容物
の他の例を示す断面図。
【図6】本発明の包装容器から吐出されたひも状内容物
の他の例を示す断面図。
【図7】本発明の包装容器から吐出されたひも状内容物
の他の例を示す断面図。
【図8】本発明の包装容器から吐出されたひも状内容物
の他の例を示す断面図。
【図9】本発明の包装容器から吐出したひも状内容物の
さらに他の例を示す断面図。
【図10】本発明にかかわるバルブおよび連通チューブ
の他の実施例を示す要部斜視図。
【図11】図10のバルブおよび連通チューブによって
形成される吐出内容物の断面図。
【図12】本発明にかかわる連通チューブの他の実施例
を示す要部斜視図。
【図13】本発明にかかわる連通チューブの他の実施例
を示す要部斜視図。
【図14】本発明にかかわる連通チューブの他の実施例
を示す要部斜視図。
【図15】本発明にかかわるバルブおよび連通チューブ
のさらに他の実施例を示す断面図。
【図16】本発明の包装容器の他の実施例を示す断面
図。
【図17】本発明の包装容器のさらに他の実施例を示す
断面図。
【図18】従来の包装容器の一例を示す一部切欠正面
図。
【符号の説明】
1 外筒 3 バルブユニット 4 内袋 7 連通チユーブ 9、10、11、12 内容物 18、19、20 孔 21 開口部 22 空間 45 外筒 46 内袋 47 空間 54 ポンプ 56 連通孔 57 連通チユーブ 58 外筒 61 内袋 62、63、64 内容物 66 連通チユーブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 77/04 B65D 25/06 B65D 47/06 B65D 47/20 B65D 83/14

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 剛性を有する外筒と、該外筒内に収容さ
    れた可畳性の内袋と、該内袋の内部と外筒外部の吐出口
    との間に介在される開閉自在なバルブと、前記内袋内に
    開口部から底部にかけて多段に充填される内容物の各段
    と前記バルブとをそれぞれ連通する複数本の通路と、各
    通路に設けられる粘性抵抗調整手段と、前記内袋全体に
    外圧を与えて内容物を吐出させる加圧手段とからなる複
    層吐出用の包装容器。
  2. 【請求項2】 前記外筒が耐圧容器であり、前記加圧手
    段が外筒と内袋との間に充填された噴射剤である請求項
    1記載の包装容器。
  3. 【請求項3】 前記外筒と内袋の間の空間が大気と連通
    しており、前記加圧手段が内袋内を負圧にするためのポ
    ンプである請求項1記載の包装容器。
  4. 【請求項4】 前記外筒が可撓性を有する密封チューブ
    であり、該密封チューブと内袋との間のガスが前記加圧
    手段を構成する請求項1記載の包装容器。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の包装容器と、該包装容器
    の内袋の各段に充填された押し出し吐出可能な内容物と
    からなる包装製剤。
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