JP3078670U - 靴下洗濯用具 - Google Patents

靴下洗濯用具

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JP3078670U JP2000009253U JP2000009253U JP3078670U JP 3078670 U JP3078670 U JP 3078670U JP 2000009253 U JP2000009253 U JP 2000009253U JP 2000009253 U JP2000009253 U JP 2000009253U JP 3078670 U JP3078670 U JP 3078670U
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socks
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すが子 葛西
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  • Accessory Of Washing/Drying Machine, Commercial Washing/Drying Machine, Other Washing/Drying Machine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡便な構成でありながら、靴下の頑固な汚れ
を簡単に落とすことができる靴下洗濯用具を提供する。 【解決手段】 表面全体に突起が設けられた略円筒形状
の靴下洗濯用具10に靴下30を被せ、全体を洗面器3
6内で洗剤などに浸す。そして、片手で靴下30を被せ
た靴下洗濯用具10を支え、他方の手でタワシ38を用
いて擦る。つま先32や踵34などの汚れのひどい部分
については、当該部分が靴下洗濯用具10の先端10B
もしくは膨らみ部10Cとなるように靴下30をずらし
て洗濯する。靴下30を略円筒状に広げた状態でタワシ
38で擦ることにより、つま先32や踵34などの汚れ
のひどい部分も少量の力で簡単に洗濯できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、靴下の洗濯に利用される靴下洗濯用具に関するものである。
【0002】
【背景技術と考案が解決しようとする課題】
従来の洗濯機による洗濯方法では、靴下のつま先や踵などの特に汚れのひどい 部分に関しては、十分に綺麗にすることができない。そのため、汚れのひどい部 分については、手揉み洗いをするか、タワシやブラシなどの用具を用いて擦り洗 いをする方法がとられている。しかしながら、手揉み洗いは力を必要とするため 、洗濯する靴下の量が多い場合には大変な作業となる。また、タワシやブラシな どの用具を用いる方法も、平面部分には都合がよいが、つま先や踵などの布地が 立体的な部分では、十分に汚れを落とすことはできない。
【0003】 本考案は、以上の点に着目したもので、その目的は、簡便な構成でありながら 、靴下の頑固な汚れを簡単に落とすことができる靴下洗濯用具を提供することで ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本考案は、靴下を被せられて靴下内に収納される靴 下洗濯用具であって、全体が略円筒形状に形成されており、その表面全体に突起 が設けられたことを特徴とする。主要な形態の一つは、前記靴下洗濯用具の先端 が閉口しており他端が開口したことを特徴とする。他の形態は、前記靴下洗濯用 具の先端に、少なくとも一つの水抜き孔を設けたことを特徴とする。他の形態は 、前記靴下洗濯用具の側面の少なくとも一箇所に膨出形状を形成したことを特徴 とする。更に他の形態は、前記膨出形状が靴下の踵に当たる部分であることを特 徴とする。更に他の形態は、前記靴下洗濯用具の開口した端部近傍に、該靴下洗 濯用具を吊下げるための吊下げ穴を設けたことを特徴とする。
【0005】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態について詳細に説明する。図1には、本考案にかか る靴下洗濯用具の一実施形態の全体図が示されている。図1(A)は、斜視図で あり、その#1−#1線に沿った断面が同図(B)に示されている。
【0006】 これらの図に示すように、靴下洗濯用具10は、全体が円筒を足型状に少し潰 した形状をしており、一端10Aが開口し、先端10Bが閉口している。そして 、開口18近傍の側面には、踵に沿った膨らみ部10Cが形成されており、閉口 した先端10Bには、水抜き孔16が略十字状に5箇所設けられている。水抜き 孔16の径は、例えば5mmに設定されている。また、靴下洗濯用具10の表面 12には、略半球形状の突起14が全体に設けられている。該突起14の大きさ は、例えば直径5mm,高さ2mmに設定されており、互いに隣接する突起14 同士の間隔が例えば5mmになるように配置されている。
【0007】 更に、開口18付近の対向する側面には、略半月形状の吊下げ穴20が2箇所 設けられている。このような構成の靴下洗濯用具10には、軽くて丈夫であり、 かつ使用時に力を加えても凹まないという観点から、例えば、硬質プラスチック などが好適であり、一体成型などによって所定形状に仕上げられる。
【0008】 靴下洗濯用具10の大きさとしては、靴下の大人用,子供用の各種サイズに合 わせて、適宜の大きさとしてよい。例えば、大人用の靴下を洗う洗濯用具10の 場合、踵の膨らみ部10Cから先端10Bまでを18〜20cm程度,膨らみ部 10Cから開口18までを6〜8cm程度,#2−#2線に沿った断面の相当径 を8〜10cm程度とする。子供用の場合、踵の膨らみ部10Cから先端10B までを10〜15cm程度,膨らみ部10Cから開口18までを2〜5cm程度 ,#2−#2線に沿った断面の相当径を3〜6cm程度とする。
【0009】 次に、図2を参照しながら、本実施形態の作用を説明する。図2には、本実施 形態の靴下洗濯用具10を利用して、靴下30を洗濯する様子が示されている。 まず、靴下30を洗濯用具10に履かせる。別言すれば、靴下30のつま先32 から足首部分に収まるように、前記靴下洗濯用具10を靴下30内に納める。
【0010】 そして、同図(A)に示すように、洗面器36内で、洗剤液に靴下30と靴下 洗濯用具10の全体を浸すか、あるいは水又はお湯に浸したあとに石鹸などをつ ける。次に、同図(B)に示すように、一方の手で靴下30を被せた靴下洗濯用 具10を支え、他方の手でタワシ38を用いて、例えば矢印F2方向に擦ること によって靴下30を洗濯する。
【0011】 このとき、つま先32や踵34などの汚れのひどい部分については、必要に応 じて洗濯しやすいように、内部の靴下洗濯用具10に対する靴下30の位置をず らすようにする。例えば、靴下洗濯用具10の先端10Bに汚れのひどい部分を 位置させて擦ってもよいし、膨らみ部10C上に汚れのひどい部分をあてて擦る ようにしてもよい。あるいは、靴下洗濯用具10の平坦部分に靴下30の汚れた 部分が位置するようにし、洗濯板と同様にして洗濯するようにしてもよい。
【0012】 このように靴下30を靴下洗濯用具10で略円筒状に広げた状態でタワシ38 で擦ることにより、靴下30の全体をくまなく洗うことができる。また、靴下洗 濯用具10の表面12に設けた突起14により、汚れが効果的に落ちるようにな るとともに、洗濯中の靴下30のずれが効果的に防止される。また、突起14に よって靴下30の内側も同時に擦られるため、表裏両面が同時に洗濯される。
【0013】 洗濯が終了した後は、靴下洗濯用具10から靴下30を脱がせる。すなわち、 靴下30の内部から前記靴下洗濯用具10を取り出す。このとき、靴下洗濯用具 10内の洗濯水は、水抜き孔16から排出される。使用後の靴下洗濯用具10は 、側面の吊下げ穴20を、壁などに打込まれた釘(図示せず)に掛けることによ って保管する。また、吊下げ穴20に紐を取り付けてぶら下げるようにしてもよ い。このとき、一つの吊下げ穴20に紐を取り付けてもよいし、二つの吊下げ穴 20を両方通すように紐を取り付けてもよい。また、必要に応じて、開口18か らブラシなどを入れて靴下洗濯用具10の内部を洗浄することもできる。
【0014】 以上のように、本実施形態によれば、次のような効果が得られる。 (1)表面に突起14を設けた靴下洗濯用具10に靴下30を被せて、靴下内部 に洗濯用具を収納し、そしてタワシ38で靴下30を擦ることとしたので、つま 先32や踵34などの汚れのひどい部分も簡単に洗濯することができる。また、 突起14により、裏表両面を同時に洗うこともできる。 (2)水抜き孔16を設けることとしたので、靴下洗濯用具10の水切れをよく し、常に清潔に保つことができる。 (3)吊下げ穴20を設けることとしたので、未使用時の保管に便利である。
【0015】 本考案には数多くの実施形態があり、以上の開示に基づいて多様に改変するこ とが可能である。例えば、次のようなものも含まれる。 (1)靴下洗濯用具の全体の大きさや、膨らみ部の位置,形状については、全体 が膨らんだ形状であれば、必要に応じて適宜変更してよい。また、色彩や模様な どについても、必要に応じて適宜変更してよい。 (2)前記形態における靴下洗濯用具表面に設ける突起の大きさ,数,配置は一 例であり、必要に応じて適宜変更してよい。しかし、特に形状については、先端 が曲面の丸い形状であるほうが、靴下の布地を傷めないので都合がよい。 (3)前記形態における靴下洗濯用具について示した大きさの数値も一例であり 、必要に応じて適宜変更してよい。また、水抜き孔の径,数,配置も一例であり 、必要に応じて適宜変更してよい。水抜き孔を設ける部位も、先端以外の部位と することを妨げるものではない。 (4)前記形態では、吊下げ穴の形状を半月形状としたが、必要に応じて各種形 状に変更可能である。また、吊下げ穴に紐をつけておくことにより、靴下内部に 収納した靴下洗濯用具を簡単に取り出すことができる。
【0016】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、表面全体に突起を設けた靴下洗濯用具 に靴下を被せ、靴下の表面をタワシなどを用いて擦ることとしたので、つま先や 踵などの汚れのひどい部分も少量の力で簡単に洗濯できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施形態の全体を示す図である。
【図2】前記形態の使用時の状態を示す図である。
【符号の説明】
10…靴下洗濯用具 10A…一端 10B…先端 10C…膨らみ部 12…表面 14…突起 16…水抜き孔 18…開口 20…吊下げ穴 30…靴下 32…つま先 34…踵 36…洗面器 38…タワシ

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 靴下を被せられて靴下内に収納される靴
    下洗濯用具であって、 全体が略円筒形状に形成されており、その表面全体に突
    起が設けられたことを特徴とする靴下洗濯用具。
  2. 【請求項2】 前記靴下洗濯用具の先端が閉口しており
    他端が開口したことを特徴とする請求項1記載の靴下洗
    濯用具。
  3. 【請求項3】 前記靴下洗濯用具の先端に、少なくとも
    一つの水抜き孔を設けたことを特徴とする請求項2記載
    の靴下洗濯用具。
  4. 【請求項4】 前記靴下洗濯用具の側面の少なくとも一
    箇所に膨出形状を形成したことを特徴とする請求項1〜
    3のいずれかに記載の靴下洗濯用具。
  5. 【請求項5】 前記膨出形状が靴下の踵に当たる部分で
    あることを特徴とする請求項4記載の靴下洗濯用具。
  6. 【請求項6】 前記靴下洗濯用具の開口した端部近傍
    に、該靴下洗濯用具を吊下げるための吊下げ穴を設けた
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の靴下
    洗濯用具。
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