JP3078118U - 米とぎ容器 - Google Patents

米とぎ容器

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JP3078118U JP2000009344U JP2000009344U JP3078118U JP 3078118 U JP3078118 U JP 3078118U JP 2000009344 U JP2000009344 U JP 2000009344U JP 2000009344 U JP2000009344 U JP 2000009344U JP 3078118 U JP3078118 U JP 3078118U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】米とぎ時に米粒が流れ出したり、あふれ出した
りするのを防止でき、男性や子供たちでも容易に米とぎ
できるようにする。 【解決手段】底部が平坦な円筒状の外容器1の中に、同
じく底部が平坦な円筒状の内容器2を入れ、該内容器2
の中で米とぎする。内容器2には、米粒や粟粒などが通
過できない程度の小孔3が無数に開いている。外容器1
は、米とぎ時の水があふれ出さない程度の深さhとし、
内容器2は外容器1から突き出す程度の高さHとする。
更に、内容器2の回転阻止手段を設けてある。内容器2
の底と外容器1の底との間に空間4ができるようにして
いる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、米をとぐのに便利な米とぎ容器に関する。
【0002】
【従来の技術と考案が解決しようとする課題】
戦後、科学や技術の著しい進歩により、家事も電化されるなど日常生活が目ざ ましい変化を遂げている。しかしながら、日本の主婦が毎日しなければならない 、米をとぐという作業においては、今も昔も変わっていない。その上、戦後、核 家族化が進み、かつ少子化が進んできており、加えて主婦の社会参加も増えてき ている。その結果、男性や子供たちも家事に従事せざるをえなくなってきている 。そのため、炊飯や炊飯前の米とぎ(洗米)なども、炊事に慣れない男性や子供 が行なう機会が増えてきている。
【0003】米とぎは通常、炊飯用の釜の中で行なうが、米とぎに慣れて いない男性や子供たちが米とぎすると、米とぎ後の水を流す際に、米まで一緒に 流してしまうことが多い。また、炊飯用の釜の中で米とぎするのは、釜が傷つく 恐れがあり、好ましくない。
【0004】野菜の水切り用のボウルの中に入れて米とぎすることも考え られるが、半球形をしているため、米とぎ操作の際に、米がボウルの外に飛び散 る恐れがある。
【0005】本考案の技術的課題は、このような問題に着目し、米とぎ時 に米粒が流れ出したり、飛び出したりするのを防止でき、米とぎに適した米とぎ 容器を実現することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案の技術的課題は次のような手段によって解決される。請求項1は、底部 が平坦な円筒状の外容器と、同じく底部が平坦な円筒状の内容器とからなり、該 内容器は、米粒や粟粒などが通過できない程度の小孔が無数に開いている米とぎ 容器である。
【0007】このように、外容器も無数の小孔のあいた内容器も共に、底 部が平坦な円筒状をしているので、内容器の中に米と水を入れて米とぎした際に 、米粒が飛び出したりする恐れがない。米とぎ後の水を捨てる際には、米の入っ た内容器を外容器中から持ち上げるだけで、外容器の中のとぎ汁だけを捨てるこ とができ、米が流れ出す恐れもない。なお、米とぎ済みの米は、内容器から炊飯 釜に移すだけでよい。
【0008】請求項2は、請求項1に記載の外容器は、米とぎ時の水があ ふれ出さない程度の深さとし、前記の内容器は、前記の外容器から突き出す程度 の高さとした米とぎ容器である。
【0009】このように、外容器は、米とぎ時の水があふれ出さない程度 の深さになっているので、深すぎることはなく、米とぎに慣れない男性や子供た ちでも容易に米とぎできる。また、前記の内容器は、外容器から突き出す程度の 高さとなっているので、米とぎ中の米が飛び出しにくく、米の入った内容器の取 り出し操作も簡便である。
【0010】請求項3は、請求項1または請求項2に記載の内容器が外容 器の中で回転しないように、外容器と内容器との間に回転阻止手段を設けてある 米とぎ容器である。
【0011】このように、外容器と内容器との間に回転阻止手段を設けて あるので、米とぎ時の回転力が内容器に伝わって、内容器が外容器の中で回転す るようなこともなく、米とぎを確実にかつ素早く行なうことができる。
【0012】請求項4は、請求項1、請求項2または請求項3に記載の内 容器の底と外容器の底との間に空間ができるように、内容器の底を上げる底上げ 手段を有している米とぎ容器である。
【0013】このように、内容器の底を上げる底上げ手段を有していて、 内容器の底が外容器の底から底上げされ、間に空間ができるので、米とぎ時に生 じた塵埃や粉などは、米とぎ中の米から分離して空間に溜まることになり、米と とぎ汁との分離を円滑かつ迅速に行なうことができ、米とぎを短時間に行なえる 。なお、本考案の米とぎ容器は、米とぎ以外に、野菜や海草類などを洗ったり素 早い水切りなど、多目的な利用ができる。
【0014】
【考案の実施の形態】
次に本考案による米とぎ容器が実際上どのように具体化されるか実施形態を説 明する。図1は本考案による外容器の斜視図である。この外容器1は、側壁1a は円筒状をしており、底部1bは平坦になっている。上端は全部開口しており、 側壁1aの上端に、内側から見た場合に窪んだ形状の凹部1cが形成されている 。この凹部1cは、内容器の回転防止のための手段である。
【0015】図2は本考案による内容器の斜視図である。この内容器2は 、外容器1と同様に、側壁2aは円筒状をしており、底部2bは平坦状になって いる。そして、側壁2aと底部2bには、無数の小孔3が開いている。この小孔 3は、米粒はもちろん、粟粒なども通過できない程度の寸法とする。
【0016】側壁2aの一部には、前記の外容器側壁1aの前記凹部1c に嵌入する凸部2cを形成してある。さらに、底部2bより下向きに突出する脚 2dを数個形成してある。
【0017】図3は、前記の外容器1の中に内容器2を挿入した状態であ り、(1)は平面図、(2)は縦断面図である。なお、内容器2の小孔3を表現 するために、内容器2を破線で表し、断線部3で小孔3を表している。
【0018】米とぎに使用する場合は、図3のように、外容器1の中に内 容器2を挿入するが、内容器2の下端には、下向きに突出する脚2dがあるため 、(2)のように、内容器2の底部2bと内容器1の底部1bとの間に、間隔d の空間4ができる。また、(1)のように、内容器側壁2aの凸部2cが外容器 側壁1aの凹部1cに嵌入するように、位置合わせしておく。
【0019】外容器1は深さがhであるのに対し、内容器2は、脚2dの 下端から側壁上端までの高さがHとなっている。すなわち、内容器2を外容器1 中に挿入した状態で、内容器2の上部2fが外容器側壁1aから突き出すような 寸法(高さ)になっている。
【0020】米とぎに際しては、図3のように外容器1中に内容器2を挿 入した状態で、内容器2の中に米と水を入れ、手でかき回してとぐ。内容器2の 脚2d下端から側壁2aの上端までの高さHは、米とぎ中に米粒が飛び出さない 程度の高さとする。また、外容器1の深さhは、米とぎに充分な量の水が入れば よく、必要以上の水は、内容器2の小孔3を通過してあふれ出すような寸法とす る。
【0021】したがって、米とぎに不慣れな男性や子供たちが米とぎして も、水が必要以上に入って、米とぎが困難になるとか、米粒が水と一緒に飛び出 すといったことも防げる。また、米とぎに必要な水量も自然と覚えられる。
【0022】内容器2の側壁2aの上端2fが、外容器1から上側に突き 出しているため、突き出した部分2fを手に持って、内容器2を持ち上げれば、 とぎ汁だけが外容器1中に残る。したがって、外容器1中のとぎ汁は全部一斉に 捨てればよいので、米粒が流れ出す心配はない。
【0023】このような作業を、数回繰り返すことで、米とぎが完了する 。米とぎが終わると、内容器2中のとぎ終わった米を炊飯器に移して炊く。
【0024】米とぎによって発生した粉や微細粒など、とぎ汁のうちの濃 くて比重の重い部分は一緒に、内容器底部2bの小孔を通過下降して、前記の空 間4に沈殿するので、米とぎ後の米ととぎ汁を容易に迅速に分離でき、効率的に 米とぎできる。したがって、とぎ汁を捨てて、新たな水を追加する、といった作 業の回数が少なくてすむ。
【0025】また、石や金属などの粒が混ざっている場合でも、小孔3を 通過できるサイズであれば、空間4に沈殿するので、ご飯に異物が残るのも防止 でき、安全である。
【0026】内容器側壁の突起2cが外容器側壁の凹部1cに嵌入した状 態で米とぎするので、米をかき回す際に内容器2が回転することがなく、容易に 米とぎできる。
【0027】また、内容器2の無数の小孔3によって、内容器2の内面が 無数の凹凸状となる。その結果、米とぎ時に、小孔3による凹凸に米粒が擦られ るので、米とぎが迅速にかつ確実に行われ、効率的に米とぎできる。
【0028】図4は本考案の別の実施形態であり、(1)は平面図、(2 )は正面図である。この実施形態では、内容器2に設けたフック5を外容器側壁 1aの上縁に引っ掛けることで、内容器の底部2bが外容器の底部1bからdだ け離れ、空間4が形成されるようにしている。なお、フック5に代えて、外側に 突出する突起を設けてもよい。
【0029】外容器の側壁1aの上端に船首のような円弧状の凸部1eを 形成し、内容器2の回り防止に用いてもよい。内容器2には、前記の円弧状の凸 部1eの上面に嵌入するような形状の円弧状の凸部2eを形成してある。
【0030】したがって、図示のように、外容器の凸部1e中に内容器の 凸部2eを嵌入させておくと、内容器2の回り防止となる。加えて、外容器1中 のとぎ汁を捨てる際の注ぎ口(排水のガイド)となるので、とぎ汁を捨てる作業 が容易になる。また、といだ後の米を内容器2から出す際も、この円弧状の凸部 2eをガイドにして出せば、米とぎ後の米がこぼれ出す恐れもない。
【0031】なお、本考案の外容器1も内容器2も、材質は合成樹脂製で もよく、アルミニウムなどの金属製でもよい。製造方法も、従来から知られてい る技術を応用して製造できる。内容器2の側壁上端には、バケツの取っ手のよう な取っ手を設けてもよい。家族数などに応じて、サイズを大・中・小などの3種 類程度用意しておくと便利である。
【0032】
【考案の効果】
請求項1のように、外容器も無数の小孔のあいた内容器も共に、底部が平坦な 円筒状をしているので、内容器の中に米と水を入れて米とぎした際に、米粒が飛 び出したりする恐れがない。米とぎ後の水を捨てる際には、米の入った内容器を 外容器中から持ち上げるだけで、外容器の中のとぎ汁だけを捨てることができ、 米が流れ出す恐れもない。なお、米とぎ済みの米は、内容器から炊飯釜に移すだ けでよい。
【0033】請求項2のように、外容器は、米とぎ時の水があふれ出さな い程度の深さになっているので、深すぎることはなく、米とぎに慣れない男性や 子供たちでも容易に米とぎできる。また、前記の内容器は、外容器から突き出す 程度の高さとなっているので、米とぎ中の米が飛び出しにくく、米の入った内容 器の取り出し操作も簡便である。
【0034】請求項3のように、外容器と内容器との間に回転阻止手段を 設けてあるので、米とぎ時の回転力が内容器に伝わって、内容器が外容器の中で 回転するようなこともなく、米とぎを確実にかつ素早く行なうことができる。
【0035】請求項4のように、内容器を上げる底上げ手段を有していて 、内容器の底が外容器の底から底上げされ、間に空間ができるので、米とぎ時に 生じた塵埃や粉などは、米とぎ中の米から分離して空間に溜まることになり、米 ととぎ汁との分離を円滑かつ迅速に行なうことができ、米とぎを短時間に行なえ る。なお、本考案の米とぎ容器は、米とぎ以外に、野菜や海草類などの洗浄容器 や水切り容器など、多目的な利用ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案による米とぎ容器の外容器の斜視図で
ある。
【図2】 本考案による米とぎ容器の内容器の斜視図で
ある。
【図3】 外容器の中に内容器を挿入した状態であり、
(1)は平面図、(2)は縦断面図である。
【図4】 本考案の別の実施形態であり、(1)は平面
図、(2)は正面図である。
【符号の説明】
1 外容器 1a 側壁 1b 底部 1c 凹部 1e 円弧状の凸部 2 内容器 2a 側壁 2b 底部 2c 凸部 2d 脚 2e 円弧状の凸部 3 小孔 4 空間 5 フック

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底部が平坦な円筒状の外容器と、同じく
    底部が平坦な円筒状の内容器とからなり、該内容器は、
    米粒や粟粒などが通過できない程度の小孔が無数に開い
    ていることを特徴とする米とぎ容器。
  2. 【請求項2】 前記の外容器は、米とぎ時の水があふれ
    出さない程度の深さとし、前記の内容器は、前記の外容
    器から突き出す程度の高さとしたことを特徴とする請求
    項1に記載の米とぎ容器。
  3. 【請求項3】 前記の内容器が外容器の中で回転しない
    ように、外容器と内容器との間に回転阻止手段を設けて
    あることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の
    米とぎ容器。
  4. 【請求項4】 前記の内容器の底と外容器の底との間に
    空間ができるように、内容器の底を上げる底上げ手段を
    有していることを特徴とする請求項1、請求項2または
    請求項3に記載の米とぎ容器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012081219A (ja) * 2010-10-07 2012-04-26 Yurie Furuya 貝割れ大根の種取りザル

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