JP3076908U - ラベル印刷機の貼合装置 - Google Patents

ラベル印刷機の貼合装置

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JP3076908U JP2000007283U JP2000007283U JP3076908U JP 3076908 U JP3076908 U JP 3076908U JP 2000007283 U JP2000007283 U JP 2000007283U JP 2000007283 U JP2000007283 U JP 2000007283U JP 3076908 U JP3076908 U JP 3076908U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 底紙の浪費を防止し、製品品質を向上できる
ラベル印刷機の貼合装置の提供。 【解決手段】 ラベル印刷機の貼合装置の二つのローラ
の上方にテープリールが設けられ、テープリールによる
プラスチックテープ巻取り後、テープロールの周縁が上
ローラと相接し、貼合装置に一つのセンサが設けられ、
テープロールが末段に至ったか否かを検出し、イエスで
あればコントローラを駆動して機械を停止状態となし、
有効に底紙の浪費を防止し、また二つのサポートアーム
の底部に一つの活動板がネジ止めされ、活動板の底部に
固定板が設けられ、固定板が機台上にネジ止めされ、該
活動板が調整装置により、貼合装置と機台の位置を調整
し、テープロールと底紙貼合の面積を校正する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は一種のラベル印刷機の貼合装置に係り、特に、騒音を減少でき、駆動 モータの負荷を減少できるほか、底紙の浪費を減少でき、及び、製品品質を向上 できるラベル印刷機の貼合装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
自己接着ラベルは底紙20印刷完成後に、その印刷表面を保護し及びその光度 を増加するため、一層の透明樹脂膜21(或いは透明樹脂テープと称する)を貼 り合わせる。この透明樹脂膜21は巻回した樹脂テープとされてテープリール1 3に取り付けられ、若干の案内回転軸14、15、16の伝送、案内の後、上下 のローラ11、12を具えた貼合装置10に導入されて、底紙20と粘着される (図1参照)。並びに一つの巻取り軸17で粘着完成したラベルペーパーを巻回 する。このような周知の透明樹脂膜21と底紙20の貼合機構には以下のような 欠点があった。 1.透明樹脂膜のテープリールから底紙貼合までの距離が長いために、駆動モ ータの案内負荷が増加し、駆動モータの損壊を招きやすく、これにより駆動モー タの使用寿命に影響が生じた。 2.自己接着紙の規格を交換する時、テープを貼合装置まで送る距離が長く、 テスト運転過程で位置校正のために廃棄される透明樹脂膜と底紙が増加し、製造 コストが相対的に高くなった。 3.透明樹脂膜自身は内面に粘着性の粘着面を有し、透明樹脂膜がテープロー ルより剥離される瞬間に、材料の有する粘着性から、刺激音が発生し、特に伝送 距離が長くなるほどトルク作用により騒音が増加した。
【0003】 このため、周知のラベル印刷機の貼合装置の欠点を解決するため、本件出願人 はすでに一種のラベル印刷機の貼合装置を提供している。それは、貼合装置の二 つのローラの上にテープリールを設け、且つテープリールにテープ巻回後に、こ の巻回されたテープの周縁が上ローラと相接するようにしたものであり、これに より透明樹脂膜の案内長さを短縮してそれ以前の技術の欠点を有効に解決してい る。しかし、これも実際の使用において、なお以下のような改善すべき点を有し ていた。 1.底紙と貼合される透明樹脂膜が末段(即ち紙段部分)に至って、透明樹脂 膜をそれ以上引き出せない時も、底紙は依然として前方へと引っ張られて巻回さ れるため、人工制御により浪費の形成を防止する必要があり、不便であった。 2.テープリールがテープロールの重力を影響を受け、また、底紙を巻回する 引張り力の作用により、貼合装置が機台と偏離の角度を形成する可能性があり、 そのために透明樹脂膜と底紙が正常な軌道の貼合位置から偏離し、その製品の品 質に影響が生じた。 3.さらに、テープロールには多種類の異なる寸法規格があり、このためテー プリールの長さも各種類があり、このためテープリールを軸に位置決めする時に 、それと底紙設置位置との組合せが相当重要となり、もし両者に偏離が僅かでも あると、貼合の面積が影響を受け、製品の品質に影響が生じた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
以上の欠点から、本考案は一種のラベル印刷機の貼合装置を提供することを課 題としている。それは、貼合装置に一つのセンサを設けて、モータの運転制御に 用いることにより、有効に底紙の浪費を防止し、且つ貼合装置を微量の調整可能 として製品の品質を向上できるようにした装置であるものとする。
【0005】 本考案の主要な目的は、底紙の浪費を減少できるラベル印刷機の貼合装置を提 供することにある。
【0006】 本考案のもう一つの目的は、透明樹脂膜と底紙の貼合面を校正可能なラベル印 刷機の貼合装置を提供することにある。
【0007】 本考案のさらにもう一つの目的は、異なる寸法のテープロールに適用可能で、 透明樹脂膜と底紙の貼合面を整合させられ、貼合時の誤差を減少できるラベル印 刷機の貼合装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1の考案は、自己接着ラベルの印刷装置と切断装置の間に設けられる貼 合装置であり、対称設置された二つのサポートアーム間にそれぞれ架設された一 つの下ローラと一つの上ローラ及び一つのテープリールを具え、二つのサポート アームの底部に活動板がネジ止めされ、活動板の底部に固定板が設けられ、該固 定板が機台上にネジ止めされた、ラベル印刷機の貼合装置において、 該二つのサポートアームは、そのアーム体に、対応する下軸孔を具え、該下軸 孔に下ローラの軸棒が穿設され、また該サポートアームの内側の、該下軸孔の上 方に一つの限位孔が設けられ、該限位孔に活動ブロックが収容され、該活動ブロ ックに一つの上軸孔が設けられ、該上軸孔に上ローラの軸棒が穿設され、該限位 孔に案内溝が設けられ、該案内溝に一つの限位ブロックが収容され、該限位ブロ ックに一つの軸孔が設けられて該軸孔にテープリールの軸棒が穿設され、該案内 溝の両側にそれぞれ一つのバネ溝が設けられてバネが収容され、該バネ溝が該限 位孔と連通し、 該下ローラは、その軸棒の一端に偏心輪が固定され、該偏心輪の周縁に一つの 切欠きが形成され、この軸棒の別端に一つのスイングアームが套設され、該スイ ングアームが下ローラを制御して同期に回転させ、 該上ローラは、その軸棒の両側それぞれに回転輪が設けられ、該回転輪と下ロ ーラの偏心輪の外周が相接し、 該テープリールは、テープロールを套設放置するのに供され、該テープロール の周縁が上ローラと当接し、 該活動板は、その両側に一つの凹溝が設けられ、該凹溝の側縁に若干の長条状 の位置決め孔が設けられ、該位置決め孔に位置決め手段により一つの固定板が螺 設され、該位置決め手段は、ボルト、バネ、ナット及び若干のワッシャを包括し 、 該固定板は、固定手段により機台に螺設され、且つ該活動板の位置決め孔に対 応する位置にネジ孔が設けられて、位置決め手段による螺設位置決めに供される ことを特徴とする、ラベル印刷機の貼合装置としている。 請求項2の考案は、請求項1に記載のラベル印刷機の貼合装置において、 前記活動板の板体の両側の側縁に一対の凹部が設けられ、別に、一側に一対の凹 座が設けられ、二つの該凹座間に一つの貫通孔が設けられ、二つの凹座に一つの 調節装置が螺設され、該調節装置が、一つのスクリューロッドに一つの移動ロッ ドが穿設され、該スクリューロッドの両端それぞれに一つの位置決め片が套設さ れ、二つの位置決め片がそれぞれ凹座に螺設位置決めされ、並びにスクリューロ ッドの両端に調整つまみが螺合され、且つ移動ロッドが貫通孔より凸伸してなり 、活動板の凹部に対応する位置の固定板にもネジ孔が設けられ、該ネジ孔にボル トで上から下に螺合されて活動板の移動量を制限することを特徴とする、ラベル 印刷機の貼合装置としている。 請求項3の考案は、請求項1に記載のラベル印刷機の貼合装置において、 一方のサポートアームの内側の適宜位置に一つのセンサが設けられ、該センサが コード表の距離設定制御を行うか、或いは透光センサとされて、透明樹脂膜の有 する透光性により、透明樹脂膜の末段が紙段となった時に、透光性がないことか ら、透光センサによる検出を行い、適時制御信号を出力して駆動制御により機械 停止状態となすことを特徴とする、ラベル印刷機の貼合装置としている。 請求項4の考案は、請求項1又は請求項2に記載のラベル印刷機の貼合装置に おいて、 下ローラの軸棒に目盛りが印刷され、テープリールの軸棒にも目盛りが印刷され たことを特徴とする、ラベル印刷機の貼合装置としている。 請求項5の考案は、請求項1又は請求項2に記載のラベル印刷機の貼合装置に おいて、 固定板が、あり溝を具えた一つの底座と係合する形状に設けられ、該底座の開口 の一側にネジ孔が設けられ、このネジ孔が固定手段の螺設に供され、この固定手 段は、ストッパ板に固定ネジを組み合わせてなり、並びに底座の両側に若干のネ ジ孔が設けられて、ネジによる機台への螺設に供され、また、一つのサポートア ームの外側に一つのプルハンドルが設けられたことを特徴とする、ラベル印刷機 の貼合装置としている。 請求項6の考案は、請求項1又は請求項2に記載のラベル印刷機の貼合装置に おいて、 テープリールの上方に押し板が設けられ、この押し板の軸棒の両端にそれぞれ限 位ブロックが設けられ、二つの限位ブロックがそれぞれサポートアームの案内溝 内に収容され、押し板が経常的にテープロールの透明樹脂膜の上方に圧接するこ とを特徴とする、ラベル印刷機の貼合装置としている。
【0009】
【考案の実施の形態】
図2から図4に示されるように、本考案の貼合装置40は、自己接着ラベルの 印刷装置(図示せず)と切断装置50の間に設けられる。該貼合装置40は二つ の対称設置されたサポートアーム41間にそれぞれ架設された一つの下ローラ4 2と一つの上ローラ43及び一つのテープリール44を具え、且つ二つのサポー トアーム41の底部に活動板45がネジ止めされ、活動板45の底部に固定板4 6が設けられ、該固定板46は機台上にネジ止めされている。
【0010】 そのうち、該サポートアーム41はそのアーム体に対応する下軸孔411を具 え、該下軸孔411に下ローラ42の軸棒421が穿設され、また該サポートア ーム41の内側の、該下軸孔411の上方に一つの限位孔412が設けられ、該 限位孔412に活動ブロック432が収容され、該活動ブロック432に一つの 上軸孔433が設けられ、該上軸孔433に上ローラ43の軸棒431が穿設さ れ、該限位孔412に案内溝413が設けられ、該案内溝413に一つの限位ブ ロック442が収容され、該限位ブロック442に一つの軸孔443が設けられ て該軸孔443にテープリール44の軸棒441が穿設され、案内溝413の両 側にそれぞれ一つのバネ溝414が設けられてバネ415が収容され並びにネジ 416がねじ込まれて限位し、且つ該バネ溝414が限位孔412と連通し、バ ネ415の底縁が活動ブロック432の上縁に支持され、また、案内溝413に 一つのネジ孔417が設けられて、該ネジ孔417にボルト418により一つの 蓋板419が螺設され、且つ二つのサポートアーム41の底部に一つの活動板4 5が螺設され、活動板45の底部に固定板46が螺設され、該固定板46が機台 上に螺設されている。
【0011】 該下ローラ42は、その軸棒421の一端に偏心輪422が固定されている。 該偏心輪422は周縁に一つの切欠き424が形成され、軸棒421の別端に一 つのスイングアーム423が套設され、該スイングアーム423が下ローラ42 を制御して同期に回転させる。
【0012】 該上ローラ43は、その軸棒431の両側それぞれに回転輪434が設けられ 、回転輪434と下ローラ42の偏心輪422の外周が相互に接している。
【0013】 該テープリール44は、テープロール48を套設放置するのに供され、該テー プロール48の周縁が上ローラ43と当接している。
【0014】 本考案の特徴は以下のとおりである。
【0015】 そのうち一方のサポートアーム41の内側の適宜位置に一つのセンサ47が設 けられ、該センサ47はコード表の距離設定制御を行うか、或いは透光センサと されて、透明樹脂膜の有する透光性により、透明樹脂膜の末段が紙段となった時 に、透光性がないことから、透光センサによる検出を行い、適時制御信号を出力 して駆動制御により機械停止状態となす。該センサ47とコントローラが連結さ れ、テープロール48が末段に至ったか否かを検出し、イエスであればコントロ ーラを駆動して機械停止状態とする制御を行わせる。
【0016】 該下ローラ42は、その軸棒421に寸法目盛り4211が印刷されている。
【0017】 該テープリール44は、その軸棒441に寸法目盛り4411が印刷されてい る。
【0018】 該活動板45は、その両側に一つの凹溝451が設けられ、該凹溝451の側 縁に若干の長条状の位置決め孔452が設けられ、該位置決め孔452に位置決 め手段453により一つの固定板46が螺設され、該位置決め手段453は、ボ ルト4531、バネ4532、ナット4533及び若干のワッシャ4534を包 括する。且つ活動板45の両側の側縁に一対の凹部454が設けられ、別に一側 に一対の凹座455が設けられ、二つの該凹座455間に一つの貫通孔456が 設けられ、二つの凹座455に一つの調節装置49が螺設され、該調節装置49 が一つのスクリューロッド491に一つの移動ロッド492が穿設され、該スク リューロッド491の両端それぞれに一つの位置決め片493が套設され、二つ の位置決め片493がそれぞれ凹座455に螺設位置決めされ、並びにスクリュ ーロッド491の両端に調整つまみ494が螺合され、且つ移動ロッド492が 貫通孔456より凸伸してなる。
【0019】 該固定板46は、固定手段461により機台に螺設され、且つ活動板45の位 置決め孔452に対応する位置にネジ孔462が設けられて、位置決め手段45 3による螺設に供され、活動板45の凹部454に対応する位置にもネジ孔46 3が設けられ、ボルト464で上から下に螺合され、活動板45の固定板46か らの偏離が防止されている。
【0020】 以上により、本考案のラベル印刷機の貼合装置が完成し、透明樹脂膜481の テープロール48をテープリール44に套設した後、適宜長さの透明樹脂膜48 1を下向きに引き伸ばし、さらにスイングアーム423に施力してスイングアー ム423を一側に向けて揺動させて、下ローラ42を偏心輪422と連帯して回 転させ、偏心輪422と回転輪434の外周を相互に接触させる。これにより偏 心輪422が回転する時は上向きに回転輪434を押し上げると共に、偏心輪4 22の切欠き424が回転輪434を承接し、回転輪434が偏心輪422によ り上向きに支持されて、その活動ブロック432が限位孔412内で上に移動し 、活動ブロック423の上に支持されたバネ415が圧縮状態となり、これと共 に活動ブロック423が上に移動する時、上ローラ43もそれに伴い上に移動し 、上ローラ43と下ローラ42の間に適宜空隙Aが形成され(図5参照)、該空 隙Aがテープロール48の透明樹脂膜481を該空隙Aより引き出すのに十分で あり、また底紙30も該空隙Aより引き出され、偏心輪422の回転時に上向き に回転輪434を押し上げ、偏心輪422の切欠き424が回転輪434を承接 し、回転輪434がテープリール44の重量を受けて下圧されないため、操作者 の安全を確保できる。さらにスイングアーム423が回転してもとの位置に至る と、偏心輪422の伝動及びバネ415の弾力により、活動ブロック432が下 に移動し、活動ブロック432がもとの位置に回復し、上ローラ43と下ローラ 42が透明樹脂膜481と底紙30を緊密に挟持して貼合させ、並びに駆動モー タの駆動牽引のもと、テープロールの周縁が重力の関係により、ずっと上ローラ 43と相接状態を保持しつつ回転し、テープリール44の軸棒441が並びにテ ープロール48の周縁に伴い変化し、案内溝413内を上下に移動する。同時に 、底紙30と透明樹脂膜481が上ローラ43と下ローラ42の案内及び圧接を 受けて貼合動作を形成し、並びに一つの巻取り軸60が貼合完成したラベルペー パーを巻き取る(図6及び図2参照)。透明樹脂膜481が末段(即ち紙段)に 至ると、センサ47が検出して適時に一つの制御信号をモータに送り、運転を停 止させ、こうして有効に動力を節約し、底紙の浪費の問題を改善する。
【0021】 テープロール48の重力の影響を受けて、貼合装置40は機台と偏離の角度を 形成する可能性がある。このとき、活動板45上の調節装置49により調節の動 作を達成できる。即ち調整つまみ494を回して、スクリューロッド491上の 移動ロッド492を移動させ、活動板45を駆動して微量の調整動作を行うこと により、校正の目的を達成でき、透明樹脂膜481と底紙30貼合時にその位置 を最良の状態に維持させることができる(図7参照)。
【0022】 本考案のテープリール44の軸棒441及び下ローラ42の軸棒421の棒体 には目盛り411、4211が設けられ、これにより異なる寸法のテープリール 44を放置する時、その目盛りを透明樹脂膜と底紙を放置する時の整合の根拠と なすことができ、貼合時に偏離の状況を発生せず、貼合時の誤差を減少できる。
【0023】 また、図8、9に示されるのは本考案のもう一つの実施例であり、この実施例 では、固定板46’が、あり溝71を具えた底座70と係合する形状に設けられ 、該底座71の開口の一側にネジ孔72が設けられ、該ネジ孔72が固定手段7 3の螺設に供され、該固定手段73は、ストッパ板731に固定ネジ732を組 み合わせてなる。並びに底座70の両側に若干のネジ孔74が設けられて、ネジ 741による機台への螺設に供される。また、サポートアーム41の外側に一つ のプルハンドル80が設けられている。このような、固定板46’と底座70の 特殊な設計により、貼合装置40を固定板46’により直接底座70の開口の該 一側より押し込み、さらに固定手段73のストッパ板731を回して係合状態と なし、貼合装置40を底座70に固定することができる。反対に、貼合装置40 を底座より押し出す時は、ただ固定手段73のストッパ板731を回転させ、ス トッパ板731が底座70の開口を阻止しないようにすることにより、貼合装置 40の固定板46’を底座70より滑り出させることができ、並びにサポートア ーム41のプルハンドル80により順調に貼合装置40を底座70より押し出す ことができる。
【0024】 さらに、図10、11は本考案のさらにもう一つの実施例を示し、この実施例 では、テープリール44の上方に押し板90を設け、この押し板90の軸棒90 1の両端にそれぞれ限位ブロック902を設け、二つの限位ブロック442をそ れぞれサポートアーム41の案内溝413内に収容し、押し板90が経常的にテ ープロール48の透明樹脂膜481の上方に圧接するようにすることにより、透 明樹脂膜481の引出し時に発生する騒音を減少している。
【0025】
【考案の効果】
本考案のラベル印刷機の貼合装置は、貼合装置に一つのセンサを設けて、モー タの運転制御に用いることにより、有効に底紙の浪費を防止し、且つ貼合装置を 微量の調整可能として製品の品質を向上できるようにした装置であり、以上の説 明から分かるように、本考案は高い利用価値を有し、且つ本考案と同じ或いは類 似の物品は未だ公開されておらず、新規性と進歩性を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】周知のラベル印刷機の局部操作表示図である。
【図2】本考案のラベル印刷機の局部操作表示図であ
る。
【図3】本考案の貼合装置の分解斜視図である。
【図4】本考案の貼合装置の斜視図である。
【図5】本考案の操作表示図である。
【図6】本考案の操作表示図である。
【図7】本考案の操作表示図である。
【図8】本考案のもう一つの実施例表示図である。
【図9】本考案のもう一つの実施例の組合せ側面図であ
る。
【図10】本考案のさらにもう一つの実施例表示図であ
る。
【図11】本考案のさらにもう一つの実施例の組合せ側
面図である。
【符号の説明】
10 貼合装置 11 上ローラ 12 下ローラ 13 テープリール 14、15、16 案内回転軸 17、60 巻取り軸 20、30 底紙 21 透明樹脂膜 50 切断装置 40 貼合装置 41 サポートアーム 411 下軸孔 412 限位孔 413 案内溝 414 バネ溝 415 バネ 416 位置決めボルト 417 ネジ孔 418 固定ボルト 419 蓋板 42 下ローラ 421 軸棒 4211 目盛り 422 偏心輪 423 スイングアーム 424 切欠き 43 上ローラ 431 軸棒 432 活動ブロック 433 軸孔 434 回転輪 44 テープリール 441 軸棒 4411 目盛り 442 限位ブロック 443 軸孔 45 活動板 451 凹溝 452 位置決め孔 453 位置決め手段 4531 ボルト 4532 バネ 4533 ナット 4534 ワッシャ 454 凹部 455 凹座 456 貫通孔 46、46’ 固定板 461 固定手段 462、463 ネジ孔 464 ボルト 47 センサ 48 テープロール 481 透明樹脂膜 49 調節装置 491 スクリューロッド 492 移動ロッド 493 位置決め片 494 調整つまみ 70 底座 71 あり溝 72 ネジ孔 73 固定手段 731 ストッパ板 732 固定ネジ 74 ネジ孔 741 ネジ 80 プルハンドル 90 押し板 901 軸棒 902 限位ブロック

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自己接着ラベルの印刷装置と切断装置の
    間に設けられる貼合装置であり、対称設置された二つの
    サポートアーム間にそれぞれ架設された一つの下ローラ
    と一つの上ローラ及び一つのテープリールを具え、二つ
    のサポートアームの底部に活動板がネジ止めされ、活動
    板の底部に固定板が設けられ、該固定板が機台上にネジ
    止めされた、ラベル印刷機の貼合装置において、 該二つのサポートアームは、そのアーム体に、対応する
    下軸孔を具え、該下軸孔に下ローラの軸棒が穿設され、
    また該サポートアームの内側の、該下軸孔の上方に一つ
    の限位孔が設けられ、該限位孔に活動ブロックが収容さ
    れ、該活動ブロックに一つの上軸孔が設けられ、該上軸
    孔に上ローラの軸棒が穿設され、該限位孔に案内溝が設
    けられ、該案内溝に一つの限位ブロックが収容され、該
    限位ブロックに一つの軸孔が設けられて該軸孔にテープ
    リールの軸棒が穿設され、該案内溝の両側にそれぞれ一
    つのバネ溝が設けられてバネが収容され、該バネ溝が該
    限位孔と連通し、 該下ローラは、その軸棒の一端に偏心輪が固定され、該
    偏心輪の周縁に一つの切欠きが形成され、この軸棒の別
    端に一つのスイングアームが套設され、該スイングアー
    ムが下ローラを制御して同期に回転させ、 該上ローラは、その軸棒の両側それぞれに回転輪が設け
    られ、該回転輪と下ローラの偏心輪の外周が相接し、 該テープリールは、テープロールを套設放置するのに供
    され、該テープロールの周縁が上ローラと当接し、 該活動板は、その両側に一つの凹溝が設けられ、該凹溝
    の側縁に若干の長条状の位置決め孔が設けられ、該位置
    決め孔に位置決め手段により一つの固定板が螺設され、
    該位置決め手段は、ボルト、バネ、ナット及び若干のワ
    ッシャを包括し、 該固定板は、固定手段により機台に螺設され、且つ該活
    動板の位置決め孔に対応する位置にネジ孔が設けられ
    て、位置決め手段による螺設位置決めに供されることを
    特徴とする、ラベル印刷機の貼合装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のラベル印刷機の貼合装
    置において、前記活動板の板体の両側の側縁に一対の凹
    部が設けられ、別に、一側に一対の凹座が設けられ、二
    つの該凹座間に一つの貫通孔が設けられ、二つの凹座に
    一つの調節装置が螺設され、該調節装置が、一つのスク
    リューロッドに一つの移動ロッドが穿設され、該スクリ
    ューロッドの両端それぞれに一つの位置決め片が套設さ
    れ、二つの位置決め片がそれぞれ凹座に螺設位置決めさ
    れ、並びにスクリューロッドの両端に調整つまみが螺合
    され、且つ移動ロッドが貫通孔より凸伸してなり、活動
    板の凹部に対応する位置の固定板にもネジ孔が設けら
    れ、該ネジ孔にボルトで上から下に螺合されて活動板の
    移動量を制限することを特徴とする、ラベル印刷機の貼
    合装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のラベル印刷機の貼合装
    置において、一方のサポートアームの内側の適宜位置に
    一つのセンサが設けられ、該センサがコード表の距離設
    定制御を行うか、或いは透光センサとされて、透明樹脂
    膜の有する透光性により、透明樹脂膜の末段が紙段とな
    った時に、透光性がないことから、透光センサによる検
    出を行い、適時制御信号を出力して駆動制御により機械
    停止状態となすことを特徴とする、ラベル印刷機の貼合
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項1又は請求項2に記載のラベル印
    刷機の貼合装置において、下ローラの軸棒に目盛りが印
    刷され、テープリールの軸棒にも目盛りが印刷されたこ
    とを特徴とする、ラベル印刷機の貼合装置。
  5. 【請求項5】 請求項1又は請求項2に記載のラベル印
    刷機の貼合装置において、固定板が、あり溝を具えた一
    つの底座と係合する形状に設けられ、該底座の開口の一
    側にネジ孔が設けられ、このネジ孔が固定手段の螺設に
    供され、この固定手段は、ストッパ板に固定ネジを組み
    合わせてなり、並びに底座の両側に若干のネジ孔が設け
    られて、ネジによる機台への螺設に供され、また、一つ
    のサポートアームの外側に一つのプルハンドルが設けら
    れたことを特徴とする、ラベル印刷機の貼合装置。
  6. 【請求項6】 請求項1又は請求項2に記載のラベル印
    刷機の貼合装置において、テープリールの上方に押し板
    が設けられ、この押し板の軸棒の両端にそれぞれ限位ブ
    ロックが設けられ、二つの限位ブロックがそれぞれサポ
    ートアームの案内溝内に収容され、押し板が経常的にテ
    ープロールの透明樹脂膜の上方に圧接することを特徴と
    する、ラベル印刷機の貼合装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109866499A (zh) * 2019-04-15 2019-06-11 如皋市昌晨印刷机械有限公司 一种方便内部维护的组合式双面双开水润版胶印机
KR102083765B1 (ko) * 2019-09-27 2020-03-02 유재춘 라벨링 장치
CN114381817A (zh) * 2021-12-15 2022-04-22 福建恒捷实业有限公司 一种蜂巢塔丝隆锦纶纤维的生产方法
KR20220002579U (ko) * 2021-04-20 2022-10-28 양현정 연료전지 박판 세척용 이송 구동장치

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