JP3078822U - 錘のついた風呂蓋 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 一枚板の風呂の蓋を浴槽の上に置いた状態で
壁側に接する側を廻転可能なように蝶番を設け、壁面ま
たは浴槽上面に蝶番で固定し、他の側に錘を設けたロー
プを設け、風呂の蓋を開閉できるようにした錘のついた
風呂の蓋を提供する。 【解決手段】 風呂蓋（２）の側面（６）に接する側を
上下に廻転出来るようにして側面（６）か浴槽（１）の
上面に蝶番で固定し、他の側にロープ（５）を設け、風
呂蓋（２）の上部天井（９）に滑車（１０）を取り付
け、滑車（１０）を通して浴槽（１）の近くの壁面にた
らし、その先端に錘（８）を設け、錘（８）の重さは風
呂蓋（２）の端をロープ（５）が持ち上がる力を等しく
したことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

この考案は、一枚板の風呂の蓋を浴槽の上に置いた状態で壁側に接する側を廻 転可能なように蝶番を設け、壁面または浴槽上面に蝶番で固定し、他の側に錘を 設けたロープを設け、風呂の蓋を開閉できるようにした錘のついた風呂の蓋に関 するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、風呂の蓋を開閉できるようにしたものはいろいろあったが、錘のついた ものやロープを使った風呂の蓋はなかった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

これは、次のような欠点があった。 従来、風呂の蓋では、力が弱くなった老人の人や力が弱い子供は、風呂の蓋を 簡単には、開閉できなかった。 本考案は、以上の欠点を解決するためになされたものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

風呂蓋（２）の側面（６）に接する側を上下に廻転出来るようにして側面（６ ）か浴槽（１）の上面に蝶番で固定する。 他の側にロープ（５）を設ける。 風呂蓋（２）の上部天井（９）に滑車（１０）を取り付ける。 滑車（１０）を通して浴槽（１）の近くの壁面にたらし、その先端に錘（８） を設ける。 錘（８）の重さは風呂蓋（２）の端をロープ（５）が持ち上がる力を等しくし た。 本考案は、以上の構成よりなる錘のついた風呂蓋。

【０００５】

【考案の実施の形態】

以下、本考案の実施の形態を説明する。 風呂蓋（２）の側面（６）に接する側を上下に廻転出来るようにして側面（６ ）か浴槽（１）の上面に蝶番で固定する。 他の側にロープ（５）を設ける。 風呂蓋（２）の上部天井（９）に滑車（１０）を取り付ける。 滑車（１０）を通して浴槽（１）の近くの壁面にたらし、その先端に錘（８） を設ける。 錘（８）の重さは風呂蓋（２）の端をロープ（５）が持ち上がる力を等しくし た。 本考案は以上のような構造で、本考案を使用するときは、風呂蓋（２）を開け ようとするときは、風呂蓋（２）の上面に取り付けた取っ手（３）を上方に持ち 上げるかまたはを下に引き下げる。 風呂蓋（２）を閉めるときは、風呂蓋（２）の端を下に引下げるかまたは錘（ ８）を上に持ち上げる。 風呂蓋（２）を開いたときは、取っ手（３）が壁面（６）に当たり約９０度よ り内側に倒れているので、錘（８）を持ち上げたとき、風呂蓋（２）は自動的 に閉まる。 本考案の実施にあたっては、風呂蓋（２）の材質は木材、金属、プラスチック またはこれらの合成材でもよいが一枚蓋とする。

【０００６】

【考案の効果】

（イ） 本考案の風呂蓋は錘を利用しているので、開閉が軽く何らの危険もない ので、老人、子供でも操作は容易で安全である。 （ロ） 風呂蓋を浴槽上面から取り除いたり、取り付けたりしないので安全で手 間が省け蓋の置き場所が要らないので狭い浴場を広く使える。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の仕組みを説明した側面図である。

【図２】本考案の仕組みを説明した側面図である。

【図３】本考案の使用状態を示した斜視図である。

【図４】本考案の使用状態を示した斜視図である。

【図５】本考案の使用状態を示した斜視図である。

【符号の説明】

１ 浴槽 ２ 風呂蓋 ３ 取っ手 ４ 蝶番 ５ ロープ ６ 壁面 ７ 床 ８ 錘 ９ 天井 １０ 滑車

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 風呂蓋を浴槽の上に置いた状態で壁側に
   接する側を廻転可能なように蝶番を設け、壁面または浴
   槽上面に蝶番で固定し、他の側に錘を設けたロープを設
   けた錘のついた風呂蓋。