JP3064611U - 鍋蓋の万能開閉装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 料理の途中で鍋蓋の開閉する場合、鍋蓋を取
って別の場所に置くのではなく、鍋の上で持ち上げるだ
けで簡単に開閉できるようにして、料理確認をする際の
負担を少なくする。 【解決手段】 鍋内側指示重り（Ａ）が鍋の中に入り、
鍋外側指示重り（Ｃ）が鍋の外になるように、重り固定
バンド（Ｃ）を鍋本体（Ｇ）の縁にのせて、鍋蓋（Ｈ）
の重さで挟み、取手（Ｆ）を引くことにより、取手固定
ゴム（Ｄ）がのばして取手固定部（Ｅ）を、鍋蓋取手
（Ｉ）に固定します。この状態で取手（Ｆ）を上げ下げ
することにより、鍋蓋（Ｈ）開閉を重り固定バンド
（Ｃ）を支点としておこなうことが可能である。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、鍋による煮物等をしているとき、途中で鍋蓋を開けて確認したい場 合、鍋蓋の裏側についている水滴が、鍋以外の外部に落ちることがなく、かつ取 手部分を鍋から離して置き、使用するときに取手を設定すれば、熱い鍋蓋に手を 直接触れる必要がなく、重い鍋蓋でも簡単に開閉できる。

【０００２】

【従来の技術】

従来の方法として、熱い鍋蓋取手を布巾等でガードして開ける必要があり、重 い蓋の時は外に立てかけていたため、蓋の水滴が外に落ちるのに気を使う必要が ありました。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

この考案は、鍋の中を覗くだけなら、鍋のサイズに関係なく、簡単に鍋蓋の開 閉ができるようにしたものである。

【０００４】

【課題を解決する手段】

この考案を図面にもとずいて説明すると、鍋蓋（Ｈ）を閉じる前に、鍋内側指 示重り（Ａ）を鍋本体（Ｇ）の中に入れてから蓋をします。蓋をすることにより 薄く自由に曲がる材料で作られた、重り固定バンド（Ｃ）で結ばれた鍋外側指示 重り（Ｂ）が鍋の外側に固定されるので、そのまま取手（Ｆ）を引っ張ることに より取手固定ゴム（Ｄ）を鍋蓋サイズに合わせてのばし、取手固定部（Ｅ）を鍋 蓋取手に固定して設定を終了します。鍋蓋（Ｈ）を開ける時は、取手（Ｆ）を上 に上げることにより、鍋の内外にある指示重りで指示された鍋蓋端面を支点とし て回転します。

【０００５】

【作用】

鍋蓋開閉にための取手を長くすることにより、弱い力でも開閉できるようにな ると同時に、鍋に加工を加える必要がなく、磁石等を使用していないため鍋の材 料も選ばないため、あらゆる鍋に使用することができます。

【０００６】

【実施例】

実施例としては、特に重い鍋蓋に使用して、頻繁に鍋蓋を開閉する、煮物料理 等に使用すると、体力的にも疲れることなく、煮物料理が可能になります。

【０００７】

【考案の効果】

本考案は、鍋のサイズに関係なく、簡単に設定できるため、蓋の開閉による火 傷を少なくできると同時に、鍋の周りを鍋蓋の置き場として使用しないため、台 所周りをきれいに効率よく使用できるようになります。

【図面の簡単な説明】

【図１】図はこの考案を使用した構造で、平面図と側面
図である。

【図２】この考案の構造で、平面図と側面図である。

【符号の説明】

Ａ．鍋内側指示重り Ｂ．鍋外側指示重り Ｃ．重り固定バンド Ｄ．取手固定ゴム Ｅ．取手固定部 Ｆ．取手 Ｇ．鍋本体 Ｈ．鍋蓋 Ｉ．鍋蓋取手

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 鍋本体（Ｇ）と鍋蓋（Ｈ）の結合部に挟
   まれる、重り固定バンド（Ｃ）で鍋の内側に鍋内側指示
   重り （Ａ）を鍋の外側に鍋外側指示重り（Ｂ）を結び
   つけ、鍋蓋取手（Ｉ）に取手固定ゴム（Ｄ）と取手固定
   部（Ｅ）により、取手（Ｆ）が鍋内・外側指示重り（Ａ
   ・Ｂ）の反対側に固定されるようにして、取手（Ｆ）に
   より鍋蓋（Ｈ）端面を支点に開閉ができるようにした装
   置。