JP3078783U - 履き物用中敷き - Google Patents

履き物用中敷き

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JP3078783U
JP3078783U JP2000008592U JP2000008592U JP3078783U JP 3078783 U JP3078783 U JP 3078783U JP 2000008592 U JP2000008592 U JP 2000008592U JP 2000008592 U JP2000008592 U JP 2000008592U JP 3078783 U JP3078783 U JP 3078783U
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秀雄 西本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本考案は藁やいぐさ等の天然素材の利用によ
り自然な風合いとともに、吸放湿性、保温性と消臭性、
抗菌作用の効果が得られ、靴の中敷を提案して使用者の
快適性を得るようにすることを目的とする。 【解決手段】 藁及びいぐさ等の天然繊維1と基布2で
構成され、更に天然繊維1と基布2を縫合して積層素材
図3を作り、中敷の型を打ち抜き加工する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】 本考案は藁等の天然素材の持つ、吸放湿性、保温性 、消臭性、抗菌性等を活用し、履物の中敷としての素材作りと製造方法に関する ものである。
【0002】
【従来の技術】従来より種々の材質を用いた靴の中敷が提案されているが、長時 間、靴を履き続けると、靴の内部が湿度等により、ムレたり、べとつき易く、し いては雑菌が繁殖し、不快な臭いが発生する。そのため、脱臭、消臭加工をした 靴の中敷が提案されている。例えば活性炭、銅イオンを利用した種々の提案がな されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】 ところが上述した様な従来の種々の中敷は特 殊な素材を使用するため、コストが高い割に機能性に一長一短があり、環境汚染 の点からも問題があった。
【0004】 本考案者は天然素材である藁、いぐさ等、独自に持っている特性、すなわち吸放 湿性、保温性、消臭性、抗菌性を活用し足をいつも快適に保持し、環境にも優し い素材の製造方法とそれによる履物の中敷を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】 本考案は藁及びいぐさ等の天然繊維を布状図1 に加工し、それを基布図2と縫合することにより履物の中敷としての素材を得る ことが出来る。
【0006】抜型により裁断、サイズ、形状等自由に調整出来、抜型により、い つも安定した型が得られる。
【0007】
【考案実施の形態】藁又はいぐさをひとつの繊維としてとらえ、まず織布状図1 にする。
【0008】織布状図1と基布2を起毛面3を中合わせにして縫合し積層素材図 3にする。
【0009】出来た素材を型抜きにより中敷5を得る。
【0010】天然素材の藁等を用いることにより、一般の化学物質等の使用のも のより数倍の吸放湿性、保温性と消臭、抗菌効果が得られる。
【0011】
【実施例】本考案による靴の中敷の製造の実施例を工程順に説明する。
【0012】織布状図1においては藁を布状シートにする。
【0013】基布図2においては不織布又は基布状になるものを片面起毛、綿状 に加工する。起毛することにより製品に弾力を与え外部からの衝撃を和らげる効 果をもたらす。
【0014】次に織布状図1と基布図2を起毛面3を中合わせにし、縫合4にし て積層素材にする。縫合模様4は自由に選ぶことが可能で、それにより歩行時の 安定性を得る。
【0015】サイズ、形状等は抜型5により自由に調整出来る。
【0016】耐久性と安定性をもたらすため、縁回りを細布等で巻き縫い、6に より縁取りする。
【0017】履物の中敷以外にも、車用シート、クッション、座布団、枕、床ず れ予防マット等幅広く利用出来る。本考案はこの実施例に限定されるものではな い。
【0018】
【考案の効果】このように天然繊維、特に藁自身の持つ吸放湿性と適度な弾性、 繊維の自然な凹凸により歩行時の押圧式刺激で血行が良くなり、保温効果にもな り、ムレたり、べとつきがなく、足元をいつも快適に保持することが出来る。
【0019】安価で資源の有効利用と環境保全の面からも優れた効果が得られる 。また、本考案は土中に埋めても分解し、環境にも優しく、使い捨て使用にも最 適である。
【提出日】平成13年1月26日(2001.1.26)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】 【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、藁やいぐさ等の天然素材の持つ吸放湿性、保温性、消臭性、抗菌性 等を活用し中敷に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より種々の材質を用いた靴の中敷が提案されているが、長時間靴を履き 続けると、靴の内部が湿度等によりムレたり、べとついたり、しいては雑菌が繁 殖し不快な臭いが発生する。このため、脱臭、消臭加工した靴の中敷きがこれま でから 種々提案されている。例えば活性炭や銅イオンを用いたものが提案されて いる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の中敷は特殊な素材を用いるためコストが高 い割に機能面で一長一短があった。また、環境汚染の点からも問題があった。
【0004】 本考案はこのような従来の問題に鑑みてなされたものであり、いぐさ等の天然繊維が 独自に持っている特性、すなわち吸放湿性、保温性、消臭性、抗菌性 等を活用し、足をいつも快適に保持し、環境にも優しい素材による履中敷 を提供することをその目的とするものである
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案によれば、藁及びいぐさ等の天然繊維と片面が綿状に起毛した基布シー とを縫合した積層素材で形成されていることを特徴とする履き物用中敷きが提 供される
【0006】 本考案の履き物用中敷きは、抜型による製造方法により裁断、サイズ、形状な どを自由に調整でき、またいつも安定した型が得られる。
【0007】
【考案の実施の形態】
藁又はいぐさをひとつの繊維としてとらえ、まず図1に示すような織布状にす る。
【0008】 次に、図1に示すような織布状にした繊維1と図2に示すような基布シート2 とを、基布シート2の起毛3を中合わせにして縫合して積層素材とする図3に 積層素材の一例を示す斜視図を示す。
【0009】 このようにして作製した積層素材を型抜きして本考案の履き物用中敷5を得 る。
【0010】 本考案の履き物用中敷きでは天然素材の藁などを用いているので、一般の化学 物質などを使用した従来の中敷きより数倍の吸放湿性、保温性、消臭性、抗菌性 が得られる。
【0011】
【実施例】
本考案に係る履き物用中敷き製造例を工程順に説明する。
【0012】 図1に示すように藁を織布状にする。
【0013】 図2に示すように、不織布又は基布状になる基布シート2の片面起毛綿状 に加工する。起毛させることにより製品に弾力性を与え外部からの衝撃を和らげ る効果をもたらす。
【0014】 次に、図1の織布状にした藁と、図2の基布シートとを起毛面を中合わせにし 縫合し積層素材にする。縫合模様4は自由に選ぶことが可能で、それにより歩 行時の安定性を得る。
【0015】 履き物用中敷きのサイズ、形状などは抜型5(図4に図示)により自由に調整でき る。
【0016】 中敷きの耐久性と安定性をもたらすために、図5に示すように中敷きの縁周り を細布等で巻き縫いし縁取り6をしてもよい
【0017】 履き物の中敷き以外にも、車用シート、クッション、座布団、枕、床ずれ予防 マット等幅広く利用できる。本考案はこの実施例に限定されるものではない。
【0018】
【考案の効果】
本考案の履き物用中敷きによれば、このように天然繊維、特に藁などの持つ吸 放湿性と適度な弾性、繊維の自然な凹凸により歩行時の押圧式刺激で血行がよ くなり、保温効果も得られ、ムレたり、べとつきがなくなり、足元をいつも快適 に保持することができる。
【0019】 また、安価で資源の有効利用と環境保全の面からも優れた効果が得られる。 して本考案の履き物用中敷きは 土中に埋めても分解し、環境にも優しく、使い捨 て使用にも最適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の藁又はいぐさを織布状にした斜視図で
ある。
【図2】本考案の基布を片面起毛、綿状にした斜視図で
ある。
【図3】本考案の織布と基布を縫合し積層した斜視図で
ある。
【図4】本考案の靴の中敷を抜型により、裁断した状態
の説明図である。
【図5】本考案の靴の中敷の縁回りを縫い止めした状態
の平面図である。
【図6】本考案の素材の断面図である。
【符号の説明】
1. 藁及びいぐさ等の天然繊維 2. 基布 3. 基布に片面起毛 4. 図1、図2の縫合した状態 5. 型抜きの状態 6. 中敷の縁回りを縫止めした状態
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年1月26日(2001.1.2
6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【考案の名称】 履中敷
【実用新案登録請求の範囲】
【図面の簡単な説明】
【図1】藁又はいぐさを織布状にしたものの斜視図であ
る。
【図2】片面を起毛し綿状にした基布シートの斜視図で
ある。
【図3】図1の織布状の藁又はいぐさ図2の基布シー
とを縫合し積層素材の斜視図である。
【図4】本考案の履き物用中敷きを抜型により裁断した
状態の説明図である。
【図5】履き物用中敷きの縁周りを縫い止めした状態の
平面図である。
【図6】本考案で用いる積層素材の断面図である。
【符号の説明】 1 藁及びいぐさ等の天然繊維 2 基布シート 3 起毛 4 縫合模様 抜型 縁取り

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 藁及びいぐさ等の天然繊維1と片面綿状
    に起毛した基布シート2で構成され、更にそれを縫合し
    積層素材図3が形成されていることを特徴とする履物用
    の中敷。
  2. 【請求項2】藁及びいぐさ等の天然素材図1と基布シー
    ト図2とを縫合し、積層素材図3を得て、その素材を抜
    型5により型抜きし、その縁回りを巻き縫い等6で縁取
    りすることを特徴とする履物用中敷の製造方法。
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