JP3018000U - おろし器 - Google Patents

おろし器

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JP3018000U
JP3018000U JP1995004405U JP440595U JP3018000U JP 3018000 U JP3018000 U JP 3018000U JP 1995004405 U JP1995004405 U JP 1995004405U JP 440595 U JP440595 U JP 440595U JP 3018000 U JP3018000 U JP 3018000U
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grater
grated
teeth
grate
curvature
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JP1995004405U
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English (en)
Inventor
治子 熊井
Original Assignee
朝日ケーディーエム株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 おろしたものが、おろし面の周縁部からこぼ
れ出る恐れが無く、細かいおろし歯を設けた部分の使い
勝手がよく、又、おろしたものを容器に移し入れ易い形
態を備えたおろし器を提供する。 【構成】 おろし面1の両側縁及び上縁に、高さが2c
m以上の囲い壁2を設ける構成とした。そして、おろし
面の下端部1aは、下向きに狭まる台形に形成するとよ
い。又、おろし面の下方部分に細かいおろし歯aを設
け、上方部分に粗いおろし歯bを設けるとよい。更に、
おろし面の上端隅角部に、曲率半径が2cm以上の丸み
を持たせたり、おろし面と囲い壁とが接する隅角部に、
曲率半径が3mm以上の丸みを持たせると共に、この丸
み付け部分にもおろし歯を設けるとよい。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、従来のものに比べて、使い勝手を大幅に改善した調理用のおろし器 に関する。
【0002】
【従来の技術】
大根や山芋等の根菜類をすり潰す為の、従来のおろし器の代表的な形態は、極 く浅い矩形トレー状をしており、高さがせいぜい5mm程度の極く低い周壁に囲 まれた、平坦なくぼみをおろし面としている。 そして、おろし面の上方(立掛けた状態での)の比較的狭い部分に、山葵等を おろす為の細かいおろし歯を設け、残りの部分に、大根等をおろす粗いおろし歯 を設けている。 又、おろし面の下端部に、くぼみ状のおろし溜を設けたものも多く見受けられ る。 更に、おろし面の下側部分には、おろし溜や、囲い壁を全く設けないものもあ る。
【0003】 ところが、上記従来のおろし器には、以下に列挙した如き幾つかの難点があり 、使い勝手がかなり悪かった。 (a) おろし面の周壁が低過ぎるので、おろしたものがこぼれ出るのを防ぐ 役割を殆ど果していない。 (b) 細かいおろし歯は、おろし面の上部に設けてあるので、おろしたもの を容器に移し取るのが面倒である。 (c) おろし面の下端の横幅が広過ぎて、おろしたものを移し入れる容器の 開口幅内に収まらなかったり、或は、容器に移し入れ難い場合が少なくない。 そこで本考案の目的は、従来のおろし器の上述の如き使い勝手の悪さを、大幅 に改善した調理用のおろし器を提供するにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成する為の、本考案よるおろし器は、 おろし面1の両側縁及び上縁に、高さが2cm以上の囲い壁2を設ける構成と した。 そして、おろし面1の下端部1aは、下向きに狭まる台形に形成するとよい。 又、おろし面1の下方部分に細かいおろし歯aを設け、上方部分に粗いおろし 歯bを設けるとよい。 更に、おろし面1の上端隅角部に、曲率半径が2cm以上の丸みを持たせたり 、おろし面1と囲い壁2とが接する隅角部に、曲率半径が3mm以上の丸みを持 たせると共に、この丸み付け部分にもおろし歯を設けるとよい。
【0005】
【作用】
おろし面1の両側縁及び上縁に、高さが2cm以上の囲い壁2を設けることに よって、おろしたものが、おろし面1の周縁部からこぼれ出易い不都合は、略完 全に無くなる。 囲い壁2の高さ寸法は、おろし器の使い勝手からして、およそ5cm位が上限 値となる。 又、おろし面1の下端部1aを、下向きに狭まる台形に形成することによって 、おろしたものを、小さな容器にも移し入れ易くなる。 更に、おろし面1の下方部分に細かいおろし歯aを設け、上方部分に粗いおろ し歯bを設ければ、細かいおろし歯aでおろした山葵等を、容易にそして無駄な く容器に移し取れる。 更に、おろし面1の上端隅角部や、おろし面1と囲い壁2とが接する隅角部に 大きな丸みを持たせて置けば、おろしたものを、おろし器に付着させたまま取り 残してしまう量が少なくなり、その分、下水処理施設の負担が軽減する。
【0006】
【実施例】
以下に、図1を参照しながら本考案の一実施例を説明する。 このおろし器A1は、略縦長矩形状のおろし面1を備えており、その下端部( 使用状態での)1aを、下方に向けて狭まる台形に形成している。 又、おろし面1の上端両隅角部は、曲率半径が2cm以上、この実施例では約 3cmの曲率半径の丸みを持たせている。 この曲率半径をより大きくして、おろし面1の上縁が円弧形になる様にしても よい。
【0007】 おろし面1には、下端部1aと、上端に近い部分を残して、おろし歯を設けて いる。 このおろし歯の設け方は、おろし面1の略1/3の面積を占める下方部分に、 鮫皮状の細かいおろし歯aを設けて、山葵等の比較的少量をなるべく細かくおろ せる様にしている。 そして、残余の約2/3の面積を占める上方部分には粗いおろし歯bを設けて 、大根や山芋等を比較的大量に能率的にすりおろせる様にしている。
【0008】 更に、おろし面1の周縁部には、下縁側を除いて、高さが2cm以上、この実 施例では高さ約3cmの囲い壁2を、おろし面1と一体に設けている。 又、上縁側の囲い壁2には、把手3を一体に連設している。
【0009】 おろし器A1の材質は、この実施例では合成樹脂を採用しているが、勿論、金 属や陶磁器等で作ってもよい。
【0010】 次に、上記構成の作用を説明する。 おろし面1の周縁には、下縁部を除いて、高い囲い壁2を巡らしてあるので、 おろしたものが周縁部からこぼれるという、従来のものの、使い勝手の悪さは完 全に無くなる。
【0011】 又、大根等を大量にすりおろして、沢山の小鉢に盛り付ける場合等には、おろ し面1の下端部1aが先細りの台形になっているので、従来のものとは異なって 、一旦、大きな容器にすり溜めてから、小鉢等に盛り分ける手間を省いて、1つ 1つの小鉢等にいきなり摺り入れることも出来る。
【0012】 更に、山葵等をすりおろす細かいおろし歯aは、おろし面1の下端に近接して 設けてあるので、細かいおろし歯が上端側に設けてある従来のものとは異なって 、小鉢に直接すりおろすことが出来て、殊に、客が多人数の場合には、極めて便 利である。そして、おろし面1に付着して残る無駄も少なくなる。
【0013】 図2は、本考案の他の実施例のおろし器A2の部分縦断面図である。 上記実施例のおろし器A1との相異点は、おろし面1と囲い壁2とが接する隅 角部に、曲率半径が3mm以上の、この実施例では8mmの丸みを持たせると共 に、この丸み付け部分にもおろし歯b(a)を設けた処にある。
【0014】 これによって、従来の隅角部が角張ったおろし器とは異なって、この隅角部分 に付着したものも奇麗に取り除き易くなる。 又、この丸み付け部分にもおろし歯を設ければ、その分、おろし作業の効率を 高められる。
【0015】 尚、上記構成に於いて、細部の形状は適宜に変更しても本考案の目的は達成さ れる。 例えば、おろし面1は、楕円形に近い形状にしてもよい。 そして、囲い壁2の高さや、上端隅角部等の曲率半径の望ましい寸法は、勿論 、個々のおろし器Aの大きさや形状等に左右されるので、試行錯誤によって最適 寸法を決めればよい。 或は、傷付き易い陶器製の容器にすりおろす場合の為に、おろし面1の下縁部 に、ゴム製パッキンを嵌着させて置くとよい。
【0016】
【考案の効果】
以上の説明によって明らかな様に、本考案によるおろし器は、以下に列挙した 如き、従来のおろし器の欠点が略無くなり、使い勝手が極めてよい。 (a) おろし面の周壁が低過ぎる為に、おろしたもものこぼれ出を防ぐ役割 を殆ど果していない。 (b) おろし面の上部に設けた細かいおろし歯でおろしたものは、容器に移 し入れるのが厄介である。 (c) おろし面の下端の横幅が広過ぎて、すりおろし用の容器からはみ出た り、おろしたものを容器に移し入れ難い場合が少なくない。 (d) おろし面の隅角部が角張っているので、おろしたものを取り残し勝ち で、下水処理施設の負担を増す。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す、斜視図である。
【図2】本考案の他の実施例を示す、部分縦断面図であ
る。
【符号の説明】
A1,A2 おろし器 1 おろし面 1a 下端部 2 囲い壁 3 把手 a 細かいおろし歯 b 粗いおろし歯

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 おろし面1の両側縁及び上縁に、高さが
    2cm以上の囲い壁2を設けたことを特徴とするおろし
    器。
  2. 【請求項2】 おろし面1の下端部1aは、下向きに狭
    まる台形に形成したことを特徴とする請求項1記載のお
    ろし器。
  3. 【請求項3】 おろし面1の下方部分に細かいおろし歯
    aを設け、上方部分に粗いおろし歯bを設けたことを特
    徴とする請求項1又は2記載のおろし器。
  4. 【請求項4】 おろし面1の上端隅角部に、曲率半径が
    2cm以上の丸みを持たせたことを特徴とする請求項1
    乃至3のいずれかに記載のおろし器。
  5. 【請求項5】 おろし面1と囲い壁2とが接する隅角部
    に、曲率半径が3mm以上の丸みを持たせると共に、こ
    の丸み付け部分にもおろし歯を設けたことを特徴とする
    請求項1乃至4のいずれかに記載のおろし器。
JP1995004405U 1995-05-11 1995-05-11 おろし器 Expired - Lifetime JP3018000U (ja)

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JP1995004405U JP3018000U (ja) 1995-05-11 1995-05-11 おろし器

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JP3018000U true JP3018000U (ja) 1995-11-07

Family

ID=43153466

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