JP3076965B2 - ガス器具の操作ボタン - Google Patents

ガス器具の操作ボタン

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JP3076965B2
JP3076965B2 JP08054949A JP5494996A JP3076965B2 JP 3076965 B2 JP3076965 B2 JP 3076965B2 JP 08054949 A JP08054949 A JP 08054949A JP 5494996 A JP5494996 A JP 5494996A JP 3076965 B2 JP3076965 B2 JP 3076965B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ガス器具の操作
装置の操作ボタン、特に、押し込み操作によって操作部
がその支点部を中心にして回動する操作ボタンに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】この種操作装置の操作ボタンとして、既
に、実開平3−130124号を提案した。このもので
は、図1に示すテーブルコンロに前記操作ボタンが実施
されている。この操作ボタンは、テーブルコンロの天板
(1) の左右に配置したコンロ(1a)(1a)に対して各別に対
応するコンロ用操作装置(13)(14)と、中央のグリル用操
作装置(15)とが器体(10)の前板(11)に配備され、前記操
作装置の操作ボタンの操作部が露出するように前記前板
(11)に取付けられており、この操作ボタンは前記器体に
内蔵されるバルブ装置の開閉機構部のスピンドルと対向
している。そして前記操作ボタンはその上部の支点を中
心にしてその下方部分が前後に揺動可能に軸支された構
成である。
【0003】これにより、前記操作部の押し込み操作に
よってこれに対応するガス弁が開弁されてガスバーナへ
のガス回路が連通し、再度押し込み操作をすることによ
り、前記操作部が初期位置に復帰して前記ガス弁が閉弁
し、前記ガスバーナ消火される。特に、この先行技術の
ものでは、図2、図3に示す様に、前記操作装置(13)(1
4)(15)の各操作ボタン(2) の前記操作部に透明カバー部
からなる窓(21)が設けられて、この窓(21)の背面にロー
ラ式の表示体(22)が設けられた構成となっている。この
表示体(22)は、前記操作ボタン(2) を回動自在に支持す
る支持枠(23)との間に介装した機構部の作用により、前
記操作部が前記ガス弁を開弁させた位置に押し込まれる
と、前記表示体(22)の前記窓(21)から透視できる部分が
着色部(A)(例えば赤色)に変化することから、前記操
作部が操作状態にあることが器具の正面から判断でき
る。
【0004】ところが、この先行技術の表示装置では、
表示体(22)を機構部によって回転駆動する構成としてい
るから、機構部にゴミかみ等が生じると、円滑に作動せ
ず、所定の表示をしない場合が生じる。そこで、かかる
不都合を解消するには、例えば、実開昭62−962号
に提案されるように、前記表示体(22)を電池電源によっ
て表示状態となるLEDとすることが考えられる。
【0005】ところが、この先行技術のものでは、前記
操作ボタンに設けた表示体(22)に対して操作ボタンの揺
動方向の後方から電気コードを接続するものであるか
ら、操作後の操作ボタンに前記電気コードによる抵抗や
復帰回動力等が操作ボタンに作用するから、この操作ボ
タンが操作されていない初期位置と、これから押し込ま
れた操作位置とが明確にならない。
【0006】また、操作のたびに前記電気コードに大き
な屈曲力が作用するから、この電気コードの耐久性が不
十分となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】請求項1及び請求項2
の発明は、『操作部を押し込むことによりガスバーナへ
のガス回路に挿入したガス弁を開弁させる操作ボタンで
あって、前記操作ボタンには、非操作位置から操作位置
に変化すると、このときの入力に応じて操作状態にある
ことを表示する表示体を具備させたガス器具の操作ボタ
ン』において、前記表示体への電気コードがこの表示体
を具備させた操作ボタンの操作位置に影響を与えにくく
且前記電気コードの耐久性を向上させることをその課題
とする。
【0008】請求項3の発明は前記効果に加えて前記電
気コードの配置部がガス器具の操作ボタン配置部にて最
も合理的な場所となるようにすることをその課題とする
請求項4の発明は、前記課題を解決することに加えて機
械的な表示体と電気的な表示体を使い分けできるように
することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する為に
講じた請求項1の発明の解決手段は『前記表示体は電気
式の発光ユニット(31)とし、この発光ユニット(31)の発
光表示部(B) を前記操作ボタン(2) の窓(21)の背面に接
近させて配置し、前記操作ボタンは回動支点により前後
揺動可能に支持され、前記発光ユニット(31)に接続され
る電気コードには前記回動支点の軸線と平行な部分が設
けられている』ことである。
【0010】このものでは、発光ユニット(31)に接続さ
れる電気コードが操作ボタン(2) の前記回動支点の軸線
とは平行な部分を有するから、操作ボタン(2) の操作の
際に前記電気コードから作用する抵抗力、つまり、電気
コードを屈曲させる為の作用力は、操作ボタン(2) の操
作部の後方から導入したものに比べて大幅に小さくな
る。換言すれば、操作の度に前記電気コードが大きく屈
曲されることはない。
【0011】特に前記平行な部分が回動支点の近傍に位
置する場合、前記屈曲が一層少なくなる。なお、この場
合に於いて、請求項2の発明のように、『前記表示体は
電気式の発光ユニット(31)とし、この発光ユニット(31)
の発光表示部(B) を前記操作ボタン(2) の窓(21)の背面
に接近させて配置し、前記操作ボタンは回動支点により
前後揺動可能に支持され、前記発光ユニット(31)への電
気コードは前記操作ボタン(2) の前記回動支点の軸線上
から導入した』ものでは、前記電気コードには僅かな捩
り力が作用するだけとなり、元来回動角度の小さなこの
種の操作ボタンでは、一層円滑な操作性が得られること
となり、電気コードの耐久性が一層向上する。
【0012】なお前記手段において「回動支点の軸線上
から導入する」とは、器具内後方から操作ボタンの回動
支点軸線上に導入される場合と、回動支点の軸線の延長
線上に導入されたものが操作ボタン内にそのまま前記軸
線に沿って導入される場合を含む。そして、この何れの
場合にも前記作用、効果を有するものとなる。請求項3
の発明は、前記請求項1の発明において『前記回動支点
は操作ボタン(2) の上端部に設けられると共にその軸線
は水平方向に設定され、発光ユニット(31)への前記電気
コードは、前記操作ボタン(2) の上方近傍外部に設けら
れた外部コード部とこの外部コード部から下方に屈曲さ
れて操作ボタン(2) 内に導入される導入コード部を備え
る』ことであり、このものでは、ガス器具等のように、
器具の前面の操作パネル部に操作ボタンが配置される場
合などに於いて、器具のデッドスペースとなりがちな操
作ボタンの上方空間が前記電気コードの配設部として有
効利用される。
【0013】請求項4の発明は、請求項1〜3において
『発光ユニット(31)はホルダー(4)の前面に取付けら
れ、このホルダー(4) は左右の両側縁から側方に突出す
る取付け軸(42)(42)を備え、前記操作ボタン(2) の背面
には前記窓(21)を挟んでその左右に上下方向に延びる一
対の側壁が設けられ、前記ホルダー(4) が前記一対の側
壁間に収容されると共に、前記側壁に設けた軸孔に前記
取付け軸(42)(42)が挿入され、前記操作ボタン(2) は、
これの前記側壁に設けられる前記軸孔に回動式の機械的
な表示体(22)を装備させられる構成とした』ことであ
る。
【0014】このものでは、操作ボタン(2) が従来から
公知の回動式の機械的な表示体(22)を装着できるもので
ありながら、前記表示体(22)の回動支点となる軸孔を用
いて電気式の発光ユニット(31)を装備させ得ることとな
る。
【0015】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、電気コードを
屈曲させる為の作用力は、操作ボタン(2) の操作部の後
方から導入したものに比べて大幅に小さくなり、操作の
度に前記電気コードが大きく屈曲されることはないか
ら、操作ボタン(2) の操作位置にズレがなく且前記電気
コードの耐久性が向上する。請求項2の発明によれば前
記効果が一層向上する。
【0016】請求項3の発明では、ガス器具等のデッド
スペースが有効利用できるから、この種器具に於いて合
理的な位置に電気コードを配置できる。請求項4の発明
では、前記請求項1〜請求項3の発明の効果に加えて、
機械的な表示体(22)と電気的な発光ユニット(31)とを使
い分けすることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】図4以下に示す実施の形態は、従
来のものと同様に、図1のようなテーブルコンロの操作
装置に採用されるものであり、この例では、一つの操作
装置についてのみ詳述する。他の操作装置も同一の構成
が採用される。図4、図5に示すように、この操作装置
は、前板(11)に取付けた支持枠(23)により支持される操
作ボタン(2) を備える。この操作ボタン(2) は同図に示
すように、上端の左右の支点軸(26)(26)が前記支持枠(2
3)の左右の側壁(23a) の軸孔(23b) に回転自在に貫通す
る。従って、前記操作ボタン(2) は前後回動自在に設け
られている。
【0018】この操作ボタン(2) は、その下半部が前方
に膨出した構成であり、この膨出部が操作部(20)とな
る。この操作部(20)の前面の所定の位置には、透明板に
よって構成した窓(21)が形成される。また前記膨出部の
上辺と下辺の背面には、バルブの開閉機構(56)のスピン
ドル(57)が当接するバルブ押え金具(5) を取付ける為の
取付舌片(25)(25)が形成されている。前記窓(21)の背面
で前記膨出部には、発光ユニット(31)が配置され、この
発光ユニット(31)の前面(B) が前記窓(21)に対向近接す
るようになっている。
【0019】前記発光ユニット(31)は、図6、図9に示
すように、電気コード(32)を具備させた矩形板状の基板
(30)の前面から突出するように取付けられており、この
基板(30)は図6〜図8に示す基板ホルダー(400) に取付
けられるようになっている。前記基板ホルダー(400)
は、前記基板(30)よりも左右に長い矩形の枠体で、その
前面の上辺及び下辺の夫々から一対の係止片(41)(41)が
前方に突出している。前記各係止片(41)は内側に向かっ
て突出する係合突起(411) を具備する。また、前記基板
(30)は4つのコーナ部が矩形状に切り欠かれており、こ
の切欠部(33)(33)に前記係止片(41)(41)に一致するよう
に前記基板(30)が嵌め込まれる。すると、左右上下の方
向では、前記切欠部(33)と係止片(41)とにより位置決め
され、基板ホルダー(400) の取付け平面に対して直角の
方向には、前記基板(30)の周縁部と前記係合突起(411)
との係合により抜止め状態に固定される。
【0020】この取付け状態では、前記基板ホルダー(4
00) の長手方向に電気コード(32)が延びることとなる。
この電気コード(32)の先端にはコネクタの雄具(34)が取
付けられている。前記基板(30)及び基板ホルダー(400)
のユニットは、前記基板ホルダー(400)の左右の側壁か
ら突出させた取付け軸(42)(42)が、操作ボタン(2) の左
右の側壁(2a)(2a)に設けた軸孔(2a1)(2a1)に挿入されて
図4及び図5のように操作ボタン(2) に取付けられる。
【0021】前記基板(30)には電気コード(32)が連設さ
れているが、この電気コード(32)は、基板ホルダー(40
0) の一側に設けたコード孔(45)から背面に挿通されて
図5のように操作ボタン(2) の側方に引き出される。な
お、コネクター付コードの挿通を可能にするには、前記
コード孔(45)は上記雄具(34)を挿通できる大きさの開口
であることが必要となる。前記電気コードは制御回路と
接続されている。
【0022】なお、前記基板ホルダー(400) にはその上
辺から一対の延長片(43)(43)が上方に突出し、前記取付
け軸(42)(42)によって操作ボタン(2) に取付けられたと
きに前記延長片(43)の先端部が前記取付舌片(25)に対し
て後方から対接する。また、基板ホルダー(400) の背面
には背面凹部(44)が形成されている。この背面凹部(44)
の横幅はバルブ押え金具(5) の横幅よりも大きめに設定
されている。前記バルブ押え金具(5) は、左右の両側に
前方に突出する側壁片(51)(51)を具備し、その上辺から
上辺板(52)が、その下辺から下辺板(53)が前方に突出し
ている。そして、前記側壁片(51)(51)の前縁部が前記背
面凹部(44)の底部に当接した状態でバルブ押え金具(5)
の前面が上記取付舌片(25)(25)の後端に当接するように
なっている。また、この状態では上辺板(52)が上方取付
舌片(25)の上面に添い、下辺板(53)が下方の取付舌片(2
5)の下面に添うようになっている。
【0023】前記上辺板(52)及び下辺板(53)には係合孔
(54)が形成され、これに前記取付舌片(25)(25)の所定の
位置に設けた係合突起(27)(27)がはまり込み、バルブ押
え金具(5) が抜止め状態に保持される。そして、この様
に操作ボタン(2) に保持されたバルブ押え金具(5) に対
して基板ホルダー(400) の背面(背面凹部(44)の底面
部)が上下方向の全域において接触するから、操作ボタ
ン(2) に於ける基板ホルダー(400) の取付け姿勢が固定
されたものとなる。
【0024】そして、基板(30)に連設した電気コード(3
2)は基板ホルダー(400) のコード孔(45)を介して外部に
導き出されて図5のように側方に引き出される。なお、
望ましくは、図11のように,電気コード(32)を支点軸
(26)の部分から外部に引き出してもよい。または、支点
軸(26)(26)を結ぶ線上の何れから後方に引き出してもよ
い。これらの場合、操作ボタン(2) の回動の際の電気コ
ード(32)の抵抗が殆ど生じないものとなる。
【0025】図11の場合、操作ボタン(2) からの電気
コード引き出し部には図12に示すように、全体として
C字状のコード保持片(28)を操作ボタン(2) の側壁(2a)
の上端に連設していることから、このコード引き出し部
の位置が固定されて、操作性が向上する。蛇足ながら、
このコード保持片は他の実施の形態の場合にも採用でき
る。また、電気コード(32)を引き出す方法は前記コード
孔(45)を介することなく外部に引き出すことも可能であ
ることは言うまでもない。
【0026】又、上記した例の基板ホルダー(400) は取
付け軸(42)(42)を操作ボタン(2) の側壁(2a)(2a)の軸孔
に挿入するようにしているが、この軸孔を具備する操作
ボタンは、既述した先行技術の操作ボタンと同様に構成
され、表示体(22)を操作ボタン(2) の押し込み操作と連
動させて回転させる構成の操作装置としても転用できる
構成のものであり、前記軸孔に公知の前記表示体(22)の
支点軸を挿通させて保持し、これと支持枠(23)との間に
公知の連動機構を介装することにより既述の先行技術と
同様に機能するものである。このように、前記支持体(2
2)の支点軸の軸受用孔部としての前記軸孔は基板ホルダ
ー(400) の取付け軸(42)(42)の軸受用の軸孔としても機
能するものである。
【0027】なお、前記基板ホルダー(400) を発光ユニ
ットを直接取付けるホルダーとしてもよい。この例で
は、図10に示すように、前記構成の操作装置によって
熱電対式の安全弁の電磁弁(55)が強制開弁され、点火装
置(7) を作動状態とすると共に前記電磁弁(55)を一定時
間前記強制開弁状態に維持する為の強制吸着タイマー(6
1)を始動させるスイッチ(63)を「オン」にする構成であ
る。
【0028】従って、前記スイッチ(63)のアクチェータ
がバルブ押え金具(5) と連動すると共に、電磁弁(55)の
開閉機構部(56)の入力側のスピンドル(57)がバルブ押え
金具(5) に当接している。なお、スイッチ(63)はスピン
ドル(57)により制御されるようにしてもよい。前記開閉
機構部(56)は、前記スピンドル(57)が押し込まれると電
磁弁(55)の弁体が開弁されると共に、内部の電磁石に前
記弁体に連設した鉄片が吸着された状態とする為の機構
部である。
【0029】前記スピンドル(57)の押込と同時にスイッ
チ(63)が「オン」となり、点火装置(7) が動作状態とな
って点火プラグ(71)からガスバーナ(16)の炎孔部に放電
されて点火される。同時に、強制吸着タイマー(61)が作
動して、乾電池(62)の電力により前記電磁石が導通状態
に維持される。これにより電磁弁(55)が開弁状態を保
つ。
【0030】その後、熱電対(6) が加熱されて所定の温
度になると、熱電対回路(60)には所定の熱起電力による
電流が生じて、前記電磁石はこの熱起電力による電流に
よって前記鉄片を吸着状態に保持する。この例では、図
13のように、前記熱電対回路(60)からの信号と強制吸
着タイマー(61)からの信号によって発光ユニット(31)の
発光を制御する為の発光制御回路(64)が設けられてい
る。従って、操作ボタン(2) を操作してから前記吸着状
態になるまでの間も、発光ユニット(31)の発光表示部
(B) は、強制吸着タイマー(61)の出力によって導通され
るリレー(R2)の出力接点(R21) により発光表示状態を保
つ。そして、その後は、熱電対素子(6) の熱起電力が一
定レベルに達したことを検知する検知回路(65)の出力に
より発光ユニット(31)が導通して発光状態が持続され
る。勿論、ガスバーナ(16)の炎孔部の炎が消失する等に
より熱電対(6) の熱起電力が設定値以下になると前記検
知回路(65)の出力がLOWとなるから、スイッチングト
ランジスタ(66)がOFFとなり、発光ユニット(31)が非
表示状態となる。
【0031】発光表示部(B) にはLED等が採用でき
る。また、図13の回路では、強制吸着タイマー(61)の
出力によって、導通されるリレー(R1)の出力接点(R11)
により、電磁弁(55)は強制的に導通状態にとなる。又、
電気コード(32)の配設態様を図14及び図15に示す構
成とすることが可能である。同図の例では、操作ボタン
(2) は上記した例と同様に支持枠(23)によって前記操作
ボタン(2) が前後回動自在に軸支され、その支点軸(26)
(26)は前記操作ボタン(2) の上端部から両側に突出して
いる。そして前記支持枠(23)は器具の前板(11)(操作パ
ネル部)に取付けられ、器具の天板部(図示せず)と前
記支持枠(23)の上端との間には水平方向に伸びる横長空
間がある。
【0032】そして、操作ボタン(2) 内の発光ユニット
(31)に接続された電気コード(32)は、同図のように、前
記操作ボタン(2) から上方に引き出された後、前記操作
ボタン(32)の前記支点軸(26)(26)と平行に前記横長空間
に沿って配置されて、電源部に配線されている。この例
のものでは、前記電気コード(32)が、前記支点軸(26)(2
6)の近傍にて前記支点軸軸線と平行に設けられると共
に、通常は器具の余裕スペースとなる前板(11)の前記支
持枠(23)の上方の前記横長空間が配線スペースとして有
効利用できる利点がある。前記横長空間に、これの上下
幅よりも小さな断面の線材や軸部が部分的にあっても、
前記利点は損なわれない。
【図面の簡単な説明】
【図1】テーブルコンロの外観図
【図2】操作ボタン(2) の非操作状態の断面図
【図3】操作ボタン(2) の操作状態の断面図
【図4】前板(11)に操作ボタン(2) を取付けられた本発
明の実施の形態の断面図
【図5】電気コード(32)を側方にそのまま引き出した状
態を示す操作ボタン(2) の取付状態の背面図
【図6】基板(30)、基板ホルダー(400) 及びバルブ押え
金具(5) の分解斜視図
【図7】基板ホルダー(400) の平面図
【図8】基板ホルダー(400) の正面図
【図9】基板(30)の説明図
【図10】ガス回路及び電気回路の説明図
【図11】電気コード(32)を支点軸(26)の部分から引き
出した状態の背面図
【図12】コード保持片(28)の部分の詳細図
【図13】発光制御回路(64)と強制吸着タイマー(61)と
の関係の電気回路図
【図14】電気コード(32)の配線の他の例の背面図
【図15】電気コード(32)の配線の他の例の側断面図
【符号の説明】
(31)・・・発光ユニット (B) ・・・発光表示部 (2) ・・・操作ボタン (21)・・・窓 (30)・・・基板 (4) ・・・基板ホルダー (42)・・・取付け軸 (尚、各図中同一符号は同一又は相当部分を示す。)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作部を押し込むことによりガスバーナ
    へのガス回路に挿入したガス弁を開弁させる操作ボタン
    であって、前記操作ボタンには、非操作位置から操作位
    置に変化すると、このときの入力に応じて操作状態にあ
    ることを表示する表示体を具備させたガス器具の操作ボ
    タンにおいて、前記表示体は電気式の発光ユニット(31)
    とし、この発光ユニット(31)の発光表示部(B) を前記操
    作ボタン(2) の窓(21)の背面に接近させて配置し、前記
    操作ボタンは回動支点により前後揺動可能に支持され、
    前記発光ユニット(31)に接続される電気コードには前記
    回動支点の軸線と平行な部分が設けられているガス器具
    の操作ボタン。
  2. 【請求項2】 操作部を押し込むことによりガスバーナ
    へのガス回路に挿入したガス弁を開弁させる操作ボタン
    であって、前記操作ボタンには、非操作位置から操作位
    置に変化すると、このときの入力に応じて操作状態にあ
    ることを表示する表示体を具備させたガス器具の操作ボ
    タンにおいて、前記表示体は電気式の発光ユニット(31)
    とし、この発光ユニット(31)の発光表示部(B) を前記操
    作ボタン(2) の窓(21)の背面に接近させて配置し、前記
    操作ボタンは回動支点により前後揺動可能に支持され、
    前記発光ユニット(31)に接続される電気コードは前記操
    作ボタン(2) の前記回動支点の軸線上から導入したガス
    器具の操作ボタン。
  3. 【請求項3】 前記回動支点は操作ボタン(2) の上端部
    に設けられると共にその軸線は水平方向に設定され、発
    光ユニット(31)への前記電気コードは、前記操作ボタン
    (2) の上方近傍外部に設けられた外部コード部とこの外
    部コード部から下方に屈曲されて操作ボタン(2) 内に導
    入される導入コード部を備える請求項1に記載のガス器
    具の操作ボタン。
  4. 【請求項4】 発光ユニット(31)はホルダー(4) の前面
    に取付けられ、このホルダー(4) は左右の両側縁から側
    方に突出する取付け軸(42)(42)を備え、前記操作ボタン
    (2) の背面には前記窓(21)を挟んでその左右に上下方向
    に延びる一対の側壁が設けられ、前記ホルダー(4) が前
    記一対の側壁間に収容されると共に、前記側壁に設けた
    軸孔に前記取付け軸(42)(42)が挿入され、前記操作ボタ
    ン(2)は、これの前記側壁に設けられる前記軸孔に回動
    式の機械的な表示体(22)を装備させられる構成とした請
    求項1から請求項3の何れかに記載のガス器具の操作ボ
    タン。
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