JP3077978B1 - エンジンの吸気管路洗浄装置 - Google Patents

エンジンの吸気管路洗浄装置

Info

Publication number
JP3077978B1
JP3077978B1 JP11231229A JP23122999A JP3077978B1 JP 3077978 B1 JP3077978 B1 JP 3077978B1 JP 11231229 A JP11231229 A JP 11231229A JP 23122999 A JP23122999 A JP 23122999A JP 3077978 B1 JP3077978 B1 JP 3077978B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cleaning liquid
container
pipe
air
nozzle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP11231229A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001055926A (ja
Inventor
幹雄 仲島
Original Assignee
株式会社ニックー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ニックー filed Critical 株式会社ニックー
Priority to JP11231229A priority Critical patent/JP3077978B1/ja
Priority to US09/640,799 priority patent/US6357674B1/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3077978B1 publication Critical patent/JP3077978B1/ja
Publication of JP2001055926A publication Critical patent/JP2001055926A/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B77/00Component parts, details or accessories, not otherwise provided for
    • F02B77/04Cleaning of, preventing corrosion or erosion in, or preventing unwanted deposits in, combustion engines

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Nozzles (AREA)
  • Cleaning In General (AREA)

Abstract

【要約】 【課題】 特別な設備や技術を必要とせずに種々のエン
ジンの吸気管路の洗浄を容易且つ安全に行うことができ
る洗浄装置を提供する。 【解決手段】 加圧エア源からエア供給管6を通して供
給される加圧エアによって容器5内に貯留されている洗
浄液を、洗浄液送出管7へ押出して洗浄液送出管7の末
端に接続された噴霧ノズル8からエンジン1の吸気管路
3内へ噴霧する。吸気管路3内への洗浄液の噴霧は、エ
ンジン1をかけた状態で行う。吸気管路3内へ噴霧され
た洗浄液は、吸気管路3内壁や吸気タペット23に付着
したカーボンや塵埃の汚れを剥離させて、途中キャブレ
ター24から混入されたガソリンの混合気とともにエン
ジンのシリンダ25室内に流入し、ここで完全に燃焼し
て排気管路27を通ってエンジン1外部へ排気ガスとし
て排出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等のエンジ
ンの吸気管路の内壁や吸気タペットに付着したカーボン
や塵埃等の汚れを洗浄するための洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車等のエンジンは、図7に
その概略構造を示すように、シリンダブロックA1下部
のクランクケースA2内にクランク軸A3が設けられ、
前記クランク軸A3はコンロッドA4によりシリンダ室
A5内に上下動自在に設けられたピストンA6と連結さ
れている。前記シリンダブロックA1の上部には、吸気
タペットA7、排気タペットA8、及び、点火プラグA
9等が設けられたシリンダヘッドA10が取り付けられ
ている。
【0003】シリンダヘッドA10には、吸気管路A1
1の一方の端部が連結されており、前記吸気管路A11
の他方の端部には、エアクリーナA12が取り付けられ
ている。また、吸気管路A11の途中には、スロットル
バルブA13、キャブレターA14のベンチュリー部、
チョークバルブA15等が配置されている。
【0004】キャブレターA14のフロート室A16に
は、燃料タンクA17からガソリンが給油管A18を介
して燃料ポンプA19で供給されるようになっている。
フロート室A16には、図示しないフロート弁が配置さ
れており、前記フロート弁によって、フロート室A16
内のガソリンの液面のレベルが常時一定に保たれるよう
に、給油管A18からフロート室内A16へ送り込まれ
るガソリンの量が自動的に調整されるようになってい
る。なお、フロート室A16に燃料ポンプA19で送ら
れる過剰のガソリンは、戻し管A20により燃料タンク
A17に戻される。
【0005】また、シリンダヘッドA10には、排気管
路A21の一方の端部が連結されている。前記排気管路
A21の途中には排気ガス中のNOx等を分解する触媒
装置A22が設けられ、他方の端部には排気騒音を消音
する排気マフラーA23が取り付けられている。
【0006】前述したように構成されているエンジン
は、排気タペットA8が閉じ、吸入タペットA7が開い
てピストンA6が下降する過程で、外部の空気がエアク
リーナA12を介して吸気管路A11へ流入し、キャブ
レターA14のベンチュリー部を通過する際の流速の増
加によって生じた負圧で、フロート室A16内のガソリ
ンを吸い出して吸気管路A11内に霧状に噴出させる。
そして、その結果生じたガソリンと空気との混合気は、
ピストンA6のさらなる下降動作によってシリンダ室A
5内に流入する。
【0007】次に、吸入タペットA7と排気タペットA
8の両方が閉じた状態でピストンA6が上昇するとシリ
ンダ室内A5の混合気は圧縮され、ピストンA6が上死
点近傍に至ると点火プラグA9に通電されてシリンダ室
A5内の混合気に着火される。
【0008】混合気の爆発燃焼によってシリンダ室A5
内の圧力は急激に上昇し、その結果ピストンA6は押し
下げられ、コンロッドA4を介してクランク軸A3に回
転力が生じる。次いで、ピストンA6が再び上昇する過
程で、排気タペットA8が開放されると、シリンダ室A
5内の燃焼ガスは、排気管路A21からエンジン外部へ
排気される。
【0009】このようにして、エンジンが長時間使用さ
れると、吸気管路A11内部や吸気タペットA7にカー
ボンや塵埃等が付着堆積し、スロットルバルブA13や
吸気タペットA7等の円滑な動作を損なったり、吸気効
率を低下させる原因となる。
【0010】そこで、従来では、図8に示すように、燃
料タンクA17とフロート室A16を連結する給油管A
18と戻し管A20を直結するとともに、別途用意した
洗浄装置24の供給管A25と戻し管A26をフロート
室A16に連結して吸気管路A11の洗浄作業を行って
いた。
【0011】前記洗浄装置A24は、洗浄液とガソリン
との混合液が貯留されたタンクA27、前記タンクA2
7内の混合液をフロート室A16に送り込むためのポン
プA28、混合液の流量を増減するための絞り弁A2
9、供給管A25内の混合液の圧力を表示するための圧
力計A30等を備えており、フロート室A16にポンプ
A28でタンク内の混合液を送り込む構造になってい
る。
【0012】このような洗浄装置A24をフロート室A
16に取り付けてエンジンを稼動させると、フロート室
A16には、ガソリンの代わりに洗浄液とガソリンとの
混合液が供給され、キャブレターA14のベンチュリー
部から、吸気管A11内に前記混合液が霧状に噴射され
る。
【0013】そして、霧状あるいはガス状となった混合
液が吸気管A11内や吸気タペットA7を通過する間に
混合液中に含まれる洗浄液が、吸気管路A11内壁や吸
気タペットA7に付着したカーボンや塵埃の汚れを剥離
させてシリンダA5室内に流入する。
【0014】ここで、混合液のガスとこれに混入したカ
ーボン、塵埃等は、点火プラグの着火によって燃焼さ
れ、排気タペットから排気管路を通って外部へ排気ガス
として排出される。
【0015】一方、自動車エンジンの吸気系統の洗浄方
法としては、例えば、特開平10−61456号公報に
記載されているような、電子制御燃料噴射装置付き自動
車エンジンのスロットルチャンバー内部に、専用ノズル
を用いて洗浄液を注入・噴射して吸気系統を洗浄する方
法が知られている。
【0016】前記特開平10−61456号公報に記載
されているの洗浄方法の第1のものでは、エアダクトの
接続パイプに接続されたブローバイホースを外し、代わ
りに洗浄剤容器につながるチューブと接続されたシリコ
ンゴム等からなる栓を介して専用のノズルをセットし、
洗浄剤を前記ノズルの噴射口からスロットルチャンバー
内へ注入・噴射するようにしている。
【0017】また、前記特開平10−61456号公報
に記載されている洗浄方法の第2のものでは、エアクリ
ーナの直ぐ下に、エアフローメータが組み込まれたスロ
ットルチャンバーを備えたエンジンのエアクリーナの上
蓋を外し、専用のノズルを用いてエアフローメータ上部
の金網を通してエアフローメータを通り過ぎた位置から
スロットルチャンバー内部へ洗浄剤を注入噴射するよう
にしている。
【0018】そして、前記第1、第2の何れの方法にお
いても、エンジンをかけながら洗浄剤をスロットルチャ
ンバー内に注入噴射し、噴射後は排煙がなくなるまで断
続的にエンジンを空ふかししてエンジン内部に残った洗
浄剤を燃焼させて洗浄作業を終了するようにしている。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】前述した図8に示す従
来の洗浄装置A24においては、吸気管路A11の洗浄
作業を行う場合にキャブレターA14のフロート室A1
6と燃料タンクA17とを連結している給油管A18と
戻し管A20を取り外して、洗浄装置A24の供給管A
25と戻し管A26をフロート室A16に連結し直す作
業工程を有するため、洗浄作業のための設備や専門的な
技術が必要となり、一般のユーザーが自分で洗浄作業を
行うことができなかった。
【0020】一方、特開平10−61456号公報に記
載されている洗浄方法では、洗浄剤の容器にエアゾール
缶が用いられるが、ジーゼルエンジンや最近の高圧縮比
のガソリンエンジンでは、エアゾール缶内の洗浄剤を噴
射するための推進剤となるプロパンがシリンダ室内に流
入したときに、ピストンの圧縮行程の途中でシリンダ室
内の温度が上昇すると自然発火して爆発し、その時生じ
る過大な圧力によってコンロッド等を湾曲させる事故等
を生じる恐れがあった。
【0021】そこで本発明は、前述したような従来技術
の問題を解決し、特別な設備や技術を必要とせずに種々
のエンジンの吸気管路の洗浄を容易且つ安全に行うこと
ができる洗浄装置を提供することを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明のエンジンの吸気管路洗浄装置は、洗浄液が
貯留される容器と、一方の端が加圧エア源に接続され、
他方の端が前記容器内に連通して前記加圧エア源から容
器内へ加圧エアを供給するエア供給管と、一方の端が前
記容器内に連通し、容器底部から前記加圧エアによって
加圧された洗浄液を送り出す洗浄液送出管と、前記洗浄
液送出管の他方の端に接続された噴霧ノズルと、前記洗
浄液送出管の途中に介装され、エア源のエアで動作する
エアパルス回路が発生する周期的なパイロット圧により
周期的に開閉されるパイロット開閉弁とを備えたもので
ある。
【0023】本発明においては、洗浄液が封入された容
器の下端面周囲を密封するシール部材が設けられた保持
面と、前記シール部材に前記下端面周囲を密着させて前
記保持面に容器を固定するクランプ部材と、シール部材
内周側で保持面から出没自在に設けられ、突出位置で保
持面上に固定された容器下端面を突き破って開口を形成
するカッタとを有する容器ホルダを備え、エア供給管と
洗浄液送出管はそれぞれ前記容器ホルダに接続されて、
エア供給管の加圧エアが前記カッタで形成された容器の
開口から容器内に導入され、そのエア圧により、前記開
口を通して容器内の洗浄液が洗浄液送出管から噴霧ノズ
ルに向けて送出されるように構成されていることが好ま
しい。
【0024】さらに、噴霧ノズルが洗浄液を噴霧するノ
ズル本体と、前記ノズル本体を中心としてその軸方向片
側に傾斜して放射状に拡がる複数の弾性変形容易な支持
脚が設けられたノズルホルダからなり、前記ノズルホル
ダがそれぞれの支持脚先端部がノズル本体の先端を越え
て前方に拡がる向きと、ノズル本体の後方に拡がる向き
の両方の向きで選択的にノズル本体に着脱できるように
構成されていることも好ましい。
【0025】
【発明の実施の形態】本発明のエンジンの吸気管路洗浄
装置は、エアコンプレッサやアキュムレータ等で構成さ
れる加圧エア源からエア供給管を通して供給される加圧
エアによって、洗浄液が貯留されている容器内の洗浄液
を洗浄液送出管へ押出し、洗浄液送出管の末端に接続さ
れた噴霧ノズルからエンジンの吸気管路内へ噴霧するよ
うにしている。
【0026】吸気管路内への洗浄液の噴霧は、エンジン
をかけた状態で行う。吸気管路へ侵入した洗浄液は、吸
気管路内壁や吸気タペット等に付着したカーボンや塵埃
の汚れを剥離させる。そして、洗浄液は、途中キャブレ
ターで混入されたガソリンの混合気とともにエンジンの
シリンダ室内に流入し、ここで完全に燃焼して排気管路
を通ってエンジン外部へ排気ガスとして排出される。
【0027】本発明においては、噴霧ノズルからの洗浄
液の噴霧をエアパルス回路によって周期的に開閉制御さ
れるパイロット開閉弁を用いて断続的に行うように構成
されているので、シリンダ室内で燃焼しきれない多量の
洗浄液を吸気管路に送り込んで、エンジン作動不良を引
き起こすような事故を防止することができる。
【0028】また、本発明においては、洗浄液が充填さ
れているタンクのような密閉容器に直接エア供給管と洗
浄液送出管を接続して前記容器内の洗浄液を加圧空気で
噴霧ノズルから噴霧してもよいが、あらかじめ洗浄液が
一定量充填密封されている金属缶等の容器をクランプ部
材でエア供給管と洗浄液送出管が接続された容器ホルダ
に着脱自在に装着し、容器ホルダに設けられたカッタで
容器下端面を突き破って容器内の洗浄液を洗浄液送出管
から送り出すようにすることもできる。
【0029】また、噴霧ノズルを洗浄液をエンジンの吸
気管路内に噴霧するノズル本体と複数の弾性変形容易な
支持脚が設けられたノズルホルダから構成し、ノズルホ
ルダをそれぞれの支持脚先端部がノズル本体の先端を越
えて前方に拡がる向きと、ノズル本体の後方に拡がる向
きの両方の向きで選択的にノズル本体に着脱できるよう
にすることにより、噴霧ノズルをエアクリーナ内にノズ
ル保持部の複数の支持脚で保持したり、ノズル保持部の
支持脚を折り曲げて吸気管路内壁面にその弾性力で固定
して噴霧ノズルを吸気管路内に位置させて洗浄作業を行
うことができる。
【0030】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。図1は、本発明のエンジンの吸気管路洗浄装置の
第1実施例を示す図であり、本実施例は、エンジン1の
エアクリーナ2のカバー(図示せず)を取り外し、ここ
から吸気管路3内部に洗浄装置4により洗浄液を噴霧し
て洗浄するようにしている。
【0031】洗浄装置4は、洗浄液が貯留される容器5
と一方の端が図示していないエアコンプレッサ等の加圧
エア源に接続され、他方の端が前記容器5内に連通して
前記加圧エア源から容器5内へ加圧エアを供給するエア
供給管6と、一方の端が前記容器5内部に連通し、容器
5底部から前記加圧エアによって加圧された洗浄液を送
り出す洗浄液送出管7と、前記洗浄液送出管7の他方の
端に接続された噴霧ノズル8とを備えている。なお、洗
浄液送出管7は、少なくとも噴霧ノズル8の近傍部分が
屈曲自在な構造になっている。
【0032】加圧エア源から容器5へ加圧エアを供給す
るエア供給管6の途中には減圧弁9が設けられていて、
容器5側へ導入されるエア圧力を調整している。また、
洗浄液送出管7の噴霧ノズル8の近傍位置には、手動開
閉弁10が設けられている。
【0033】図2は、洗浄装置4の要部構造を示す図で
あって、洗浄液を貯留している容器5は、本実施例にお
いては、内部に洗浄液Wが充填されている円筒状の金属
缶で形成されており、図1では図示を省略している容器
ホルダ11に保持されて使用されるものである。
【0034】前記容器ホルダ11には、容器5の下端面
周囲を密封するシール部材12が保持面11Aの周囲に
形成された環状溝11B内に嵌装されている。なお、本
実施例では、シール部材12としてゴム製のOリングが
用いられている。前記環状溝11Bは、保持面11Aよ
り上方に突出して、容器5の外周面を係合位置決めする
係合段部Rの内周面と連続している。
【0035】また、容器5は、容器ホルダ11の係合段
部Rに下端面を係入した位置で、容器ホルダ11の上部
に設けられた複数のクランプ13によって保持面11A
上に固定されるようになっている。
【0036】すなわち、これらのクランプ13は、容器
ホルダ11に対してクランプ軸13Aで回動自在に支持
されたクランプレバー13Bと、クランプレバー13B
に対して連結軸13Cで回動自在に連結されたクランプ
本体13Dで構成されており。クランプレバー13Bを
押し下げることによって、クランプ本体13Dが容器5
を下方に押して、その下端面周囲がシール部材12に押
し付けられて、保持面11Aと容器下端面との間の空間
が外部から密閉される。
【0037】一方、容器ホルダ11の保持面11Aに
は、前述したエア供給管6に連通するエア流入口11C
と、洗浄液送出管7に連通する洗浄液流出口11Dが開
口している。
【0038】また、容器ホルダ11には、保持面11A
から上端部が出没するように上下にスライド自在に保持
されたカッタ14が設けられている。前記カッタ14の
上端部には鋭利な切断刃14Aが形成されていて、図2
に示すように上方に突出したときに、容器5の底面を突
き破って開口するようになっている。
【0039】カッタ14の切断刃14Aの下方には断面
円形の軸部14Bが連続しており、前記軸部14Bは、
容器ホルダ11に形成されている支持孔11Eにスライ
ド自在に案内保持されている。
【0040】なお、詳細には図示していないが、軸部1
4Bと支持孔11Eとの隙間から洗浄液が容器ホルダ1
1の下方へ漏出しないように、支持孔11Eとカッタ1
4の軸部14Bとの間は、Oリングによって液密状態に
密封されている。
【0041】軸部14Bの下端は、一方の端をレバー軸
15で回動自在に支持された容器開口レバー16の前記
レバー軸15寄りの中間部分に回動自在で且つ、僅かに
容器開口レバー16の長手方向に変位可能に軸着されて
いる。
【0042】したがって、カッタ14の切断刃14A
を、容器ホルダ11の保持面11A下方に没入退避させ
ておいて、保持面11Aに洗浄液Wが充填されている新
しい容器5をクランプ13によって固定し、容器開口レ
バー16の他端を手で引き上げると、カッタ14が上昇
してその切断刃14Aが容器5の底面を突き破って開口
が形成される。
【0043】この状態で、図示しない加圧エア源よりエ
ア供給管6へ加圧エアを導入すると、前記加圧エアは容
器ホルダ11の保持面11Aに開口するエア流入口11
Cから前記切断刃14Aで破断形成された前記開口から
容器5内に流入する。
【0044】一方、容器5内の洗浄液Wは、その底部開
口から侵入した加圧エアによって押し出され、容器ホル
ダ11の保持面11Aに開口している洗浄液流出口11
Dから洗浄液送出管7に送り出され、手動開閉弁10を
開いた状態で噴霧ノズル8から霧状に噴射される。ま
た、ここでは図示を省略しているが、エア供給管6の途
中に容器5内の洗浄液が加圧エア源側に逆流することを
防止するためのチェック弁が組み込まれている。
【0045】本実施例においては、エア供給管6の途中
にエアパルス回路17が設けられている。前記エアパル
ス回路17は、エア供給管6を通過する加圧エアの流れ
によって、パイロット管路18に周期的なパイロット圧
を発生させるもので、前記パイロット管路18の末端
は、パイロット開閉弁19に接続されている。なお、エ
アパルス回路17、パイロット管路18、及び、パイロ
ット開閉弁19等は、図1においては図示を省略してい
る。
【0046】前記パイロット開閉弁19は、パイロット
管路18により周期的に加えられるパイロット圧に応動
して、洗浄液送出管7内の洗浄液の流れを周期的に断続
させるために設けられており、これによって、図1に示
すように、エンジン1の吸気管路3を洗浄する際に過剰
の洗浄液が送り込まれることを防止している。
【0047】図3は、エアパルス回路17の一例を示す
空気回路図である。エアパルス回路17は、減圧弁9の
下流側でエア供給管6から分岐したエア導入管17Aが
Pポートに接続されたパイロット切換弁17Bを有して
いる。なお、エア供給管6には、エア導入管17Aの分
岐位置より下流側に、洗浄液の逆流を阻止するための6
Aが組み込まれている。
【0048】前記パイロット切換弁17BのAポート
は、パイロット管路17Cに接続されている。前記パイ
ロット管路17Cの途中には、可変絞り弁17Dとパイ
ロット切換弁17Bの一方のパイロットポートa側への
エアの流入を阻止するチェック弁17Eが並列に設けら
れているとともに、これらの可変絞り弁17D及びチェ
ック弁17Eと、前記パイロットポートaとの間にはア
キュムレータ17Fが設けられている。
【0049】一方、パイロット切換弁17BのBポート
は、パイロット管路17Gに接続されている。前記パイ
ロット管路17Gは、切換弁17Bのパイロットポート
bに接続されており、途中に可変絞り弁17Hと前記パ
イロットポートb側へのエアの流入を阻止するチェック
弁17Iが並列に設けられているとともに、これらの可
変絞り弁17H及びチェック弁17Iと、前記パイロッ
トポートbとの間にはアキュムレータ17Jが設けられ
ている。
【0050】また、前記パイロット管路17Gの途中の
X位置からは、洗浄液送出管7の途中に介装されている
常閉型のパイロット開閉弁19の開放動作を行うための
パイロット管路18が分岐している。
【0051】次に、前述したように構成されているエア
パルス回路17の動作を説明する。図3に示すように最
初、パイロット切換弁17BのPポートはAポートと連
通し、Bポートは、大気中に開放されたRポートに連通
している。この状態では、パイロット管路17Gとパイ
ロット管路18内には圧力が生じておらず、従って、パ
イロット切換弁19は閉じている。
【0052】一方、加圧エア源Sからは、エア導入管1
7Aからパイロット切換弁17BのPポート、Aポー
ト、可変絞り弁17Dを介してアキュムレータ17Fに
徐々にエアが流入する。
【0053】その結果、パイロット切換弁17Bのパイ
ロットポートaにパイロット管路17Fを介して加わる
エア圧は次第に高まり、所定の圧力に達した時点で、パ
イロット切換弁17BのPポートがBポートに、Rポー
トがAポートに接続されるように切り換わる。
【0054】そうすると、アキュムレータ17Fに貯ま
っていたエアは、チェック弁、パイロット切換弁17B
を通じて大気中に放出され、パイロットポートaに加わ
っていたパイロット圧は消失する。
【0055】同時に、加圧エア源Sから加圧エアがパイ
ロット切換弁17Bを介してパイロット管路17Gに流
入し、その一部はP位置からパイロット管路18に流入
してパイロット開閉弁19を開く。
【0056】この時、手動開閉弁10が開放されていれ
ば、容器5に貯留されている洗浄液は、エア供給管6を
通して容器5内へ導入される加圧エアの圧力によって洗
浄液送出管7を通過して噴霧ノズル8から噴霧される。
【0057】一方、パイロット管路17Gに流入した加
圧エアの残りの部分は、可変絞り弁17Hを通過してア
キュムレータ17Jに徐々に流入し、次第にパイロット
切換弁17Bのパイロットポートbにパイロット管路1
7Gを介して加わるエア圧は高まり、所定の圧力に達し
た時点で、パイロット切換弁17Bは、図3に示す位置
に再び切り換わる。
【0058】その結果、パイロット管路18とパイロッ
ト管路17G内のエア圧は、パイロット切換弁17Bの
Rポートを通じて大気中に開放され、パイロット管路1
8のパイロット圧の消失に伴って、パイロット開閉弁1
9が閉じられる。
【0059】以降、エアパルス回路17は、前述した動
作を周期的に繰り返すことにより、パイロット開閉弁1
9の周期的な開閉動作を自動的に行う。なお、2つの可
変絞り弁17D、17Hの絞り量を加減することによっ
て、パイロット開閉弁19の開閉周期や、閉じている時
間と開いている時間の比率を調整することができる。
【0060】次に、本発明の洗浄装置4に用いられる噴
霧ノズル8について説明する。噴霧ノズル8は、図4
(A)、(B)に示すように、洗浄液送出管7の末端に
接続されて、洗浄液送出管7内を圧送される洗浄液を先
端から霧状にして噴射するノズル本体8Aと、前記ノズ
ル本体8Aの外周に着脱自在に嵌合固定されるノズルホ
ルダ8Bから構成されている。
【0061】前記ノズルホルダ8Bはゴムや樹脂で作ら
れており、ボス部8Cと、容易に弾性変形可能な複数の
支持脚8Dから構成されている。これらの支持脚8D
は、ノズル本体8Aを中心として軸方向片側に傾斜して
放射状に拡がる形でボス部8Cの周囲に一体に設けられ
ている。
【0062】図4の(C)に示すように、ボス部8Cに
は内側に複数の環状の突条Tが形成された貫通孔Hが形
成されていて、前記貫通孔Hにノズル本体8Aを嵌入す
ると、突条Tとノズル本体8Aの外周面との間の摩擦に
よってノズルホルダ8Bがノズル本体8Aに固定保持さ
れる。
【0063】図4の(A)に示すように、ノズルホルダ
8Bはそれぞれの支持脚8D先端部がノズル本体8Aの
先端を越えてその前方に拡がる向きと、同図の(B)に
示すように、ノズル本体8Aの後方に拡がる向きの両方
の向きで選択的にノズル本体8Aに固定できるように構
成されている。また、ノズルホルダ8Bの各支持脚8D
の先端には、エンジンの吸気管路の管端に係合するため
の鉤部Fが形成されている。
【0064】次に、前述したように構成されている洗浄
装置4によって、図1に示す、エンジン1のエアクリー
ナ2の位置から吸気管路3の内部を洗浄する作業の手順
について説明する。この場合、噴霧ノズル8は、ノズル
本体8Aに対してノズルホルダ8Bを図4(A)に示す
向きに取り付け、カバーを外したエアクリーナ2底部中
央に開口している吸気管路3にその噴霧孔(図示せず)
が対向するように、ノズルホルダ8Aの複数の支持脚8
Bによってエアクリーナ2内に垂直下向きに配置され
る。
【0065】そして、エンジン1をかけた状態で加圧エ
ア源からエア供給管6に送られる加圧エアにより、容器
5内の洗浄液を洗浄液送出管7側に送り出すようにす
る。ここで、手動開閉弁10を開くと、そのノズル本体
8A先端に形成されている噴霧孔から吸気管路3内に洗
浄液が噴霧される。
【0066】こうして吸気管路3内に向けて噴霧された
洗浄液は、エンジン1のピストン20の吸気行程で、吸
気管路3内に吸い込まれ、途中、吸気管路3の壁面やチ
ョークバルブ21、スロットルバルブ22、吸気タペッ
ト23等に付着しているカーボンや塵埃等の汚れを除去
し、また、吸気管路3内に吸入された霧状の洗浄液は、
途中キャブレター24のベンチュリー部から噴霧される
ガソリンの混合気と混ざってシリンダ室25に流入す
る。
【0067】ここで、汚れを含んだ洗浄液は、ガソリン
の混合気とともに爆発燃焼され、その燃焼ガスは排気タ
ペット26から排気管路27を通して外部に排出され
る。この際、前述したエアパルス回路17によって、吸
気管路3内への洗浄液の噴霧は間欠的に行われ、シリン
ダ室内に過剰な洗浄液が送り込まれることが防止され
る。
【0068】洗浄作業を終了する場合には、洗浄装置4
の手動操作弁10を閉じた後、しばらくエンジン1をア
イドリング状態にして、吸気管路3に残っている洗浄液
をシリンダ室25内で完全に燃焼させる。
【0069】次に図5は、本発明の吸気管路洗浄装置の
第2実施例を示すもので、洗浄装置4自体は、前述した
第1実施例に使用しているものと同じである。この実施
例においては、エアクリーナ2を吸気管路3から取り外
して吸気管路3の端部に直接噴霧ノズル8を差し込んで
洗浄作業を行うようにしており、エアクリーナ2内部が
噴霧ノズル8を配置できない構造の場合にこの方法が適
用される。
【0070】この場合には、噴霧ノズル8は、ノズル本
体8Aに対してノズルホルダ8Bを図4(B)に示す向
きに取り付け、支持脚8Dをその弾性によって撓ませて
吸気管路3内部に押し込み、鉤部Fを吸気管路3の管端
に係合させることにより、吸気管路3に固定保持する。
なお、洗浄作業自体は、前述した実施例と同様な手順で
行うことができる。
【0071】さらに、図6は、本発明の吸気管路洗浄装
置の第3実施例を示すもので、この実施例においては、
前述した各実施例に用いられている洗浄装置4と噴霧ノ
ズル8’のみの構造が異なった洗浄装置4’が用いられ
ている。
【0072】前記噴霧ノズル8’は、洗浄液送出管7の
末端に接続された、洗浄液送出管7と略同径の円筒状に
形成され、洗浄液の噴霧孔が外周面の一部に形成されて
いて、洗浄液を洗浄液送出管7の長手方向と直角方向に
噴霧できるようになっている。
【0073】この実施例においては、噴霧ノズル8’
は、キャブレター24のベンチュリー部とスロットルバ
ルブ22の間で吸気管路3の周壁に形成されているバキ
ュームポートhから吸気管路3内に挿入されて使用され
る。なお、バキュームポートhは、パワーステアリング
機構のパワーアシスト量を決める場合等において、吸気
管路内の真空度を検出するために設けられているもので
ある。
【0074】また、図6には示していないが、噴霧ノズ
ル8’のバキュームポートhを貫通する部分の外周に
は、前記バキュームポートhの内周に嵌合して噴霧ノズ
ル8’を固定すると同時にバキュームポートhと噴霧ノ
ズル8’との隙間を密封する栓状のシール部材が設けら
れている。
【0075】噴霧ノズル8’の噴霧孔は、キャブレター
24のベンチュリー部側に向けることによって、吸気流
路の面積が絞られて汚れが堆積し易いベンチュリー部を
効果的に洗浄することができる。なお、本実施例におい
ても、洗浄作業自体は、前述した2つの実施例と同様な
手順で行うことができる。
【0076】前述した各実施例においては、洗浄装置
4、4’が図2に示すエアパルス回路17とこれにより
開閉制御されるパイロット開閉弁19を用いているが、
これらを省略して洗浄装置を構成してもよい。また、エ
アパルス回路自体も、図3に示す構成のものに限定する
ものではなく、洗浄液送出管の途中に介装されたパイロ
ット開閉弁を周期的に開閉できる機能を有するものであ
ればよい。
【0077】また、各実施例においては、容器5に洗浄
液が充填密封された金属缶を用い、容器ホルダ11でこ
れを保持して使用するものを示したが、容器として洗浄
液を貯留する定置式のタンクを用い、エア供給管と洗浄
液送出管は前記タンクに直接接続するようにしてもよ
い。
【0078】さらに、噴霧ノズルの形態も前述した各実
施例のものに限定するものではなく、吸気管路内に洗浄
液を噴霧できる構造であればよい。
【0079】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載さ
れた発明によれば、エンジンの吸気管路を洗浄する際
に、従来のように、洗浄作業を行う場合にキャブレター
のフロート室と燃料タンクとを連結している給油管と戻
し管を取り外して、洗浄装置の供給管と戻し管をフロー
ト室に連結する作業を行わなくて済み、洗浄作業のため
の特別な設備や専門の技術が不要となるので、洗浄作業
を容易に行うことができる。
【0080】また、吸気管路内への洗浄液の噴霧は、加
圧エアによって行われているため、スプレー缶入りの洗
浄剤を吸気管路内へ噴霧して洗浄作業を行う場合のよう
に、プロパン等の引火性のガスが混入することもないの
で、圧縮比の高いディーゼルエンジンや最近の燃料噴射
式のガソリンエンジンに対しても安全に用いることがで
きる。
【0081】また、エアパルス回路によってパイロット
開閉弁を周期的に開閉し、エンジンの吸気管路内への洗
浄液の噴霧を断続的に行うようにしているため、シリン
ダ室内で燃焼しきれない多量の洗浄液を吸気管路に送り
込んで、エンジン作動不良を引き起こす事故を防止でき
る。
【0082】また、請求項2記載の発明によれば、必要
な量の洗浄液を封入した金属缶等の容器を容器ホルダに
装着して洗浄作業を行うことができるため、洗浄液の保
管や取扱が容易となる。
【0083】さらに、請求項3記載の発明によれば、噴
霧ノズルをエアクリーナ内にノズル保持部の複数の支持
脚で保持したり、ノズル保持部の支持脚を折り曲げて吸
気管路内壁面にその弾性力で固定して噴霧ノズルを吸気
管路内に位置させて洗浄作業を行うことができ、エアク
リーナや吸気管路の構造に応じて噴霧ノズルの位置を選
択することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の本発明のエンジンの吸気管路洗浄装
置の第1実施例を示す概略図である。
【図2】 本発明のエンジンの吸気管路洗浄装置の要部
構造を示す図である。
【図3】 本発明のエンジンの吸気管路洗浄装置に用い
られるエアパルス回路の一例を示す空気回路図である。
【図4】 本発明のエンジンの吸気管洗浄装置に用いら
れる噴霧ノズルの構造を示す図である。
【図5】 本発明のエンジンの吸気管路洗浄装置の第2
実施例を示す概略図である。
【図6】 本発明のエンジンの吸気管路洗浄装置の第3
実施例を示す概略図である。
【図7】 一般的なエンジンの概略構造を示す図であ
る。
【図8】 従来の吸気管路洗浄装置の一例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 エンジン 2 エアクリーナ 3 吸気管路 4 洗浄装置 5 容器 6 エア供給管 6A チェック弁 7 洗浄液送出管 8 噴霧ノズル 8A ノズル本体 8B ノズルホルダ 8C ボス部 8D 支持脚 9 減圧弁 10 手動開閉弁 11 容器ホルダ 11A 保持面 11B 環状溝 11C エア流入口 11D 洗浄液流出口 11E 支持孔 12 シール部材 13 クランプ 13A クランプ軸 13B クランプレバー 13C 連結軸 13D クランプ本体 14 カッタ 14A 切断刃 14B 軸部 15 レバー軸 16 容器開口レバー 17 エアパルス回路 17A エア導入管 17B パイロット切換弁 17C パイロット管路 17D 可変絞り弁 17E チェック弁 17F アキュムレータ 17G パイロット管路 17H 可変絞り弁 17I チェック弁 17J アキュムレータ 18 パイロット管路 19 パイロット開閉弁 20 ピストン 21 チョークバルブ 22 スロットルバルブ 23 吸気タペット 24 キャブレター 25 シリンダ室 26 排気タペット 27 排気管路

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗浄液が貯留される容器と、 一方の端が加圧エア源に接続され、他方の端が前記容器
    内に連通して前記加圧エア源から容器内へ加圧エアを供
    給するエア供給管と、 一方の端が前記容器内に連通し、容器底部から前記加圧
    エアによって加圧された洗浄液を送り出す洗浄液送出管
    と、 前記洗浄液送出管の他方の端に接続された噴霧ノズル
    と、前記洗浄液送出管の途中に介装され、エア源のエアで動
    作するエアパルス回路が発生する周期的なパイロット圧
    により周期的に開閉されるパイロット開閉弁と を備えた
    ことを特徴とするエンジンの吸気管路洗浄装置。
  2. 【請求項2】 洗浄液が封入された容器の下端面周囲を
    密封するシール部材が設けられた保持面と、前記シール
    部材に前記下端面周囲を密着させて前記保持面に容器を
    固定するクランプ部材と、シール部材内周側で保持面か
    ら出没自在に設けられ、突出位置で保持面上に固定され
    た容器下端面を突き破って開口を形成するカッタとを有
    する容器ホルダを備えエア供給管と洗浄液送出管はそれぞれ前記容器ホルダに
    接続されて、エア供給管の加圧エアが前記カッタで形成
    された容器の開口から容器内に導入され、そのエア圧に
    より、前記開口を通して容器内の洗浄液が洗浄液送出管
    から噴霧ノズルに向けて送出されるように構成されてい
    ることを特徴とする請求項1記載のエンジンの吸気管路
    洗浄装置
  3. 【請求項3】 噴霧ノズルが洗浄液を噴霧するノズル本
    体と、前記ノズル本体を中心としてその軸方向片側に傾
    斜して放射状に拡がる複数の弾性変形容易な支持脚が設
    けられたノズルホルダからなり、前記ノズルホルダはそ
    れぞれの支持脚先端部がノズル本体の先端を越えて前方
    に拡がる向きと、ノズル本体の後方に拡がる向きの両方
    の向きで選択的にノズル本体に着脱できるように構成さ
    れていることを特徴とする請求項1又は2記載のエンジ
    ンの吸気管路洗浄装置
JP11231229A 1999-08-18 1999-08-18 エンジンの吸気管路洗浄装置 Expired - Fee Related JP3077978B1 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11231229A JP3077978B1 (ja) 1999-08-18 1999-08-18 エンジンの吸気管路洗浄装置
US09/640,799 US6357674B1 (en) 1999-08-18 2000-08-18 Cleaning device for intake pipe passage of engine

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11231229A JP3077978B1 (ja) 1999-08-18 1999-08-18 エンジンの吸気管路洗浄装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP3077978B1 true JP3077978B1 (ja) 2000-08-21
JP2001055926A JP2001055926A (ja) 2001-02-27

Family

ID=16920354

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11231229A Expired - Fee Related JP3077978B1 (ja) 1999-08-18 1999-08-18 エンジンの吸気管路洗浄装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6357674B1 (ja)
JP (1) JP3077978B1 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1714016B1 (en) * 2004-02-13 2017-04-12 CPS Products Canada Ltd. Apparatus and methods for cleaning combustion systems
JP5106695B1 (ja) 2012-04-02 2012-12-26 修 小川 ディーゼルエンジン用内部洗浄剤及びこれを用いた洗浄システム
CN103422985A (zh) 2013-09-02 2013-12-04 刘新羽 一种发动机进气阀与燃烧室积碳在线清洗系统与控制方法
CN104314686B (zh) * 2014-08-15 2016-08-31 麦特汽车服务股份有限公司 一种汽车燃烧室泡沫清洗剂加注回抽装置及其工作方法
US20180238230A1 (en) * 2014-10-08 2018-08-23 Bernie C. Thompson Compositions for Engine Carbon Removal and Methods and Apparatus for Removing Carbon
FR3056640B1 (fr) * 2016-09-27 2020-08-14 Renault Sas Systeme et procede de decrassage de soupapes d'un moteur a combustion interne
EP3634646A4 (en) * 2017-06-08 2021-04-14 ATS Chemical LLC COMPOSITIONS AND PROCESSES FOR REMOVING CARBON FROM AN ENGINE
US11022034B2 (en) * 2019-10-19 2021-06-01 Ethan Fisher Systems for cleaning internal combustion engine intake valves

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2696361A (en) * 1953-04-29 1954-12-07 Philadelphia Valve Company Valve
US2868584A (en) * 1954-06-28 1959-01-13 Norgren Co C A Spray system
US3577808A (en) * 1968-12-23 1971-05-04 Boeing Co Sub-zero cutting fluid generator
US4106701A (en) * 1976-10-26 1978-08-15 Siefken Larry O Device for puncturing a hole in a can and washing the inside thereof
IL74332A (en) * 1985-02-13 1991-09-16 Rosenberg Peretz Pulsator device for converting line fluid pressure to a pulsating pressure
JPH01262328A (ja) 1988-04-13 1989-10-19 United Supeshiaruteiizu Co:Kk エンジンの燃料噴射器、吸気弁や燃焼室の清浄方法
US5133500A (en) * 1988-12-02 1992-07-28 Virgil Simpson Marking foam system for agricultural equipment
JPH1061456A (ja) 1996-08-22 1998-03-03 Nippon Baazu Kk 自動車エンジンの吸気系統の洗浄方法
US5837168A (en) * 1996-12-03 1998-11-17 Rowe; Carroll G. Foam generating apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
JP2001055926A (ja) 2001-02-27
US6357674B1 (en) 2002-03-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3077978B1 (ja) エンジンの吸気管路洗浄装置
US20040083723A1 (en) Device for the post-treatment of exhaust gases of an internal combustion engine
EP2263809A3 (en) System for washing an aero gas turbine engine
EP1457264A3 (en) Liquid spray device and cutting method
JP2009534580A (ja) 内燃機関の排ガス系統に還元剤を供給するための装置
JP2008286103A (ja) ガソリンエンジンの内面部品の洗浄方法
CN203702340U (zh) 一种汽车三元催化器清洗再生还原装置
KR200477233Y1 (ko) 자동차의 흡기장치를 클리닝하는 흡기 클리닝 장치
US6948642B2 (en) Apparatus and method for dispensing fluids into an air intake
KR101899027B1 (ko) 차량의 카본 슬러지 제거시스템
CN2196878Y (zh) 一种烟雾机
US5287696A (en) Pulse-jet atomizer mechanism for sprinkling chemicals
JPS6241955A (ja) 内燃機関の始動燃料供給装置
JPS6235047A (ja) 内燃機関の始動燃料供給装置
JP4335391B2 (ja) 気化器の始動装置
JP2000213367A (ja) 自動車用エンジンの吸気系統及び燃焼室の洗浄方法
SU1333346A1 (ru) Распыливающее устройство пожарного автомобил
RU28425U1 (ru) Пульсирующая насосная установка-движитель
KR960007234A (ko) 연료공급라인의 공기 배출장치
KR870003721Y1 (ko) 동력분무기의 역류방지장치
JPH0744639Y2 (ja) ガソリン注入用ノズル
JP3078674U (ja) ディーゼルエンジン燃料噴射バルブ及び燃焼室洗浄装置
KR200158786Y1 (ko) 휴대용분무기의 연료분사장치
JPH0221577Y2 (ja)
KR900000795B1 (ko) 디젤자동차 매연방지기

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees