JP3076540U - ケミカルマシンポリッシャの研磨盤用研磨ドレッサ - Google Patents
ケミカルマシンポリッシャの研磨盤用研磨ドレッサInfo
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 CMPの研磨盤用研磨ドレッサにおいて、研
磨面に固着されるダイヤモンドグリッドの固着状態を強
化して、対衝撃性を強くすると共に対酸性を増す。 【解決手段】 平坦で回転可能な研磨盤の盤面に化学研
磨剤を供給して該研磨盤上で被研磨物の表面を研磨する
ケミカルマシンポリッシャの上記研磨盤を研磨するもの
であって、平盤状のベース部材9の表面にダイヤモンド
グリッド10を略均一に分布させて固着し研磨面29を
形成して成る研磨ドレッサ15において、上記研磨面2
9は、微粉状のダイヤモンドグリッド10の個々の表面
に無電解めっき法により金属11′をめっきし、この金
属めっきしたダイヤモンドグリッド10をベース部材9
の表面に金属電着(11)により固着させ、この固着し
たダイヤモンドグリッド10の上面の金属めっき11′
を除去しダイヤモンドグリッド10の面を露出して形成
したものである。
磨面に固着されるダイヤモンドグリッドの固着状態を強
化して、対衝撃性を強くすると共に対酸性を増す。 【解決手段】 平坦で回転可能な研磨盤の盤面に化学研
磨剤を供給して該研磨盤上で被研磨物の表面を研磨する
ケミカルマシンポリッシャの上記研磨盤を研磨するもの
であって、平盤状のベース部材9の表面にダイヤモンド
グリッド10を略均一に分布させて固着し研磨面29を
形成して成る研磨ドレッサ15において、上記研磨面2
9は、微粉状のダイヤモンドグリッド10の個々の表面
に無電解めっき法により金属11′をめっきし、この金
属めっきしたダイヤモンドグリッド10をベース部材9
の表面に金属電着(11)により固着させ、この固着し
たダイヤモンドグリッド10の上面の金属めっき11′
を除去しダイヤモンドグリッド10の面を露出して形成
したものである。
Description
【0001】
本考案は、平坦で回転可能な研磨盤の盤面に化学研磨剤を供給して該研磨盤上 でウェハ等の被研磨物の表面を研磨するケミカルマシンポリッシャの上記研磨盤 を研磨する研磨ドレッサに関し、特に、研磨面に固着されるダイヤモンドグリッ ドの固着状態を強化して、対衝撃性を強くすると共に対酸性を増すことができる ケミカルマシンポリッシャの研磨盤用研磨ドレッサに関する。
【0002】
近年、集積回路等の半導体製品の製造において、集積回路の容量の増大化の要 求に応じて回路の集積度が高まりつつあるが、それに伴って回路の層間の絶縁膜 も薄くなりつつある。このような要求に応じて、図7に示すように、シリコン基 板1上に配線パターンに従って配線溝2を形成し、この状態でシリコン基板1の 全表面にアルミニウム等の金属層3を形成し、この金属層3を研磨して上記配線 溝2内にのみ金属層3を残して平坦な配線パターンを形成し、これを多層に積層 することにより集積回路を製造する技術が採用されつつある。
【0003】 図8は、上記集積回路の製造においてシリコン基板1の全表面に形成された配 線用の金属層3を研磨する際に用いられるケミカルマシンポリッシャ(以下「C MP」と略称する)の研磨盤4を示す断面図である。図8に示すように、この研 磨盤4は、平盤状の基台5上に平坦な研磨パッド6を張り付けて構成されている 。そして、例えば酸等の化学研磨剤に微細な研磨材を混ぜ、これを上記研磨盤4 の研磨パッド6の表面に供給し、該研磨盤4を回転させて保持具7に保持された シリコン基板1の金属層3を上記研磨パッド6の表面に接触させることにより、 上記金属層3を化学研磨剤及び研磨材で研磨する。
【0004】 一方、上記研磨盤4の研磨パッド6も上記金属層3の研磨時に摩耗し、研磨パ ッド6の平坦度を維持できなくなるため、上記CMPには、該研磨パッド6を研 磨する研磨装置が備えられている。そして、この研磨装置に備えられた研磨ドレ ッサで上記研磨パッド6を研磨するようになっている。
【0005】 図9は従来の研磨ドレッサ8を示す中央横断面図である。この研磨ドレッサ8 は、例えば円形の平盤状のベース部材9の表面にダイヤモンドグリッド10を略 均一に分布させ、このダイヤモンドグリッド10をニッケル等の金属11で金属 電着して固着し、研磨面12を形成して成っていた。
【0006】 そして、上記研磨ドレッサ8を図示外の保持具で保持し、図8に示す研磨盤4 を回転させて該保持具に保持された研磨ドレッサ8の研磨面12を研磨パッド6 の表面に上方から接触させることにより、上記研磨盤4の研磨パッド6の表面を 研磨していた。この研磨パッド6の研磨により、該研磨パッド6の表面の平坦度 を維持するとともに、パッド表面のクリーニングも行っていた。
【0007】
しかし、このような従来の研磨ドレッサ8においては、図9に示すように、ベ ース部材9の表面に直接ダイヤモンドグリッド10をニッケル等の金属11で金 属電着していたので、該ダイヤモンドグリッド10の非金属表面にはニッケル等 の金属が十分な密着性を有して電着されず、ダイヤモンドグリッド10が強固に 固着されないことがあった。これに対し、ダイヤモンドグリッド10の周りに金 属電着により金属11を盛り上げる形にして保持していたが、上記のように密着 性が十分でないことから、ダイヤモンドグリッド10の固着状態を十分に強化す ることはできないことがあった。したがって、上記ダイヤモンドグリッド10の 固着の対衝撃性が強いとは言えず、前記研磨パッド6の表面を研磨すると、ダイ ヤモンドグリッド10がベース部材9から剥がれ落ちることがあった。このこと から、研磨ドレッサ8の寿命が低下することがあった。
【0008】 また、上記研磨パッド6の表面を研磨するときは、酸等の化学研磨剤に微細な 研磨材を混ぜたスラリーを流しながら行うが、密着性が十分でないダイヤモンド グリッド10とニッケル等の金属11との間の微小な隙間から上記酸性スラリー が侵入することがあり、ベース部材9の腐食の原因となることがあった。したが って、対酸性が強いとは言えず、研磨ドレッサ8の寿命が低下することがあった 。
【0009】 そこで、本考案は、このような問題点に対処し、研磨面に固着されるダイヤモ ンドグリッドの固着状態を強化して、対衝撃性を強くすると共に対酸性を増すこ とができるケミカルマシンポリッシャの研磨盤用研磨ドレッサを提供することを 目的とする。
【0010】
上記目的を達成するために、本考案によるケミカルマシンポリッシャの研磨盤 用研磨ドレッサは、平坦で回転可能な研磨盤の盤面に化学研磨剤を供給して該研 磨盤上で被研磨物の表面を研磨するケミカルマシンポリッシャの上記研磨盤を研 磨するものであって、平盤状のベース部材の表面にダイヤモンドグリッドを略均 一に分布させて固着し研磨面を形成して成る研磨ドレッサにおいて、上記研磨面 は、微粉状のダイヤモンドグリッドの個々の表面に無電解めっき法により金属を めっきし、この金属めっきしたダイヤモンドグリッドをベース部材の表面に金属 電着により固着させ、この固着したダイヤモンドグリッドの上面の金属めっきを 除去しダイヤモンドグリッドの面を露出して形成したものである。
【0011】 また、上記金属電着は、ニッケル電着としたものである。
【0012】
以下、本考案の実施の形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。 図1は本考案によるケミカルマシンポリッシャの研磨盤用研磨ドレッサを示す 中央横断面図である。この研磨ドレッサ15は、平坦で回転可能な研磨盤の盤面 に化学研磨剤を供給して該研磨盤上でウェハ等の被研磨物の表面を研磨するケミ カルマシンポリッシャ(以下「CMP」と略称する)において上記研磨盤を研磨 するものである。
【0013】 まず、上記CMP16の概要について図4及び図5を参照して説明する。図4 において、ロードステーション17は、ウェハカセット(図示せず)を載置する ために設けられた場所である。このウェハカセットには、図7に示すようなシリ コン基板1上に金属層3が形成された処理前のウェハ13が収納されている。ク リーンステーション18は、搬送アーム19に上記ウェハ13を渡すために設け られた場所である。上記搬送アーム19は、クリーンステーション18でウェハ 13を吸着等して支持し、図中、矢印方向に回転して後述の各位置に搬送する。
【0014】 プライマリプラテン20は、上記ウェハ13の金属層3を実際に研磨する場所 であり、図8に示すように、平坦で回転可能な研磨盤4が設けられており、その 表面には平坦な研磨パッド6が張り付けられている。また、温度上昇を抑えるた めの冷却装置等(図示せず)が配設されている。
【0015】 パッドコンディショナ21は、上記プライマリプラテン20の研磨パッド6の 表面を研磨するものであり、ドレッサアーム22の先端には、図5に示すように 位置調節具23を介して本考案の研磨ドレッサ15が回転自在に取り付けられて いる。そして、上記パッドコンディショナ21は、ドレッサアーム22の基端部 を支点として矢印B−B’方向に回動するようになっている。尚、パッドコンデ ィショナ21は、上記のように矢印B−B’方向に回動するのではなく、ドレッ サアーム22を横方向に平行移動させるような構成であってもよい。
【0016】 スラリー供給ノズル24は、PHの高い硝酸等の酸の化学研磨剤に研磨材を混 合させたスラリーをプライマリプラテン20上の研磨パッド6に供給するノズル である。
【0017】 ファイナルプラテン25は、回転可能な平坦な定盤であり、上記プライマリプ ラテン20上での研磨により処理対象のウェハ13の表面に付着した研磨剤等を 洗い落とすために設けられたものである。そして、純水供給ノズル26は、この ファイナルプラテン25の表面に純水を供給するノズルである。
【0018】 エンドステーション27は、上記ファイナルプラテン25で洗滌後のウェハ1 3を搬送アーム19から受け取って一旦置くための場所である。アンロードステ ーション28は、以上の処理済みのウェハ13を収納するウェハカセットを載置 するために設けられた場所である。なお、上記クリーンステーション18とエン ドステーション27は、ロードステーション17からアンロードステーション2 8に向かうウェハ13の搬送経路の途中に設けられている。
【0019】 次に、上記のような構成のCMP16において、プライマリプラテン20に設 けられた研磨盤4の研磨パッド6(図5及び図8参照)を研磨する研磨ドレッサ 15について、図1を参照して説明する。この研磨ドレッサ15の全体構成は、 例えば円形の平盤状のベース部材9の表面にダイヤモンドグリッド10を略均一 に分布させて固着し、研磨面29を形成して成る。
【0020】 上記ベース部材9は、ステンレス鋼又はシリコンで形成され、或いは化学研磨 剤に対する耐性に優れたベークライト等のジュラコン樹脂で形成されている。
【0021】 そして、本考案においては、上記研磨面29は、微粉状のダイヤモンドグリッ ド10の個々の表面に無電解めっき法により金属11′をめっきし、この金属め っきしたダイヤモンドグリッド10をベース部材9の表面に金属電着(11)に より固着させ、この固着したダイヤモンドグリッド10の上面の金属めっき11 ′を除去し個々のダイヤモンドグリッド10の面を露出して形成されている。
【0022】 例えば、ダイヤモンドグリッド10は、直径1〜100μmの微粉状のダイヤモ ンド粉の個々の表面に無電解めっき法により、ニッケル、コバルト、銅、金、銀 等の金属11′がめっきされている。ここでは、金属11′として例えばニッケ ルを無電解めっきする。すると、上記個々のダイヤモンド粉の全表面にニッケル の皮膜がめっきされる。
【0023】 上記金属(ニッケル)11′が無電解めっきされたダイヤモンドグリッド10 は、ベース部材9の表面に金属電着、例えば金属11としてニッケルを用いた電 着により、略均一に分布させて固着されている。このとき、ダイヤモンドグリッ ド10の表面に無電解めっきされた金属11′と、上記ベース部材9の表面への 金属電着の金属(ニッケル)11とが強固に密着し、ダイヤモンドグリッド10 がベース部材9の表面に強固に固着される。
【0024】 上記のようにベース部材9の表面に固着されたダイヤモンドグリッド10の全 表面に形成された金属11′の皮膜のうち、該ダイヤモンドグリッド10の上面 、例えば頂部を覆っている金属めっき11′だけは除去し、個々のダイヤモンド グリッド10の面が露出されている。すなわち、図8において、研磨盤4の研磨 パッド6の表面に接触する部分は、ダイヤモンドグリッド10が直接上記研磨パ ッド6の表面に接触するようにされている。
【0025】 このように構成された研磨ドレッサ15を用いて図4及び図5に示すプライマ リプラテン20に設けられた研磨盤4の研磨パッド6を研磨するには、上記研磨 ドレッサ15を図5に示すドレッサアーム22の先端に設けられた位置調節具2 3の保持具で保持し、上記研磨盤4を回転させて該保持具に保持された研磨ドレ ッサ15の研磨面29を研磨パッド6の表面に上方から接触させることにより、 該研磨パッド6の表面を研磨すればよい。
【0026】 図2は、研磨ドレッサ15の他の実施形態を示す中央横断面図である。この実 施形態は、例えば円形の平盤状のベース部材9の中心部に所定の内径の孔30を 明け、外周部を所定幅で盛り上げて盛上げ部31を形成し、その盛上げ部31の 表面に上記のように構成されたダイヤモンドグリッド10を略均一に分布させて 固着し研磨面29を形成したものである。なお、上記孔30は、ベース部材9の 全体が変形して歪んだりしないようにするためのものである。
【0027】 図3は、研磨ドレッサ15の更に他の実施形態を示す中央横断面図である。こ の実施形態は、例えば円形の平盤状のベース部材9の中心部に所定の内径の孔3 0を明け、外周部を所定幅で盛り上げて盛上げ部31′を形成し、この盛上げ部 31′の断面形状を所定の半径を有する凸形の円弧状曲面に形成し、この凸形の 円弧状曲面の盛上げ部31′の表面に、上記のように構成されたダイヤモンドグ リッド10を略均一に分布させて固着し研磨面29を形成したものである。
【0028】 次に、上記のような構成の研磨ドレッサ15の製造工程について、図6を参照 して説明する。図6においては、図面を簡単にするため、1個のダイヤモンドグ リッド10をベース部材9の表面に固着し研磨面29を形成する場合で示してい る。まず、図6(a)に示すように、ダイヤモンドグリッド10となる微粉とし て例えば直径1〜100μmの微粉状のダイヤモンド粉を用意する。
【0029】 次に、図6(b)に示すように、上記ダイヤモンドグリッド10となる微粉状 のダイヤモンド粉の個々の表面に無電解めっき法により、ニッケル、コバルト、 銅、金、銀等の金属11′をめっきする。ここでは、金属11′として例えばニ ッケルを無電解めっきする。すると、上記個々のダイヤモンド粉の全表面にニッ ケルの皮膜がめっきされる。
【0030】 次に、図6(c)に示すように、上記金属(ニッケル)11′が無電解めっき されたダイヤモンドグリッド10を、ベース部材9の表面に金属電着、例えば金 属11としてニッケルを用いた電着により、略均一に分布させて固着する。この とき、ダイヤモンドグリッド10の表面に無電解めっきされた金属11′と、上 記ベース部材9の表面への金属電着の金属(ニッケル)11とが強固に密着し、 ダイヤモンドグリッド10がベース部材9の表面に強固に固着される。
【0031】 次に、図6(d)に示すように、上記のようにベース部材9の表面に固着され たダイヤモンドグリッド10の全表面に形成された金属11′の皮膜のうち、該 ダイヤモンドグリッド10の上面、例えば頂部を覆っている金属めっき11′だ けは除去し、個々のダイヤモンドグリッド10の面を露出させる。このとき、上 記ダイヤモンドグリッド10の上面の金属めっき11′だけを除去するには、機 械的研削により除去するか、或いはエッチング技術により除去すればよい。これ により、図8において、研磨盤4の研磨パッド6の表面に接触する部分は、ダイ ヤモンドグリッド10が直接上記研磨パッド6の表面に接触するようにされる。
【0032】 この結果、図1に示すように、微粉状のダイヤモンドグリッド10の個々の表 面に無電解めっき法により金属11′をめっきし、この金属めっきしたダイヤモ ンドグリッド10をベース部材9の表面に金属電着(11)により固着させ、こ の固着したダイヤモンドグリッド10の上面の金属めっき11′を除去しダイヤ モンドグリッド10の面を露出して研磨面29が形成された研磨ドレッサ15が 製造される。
【0033】
本考案は以上のように構成されたので、研磨ドレッサにおいて、研磨面を、微 粉状のダイヤモンドグリッドの個々の表面に無電解めっき法により金属をめっき し、この金属めっきしたダイヤモンドグリッドをベース部材の表面に金属電着に より固着させ、この固着したダイヤモンドグリッドの上面の金属めっきを除去し ダイヤモンドグリッドの面を露出して形成したことにより、研磨面に固着される ダイヤモンドグリッドの固着状態を強化して、対衝撃性を強くすることができる 。したがって、CMPにおいて、研磨盤の研磨パッドの表面を研磨する際に、ダ イヤモンドグリッドがベース部材から剥がれ落ちるのを防止することができる。 また、ダイヤモンドグリッドと金属電着の金属との間の密着性が向上するので、 微小な隙間から酸性スラリーが侵入することを無くし、ベース部材の腐食を防止 して対酸性を増すことができる。これらのことから、研磨ドレッサの寿命を向上 することができる。さらに、ダイヤモンドグリッドは材質が硬いと共に化学研磨 剤にも強いので、前記研磨盤を研磨するのに最適である。
【0034】 また、上記金属電着をニッケル電着としたものにおいては、ベース部材の表面 へのダイヤモンドグリッドの固着を容易且つ強固にすることができる。
【図1】 本考案によるケミカルマシンポリッシャの研
磨盤用研磨ドレッサを示す中央横断面図である。
磨盤用研磨ドレッサを示す中央横断面図である。
【図2】 上記研磨ドレッサの他の実施形態を示す中央
横断面図である。
横断面図である。
【図3】 上記研磨ドレッサの更に他の実施形態を示す
中央横断面図である。
中央横断面図である。
【図4】 上記研磨ドレッサを備えたCMPを示す平面
図である。
図である。
【図5】 上記CMPの要部を示す斜視図である。
【図6】 上記構成の研磨ドレッサの製造工程を示す説
明図である。
明図である。
【図7】 CMPによって研磨されるシリコン基板を示
す断面図である。
す断面図である。
【図8】 CMPによってシリコン基板を研磨する状態
を示す断面説明図である。
を示す断面説明図である。
【図9】 従来の研磨ドレッサを示す中央横断面図であ
る。
る。
4…研磨盤 5…基台 6…研磨パッド 9…ベース部材 10…ダイヤモンドグリッド 11…金属電着の金属 11′…無電解めっきの金属 15…研磨ドレッサ 16…CMP 20…プライマリプラテン 21…パッドコンディショナ 22…ドレッサアーム 29…研磨面 31,31′…盛上げ部
Claims (2)
- 【請求項1】平坦で回転可能な研磨盤の盤面に化学研磨
剤を供給して該研磨盤上で被研磨物の表面を研磨するケ
ミカルマシンポリッシャの上記研磨盤を研磨するもので
あって、平盤状のベース部材の表面にダイヤモンドグリ
ッドを略均一に分布させて固着し研磨面を形成して成る
研磨ドレッサにおいて、上記研磨面は、微粉状のダイヤ
モンドグリッドの個々の表面に無電解めっき法により金
属をめっきし、この金属めっきしたダイヤモンドグリッ
ドをベース部材の表面に金属電着により固着させ、この
固着したダイヤモンドグリッドの上面の金属めっきを除
去しダイヤモンドグリッドの面を露出して形成したこと
を特徴とするケミカルマシンポリッシャの研磨盤用研磨
ドレッサ。 - 【請求項2】上記金属電着は、ニッケル電着であること
を特徴とする請求項1記載のケミカルマシンポリッシャ
の研磨盤用研磨ドレッサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000006897U JP3076540U (ja) | 2000-09-25 | 2000-09-25 | ケミカルマシンポリッシャの研磨盤用研磨ドレッサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000006897U JP3076540U (ja) | 2000-09-25 | 2000-09-25 | ケミカルマシンポリッシャの研磨盤用研磨ドレッサ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3076540U true JP3076540U (ja) | 2001-04-06 |
Family
ID=43209599
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000006897U Expired - Lifetime JP3076540U (ja) | 2000-09-25 | 2000-09-25 | ケミカルマシンポリッシャの研磨盤用研磨ドレッサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3076540U (ja) |
-
2000
- 2000-09-25 JP JP2000006897U patent/JP3076540U/ja not_active Expired - Lifetime
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