JPS634529Y2 - - Google Patents

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JPS634529Y2
JPS634529Y2 JP1983083705U JP8370583U JPS634529Y2 JP S634529 Y2 JPS634529 Y2 JP S634529Y2 JP 1983083705 U JP1983083705 U JP 1983083705U JP 8370583 U JP8370583 U JP 8370583U JP S634529 Y2 JPS634529 Y2 JP S634529Y2
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JP
Japan
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discharge
passage
aerosol
discharge port
foam
Prior art date
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JP1983083705U
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English (en)
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JPS59190357U (ja
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Priority to JP8370583U priority Critical patent/JPS59190357U/ja
Publication of JPS59190357U publication Critical patent/JPS59190357U/ja
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Publication of JPS634529Y2 publication Critical patent/JPS634529Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は発泡性エヤゾール製品用吐出スパウト
に関する。さらに詳しくは、1つまたは複数個の
所望の断面形状の連続発泡体を吐出することがで
きる発泡性エヤゾール製品用吐出スパウトに関す
る。
従来より発泡性エヤゾール製品として、たとえ
ばウレタンフオーム、シエービングフオーム、ヘ
ヤートリートメントフオームなどの種々の発泡体
を連続吐出するものが知られている。
かかる発泡性エヤゾール製品の上部には、エヤ
ゾール用容器内に収容された発泡性内容物を外部
に吐出するための吐出スパウトが取りつけられて
いる。そのような吐出スパウトとして、たとえば
第9図に示されているように、エヤゾール用バル
ブ3のステム5に嵌合する嵌合部6と該嵌合部6
から吐出口7まで貫通された通路8とを有するも
のがある。そして吐出スパウト4を指で下方に押
圧してエヤゾール用バルブ3を作動せしめると、
大気とエヤゾール用容器1内とが連通し、エヤゾ
ール用容器1内に収容されていた発泡性内容物2
がエヤゾール容器1内の圧力によりエヤゾール用
バルブ3内、吐出スパウト4の通路8を通つて吐
出口7から吐出される。しかしながらこのものは
吐出口7から吐出され、大気圧まで減圧されるこ
とによつてはじめて発泡性内容物2が発泡するた
め、吐出口7の形状や個数を変化させても断面が
吐出口7の形状と同じ連続発泡体はえられず、吐
出口7の形状や個数にかかわりなくもつとも表面
積が小さくなるほぼ円柱状の連続発泡体しかえる
ことができない。すなわち従来の吐出スパウト4
では所望の断面形状(たとえば、星形、花形、三
角形など)の連続発泡体を吐出することができな
い。
本考案は叙上の問題を解消し、1つまたは複数
個の所望の断面形状の連続発泡体を取り出すこと
ができる発泡性エヤゾール製品用吐出スパウトを
提供するものである。
すなわち本考案は、エヤゾール製品のエヤゾー
ル用バルブのステムに取りつけられる嵌合部を有
し、エヤゾール製品内と大気とを連通する通路が
穿設されており、前記エヤゾール用バルブを開放
することにより前記通路から送られてくる発泡性
内容物を充分に発泡させて充満させるように前記
通路の開放端付近に通路に比して断面積が拡大さ
れた膨張室が設けられており、該膨張室で発泡
し、押し出される発泡体を絞るための異形状の吐
出口を前記通路の開放端に備えており、該吐出口
から吐出口と実質的に同じ断面形状に絞られた異
形断面の連続発泡体を吐出させることができるこ
とを特徴とするものである。なお実用新案登録請
求の範囲にいう「異形状」とは、単一の円形を除
く趣旨であり、単一の異形状のもののほか、任意
形状の複数個のばあいを含む概念である。すなわ
ち第5図や第6図に示すばあいは、個々の孔は円
形であるが吐出口全体としては異形状である。
つぎに図面を参照しながら本考案の発泡性エヤ
ゾール製品用吐出スパウトについて説明する。
第1図は本考案の発泡性エヤゾール製品用吐出
スパウトの一実施例を示す概略断面図、第2図は
本考案の吐出スパウトの他の実施例を示す概略断
面図、第3〜8図はそれぞれ本考案における吐出
口の一例を示すためのキヤツプの正面図である。
第1図において、1は発泡性内容物2が収容さ
れたエヤゾール容器であり、その頂部にはエヤゾ
ール用バルブが取りつけられている。4は吐出ス
パウトであり、エヤゾール用バルブ3のステム5
に嵌合する嵌合部6を有している。吐出スパウト
4には嵌合部6から吐出口7まで貫通された通路
8が形成されており、該通路8はエヤゾール用バ
ルブ3が開かれた際にエヤゾール容器1内と大気
とを連通する。通路8の大気と接する開放端には
キヤツプ9が設けられており、キヤツプ9には1
個の異形状または複数個の所望の形状の吐出口7
が穿設されている。前記通路8の吐出口7付近に
は、通路8に比して断面積が拡大された膨張室1
0が設けられている。かかる実施例では膨張室1
0が吐出スパウト4の本体に形成されているが、
第2図に示されるように膨張室10は吐出口7が
穿設されているキヤツプ9に形成されていてもよ
い。そのように吐出スパウト6に膨張室10が設
けられていることによつて、吐出口7の形状とほ
ぼ同じ断面を有する連続発泡体が吐出される。な
お吐出口7の形状や個数はとくに制限されるもの
ではなく、たとえば第3〜8図に示されるように
連続発泡体の使用状況や内容物の種類に応じて適
宜変更しうる。しかし吐出口7の断面積は膨張室
10の断面積の1/2以下、より好ましくは1/5以下
であることが望ましく、それにより膨張室10内
で充分に発泡された内容物が吐出口7で絞られて
正確な断面形状で吐出される。なお複数個の吐出
口7のばあいは、その断面積はそれぞれの吐出口
7の合計したものとする。以下の説明では吐出口
の形状は、吐出口が複数個の孔からなるばあいは
その全体の形状を意味する。
本考案における膨張室10の大きさや形状はと
くに制限されないが、すくなくとも通路8から膨
張室10に送られる発泡性内容物2が充分発泡し
うる程度の大きさや形状を有している必要があ
る。通常膨張室10の断面積は1〜5cm2程度必要
である。
本考案吐出スパウト4を押圧してエヤゾール用
バルブ3を作動させると、大気とエヤゾール容器
1内とが連通し、発泡性内容物2がエヤゾール用
バルブ内、吐出スパウト4の通路8を通過して膨
張室10に送られる。膨張室10に送られた発泡
性内容物2は膨張室10で充分発泡し、その体積
は数倍になる。この充分発泡した発泡性内容物2
は吐出口7に送られ、吐出口7の変形形状に応じ
て吐出口7から押し出される。それによつて吐出
口7の断面形状とほぼ同じ断面形状まで絞られた
連続発泡体が吐出される。なお内容物の種類や発
泡性などにより最適な吐出スパウトの形状は異な
るが、通常吐出スパウトはすべての吐出口での流
量の制限を取り除いたときに吐出量が元の状態に
比して1.5〜2.5倍程度になるようなものが好まし
い。すなわち膨張室が設けられている吐出スパウ
トの吐出量を膨張室が設けられていない吐出スパ
ウトの吐出量の2/3〜2/5程度にするのが好まし
い。
叙上のごとく本考案の吐出スパウトにおいて
は、吐出口から吐出口の形状とほぼ同じ形状の所
望の断面形状の連続発泡体を吐出することがで
き、とくに化粧用エヤゾール製品に適用するばあ
い、手にとるのが楽しいだけでなく、表面積が大
きいため容易に皮膚になじむ。すなわち本考案の
吐出スパウトを発泡性エヤゾール製品に採用する
ときは、吐出される連続発泡体をさまざまなおも
しろい形状にすることができ、使用者に興趣を添
えると共に使用感を向上せしめるという効果があ
る。また発泡体がたとえば、ウレタンフオームの
ように発泡状態の形状を保持したまま使用される
ものであるばあいには、必要な断面形状のウレタ
ンフオームを簡単にうることができるため、きわ
めて便利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の発泡性エヤゾール製品用吐出
スパウトの一実施例を示す概略断面図、第2図は
本考案の吐出スパウトの他の実施例を示す概略断
面図、第3〜8図はそれぞれ本考案における吐出
口の一例を示すためのキヤツプの正面図、第9図
は従来の発泡性エヤゾール製品用吐出スパウトを
示す概略断面図である。 図面の主要符号、1……エヤゾール容器、3…
…エヤゾール用バルブ、4……吐出スパウト、5
……ステム、7……吐出口、8……通路、10…
…膨張室。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 エヤゾール製品のエヤゾール用バルブのステム
    に取りつけられる嵌合部を有し、 エヤゾール製品内と大気とを連通する通路が穿
    設されており、 前記エヤゾール用バルブを開放することにより
    前記通路から送られてくる発泡性内容物を充分に
    発泡させて充満させるように前記通路の開放端付
    近に通路に比して断面積が拡大された膨張室が設
    けられており、 該膨張室で発泡し、押し出される発泡体を絞る
    ための異形状の吐出口を前記通路の開放端に備え
    ており、 該吐出口から吐出口と実質的に同じ断面形状に
    絞られた異形断面の連続発泡体を吐出させること
    ができる発泡性エヤゾール製品用吐出スパウト。
JP8370583U 1983-05-31 1983-05-31 発泡性エヤゾ−ル製品用吐出スパウト Granted JPS59190357U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8370583U JPS59190357U (ja) 1983-05-31 1983-05-31 発泡性エヤゾ−ル製品用吐出スパウト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8370583U JPS59190357U (ja) 1983-05-31 1983-05-31 発泡性エヤゾ−ル製品用吐出スパウト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59190357U JPS59190357U (ja) 1984-12-17
JPS634529Y2 true JPS634529Y2 (ja) 1988-02-05

Family

ID=30213664

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JP8370583U Granted JPS59190357U (ja) 1983-05-31 1983-05-31 発泡性エヤゾ−ル製品用吐出スパウト

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