JP3912300B2 - ミキサー - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はミキサーに関し、詳しくはおろし機能を持ったミキサーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、カッターを適宜備えて使用することにより野菜、肉などの材料を短時間に切削したりおろしたりする電動の加工機、いわゆるフードプロセッサが知られている(例えば、特許文献1参照。)。このものでは、使用するカッターの種類によって種々な切削状態が得られる。また、材料をすり、くずすおろし作業もできる。また、ミキサーにミキサー刃に加え、粉砕刃を設けたミキサーも知られている(例えば、特許文献2参照。)。特許文献2には、このミキサーではいずれの刃によっても、その下に溜まる材料については加工できない問題があるので、そのようなことを解消できるように、破砕刃の下の容器に底面に放射状のガイド凸条を設けて、破砕刃によって旋回される材料を上方に案内するようにした調理用粉砕装置を開示している。
【0003】
【特許文献1】
特開昭59−040825号公報
【0004】
【特許文献2】
実開平06−058834号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記特許文献1に記載の従来のフードプロセッサは、あまりに多機能な故に付属物、取り扱い部品が多く、取り扱いにくく使用しにくい上に高価なものになる。しかも、おろし機能の使用頻度は高いものの、手軽さに欠け、全体として使い切られることが少ないものであることと相まって、次第に使わなくなってしまう傾向にある。このため、使用頻度の高い限られた機能と併用する低コストでのおろし機能の実現が望まれている。また、特許文献2に記載のものは2種類の刃をもちながらおろし作業ができない。特許文献2に記載の調理器用粉砕装置もおろし作業ができない。
【0006】
本発明者等はこれにつき種々に実験をし、研究を重ねたところ、ミキサー機能とおろし機能を特定の条件にて併用することで、コスト面および加工品質に問題なく対応できることを知見した。
【0007】
本発明の目的は、上記のような新たな知見に基づき、使用頻度の高いミキサー機能およびおろし機能が互いの加工品質を損なわずに併用できる低コストなミキサーを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記のような目的を達成するために、本発明のミキサーは、定置される容器内の底部に回転軸にて支持したミキサー刃を容器下のモータによって駆動し容器内の材料をくだき、混合するミキサーモードと、容器内の底部に回転軸にておろし板を支持して前記モータによって駆動し容器内の材料をすり、くずすおろしモードとを備え、おろし板は孔を形成すうように複数に切り起こしたおろし歯を持ち、かつ、その下におろし物を貯留する貯留スペースを形成する高さに支持し、おろしモードでの回転数はミキサーモードでの回転数よりも低く設定し、ミキサー刃はミキサーモード専用のミキサー台に設けた回転軸で支持し、おろし板はおろしモード専用のおろし台に設けた回転軸で支持し、ミキサー台およびおろし台はそれぞれ、モータを内蔵した本体の上部に着脱できるように装着されるとともに、この装着によって回転軸がモータと連結する連結部を有し、本体の上部に着脱できるように載置した中間台を設け、この中間台にミキサー台またはおろし台を着脱できるように載置し、かつ中間台に載置したミキサー台またはおろし台との間で前記容器を構成するカップまたはキャップを着脱できるように装着したことを1つの特徴としている。
【0009】
このような構成では、定置した容器内にて、使用するモードに応じたミキサー刃か、おろし板かを選択使用して容器下のモータによって回転駆動させれば、ミキサー機能とおろし機能との2つを使い分けることができる。これに必要な付帯物や取り扱い部品が少なくてよいので、取り扱いやすく使用しやすい安価なものとなる。使い分ける機能は共に使用頻度が高く活用率の高い調理機となる。
【0010】
特に、おろしモードでの回転数はミキサーモードでの回転数よりも低く設定することで、ミキサー機能での加工条件、加工品質を損なわずに、孔を形成するように複数に切り起こしたおろし歯を持ったおろし板との協働によっておろし機能に適したすり、くずす動作をしながらおろし歯による孔から下方に落下させていく独自の加工条件を満足することができる。また、おろし板の下におろし物を貯留する貯留スペースを形成することによって、おろし物がおろし板の上に溜まって繰り返しすり、くずし加工を受けるのを防止して、加工品質のよいおろし物が得られる。
【0013】
さらに、ミキサー台およびおろし台の選択する側を本体に装着すれば、それぞれのミキサー刃またはおろし板を支持している回転軸がモータに連結されてミキサー機能状態またはおろし機能状態が得られるので、選択使用が簡単である。しかも、加工後のおろし物にあまり流動性はないが、おろし台とおろし板との間におろし物が充満しているので、おろし台とともに大方のおろし物を共に取り出すことができ、おろし物の取り出しおよび洗浄などの後処理が楽になる。
【0014】
また、本体の上部に載置した中間台に対し、ミキサー台およびおろし台の使用する側を載置し、中間台にカップまたはキャップを装着するだけで、これらカップまたはキャップと中間台に載置したミキサー台またはおろし台との間に、それらに有するミキサー刃またはおろし板が本体側から駆動されるように底部に位置した一体の容器を構成して、ミキサー機能状態またはおろし機能状態が得られるので、簡単に選択使用することができる。また、一体の容器は材料ないしは加工後のものが入ったまま単独で取り扱い、その一部となっている中間台によって本体に載置して加工状態にしたり、取り外して加工後のものを持ち運んだりすることができる。
【0016】
また、本発明のミキサーは、定置される容器内の底部に回転軸にて支持したミキサー刃を容器下のモータによって駆動し容器内の材料をくだき、混合するミキサーモードと、容器内の底部にあるおろし台に回転軸にておろし板を支持して前記モータによって駆動し容器内の材料をすり、くずすおろしモードとを備え、おろし板はおろし歯を持ち、かつ、その下におろし物を貯留する貯留スペースを形成する高さに支持し、おろしモードでの回転数はミキサーモードでの回転数よりも低く設定し、おろしモードでの貯留スペースおよび材料収容空間がなす容器の容積は、ミキサーモードでの容器の容積よりも小さく、おろし台とおろし板との間で中央部から外周部に向かって広がる外広がりな貯留スペースを形成したことを今1つの特徴としている。
このような構成では、定置した容器内にて、使用するモードに応じたミキサー刃か、おろし板かを選択使用して容器下のモータによって回転駆動させれば、ミキサー機能とおろし機能との2つを使い分けることができる。これに必要な付帯物や取り扱い部品が少なくてよいので、取り扱いやすく使用しやすい安価なものとなる。使い分ける機能は共に使用頻度が高く活用率の高い調理機となる。特に、ミキサーモードでの容器をそのまま利用する場合に比し、材料収容空間の容積を制限して、攪拌機能のないおろし板に対する材料の逃げを抑えることで、加工効率を高められるし、中途半端な加工が繰り返されることによるおろし物が徒に微細化し、加工品質が低下するのを防止することができる。また、おろし台とおろし板との間で作る貯留スペースにおける横向きな状態での、おろし物との引っ掛かり度合を軽減することができ、おろし台をおろし物と共に引き出した後、横向きにすることによりおろし物が自重によって落ちやすくすることができ、おろし物の回収が容易になる。
【0017】
本発明のそれ以上の目的および特徴は、以下の詳細な説明および図面の記載によって明らかになる。本発明の特徴は、それ単独で、あるいは可能な限り種々な組み合わせで複合して採用することができる。
【0018】
【実施例】
以下、本発明に係るミキサーの実施例につき、幾つかの例とともに図1〜図8を参照しながら説明する。以下に説明する実施例は本発明の具体例であって、特許請求の範囲の記載内容を限定するものではない。また、ミキサーはミキサー以外の関連する機能、例えばミル機能を備えたものでもよい。
【0019】
本実施例は図1〜図4に示す例、図5に示す例、図6に示す例、図8に示す例のように、定置される容器1内の底部に回転軸2にて支持したミキサー刃3を容器1下のモータ4によって駆動し容器1内の材料をくだき、混合するミキサーモードと、前記と同じか別の回転軸2におろし板5を支持して前記モータ4によって駆動し容器1内の材料をすり、くずすおろしモードとを、少なくとも備えている。また、おろし板5はその板厚よりも高いおろし歯5aを持ち、かつ、その下におろし物を貯留する貯留スペース6を形成する高さに支持し、おろしモードでの回転数はミキサーモードでの回転数よりも低く設定している。回転軸2が別であればミキサー刃3とおろし板5とは、それぞれに専用の回転軸2と共に交換し合って使用することになり、回転軸2が同じであればミキサー刃3とおろし板5とは、それ単独で交換し合って使用することになる。つまり、少なくともモータ4をミキサーモードとおろしモードとに共用することになる。また、図4に示すように、容器1の下にモータ4の回転をミキサーモードでの回転と、おろしモードでの回転とに切り替える切換操作部21をつまみ形態をなして設けてある。この切換操作部21は回動操作により図に示すモータ4をオフする位置と、ミキサーモード回転位置と、おろし回転位置とに切り替えるようにしている。
【0020】
このように、本実施例のミキサーでは、定置した容器1内にて、使用するモードに応じたミキサー刃3か、おろし板5かを選択使用して容器1下のモータ4によって回転駆動させれば、ミキサー機能とおろし機能との2つを使い分けることができる。ミキサー機能はミキサー刃3が容器1内で回転して、投入されている材料を切削、攪拌しながら、くだき、混合する加工を行う。おろし機能は容器1に投入されている大根や人参を角切りなどしたばら材料を、おろし板5が下方から受止めながら回転することにより、上向きに立っているおろし歯5aによってすり、くずす加工を行ないながら、おろし歯5aの孔5bなどである隙間やおろし板5と容器1との間の隙間から下方の貯留スペース6に落下させていく。このような機能の使い分けに必要な付帯物や取り扱い部品は少なくてよく、取り扱いやすく使用しやすい安価なものとなる。また使い分ける機能は共に使用頻度が高く活用率の高い調理機となる。
【0021】
特に、本実施例では、おろしモードでの回転数はミキサーモードでの回転数よりも低く設定することで、ミキサー機能での加工条件、加工品質を損なわずに、板厚よりも高いおろし歯5aを持ったおろし板5との協働によっておろし機能に適した独自の加工条件を満足することができる。また、おろし板5の下におろし物を貯留する貯留スペース6を形成することによって、おろし物がおろし板5の上に溜まって繰り返しすり、くずし加工を受けて微細化するのを防止し、加工品質のよいおろし物が得られる。
【0022】
ミキサー回転数は通常18,000rpm前後である。これをおろしモードに適用するとおろし板5のおろし歯5aの工夫が効かず、おろし物が微細に過ぎおいしくない。そこで、おろし回転数は12,000rpm〜15,000rpm程度とするのが好適である。これによって適当な粗さ舌触りのおろし物が得られる。15,000rpmを超えると繊維が細かくなりすぎて汁分が多くなり、12,000rpmを下まわるとおろしが粗くなり、おろし時間も長くなる。おろし歯5aは回転数に比例して高くするのがよい。前記好適な回転範囲に対しては、板厚0.5mm〜3mm程度の金属製のおろし板5において、ほぼ90°の山形のおろし歯5aを5mm前後の高さに切り起こして好適である。さらに具体的には、十字に切り込みを入れた領域を図3に示すような円形な孔5bを形成するように工具にて押し開いておろし歯5aを切り起こして図示するように形成するのが好適で、孔5bの直径は5mm〜8mm程度とするのが好適である。直径が8mm程度の孔5bを形成するとおろし歯5aの高さはほぼ5mm程度となる。これは切り起し時のおろし板5の延びが影響していると思われる。しかし、このようなことは、用いる材料や実際の加工条件や加工方法によって変化すると思われる。なお、おろしモードでの回転数はミキサーモードでのモータ4の駆動を半波整流した駆動に切り替えることによりほとんどコストアップすることなく経済的に達成することができ、ミキサーモードでの回転数の6割程度に簡単に低減することができる。しかし他の電気的または機械的な変速制御によってもよいのは勿論である。例えば、モータの有効巻き数のスイッチなどによる切り替え、制御装置によるデューティー比の変更、半導体素子の導通角の変更、電圧値の変更、電流値の変更などがある。
【0023】
なお、ミキサー刃3は、それによる前記加工を材料の全体に亘って及ばせるため、一般に、前記攪拌機能に加え、容器1の底部に位置することを条件とされる。このような関係からすると、おろし板5は前記貯留スペース6を形成するためにミキサー刃3よりも高い位置に設けることになる。もっとも、図4に示す例ではミキサー刃3は低いものと、高いものとを併用しているが、前記の理由から低い位置のミキサー刃3が必須で、高い位置のミキサー刃3は必須とならない。
【0024】
また、貯留スペース6は、おろし板5上の材料収容空間7よりも小さくしている。これにより、投入した材料をおろし板5による加工に供するのに無理のない大きさとする材料収容空間7、つまり上部空間に対して、貯留スペース6をそれよりも小さな必要最小限の大きさにすることで、全体を無駄なスペースのない必要最小限の大きさにすることができる。
【0025】
しかも、以上のようなおろしモードでの貯留スペース6および材料収容空間7をなす容器1の容積は、ミキサーモードでの容器1の容積よりも小さくしてある。このようにすると、ミキサーモードでの容器1をそのまま利用する場合に比し、それよりも容積の小さなおろしモードでの容器1の使用により、材料収容空間7の容積を制限して、攪拌機能のないおろし板5に対する材料の逃げを抑えられ、加工効率を高められる。また、中途半端な加工が繰り返されることによるおろし物が徒に微細化し、加工品質が低下するの防止することができる。
【0026】
ここで、図1〜図4に示す例についてさらに具体的に説明する。ミキサー刃3は実線で示すようにミキサーモード専用の合成樹脂よりなるミキサー台16に軸受22を介して設けた回転軸2で支持し、おろし板5は仮想線で示すようにおろしモード専用の合成樹脂よりなるおろし台17に図1、図2に示すように軸受22を介して設けた回転軸2で支持している。これら回転軸2はいずれも金属製でミキサー刃3やおろし板5をカシメなどにて結合している。
【0027】
これらミキサー台16およびおろし台17はそれぞれ、モータ4を内蔵した合成樹脂製の本体11の上部に着脱できるように装着するとともに、この装着によってそれぞれの回転軸2がモータ4と連結する連結部18、19を有している。従って、これらミキサー台16およびおろし台17の選択する側を本体11に装着すれば、それぞれのミキサー刃3またはおろし板5を支持している回転軸2がモータ4に連結されてミキサー機能状態またはおろし機能状態が得られるので、選択使用が簡単である。しかも、加工後のおろし物にあまり流動性はないが、おろし台17とおろし板5との間におろし物が充満しているので、おろし台17とともに大方のおろし物を共に取り出すことができ、おろし物の取り出しおよび洗浄などの後処理が楽になる。
【0028】
図示する例では、さらに、本体11の上部に着脱できるように載置した合成樹脂製の中間台12、この中間台12にヘリコイドやねじの嵌め合わせ部13によって着脱できるように装着するガラス製のカップ14、およびこれよりも小さなキャップ15を備えている。この中間台12にミキサー台16またはおろし台17を着脱できるように載置して本体11に装着し、ミキサー刃3またはおろし板5と前記モータ4との前記連結部18、19による連結を図るようにしている。また、中間台12の上に載置したミキサー台16は、中間台12に装着した前記カップ14とでミキサーモードでの容器1を構成し、中間台12に載置したおろし台17は中間台12に装着した前記キャップ15とでおろしモードでの小さな容器1を構成するようにしてある。
【0029】
なお、ミキサー台16とカップ14との間、おろし台17とキャップ15との間は環状のシールパッキン25によってシールするようにしてある。シールパッキン25はミキサー台16とおろし台17とに専用のものとすることができるが、同一物を共用することもできる。シールパッキン25はカップ14またはキャップ15を中間台12に装着したときにそれらと対向し合うミキサー台16またはおろし台17との間で挟圧する状態を得て、確実なシールが図れるようにしている。またカップ14は上端が開口しているので、合成樹脂製の蓋24を着脱できるように嵌め付けて閉じるようにしてある。
【0030】
以上のような具体的構造によると、本体11の上部に載置した中間台12に対し、ミキサー台16およびおろし台17の使用する側を載置し、この載置したミキサー台16またはおろし台17に対応するカップ14またはキャップ15を装着するだけで、これらカップ14またはキャップ15と中間台12に載置したミキサー台16またはおろし台17との間に、それらに有するミキサー刃3またはおろし板5が本体11側から駆動されるように底部に位置した一体となる容器1を構成して、ミキサー機能状態またはおろし機能状態が得られる。従って、中間台12とミキサー台16またはおろし台17との2つの部材を載置した後、カップ14またはキャップ15の1つを装着するだけで簡単に選択使用することができる。また、一体となった容器1は材料ないしは加工後のものが入ったまま単独で取り扱い、その一部となっている中間台12によって本体11に載置して加工状態にしたり、取り外して加工後のものを持ち運んだりすることができる。また、中間台12はそのスカート壁12aなどによる定置面12bを利用して容器1を本体11以外のテーブルやワークトップ上に載置する台としても機能させることができる。容器1は図2におろし機能状態で代表して示すように、3つの部材に分解することができるので、加工物の取り出しや洗浄に便利である。
【0031】
特に、おろし台17とおろし板5との間で作る貯留スペース6における横向きな状態での、おろし物との引っ掛かり度合を軽減することができ、おろし台17をおろし物と共に容器1から、具体的には中間台12から引き出した後、横向きにすることによりおろし物が自重によって落ちやすくすることができ、おろし物の回収が容易になる。本例ではさらに、おろし台17とおろし板5との間で中央部から外周部に向かって広がる外広がりな貯留スペース6を形成しているので、おろし台17を横向きにしたときおろし物が滑り落ちやすくすることができ、おろし物の回収がさらに容易になる。図示する例では、おろし板5は平坦な形状であるのに対し、おろし台17の側を傾斜部17aを持った山形の形状にすることで、双方間に外広がりな貯留スペース6を形成している。しかし、これに限られることはない。例えば、おろし台17の山形の隆起部のスロープにアールを持った形状としたり、おろし板5を中央から外周に向けて上方に向く傾斜した、またはアールを持った形状としたりすることができる。さらに、おろし板5のおろし歯5aを形成している孔5bからの歯5aの立ち上がり基部5cを図3に示すようなアール形状をもった立ち上がり形状としてある。これによって、貯留スペース6のおろし物を横向けにしたおろし台17とおろし板5との間から滑り落させるのに、おろし物が孔5bからも滑り落ちやすくすることができ、その分だけおろし物の回収が容易になる。しかし、おろし台17のスロープ部の上部はストレートなボス部17aによっておろし板5との間に人の指が1本入る程度の掃除スペース26を残し、洗浄しやすくしている。このボス部17aによる掃除スペース26は、おろし台17とおろし板5との取り付け部まわりでのおろし物の離れ性、滑り落ち性をも高めるので、おろし物の回収にも効果的に働く。
【0032】
また、中間台12はおろし板5の設置高さにほぼ一致した深さを有している。これによって、おろし機能による加工作業後に、キャップ15を中間台12から取り外しても、おろし板5の下の貯留スペース6に収容したおろし物は外にこぼれない。従って、中間台12からキャップ15を取り外し、おろし台17はおろし物とともに収容したまま、器上に移してからおろし台17を取り外しておろし物を器内に落し込めるし、なお残るおろし物は中間台12を傾けて流し出せばよい。このために、中間台12からおろし物がこぼれ出ない量となるように、キャップ5が形成する材料収容空間7による材料の収容量を制限するのが好適である。
【0033】
なお、ミキサー台16もおろし台17と同じ傾斜面16aを持った山形の形状にしてあり、ミキサー刃3はこのミキサー台16に沿う下部のものと、ミキサー台16の中央頂部から上向きに張り出した上部のものとを設け、これらの切削、攪拌によるくだき、混合する作用が投入されている材料に効率よく、むらなく及ぶようにしている。もっとも、ミキサー台16は山形の形状にする必要はなく、平坦なものとして1種 類のミキサー刃3を持ったものとしても問題はない。
【0034】
図示する例では、シールパッキン25は図4に示すように中間台12にカップ14を装着したミキサー機能状態において、カップ14の下端幅に対応した幅を有し、カップ14が中間台12およびミキサー台16との間で形成する大きな容器1内で満杯に作られるジュース類が漏れ出ないだけの十分なシール幅を確保している。しかし、図1に示す中間台12におろし台17を載置し、キャップ15を装着したおろし機能状態では、おろし物の量が少なく、かつ流動性に乏しいことから、キャップ15の厚み自体を薄くするのに併せ、シールパッキン25との間のシール幅を小さくすることにより、それらが形成する容器1の外まわりの大きさに対する容積の比を大きくとれるようにしている。これに対応して、おろし板5はキャップ15との間におろし物を貯留スペース6へ落とし込ませるための図1に示すような隙間Sを残すだけの可能な限り大径のものとして、おろし効果を高めている。この結果、図1に示すようにキャップ15はシールパッキン25の内径よりも大きくなる。このため、シールパッキン25を取り外して洗浄したり交換したりするようなとき、おろし板5を取り外せるようにするか、シールパッキン25を引き延ばしながらおろし板5を潜り抜けさせる必要があり、作業が手間であるしシールパッキン25が疲労し損傷するおそれがある。
【0035】
そこで、おろし板5の外形の大半部分は、ミキサー台16またはおろし台17とカップ14またはキャップ15との間の環状なシールパッキン25の内径よりも大きく、他の部分は小さい形状とすることで対応できる。具体的にはどのような形状でもよい。図3の具体例では、おろし板5の断面形状に併せ平面形状の一部を示すように、シールパッキン25の図2に示す内径Bよりも大きな外径Dを持ったおろし板5において、その外周の直径線上の2箇所に切除部5dを形成して、シールパッキン25の内径よりも小さな幅Bの部分を設ける。これにより、おろし板5の外形の大半部分がシールパッキン25の内径よりも大きい分だけ、材料収容空間7内の材料に対するおろし作用域を大きくしながら、シールパッキン25の内径よりも小さな部分を利用してシールパッキン25との間の通り抜けを可能として、互いを分離しての洗浄や取替えのメンテナンスに便利となる。ここで、図2に示すキャップ15の内径Aと、おろし板5の外径Dと、シールパッキン25の内径Bとの関係は、A>D>Bである。
【0036】
また、ミキサー台16およびおろし台17の傾斜面16a、17aのシールパッキン25の外径に対応する外径部から外方は図2、図4に示すような水平部16b、17bとして、シールパッキン25によるシール性を確保しやすく、また、斜面16a、17aに付着した液分や粒状物が真下に落ち難く、かつ径方向に伝い落ちるように案内できるようになる。
【0037】
さらに、本体11内には図4に示すように中間台12とカップ14またはキャップ15が装着されないとモータ4の給電を阻止する安全スイッチ27を設けてある。具体的は、安全スイッチ27は本体11の内部に設けて外に露出しないようにし、本体11の中間台12を載置する受面11aに設けた操作孔内の操作部材28を通じて操作されるようにしている。これに対応して中間台12には本体11に対し所定の向きで載置されたとき、前記操作部材28に上方から対向する押動部材29を設けてある。この押動部材29は中間台12にカップ14かキャップ15が装着されたときに下動されて操作部材28を介し安全スイッチ27を押動してオン状態にする。
【0038】
この安全スイッチ27のオン操作は、中間台12が正しい向きで本体11の上に載置されていることも必要条件となるので、誤った載置向きでの使用を禁止することにもなる。また、図示する例ではカップ14またはキャップ15の中間台12への装着が、ヘリコイドないしはねじの嵌め合わせによっていることから、そのリードに押動部材29が応動するようにしてある。また、ヘリコイドないしはねじが2条に形成されていて、カップ14またはキャップ15の中間台12への装着向きが2通りあることに対応して押動部材29を中間台12の直径線上2箇所に設けてある。
【0039】
図5に示す例は、ミキサー刃3に加えミル刃31を持ったミキサーにおろし機能を付加している。通常、ミキサー刃3はその回転方向側のエッジに鋭利な刃をたてているが、ミル刃31はそのような刃をたてていないか、たててもさほど鋭利な刃は設けない。つまり、ミキサー刃3は材料を切削するが、ミル刃31は主として打ち砕きによる粉砕作用を用いたものである。これに関連してミル機能ではミキサー機能の場合よりも高い20,000rpm程度の回転に設定されることが多い。そこで、ミキサー機能、おろし機能の違いに加え、ミル機能の違いによっても回転数を切り替えるようにするのが好適である。ミル機能も使用頻度が高く、調理機の使用率が低下する要因にはならないし、簡単な追加物にて特別な手間を取らずに選択使用できるので作業使用者に便利を与えられる。
【0040】
ミキサー刃3およびミル刃31は共存していても、ミキサー機能、ミル機能上邪魔しあうことはない。従って、双方は取り替える必要がない。そこで、本例では、ミキサー刃3およびミル刃31は共通のボス部32を設けて加工台34の底部に設けた回転軸33の上端にあるねじ部33aに着脱できるように取り付けている。これにより、ミキサー刃3およびミル刃31と、これらと邪魔し合うことになるおろし板5とは、ねじ部33aに着脱できるように装着し交換することで選択使用できるようにする。加工台34は本体11の上部内側に着脱できるように嵌め合わせて載置する容器形状をなし、回転軸33を底部の軸受35にて軸受している。加工台34は本体11の上端の外周部に嵌め合せて載置するスカート壁を持つものとすることもできる。回転軸33の下端部には、加工台34を本体11の上部に嵌め合わせることによりモータ4との間に互いの連結部36を有している。
【0041】
加工台34は本体11の上端部の上に延びた部分の外周に、ミキサー機能用のキャップ37をねじの嵌め合わせ部38にて着脱できるように装着することにより、ミキサー機能用の容器1を構成している。また、加工台34の内周、具体的には底部の内周にミル機能およびおろし機能に共用するキャップ39をねじの嵌め合わせ部41にて着脱できるように装着することにより、ミル機能およびおろし機能に共用する容器1を構成してある。これにより、キャップ39がキャップ37よりも小さく材料に対する逃がし防止機能を高くしたものであることに対応した取付構造を巧みに満足している。なお、キャップ37は先の例のようにカップとして蓋を装着するようにしてもよい。
【0042】
上記のようなミキサー機能用のキャップ37、ミル機能用、おろし機能用のキャップ39はいずれも、加工台34に装着した状態で、それぞれの機能によって得た加工物を、加工台34と共に本体11から抜き出し、密閉した容器1として単独で持ち運び取り扱える。なお、キャップ37と加工台34との間にはグリップ兼用のシールパッキン42を設け、キャップ39と加工台34との間にはシールパッキン43を設けてある。
【0043】
おろし板5はミキサー刃3およびミル刃31の取り付け位置から貯留スペース6を形成するために立ち上がる回転軸134を有してねじ部33aに装着し、回転軸134の上部はおろし板5上への突出軸134aとしてある。この突出軸134aはおろし板5を着脱したり持ったりするときのつまみになるほか、おろし作業のない中央部から材料を排除しておろし効果を高められる。他の構成および奏する作用は先の例と特に変わるところはないので、共通する部材には同一の符号を付し、重複する図示および説明は省略する。
【0044】
図6、図7に示す例は、図5に示す例の加工台34に、本体11の外周に嵌め合せて着脱できるように載置するスカート壁34aを設けた点と、上端がおろし板5の装着高さと図7に示すように同じ高さになるようにした点とで、図5の例と異なる。スカート壁34aは単体となった容器1をテーブル上やワークトップ上に載置するのにも役立つ。また、おろし板5の設置高さと同じ高さの加工台34はキャップ39を取り外した図7に示す状態でおろし物がこぼれ出るのを防止するのに好適である。
【0045】
図8に示す例は、図5に示す例や、図6、図7に示す例のものに対し、回転軸134および突出軸134aをおろし台51とともに一体形成し、このおろし台51上におろし板5をインサート成形などにて一体に保持した点、突出軸134aの上端に着脱時の扁平な回転操作部134bを一体形成した点、および回転軸33の加工台34から上方に出た部分に形成した溝33bにEリング52を嵌め付けて、ミキサー刃3およびミル刃31やおろし板5を取り外したときに回転軸33が下方に抜け落ちないようにした点で異なる。
【0046】
【発明の効果】
本発明によれば、定置した容器内にて、使用するモードに応じたミキサー刃か、おろし板かを選択使用して容器下のモータによって回転駆動させれば、ミキサー機能とおろし機能との2つを使い分けることができる。これに必要な付帯物や取り扱い部品が少なくてよいので、取り扱いやすく使用しやすい安価なものとなる。使い分ける機能は共に使用頻度が高く活用率の高い調理機となる。
【0047】
特に、おろしモードでの回転数はミキサーモードでの回転数よりも低く設定することで、ミキサー機能での加工条件、加工品質を損なわずに、孔を形成するように複数切り起こしたおろし歯を持ったおろし板との協働によっておろし機能に適したすり、くずす動作をしながらおろし歯による孔から下方に落下させていく独自の加工条件を満足することができる。また、おろし板の下におろし物を貯留する貯留スペースを形成することによって、おろし物がおろし板の上に溜まって繰り返しすり、くずし加工を受けるのを防止して、加工品質のよいおろし物が得られる。
【0049】
また、おろしモードでの貯留スペースおよび材料収容空間をなす容器の容積は、ミキサーモードでの容器の容積よりも小さい、さらなる構成によれば、ミキサーモードでの容器をそのまま利用する場合に比し、材料収容空間の容積を制限して、攪拌機能のないおろし板に対する材料の逃げを抑えることで、加工効率を高められるし、中途半端な加工が繰り返されることによるおろし物が徒に微細化し、加工品質が低下するのを防止することができる。
【0050】
また、ミキサー台およびおろし台の選択する側を本体に装着すれば、それぞれのミキサー刃またはおろし板を支持している回転軸がモータに連結されてミキサー機能状態またはおろし機能状態が得られるので、選択使用が簡単である。しかも、加工後のおろし物にあまり流動性はないが、おろし台とおろし板との間におろし物が充満しているので、おろし台とともに大方のおろし物を共に取り出すことができ、おろし物の取り出しおよび洗浄などの後処理が楽になる。
【0051】
また、本体の上部に載置した中間台に対し、ミキサー台およびおろし台の使用する側を載置し、中間台にカップまたはキャップを装着するだけで、これらカップまたはキャップと中間台に載置したミキサー台またはおろし台との間に、それらに有するミキサー刃またはおろし板が本体側から駆動されるように底部に位置した一体の容器を構成して、ミキサー機能状態またはおろし機能状態が得られるので、簡単に選択使用することができる。また、一体の容器は材料ないしは加工後のものが入ったまま単独で取り扱い、その一部となっている中間台によって本体に載置して加工状態にしたり、取り外して加工後のものを持ち運んだりすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るミキサーの1つの例を示すおろし機能状態の要部断面図。
【図2】図1に示すミキサーの分解断面図。
【図3】図1に示すミキサーのおろし板の断面図。
【図4】図1に示すミキサーのミキサー機能状態を実線で示し、おろし機能状態を破線で示した全体構成の断面図。
【図5】本発明の実施例に係るミキサーの別の例を示す全体構成の断面図。
【図6】本発明の実施例に係るミキサーの他の例を示すおろし機能状態の要部の断面図。
【図7】図6に示すミキサーの要部のキャップを取り外した状態の断面図。
【図8】本発明に係る実施例のミキサーの今1つの例を示すおろし機能状態の要部断面図。
【符号の説明】
1 容器
2、33、134 回転軸
3 ミキサー刃
4 モータ
5 おろし板
5a おろし歯
5d 切除部
6 貯留スペース
7 材料収容空間
11 本体
12 中間台
13、38、41 嵌め合わせ部
14 カップ
15、37、39 キャップ
16 ミキサー台
17 おろし台
18、19、36a、36b 連結部
21 切換操作部
25、43 シールパッキン
31 ミル刃
34 加工台
Claims (2)
- 定置される容器内の底部に回転軸にて支持したミキサー刃を容器下のモータによって駆動し容器内の材料をくだき、混合するミキサーモードと、容器内の底部に回転軸にておろし板を支持して前記モータによって駆動し容器内の材料をすり、くずすおろしモードとを備え、おろし板は孔を形成するように複数に切り起こしたおろし歯を持ち、かつ、その下におろし物を貯留する貯留スペースを形成する高さに支持し、おろしモードでの回転数はミキサーモードでの回転数よりも低く設定し、ミキサー刃はミキサーモード専用のミキサー台に設けた回転軸で支持し、おろし板はおろしモード専用のおろし台に設けた回転軸で支持し、ミキサー台およびおろし台はそれぞれ、モータを内蔵した本体の上部に着脱できるように装着されるとともに、この装着によって回転軸がモータと連結する連結部を有し、本体の上部に着脱できるように載置した中間台を設け、この中間台にミキサー台またはおろし台を着脱できるように載置し、かつ中間台に載置したミキサー台またはおろし台との間で前記容器を構成するカップまたはキャップを着脱できるように装着したことを特徴とするミキサー。
- 定置される容器内の底部に回転軸にて支持したミキサー刃を容器下のモータによって駆動し容器内の材料をくだき、混合するミキサーモードと、容器内の底部にあるおろし台に回転軸にておろし板を支持して前記モータによって駆動し容器内の材料をすり、くずすおろしモードとを備え、おろし板はおろし歯を持ち、かつ、その下におろし物を貯留する貯留スペースを形成する高さに支持し、おろしモードでの回転数はミキサーモードでの回転数よりも低く設定し、おろしモードでの貯留スペースおよび材料収容空間がなす容器の容積は、ミキサーモードでの容器の容積よりも小さく、おろし台とおろし板との間で中央部から外周部に向かって広がる外広がりな貯留スペースを形成したことを特徴とするミキサー。
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