JP3077836U - 回転式光ファイバーコネクタ - Google Patents

回転式光ファイバーコネクタ

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JP3077836U JP2000008286U JP2000008286U JP3077836U JP 3077836 U JP3077836 U JP 3077836U JP 2000008286 U JP2000008286 U JP 2000008286U JP 2000008286 U JP2000008286 U JP 2000008286U JP 3077836 U JP3077836 U JP 3077836U
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鄭裕豐
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伸金股▲ふん▼有限公司
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】紛失を防止すると共に、コストダウン、及び便
利性の向上を図る。 【解決手段】中空円柱体13の一端に延出部11を有す
る本体10と、光ファイバーコード100を固定する固
定片52を収容する固定片収容孔51が形成され、その
先端に突出部53が形成されている受け座50と、円板
状で、その中心に穿孔61が形成されるストッパー環6
0と、結合部(30とストッパー環60との間伸縮自在
に嵌合される弾性部材(20)と、自由端の端面に貫通
孔31に連通する凹溝32が形成される結合部30と、
結合部30の貫通孔31に貫通することによって光ファ
イバーコード10に接続される二つの端子部を有する回
転部40とを備えた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は回転式光ファイバーコネクタに関し、特に第1及び第2の異なる端子 部が設けられ、この端子部を備えた装置が容易に異なる装置に接続できる回転式 光ファイバーコネクタに関するものである。
【0002】
【従来技術及び考案が解決しようとする課題】
近年、信号の伝搬には光ファイバーが多く用いられるようになった。光ファイ バーは信号の伝搬時の減衰が低く伝搬速度が速いため、光ファイバーにより通信 可能なデジタル音響製品(例えば、DVD、CD、MD、DIGITAL DECODERなど)の殆ど が伝搬の媒体としてこの種の材料を用いている。しかしながら、光ファイバーを 異なる音響製品に接続する場合、コネクタを介して接続し、信号を伝搬する必要 があるため、異なる音響製品に応じた様々なコネクタが開発されている。現在、 音響製品、及びそれに対応するコネクタには様々な種類が存在しているが、光フ ァイバーコネクタは基本的に第1と、第2の二種類の端子部を接続することによ って異なるデジタル音響製品を接続している。
【0003】 従って、異なるデジタル音響製品を接続するために、使用者は少なくとも二種 類の異なったコネクタを用意するか、図6に示すようなコネクタによって、光フ ァイバーコード(60)の末端の第2端子部(62)に第1端子部(621)又 は図示しない他の端子部を接続して転換させる必要がある。ところが、このよう なコネクタは別々に用意しなければならないので、紛失しやすいと共に、異なる 音響製品と接続する際になって、端子部が合わないことに気がつくこともしばし ばあるため、非常に不便であった。
【0004】 本考案は上記の課題を解決するためになされたものであり、光ファイバーと接 続される本体内に回転自在に回転部を設けると共に、回転部の両端部にそれぞれ 対向するように端子部を設け、その回転部を回転させることによって異なる端子 を自由に切り換えて、異なるデジタル音響製品の異なるソケットに対応させる光 ファイバーコネクタに関するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、 光ファイバーコード(100)が貫通する中空円柱体(13)の一端から、対向 するように延出する延出部(11)を有する本体(10)と、 段差を有する円柱体で、その中心に光ファイバーコード(100)の先端と対 応する形状の穿孔(501)が形成されると共に、その上に前記光ファイバーコ ード(100)を固定する固定片(52)を収容する固定片収容孔(51)が形 成され、その先端に突出部(53)が形成されている受け座(50)と、 円板状で、その中心に穿孔(61)が形成されるストッパー環(60)と、 後記結合部(30)と前記ストッパー環(60)との間伸縮自在に嵌合される 弾性部材(20)と、 前記受け座(50)と緊密に結合し、前記弾性部材(20)を前記ストッパー 環(60)との間に挟持すると共に、その中心に前記受け座(50)の突出部( 53)が貫通する貫通孔(31)が形成され、自由端の端面に該貫通孔(31) に連通する凹溝(32)が形成される結合部(30)と、 前記本体(10)に対して回転自在に設けられると共に、前記結合部(30) の貫通孔(31)に貫通することによって前記光ファイバーコード(10)に接 続される二つの端子部を有する回転部(40)とを 備えていることを特徴とする光ファイバーコネクタを提供する。
【0006】 以下、添付図面を参照して本考案の好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0007】 図1は本考案に係る光ファイバーコネクタの斜視図であり、図2は本考案に係 わる光ファイバーコネクタの分解斜視図であり、図3A〜図3Cは本考案に係る光 ファイバーコネクタの切り換え動作を連続的に示す部分断面図であり、図4は本 考案に係る光ファイバーコネクタの受け座を示す部分断面図であり、図5は本考 案に係る光ファイバーコネクタの結合部を示す部分断面図である。
【0008】
【考案の好適な実施の形態】
図1乃至図3に示すように、本考案の回転式光ファイバーコネクタは、光ファ イバーコード(100)が接続される本体(10)と、光ファイバーコードが挿 入される受け座(50)と、該受け座(50)に嵌合されるストッパー環(60 )と、例えばコイルスプリングなどの弾性部材(20)と、結合部(30)及び 回転部(40)とを備えている。
【0009】 前記光ファイバー(100)は直径の異なる被覆層(101)及びコア線(1 02)を有し、該コア線(102)は適当に被覆層(101)より露出している 。また、前記本体(10)は光ファイバーコード(100)を貫通させることが できると共に、その一端に、対向するように外へ向かって延出する二つの延出片 (11)が設けられ、各延出片(11)の先端にそれぞれ穿孔(12)が形成さ れている中空円柱体(13)であり、該中空円柱体(13)の内部にストッパー 部(14)が設けられている。
【0010】 図4に示すよう、前記受け座(50)は段差を有する円柱体であって、中心に 穿孔(501)が形成され、その内部の形状は光ファイバーコード(100)の 端部の形状と対応しており、前記穿孔(501)と固定片収容孔(51)とは縦 方向に繋がっている。また、固定片(52)は略長方形を呈し、その中心に変形 孔(521)が形成され、該変形孔(521)の両側部にそれぞれ切欠き(52 2)が設けられ、更に、前記ストッパー環(60)は円形の板状を呈し、その中 心に穿孔(61)が形成されている。
【0011】 弾性部材(20)が前記受け座(50)の突出部(53)と前記ストッパー環 (60)に嵌合されることによって、前記受け座(50)が付勢され、図5に示 すように、前記結合部(30)は側面視で略T字型を成し、その結合部(30) の中心に貫通孔(31)が形成され、この貫通孔(31)の一端に、圧迫孔(3 11)が形成されると共に、前記貫通孔(31)全体は、前記受け座(50)に おける突出部(53)の形状と対応し、同心に凹む結合孔(312)が形成され ていて、この結合孔(312)は前記結合部(30)の自由端端面に形成された 凹溝(32)と接続している。また、前記回転部(40)は、前記本体(10) における各延出部(11)の穿孔(12)と対応する二つの係合凸部(41)と 、前記結合部(30)の貫通孔(31)と対応する第1端子部(42)及び第2 端子部(43)とを備え、前記端子同士間が光ファイバーコア線(図に示さず) で接続されることによって、信号の伝搬ができるようになっている。
【0012】 本考案を組立てる時は、まず光ファイバーコード(100)の端部を前記本体 (10)における前記延出部(11)と反対側の他端部から前記中空円柱体(1 3)に貫通させ、前記貫通孔(31)及び前記固定片(52)が組合わされた前 記受け座(50)を前記光ファイバーコード(100)の先端に嵌合し、前記コ ア線(102)を前記受け座(50)の突出部(53)内に挿入して、前記固定 片(52)の上から力を加えて変形させることによって、光ファイバーコード( 100)の被覆層(101)を挟持し(公知技術であるため説明を省略する)、 前記受け座(50)に固定する。
【0013】 次に、前記ストッパー環(60)及び前記弾性部材(20)を順次に前記受け 座(50)の突出部(53)に係合すると共に、前記弾性部材(20)が前記ス トッパー環(60)と前記結合部(30)との間で伸縮できるように前記受け座 (50)の突出部(53)を前記結合部(30)の貫通孔(31)一端の前記圧 迫孔(311)内に嵌入する。そして、前記回転部(40)の第1或いは第2端 子部(42、43)を前記結合部(30)における貫通孔(31)上の前記結合 孔(312)に挿入し、前記回転部(40)が各前記延出部(11)の間で回転 可能になるように前記係合凸部(41)を前記延出部(11)の穿孔(12)に 係合させる。更に、前記回転部(40)を前記延出部(11)の間において回転 させる際、前記結合部(30)の自由端に凹溝(32)を設けることによって、 前記第1或いは第2端子部(42、43)が前記結合孔(312)を貫通しやす くなる。
【0014】 前記組立てが完成すると、前記弾性部材(20)の付勢力によって前記結合部 (30)が上昇し、前記第1端子部(42)或いは第2端子部(43)が前記貫 通孔(31)上における前記結合孔(312)内に結合され、前記結合部(30 )と前記受け座(50)とが緊合されると同時に、前記光ファイバーコード(1 00)の端部が前記固定片(52)によって前記受け座(50)に収容挟持され 、前記受け座(50)の突出部(53)が前記結合部(30)の貫通孔(31) 内に嵌合される。そして、前記第1或いは第2端子部(42、43)の端子を前 記貫通孔(31)に貫通させると、前記第1或いは第2端子部(42、43)内 の光ファイバーコア線と光ファイバーコード(100)のコア線(102)とが 接続され光による信号の伝搬が可能になる。
【0015】 また、端子を変更させる場合は、図3A乃至図3Bに示すように、まず指で光フ ァイバーコード(100)を前記本体(10)に沿って後ろに引張り、前記弾性 部材(20)を前記結合部(30)と前記本体(10)の底部の前記ストッパー 環(60)との間において圧縮させると共に、前記結合部(30)を前記本体( 10)の中空円柱体(13)の底部に移動させて、前記結合孔(312)を離脱 させ、第1の端子部(42)或いは第2の端子部(43)の端子に接触させる。 この時、前記回転部(40)は前記延出部(11)の間で自由に回転でき、端子 を切換えることができる。前記端子の切換えが終了すると、後方に引張った前記 光ファイバーコード(100)を元に戻せば、圧縮された前記弾性部材(20) が弾力によって前記接合部(30)を元の位置に回復し、切換えられた前記第1 或いは第2の端子部(42、43)の端子が前記貫通孔(31)の上にある前記 結合孔(312)内に収容され、再び結合される。
【0016】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように、本考案の回転式光ファイバーコネクタによれ ば、二種類の端子を一つのコネクタにまとめられるので、紛失することなく、コ ストダウンでき、更に便利性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る光ファイバーコネクタの斜視図で
ある。
【図2】本考案に係わる光ファイバーコネクタの分解斜
視図である。
【図3】A〜Cは本考案に係る光ファイバーコネクタの動
作を連続的に示す部分断面図である。
【図4】本考案に係る光ファイバーコネクタの受け座を
示す部分断面図である。
【図5】本考案に係る光ファイバーコネクタの結合部を
示す部分断面図である。
【図6】従来の光ファイバーコネクタと端子部を示す分
解斜視図である。
【符号の説明】
10 本体 100 光ファイバーコード 101 被覆層 102 コア線 11 延出部 12、61 穿孔 13 中空円柱体 14 ストッパー部 20 弾性部材 30 結合部 31、501 貫通孔 311 圧迫孔 312 結合孔 32 凹溝 40 回転部 41 係合凸部 42 第1端子部 43 第2端子部 50 受け座 51 固定片収容孔 52 固定片 521 変形孔 522 切欠き 53 突出部 60 ストッパー環

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ファイバーコード(100)が貫通す
    る中空円柱体(13)の一端から、対向するように延出
    する延出部(11)を有する本体(10)と、 段差を有する円柱体で、その中心に光ファイバーコード
    (100)の先端と対応する形状の穿孔(501)が形
    成されると共に、その上に前記光ファイバーコード(1
    00)を固定する固定片(52)を収容する固定片収容
    孔(51)が形成され、その先端に突出部(53)が形
    成されている受け座(50)と、 円板状で、その中心に穿孔(61)が形成されるストッ
    パー環(60)と、 後記結合部(30)と前記ストッパー環(60)との間
    伸縮自在に嵌合される弾性部材(20)と、 前記受け座(50)と緊密に結合し、前記弾性部材(2
    0)を前記ストッパー環(60)との間に挟持すると共
    に、その中心に前記受け座(50)の突出部(53)が
    貫通する貫通孔(31)が形成され、自由端の端面に該
    貫通孔(31)に連通する凹溝(32)が形成される結
    合部(30)と、 前記本体(10)に対して回転自在に設けられると共
    に、前記結合部(30)の貫通孔(31)に貫通するこ
    とによって前記光ファイバーコード(10)に接続され
    る二つの端子部を有する回転部(40)とを備えている
    ことを特徴とする回転式光ファイバーコネクタ。
  2. 【請求項2】 前記本体(10)の相互に対峙するよう
    に延出する二つの延出部(11)の先端に、それぞれ穿
    孔(12)が形成され、前記回転部(40)の両側に、
    前記回転部(40)を前記本体(10)の両延出部(1
    1)の間で回転自在にするため、前記穿孔(12)に係
    合する係合凸部(41)が形成されていることを特徴と
    する請求項1に記載の回転式光ファイバーコネクタ。
  3. 【請求項3】 前記受け座(50)と前記ストッパー環
    (60)とは一体に形成され、前記光ファイバーコード
    (100)が前記固定片(52)によって前記受け座
    (50)に連結されていることを特徴とする請求項1に
    記載の回転式光ファイバーコネクタ。
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