JP3078292B2 - 通話電流供給方式 - Google Patents
通話電流供給方式Info
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- JP3078292B2 JP3078292B2 JP01157194A JP15719489A JP3078292B2 JP 3078292 B2 JP3078292 B2 JP 3078292B2 JP 01157194 A JP01157194 A JP 01157194A JP 15719489 A JP15719489 A JP 15719489A JP 3078292 B2 JP3078292 B2 JP 3078292B2
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- Japan
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- telephone
- power supply
- extension telephone
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Description
【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は規定電圧によりバッテリを浮動充電しつつ直
流荷電される電話交換器の局線端子に直接接がれた加入
者外線電話器を親器として、宅内に複数の内線子電話器
を設けてなる通話システムにおいて、上記子電話器同志
或は子電話器と親器との通話時の宅内子電話器に対して
通話電流を給電するための方式に関する。
流荷電される電話交換器の局線端子に直接接がれた加入
者外線電話器を親器として、宅内に複数の内線子電話器
を設けてなる通話システムにおいて、上記子電話器同志
或は子電話器と親器との通話時の宅内子電話器に対して
通話電流を給電するための方式に関する。
「従来の技術」 一般に電話回線に対する直流電流供給は、音声信号に
対して高インピーダンスを呈し、直流に対しては低抵抗
になるようなコイルを介して行なわれ、音声信号は回線
と直接に大容量で高耐圧のコンデンサを介して重畳させ
る方法に依拠している。
対して高インピーダンスを呈し、直流に対しては低抵抗
になるようなコイルを介して行なわれ、音声信号は回線
と直接に大容量で高耐圧のコンデンサを介して重畳させ
る方法に依拠している。
また別の方法では、演算増幅器などからなる直流定電
圧回路から供給する直流バイアス電圧を設定し、コンデ
ンサを介して結合する音声信号によってバイアスを交流
的に変化させることが行なわれている。
圧回路から供給する直流バイアス電圧を設定し、コンデ
ンサを介して結合する音声信号によってバイアスを交流
的に変化させることが行なわれている。
ところで従来の通話用電流の供給回路においては、磁
化特性の飽和を招来せぬように磁束密度を低く抑えた余
裕のあるコイルとコンデンサとが用いられており、これ
らはいづれも集積化技術の適用しえない部品であるがた
め、回路全体の大型化は免がれず、電話交換機がデジタ
ル化に移行しつつあるとき広範にして多様な通信サービ
スに多出力大容量の電源容量が要求されることになる。
化特性の飽和を招来せぬように磁束密度を低く抑えた余
裕のあるコイルとコンデンサとが用いられており、これ
らはいづれも集積化技術の適用しえない部品であるがた
め、回路全体の大型化は免がれず、電話交換機がデジタ
ル化に移行しつつあるとき広範にして多様な通信サービ
スに多出力大容量の電源容量が要求されることになる。
電話交換機に対しては元来、商用電源から直流変換器
(定電圧整流器)を介して−48ボルトの起電力を備えた
バッテリに浮動充電しつつ局線端子に接がる各電話器に
対し夫夫20〜120ミリアンペア程度の直流を給電してい
るため、端末機器への給電に直流48ボルトを目標として
システムの設計が行なわれてきた。
(定電圧整流器)を介して−48ボルトの起電力を備えた
バッテリに浮動充電しつつ局線端子に接がる各電話器に
対し夫夫20〜120ミリアンペア程度の直流を給電してい
るため、端末機器への給電に直流48ボルトを目標として
システムの設計が行なわれてきた。
「発明が解決しようとする問題点」 従って低圧例えば5乃至12ボルト程度の荷電電圧を付
勢してオフフック可能な家庭用電話器(ホームテレホ
ン)や親子電話の子電話器のような内線電話器を親電話
器を介して使用する場合に、48ボルト出力のスイッチン
グ方式のACアダプタを用いたのでは、48V出力に見合っ
た電源回路設計をしておく必要があり、ヒートシンクに
ついてみても48ボルト仕様を満足させた大型のものを付
設しておかなくてはならず、全体の総合効率が著るしく
低くなるばかりか、電源としての幾何的容積、重量とも
に嵩ばるものとなり不経済を免がれなかった。
勢してオフフック可能な家庭用電話器(ホームテレホ
ン)や親子電話の子電話器のような内線電話器を親電話
器を介して使用する場合に、48ボルト出力のスイッチン
グ方式のACアダプタを用いたのでは、48V出力に見合っ
た電源回路設計をしておく必要があり、ヒートシンクに
ついてみても48ボルト仕様を満足させた大型のものを付
設しておかなくてはならず、全体の総合効率が著るしく
低くなるばかりか、電源としての幾何的容積、重量とも
に嵩ばるものとなり不経済を免がれなかった。
「問題点を解決するための手段」 本発明は前記の障害を払拭するために、交換機端子電
圧が荷電された電話局線端子に直接接がれた親電話器等
の加入者外線電話に対して直流48ボルト出力が荷電さ
れ、ホームテレホンのような内線電話器に対しては低圧
の5乃至12ボルト程度の直流出力により給電されるよう
に上記内線子電話器のオフフックに応じて低圧入力高圧
出力コンバータから通電しうるようにした通話電流の供
給方式を得んとするものである。
圧が荷電された電話局線端子に直接接がれた親電話器等
の加入者外線電話に対して直流48ボルト出力が荷電さ
れ、ホームテレホンのような内線電話器に対しては低圧
の5乃至12ボルト程度の直流出力により給電されるよう
に上記内線子電話器のオフフックに応じて低圧入力高圧
出力コンバータから通電しうるようにした通話電流の供
給方式を得んとするものである。
以下に図面により本発明の方式につき詳説する。
「実施例」 第1図は本発明の通話電流供給方式を実施した説明の
ための回路結線図であり、1は送受話器の取上げにより
通電電流つまりオフフック状態を検知するためのフォト
カプラを備えるオフフック検出器、2は第2図に詳記す
るように上記オフフックの検出に基いて電話器に対し、
低圧入力高出力コンバータの起動を司どる発振器を内蔵
した制御ユニット、Q1,Q2はトランジスタ、D2は定電圧
ダイオード、Dはダイオード、INVは逆変換素子として
のインバータ、R1〜R8は抵抗器、T1は子電話器を接ぐ出
力端子、T2は別置の上記直流低圧入力電源(5〜12V)
の入力端子である。
ための回路結線図であり、1は送受話器の取上げにより
通電電流つまりオフフック状態を検知するためのフォト
カプラを備えるオフフック検出器、2は第2図に詳記す
るように上記オフフックの検出に基いて電話器に対し、
低圧入力高出力コンバータの起動を司どる発振器を内蔵
した制御ユニット、Q1,Q2はトランジスタ、D2は定電圧
ダイオード、Dはダイオード、INVは逆変換素子として
のインバータ、R1〜R8は抵抗器、T1は子電話器を接ぐ出
力端子、T2は別置の上記直流低圧入力電源(5〜12V)
の入力端子である。
第1図においてトランジスタQ2の非導通時には第2図
の制御ユニット2内の発振器は動作を停止しており、上
記ダイオードDの出力側には電源電圧DC5〜12ボルトが
加わり、トランジスタQ1に印加される。
の制御ユニット2内の発振器は動作を停止しており、上
記ダイオードDの出力側には電源電圧DC5〜12ボルトが
加わり、トランジスタQ1に印加される。
今、電流供給する電話器をオフフックすると、回線に
5〜12ボルト程度の低電圧が印加されているために電話
器としての動作はしなくても、僅かに電流が通流しオフ
フック検出器が駆動される。
5〜12ボルト程度の低電圧が印加されているために電話
器としての動作はしなくても、僅かに電流が通流しオフ
フック検出器が駆動される。
するとフォトカプラPCを介してオフフック検出信号が
インバータINVの出力を“L"から“H"に転換しトランジ
スタQ2を導通するので、抵抗器5,6により分圧された電
圧が第2図における制御用ユニットのピンに加えられ
て、基準安定化調整器STの基準電圧に達するまで発振器
が作動し、高圧のDC48ボルト出力を保持してトランジス
タQ1に荷電される。ここにトランジスタQ1は定電流を送
出する上記基準安定化調整器、ツュナダイオードD2の値
により電話器の動作電流から設定される。
インバータINVの出力を“L"から“H"に転換しトランジ
スタQ2を導通するので、抵抗器5,6により分圧された電
圧が第2図における制御用ユニットのピンに加えられ
て、基準安定化調整器STの基準電圧に達するまで発振器
が作動し、高圧のDC48ボルト出力を保持してトランジス
タQ1に荷電される。ここにトランジスタQ1は定電流を送
出する上記基準安定化調整器、ツュナダイオードD2の値
により電話器の動作電流から設定される。
従って電話器をオフフックした時のみ低圧入力高出力
コンバータから高圧(48ボルト)を供給し、オンフック
時には低圧(5〜9ボルト)に切換えられる。
コンバータから高圧(48ボルト)を供給し、オンフック
時には低圧(5〜9ボルト)に切換えられる。
ここに第2図について説明すると、はスイッチング
用トランジスタQ3のコレクタ極、は同上トランジスタ
のエミッタ極の夫夫端子であり、は発振周期を決める
コンデンサC2に接続される端子、は接地端子、は出
力電圧監視端子、は電源入力端子、は発振器の電源
端子、はトランジスタQ1を駆動するトランジスタQ2の
コレクタ端子である。
用トランジスタQ3のコレクタ極、は同上トランジスタ
のエミッタ極の夫夫端子であり、は発振周期を決める
コンデンサC2に接続される端子、は接地端子、は出
力電圧監視端子、は電源入力端子、は発振器の電源
端子、はトランジスタQ1を駆動するトランジスタQ2の
コレクタ端子である。
「効 果」 かくて本発明による通話電流供給方式によれば低圧入
力高圧出力電源を簡単且つ小型化された回路によって内
線子電話器のオンフック、オフフックに応じ切換えて通
話電流を供給し、或は多様な通信サービスに要求される
直流電源としも兼用することができるので電話回線にお
ける無駄な電力消費が極力抑制されて宅内子電話器を安
定に作動させることができ、部品点数を低減させること
ができて小型軽量且つ経済性をも満足させることができ
る。
力高圧出力電源を簡単且つ小型化された回路によって内
線子電話器のオンフック、オフフックに応じ切換えて通
話電流を供給し、或は多様な通信サービスに要求される
直流電源としも兼用することができるので電話回線にお
ける無駄な電力消費が極力抑制されて宅内子電話器を安
定に作動させることができ、部品点数を低減させること
ができて小型軽量且つ経済性をも満足させることができ
る。
第1図は本発明を実施する主回路構成図、第2図は第1
図における制御用ユニット内部の詳細を含む低圧入力高
出力コンバータの構成を示す図である。 Q1,Q2,Q3,Q4:トランジスタ、R1,〜R8:抵抗器、1:オフフ
ック検出器、2:制御用ユニット、T1:出力端子、T2:直流
低圧入力電源端子、D2:定電圧ダイオード、PC:フォトカ
プラ、L:コイル
図における制御用ユニット内部の詳細を含む低圧入力高
出力コンバータの構成を示す図である。 Q1,Q2,Q3,Q4:トランジスタ、R1,〜R8:抵抗器、1:オフフ
ック検出器、2:制御用ユニット、T1:出力端子、T2:直流
低圧入力電源端子、D2:定電圧ダイオード、PC:フォトカ
プラ、L:コイル
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−81757(JP,A) 特開 昭62−60464(JP,A) 特開 昭56−161750(JP,A) 特開 昭61−284194(JP,A) 特開 昭60−260267(JP,A) 特開 昭51−86908(JP,A) 実開 昭59−144961(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】電話交換機から局線の端末端子に直接接が
れた加入者外線電話器を親機とし、この親機を介して複
数の内線子電話器を並列に敷設してなる通話システムの
親機から内線子電話器への通話電流供給方式において、
前記親機は、前記内線子電話器を接ぐ出力端子T1と、電
源電圧Vccを印加される直流低圧入力電源端子T2と、前
記内線子電話器のオフフック時、前記電源電圧Vccに基
づき出力端子T1より該内線子電話器に流れる電流を検出
して検出信号を出力するオフフック検出器1と、前記検
出信号に基づき駆動して電源電圧Vccを直流48Vに変換す
る低圧入力高出力コンバータと、前記変換された直流48
Vに基づき通話電流を生成し出力端子T1より内線子電話
器に供給するトランジスタQ1とが設けられ、前記内線子
電話器のオフフック時に流れる電流は電源電圧Vccに基
づきトランジスタQ1から流れる僅かな電流であることを
特徴とする通話電流供給方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01157194A JP3078292B2 (ja) | 1989-06-20 | 1989-06-20 | 通話電流供給方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01157194A JP3078292B2 (ja) | 1989-06-20 | 1989-06-20 | 通話電流供給方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0322748A JPH0322748A (ja) | 1991-01-31 |
JP3078292B2 true JP3078292B2 (ja) | 2000-08-21 |
Family
ID=15644256
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP01157194A Expired - Fee Related JP3078292B2 (ja) | 1989-06-20 | 1989-06-20 | 通話電流供給方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3078292B2 (ja) |
-
1989
- 1989-06-20 JP JP01157194A patent/JP3078292B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0322748A (ja) | 1991-01-31 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |