JP3076548U - 内視鏡用支持台 - Google Patents

内視鏡用支持台

Info

Publication number
JP3076548U
JP3076548U JP2000006906U JP2000006906U JP3076548U JP 3076548 U JP3076548 U JP 3076548U JP 2000006906 U JP2000006906 U JP 2000006906U JP 2000006906 U JP2000006906 U JP 2000006906U JP 3076548 U JP3076548 U JP 3076548U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
endoscope
support
universal cord
distal end
base
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000006906U
Other languages
English (en)
Inventor
英子 西脇
旨子 毛利
尚子 松尾
Original Assignee
財団法人厚生年金事業振興団
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 財団法人厚生年金事業振興団 filed Critical 財団法人厚生年金事業振興団
Priority to JP2000006906U priority Critical patent/JP3076548U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3076548U publication Critical patent/JP3076548U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Endoscopes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】内視鏡のうち最も衝撃に弱い挿入部の先端構成
部及びユニバーサルコードのコネクタ部を保護すること
ができ、歩行中に身体が触れたり、他の機器が接触して
も高価な内視鏡を破損させることはない内視鏡用支持台
を提供することにある。 【解決手段】手元操作部に、体腔内に挿入する挿入部及
び光電源装置に接続されるユニバーサルコードを有する
内視鏡を支持する内視鏡用支持台において、キャスター
2を備えた基台1と、この基台1に垂直に立設された支
柱3と、この支柱3の上端部に設けられ前記内視鏡の手
元操作部を掛合し、前記挿入部及びユニバーサルコード
を前記支柱に沿って垂れ下げる掛合部8を有する掛合部
材7と、前記基台1に支柱を囲撓するように設けられ前
記掛合部材7に掛合された内視鏡の挿入部の先端部及び
ユニバーサルコードの先端部を保護する保護柵10とを
具備したことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、病院等の医療機関において使用する内視鏡用支持台に関する。
【0002】
【従来の技術】
病院等の医療機関における内視鏡検査室には胃用内視鏡、十二指腸用内視鏡、 大腸用内視鏡等の使用目的によって異なる複数種類の内視鏡が揃っている。これ らの内視鏡は、基本的には図3に示すように構成されている。すなわち、内視鏡 Aは、手元操作部Bと、この手元操作部Bに体腔内に挿入する挿入部C及び光電 源装置に接続されるコネクタ部Hを有したユニバーサルコードGが接続されてい る。
【0003】 挿入部Cは、可撓管部D、湾曲管部E、固体撮像素子を内蔵した先端構成部F とからなり、ユニバーサルコードGに内挿されたライトガイドファイバーが手元 操作部Bを介して挿入部Cの先端部に設けられた先端構成部Fの照明光学系に光 学的に接続されている。
【0004】 前述のように内視鏡Aは、挿入部Cの先端構成部Fには観察光学系、照明光学 系が内蔵され、またユニバーサルコードGにはライトガイドファイバー及び信号 線が内挿されているとともに、コネクタ部Hのライトガイド接続筒及び各種電気 接続端子と接続されている。
【0005】 従って、内視鏡Aの先端構成部FやユニバーサルコードGのコネクタ部Hは衝 撃が加わると、光学系や電気接続端子を破損する虞がある。そこで、内視鏡Aは 、不使用時には内視鏡収納庫に収納しているが、使用の準備のために、1本もし くは複数本の内視鏡Aを内視鏡トロリーという内視鏡用支持台に掛け、即使用に 供されるようにしている。
【0006】 この内視鏡用支持台は、支柱の先端部に掛合部材を有し、内視鏡の手元操作部 を掛合部材に掛合し、挿入部及びユニバーサルコードを垂れ下げるようにしたも のである。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、内視鏡用支持台に内視鏡を支持した状態においても、内視鏡の うち最も衝撃に弱い挿入部の先端構成部及びユニバーサルコードのコネクタ部は 露出状態にある。従って、夜間、歩行中に先端構成部やコネクタ部に身体の一部 が触れ、その反動で先端構成部やコネクタ部が他の機器に干渉したり、清掃中に 周囲の機器を移動させる際に機器が内視鏡に接触し、高価な内視鏡を破損させる 虞がある。
【0008】 この考案は、前記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、 内視鏡の不使用時に内視鏡の手元操作部を掛合部材に掛合することにより、内視 鏡のうち最も衝撃に弱い挿入部の先端構成部及びユニバーサルコードのコネクタ 部を保護することができ、歩行中に身体が触れたり、他の機器が接触しても高価 な内視鏡を破損させることはなく、修理費を削減できる内視鏡用支持台を提供す ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この考案は、前記目的を達成するために、請求項1は、手元操作部に、体腔内 に挿入する挿入部及び光電源装置に接続されるユニバーサルコードを有する内視 鏡を支持する内視鏡用支持台において、キャスターを備えた基台と、この基台に 垂直に立設された支柱と、この支柱の上端部に設けられ前記内視鏡の手元操作部 を掛合し、前記挿入部及びユニバーサルコードを前記支柱に沿って垂れ下げる掛 合部を有する掛合部材と、前記基台に支柱を囲撓するように設けられ前記掛合部 材に掛合された内視鏡の挿入部の先端部及びユニバーサルコードの先端部を保護 する保護柵とを具備したことを特徴とする。
【0010】 請求項2は、請求項1の前記掛合部材は、複数本の内視鏡を支持できるように 複数の掛合部を有していることを特徴とする。
【0011】 請求項3は、請求項1の前記支柱は、伸縮可能で、掛合部材の高さ調節が可能 であることを特徴とする。
【0012】 前記構成によれば、内視鏡の手元操作部を掛合部材の掛合部に掛合でき、手元 操作部から導出する挿入部及びユニバーサルコードを保護リングの内部に挿通す るとともに、先端構成部及びコネクタ部を保護柵の内部に納めることができる。 このようにして掛合部材に複数本の内視鏡を支持することができ、保護リングを 取手として押し引きすることにより、キャスターが床面上を転動して任意の位置 に移動できる。このとき、挿入部及びユニバーサルコードは保護リングに囲まれ ているため、触れることはなく、また先端構成部及びコネクタ部は保護柵に覆わ れているため、移動中に支持台が他の機器と接触しても内視鏡の各部には接触し ないため、内視鏡の破損を防止できる。
【0013】
【考案の実施の形態】
以下、この考案の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0014】 図1は内視鏡用支持台の斜視図、図2は縦断側面図である。図1及び図2中、 1は円板状の基台であり、基台1の下部には5個のキャスター2が周方向に等間 隔に設けられている。この基台1の上面中央部には支柱3が垂直に立設されてい る。この支柱3は、下部側の太径パイプ4と、この太径パイプ4の内部に挿入さ れた上部側の細径パイプ5とからなり、細径パイプ5は太径パイプ4に対して伸 縮自在に構成されている。太径パイプ4の上端部における側壁にはねじ孔(図示 しない)が穿設されている。このねじ孔には固定ねじ6がねじ込まれ、固定ねじ 6をねじ込むことにより細径パイプ5の側壁に当接し、太径パイプ4に対して細 径パイプ5を所望の位置で固定できるようになっている。
【0015】 また、細径パイプ5の先端部には矩形状のアクリル板等の掛合部材7が略水平 状態に固定されている。掛合部材7の両側縁部には内視鏡Aの手元操作部Bを掛 合するための切欠部からなる合計4個の掛合部8が設けられ、掛合部8と8の間 には鉗子等の処置具等を掛合するための切欠部からなる合計4個の挟み部9が設 けられている。
【0016】 さらに、前記基台1にはその外周縁から上方へ突出する円筒状の保護柵10が 支柱3を囲撓するように設けられている。この保護柵10は例えば透明なアクリ ル板によって形成され、掛合部材7に支持された内視鏡Aの先端構成部F及びユ ニバーサルコードGの先端部のコネクタ部Hを覆って保護するようになっている 。
【0017】 また、保護柵10より上方に位置する支柱3には取手を兼ねた保護リング11 が設けられ、内視鏡Aの挿入部C及びユニバーサルコードGを挿通することによ り、移動中における挿入部C及びユニバーサルコードGの振れを防止するように なっている。
【0018】 このように構成された内視鏡用支持台によれば、内視鏡Aの挿入部Cの末端部 を掛合部材7の掛合部8に側方から挿入したのち、下方へ降ろすことにより、手 元操作部Bが掛合部8に掛合される。そして、手元操作部7から導出する挿入部 C及びユニバーサルコードGを保護リング11の内部に挿通するとともに、先端 構成部F及びコネクタ部Hを保護柵10の内部に納めることができる。
【0019】 このようにして掛合部材7に4本の内視鏡Aを支持することができ、保護リン グ11を取手として押し引きすることにより、キャスター2が床面上を転動して 任意の位置に移動できる。このとき、挿入部C及びユニバーサルコードGは保護 リング11に囲まれているため、触れることはなく、また先端構成部F及びコネ クタ部Hは保護柵10に覆われているため、移動中に支持台が他の機器と接触し ても内視鏡Aの各部には接触しないため、内視鏡Aの破損を防止できる。
【0020】 また、内視鏡Aは機種によって挿入部C及びユニバーサルコードGの長さは多 種であるが、支柱3が太径パイプ4と細径パイプ5とからなり、伸縮可能で掛合 部材7の高さを任意に調節することができる。
【0021】 なお、前記実施形態においては、掛合部材7に4本の内視鏡を掛合できるよう に4個の掛合部8を設けたが、掛合部8の個数は限定されるものではなく、また 掛合部8の形状も限定されるものではない。
【0022】
【考案の効果】
以上説明したように、この考案によれば、内視鏡の不使用時に内視鏡の手元操 作部を掛合部材に掛合することにより、内視鏡のうち最も衝撃に弱い挿入部の先 端構成部及びユニバーサルコードのコネクタ部を保護することができ、歩行中に 身体が触れたり、他の機器が接触しても高価な内視鏡を破損させることはなく、 修理費を削減できる。
【0023】 また、支持台は、内視鏡の洗浄・消毒後の乾燥用としても利用でき、鉗子等の 処置具も同時に吊り下げることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の第1の実施形態を示す内視鏡用支持
台の斜視図。
【図2】同実施形態の支持台に内視鏡を支持した状態の
縦断側面図。
【図3】一般的な内視鏡の斜視図。
【符号の説明】
1…基台 2…キャスター 3…支柱 7…掛合部材 8…掛合部 10…保護柵

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 手元操作部に、体腔内に挿入する挿入部
    及び光電源装置に接続されるユニバーサルコードを有す
    る内視鏡を支持する内視鏡用支持台において、 キャスターを備えた基台と、この基台に垂直に立設され
    た支柱と、この支柱の上端部に設けられ前記内視鏡の手
    元操作部を掛合し、前記挿入部及びユニバーサルコード
    を前記支柱に沿って垂れ下げる掛合部を有する掛合部材
    と、前記基台に支柱を囲撓するように設けられ前記掛合
    部材に掛合された内視鏡の挿入部の先端部及びユニバー
    サルコードの先端部を保護する保護柵とを具備したこと
    を特徴とする内視鏡用支持台。
  2. 【請求項2】 前記掛合部材は、複数本の内視鏡を支持
    できるように複数の掛合部を有していることを特徴とす
    る請求項1記載の内視鏡用支持台。
  3. 【請求項3】 前記支柱は、伸縮可能で、掛合部材の高
    さ調節が可能であることを特徴とする請求項1記載の内
    視鏡用支持台。
JP2000006906U 2000-09-25 2000-09-25 内視鏡用支持台 Expired - Fee Related JP3076548U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000006906U JP3076548U (ja) 2000-09-25 2000-09-25 内視鏡用支持台

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000006906U JP3076548U (ja) 2000-09-25 2000-09-25 内視鏡用支持台

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3076548U true JP3076548U (ja) 2001-04-06

Family

ID=43209607

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000006906U Expired - Fee Related JP3076548U (ja) 2000-09-25 2000-09-25 内視鏡用支持台

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3076548U (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010137005A (ja) * 2008-12-15 2010-06-24 Ge Medical Systems Global Technology Co Llc 体腔内医用検査具の保持スタンド
JP2012500031A (ja) * 2008-08-15 2012-01-05 モンテリス メディカル, インコーポレイテッド 軌道ガイド
JP2015136415A (ja) * 2014-01-21 2015-07-30 株式会社Ihiシバウラ 内視鏡保管庫
WO2018079045A1 (ja) * 2016-10-26 2018-05-03 国立大学法人九州大学 固定台

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012500031A (ja) * 2008-08-15 2012-01-05 モンテリス メディカル, インコーポレイテッド 軌道ガイド
JP2010137005A (ja) * 2008-12-15 2010-06-24 Ge Medical Systems Global Technology Co Llc 体腔内医用検査具の保持スタンド
JP2015136415A (ja) * 2014-01-21 2015-07-30 株式会社Ihiシバウラ 内視鏡保管庫
WO2018079045A1 (ja) * 2016-10-26 2018-05-03 国立大学法人九州大学 固定台
JP2018068518A (ja) * 2016-10-26 2018-05-10 国立大学法人九州大学 固定台

Similar Documents

Publication Publication Date Title
ES2582194T3 (es) Rediseño de quirófano de hospital
WO1990003157A1 (en) Transport system for portable patient care apparatus
JP3076548U (ja) 内視鏡用支持台
CN208194462U (zh) 一种医院化验室用试管架
JP2009201832A (ja) 医療用カート
ES2332673T3 (es) Dispositivo para poner en vertical a personas.
JP2004337443A (ja) 医療用検査装置
CN210300915U (zh) 一种适用于户外环境的医用内窥镜显示装置
CN218061648U (zh) 防疫通道设备及升降结构
CN209172508U (zh) 软式内镜多功能放置架
JP2006061376A5 (ja)
CN209864052U (zh) 一种内镜诊疗附件挂架
JP2006095173A (ja) 紫外線照射装置
CN215383898U (zh) 用于消化内镜附件的夹持装置
JP3803152B2 (ja) 手術用内視鏡装置
JP2007282912A (ja) 清掃用具
CN212997544U (zh) 消毒笔台
CN211834324U (zh) 一种妇产科检查用内窥装置
JP2000296157A (ja) 内視鏡システム
TWI751942B (zh) 方便收放管線之手持式內視鏡腳架
JP2918153B2 (ja) 柵部調節型差込式側柵
CN217118590U (zh) 一种消化内镜支架
JPH033281Y2 (ja)
CN213607006U (zh) 一种多用纤支镜放置架
JP2010017400A (ja) アシスタントユニット

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees