JP2001058785A - 階段、手すりに組み込んだ、電動人体引き上げ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】高齢化社会を迎え、エレベーターの無い高層住
宅の老人、駅・歩道橋の階段等病など掛かり体力の弱っ
た方々は、階段に難渋し、一般家庭用として昇降機があ
り、価格も高く、それなりの、階段のスペースを取られ
ます、公共用の、エスカレーター・エレベーターを設置
するには、莫大の費用が掛かります。 【解決手段】従来の階段の手すり材の形式に、電動人体
引き上げ装置を組み入れ、階段のスペースを犠牲にせ
ず、手すり材より突出した、ニギリ柄を握り、電源が入
ると、モーターが始動し、手すり材内の、ワイヤー・チ
エン材で引き上げられ、平坦地並の労力で昇段、出来る
ようにして解決した。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、様々の、機能を使
って、電動力により人体の上昇手段に属する技術分野。

【０００２】

【従来の技術】現存の人体、上動装置として、エレベー
ター、エスカレーター等凡て、人体の一切を受けて、上
下動する機構になっている。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】居住する、家屋内の住
人が、高齢化しエレベーターの無い、高層建築住宅の階
段の昇りには難渋し、外出しても、歩道橋・階段のある
所避けるように成る、併しこれに、エレベーター等設置
するには、莫大な費用を要し、又家庭用昇降機でも、高
額になる。本発明は、従来の階段に、手すりを取り付け
る要領に、電気配線工事が加わる、だけで設置出来、利
用者が、平坦地の歩行労力と、同じ労力で階段を、昇り
得るようにする事が課題。

【０００４】

【課題を解決する手段】本発明は、従来の、階段の手す
り材に、電動人体引き上げ装置を、組み入れ、手すり材
に沿った、案内溝より、自在の機能と、電源操作の出来
る、ニギリ柄を有し、利用者はニギリ柄を引き出して、
握り、スイッチボタンを押すとモーターが始動し、クラ
ッチが、係合し、手すり材内の、ワィヤーを巻取り、ニ
ギリ柄を握った、利用者・手荷物を上階に、引き上げま
す。

【０００５】主として、公共用として、駅階段・歩道橋
等を対照に、手すり材内の、始端と終端位置に、スプロ
ケットにて、チエンを張設し、チエン継ぎピンにて、突
型ニギリの突片と、結合し、球型ニキリは、エスカレタ
ーの、ベルトと同じく、電動力にて常時運行される。尚
突型ニギリに、運行・停止のスイッチ機構を、設ける事
も出来る。

【０００６】利用者がニギリ柄を握り、引き上げられ
る、のとは別に、板状の物をニギリ柄に差し込み、セツ
トし腰に当て、スイッチインして、手は手すりにあっ
て、押し上げられる、万が一不安を感じたら、即スイッ
チから手を離し、本機の上動を止め、納得したら又上動
させ昇段します、腰当ての方式は、家庭用の場合のみに
成ります。

【０００７】

【発明の実施の形態】近時、高齢化社会を迎え、エレベ
ーターの無い、高層住宅に住む方々も加齢し、荷物を持
って、階段を昇のに難渋し、さればエレベーターを設置
するには、建て替え無ければならず、莫大な費用がかか
る。本発明は、既存の階段の手すりを、手すりに組み込
んだ、電動人体引き上げ装置

【０００８】

【実施例】本発明は、人体引き上げ部材に、ワイヤーを
プーリーで巻上げるのと、手すり材内に、チエン部材
を、始端・終端位置に、スプロケットで張設するのと有
り、先ず、ワイヤー、方式を記します。以下添付図面に
従って、１実施例を説明する。

【０００９】第２図は、第１図の、手すり材１、のニギ
リ柄 ３、付近をÅ−Åを断面した図にして、手すり材
１、を支承し、建物に取り付ける、取り付け具２、にし
て、手すり材１、内は、上下に仕切られ上位は回動自在
の、ニギリ柄 ３、があり、下位は斜動体５、があって
４隅に滑庫４、が軸ピンにて設置される。

【００１０】第３・４図ニギリ材 ３、と１体の基板
９、に軸７、が固定され、斜動体５、の穴に位置して、
ニギリ材 ３、が９０度に至った時、停止片１７、があ
る。斜動体５、の上端にワイャー１３、が結ばれて、他
端はプーリー２２と結ばれる。ニギリ柄３、の端にスイ
ッチ凸部１６を押すと凸部と一体の、開閉軸１２が開閉
板１０を押圧し、マイクロスイッチをＯＮにする。

【００１１】本引き上げ機を利用するには、手すり材
１、内のニギリ柄 ３、を回し出し、利用者は、ニギリ
柄 ３、を握り、スイッチ３、を押すと斜動体５、は案
内レール６、に沿って、ワイヤー１３、により引き上げ
られ、手すり材１、の終端位置に到達すると、開閉軸１
２は開閉板１０の傾斜位置に入り、回路は開き、ニギリ
柄の上昇は止まり、利用者・手荷物は離れますと、斜動
体は、自重力により降下、その際案内溝は閉じ、ニギリ
柄３、は手すり１、内に引き込まれ、、スタート位置前
に、制動されスタート位置に、緩やかに戻る。

【００１２】第１図のＢ−Ｂの断面を示す、第５図のモ
ーター１８、が始動しますと、同時にソルノイド１９、
が励磁し、クラッチ機構２０、がばね材２１に抗して係
合し、プーリー２２、を回動、ワイヤー１３、を介して
斜動体５、が引き上げ、即ニギリ柄、を握った、人体と
手荷物が引き上げられます。

【００１３】上昇終了位置に達した時、モーター１８、
は停止し、上動機構は、元の体制に戻る。

【００１４】チエン材２４、を用いて、引き上げる方式
の実施例を記します。図６、に示すのは、利用者の利用
状態の斜視図にして、手すり材１、の中には結合板２
７、が通れる棚板があつて、チエン２４材の水平移行を
保って、電源開閉スイッチの開閉が、出来るように成っ
てのを、図９、にしめして有る、手すり材１、の両端位
置にチエン材２４、をスプロケット２５、にて張設して
ある。チエン材２４には、、結合板２７、下位部がチエ
ン軸ピン２８、で取り付け、更に軸ピンには、滑車３
１、か両端にあります。結合板２７、上位部は案内溝２
９を出て、突型ニギリ材２６、に固定される、突型ニギ
リ材２６、には、手すり材１、との接触を、滑めらかに
する為、図９が示す様滑車３２、を前後に設けられてい
る。

【００１５】第８図は、利用者が本引き上げ機を利用さ
れてる、側面の１部切り欠かれた図にして突型ニギリ材
２６、は複数個チエン材２４、に装着され、１方が終端
に至ると、自動停止し、他方のニギリ材２６、は始端の
位置で待機して、次ぎの利用者、はスタートスイッチ３
３、を押すと、リレー３４、はホールドし、モーター１
８、は始動し、利用者は、手荷物を掛けニギリ材２６、
を握って、自分の体調に合わせて上動・停止を決め、昇
段します。スイッチ機構は、第９図に示す、開閉片３
５、を押すと開閉軸３６、が開閉板３７、のスイッチを
ＯＮにし、モーターを始動させる。

【００１６】第８図の左端の、スプロケット２５、の回
動により、突型ニギリ材も回り、その際、手など挟まれ
ないよう、押し出す構造にして、又入り目は軟質エンビ
材１８て、触れると、モーターは停止、センサーなど設
置し、危険防止を図る。

【発明の効果】老齢に達し、病気その他で体力が衰えて
いる、方々の階段の昇段を、電動力で、引き上げて、平
坦地並の労力で、手荷物と昇段出来る、発明の効果。

【図面の簡単な説明】

【図１】利用者が、荷物と共に本発明装置で、引き上げ
られてる図

【図２】図１のＡ−Ａ断面図

【図３】ニギリ柄、の待機している上視図

【図４】斜動体、付近の関係断面図

【図５】Ｂ−Ｂ断面の電動機構図

【図６】チエン部材で、引き上げの利用状態の、斜視図

【図７】第８図の突型ニギリ付近の − 断面図

【図８】チエン方式、の作動、側面図

【図９】突型ニギリ、の構造と、チエンとスイッチとの
関係図

【符号の説明】

１、手すり材 ２、建物への取り付け金具 ３、ニギリ柄 ４、滑車 ５、斜動体 ６、案内レール ７、支持軸 ８、滑車軸 ９、ニギリ柄基板 １０、スイッチ開閉板 １１、案内溝 １２、開閉軸 １３、ワイヤー １４、開閉板凹部 １５、マイクロスイッチ １６、ニギリ柄スイッチ １７、停止片 １８、モーター １９、ソルノイド ２０、クラッチ機構 ２１、ばね材 ２２、プーリー ２３、スプロケット支持軸 ２４、チエン材 ２５、スプロケット ２６、突型ニギリ ２７、結合板 ２８、軟質エンビ材 ２９、案内溝 ３０、電動機能ケース ３１、手すり内滑車 ３２、突型ニギリ、内滑車 ３３、スタート・スイッチ ３４、リレー ３５、スイッチ開閉片 ３６、開閉軸 ３７、開閉板

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】階段、の手すり材中に、人体、電動引き上
   げ装置、を組み入れ手すり材に、沿った案内溝より、任
   意、自在に突出させた、ニギリ部材を、ワイヤー・ チ
   エン等の引き上げ部材を使用して、電動力で、ニギリ部
   材を握った利用者、及び手荷物を引き上げ、平坦地並の
   歩行労力で昇段、出来る事を特徴とした、電動人体引き
   上げ装置。
2. 【請求項２】握り部材内に、電動力モーターと連なる、
   電気回路を設け、握り乍ら開閉出来る、スイッチ機構を
   装置し、必要に応じて昇段を、停止出来る。