JP3076534B2 - コンクリート道床成形型枠装置 - Google Patents

コンクリート道床成形型枠装置

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JP3076534B2
JP3076534B2 JP09174387A JP17438797A JP3076534B2 JP 3076534 B2 JP3076534 B2 JP 3076534B2 JP 09174387 A JP09174387 A JP 09174387A JP 17438797 A JP17438797 A JP 17438797A JP 3076534 B2 JP3076534 B2 JP 3076534B2
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正明 佐々木
良昭 本村
憲男 清水
修一 小沼
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東京都地下鉄建設株式会社
日本鋼弦コンクリート株式会社
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E01CONSTRUCTION OF ROADS, RAILWAYS, OR BRIDGES
    • E01BPERMANENT WAY; PERMANENT-WAY TOOLS; MACHINES FOR MAKING RAILWAYS OF ALL KINDS
    • E01B2204/00Characteristics of the track and its foundations
    • E01B2204/06Height or lateral adjustment means or positioning means for slabs, sleepers or rails

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  • Machines For Laying And Maintaining Railways (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、直結軌道のコン
クリート道床を成形するコンクリート道床成形型枠装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、特に都心部を走る地下鉄などの軌
道は、レール、マクラギ、バラストを主要材料としたバ
ラスト軌道に代わって、道床をコンクリート道床とした
直結軌道が主流になりつつある。
【0003】図6は直結軌道の一例を示し、路盤1の上
にコンクリート道床2が施工され、このコンクリート道
床2の上にマクラギ3が所定間隔に埋設して設置され、
かつこのマクラギ3にレール4が締結されている。ま
た、コンクリート道床2の左右両側には、特にマクラギ
3の端部をそれぞれ支持する隆起部5がそれぞれ形成さ
れ、中央部に排水ドレーン6が形成されている。また、
マクラギ3と隆起部5との間には防振ゴム7が介在され
ている。
【0004】このような構成において、図7と図8に基
いて施工方法を説明すると、最初に路盤1の上に、マク
ラギ3の上にレール4を締結して予め梯子状に組み立て
た複数のマクラギ3とレール4を複数本の保持ボルト10
または他の保持手段によって水平にかつ路盤1から浮か
せて仮置きする。次に、路盤1の上に外堰板8と内堰板
9をレール4に沿ってそれぞれ設置する。また、マクラ
ギ3,3 間に特に隆起部5の内側を形成するための補助堰
板11をそれぞれ設置する。そして、外堰板8と内堰板9
間および外堰板8と補助堰板11間に道床コンクリートを
打設し、道床コンクリートが充分な強度を発現したら外
堰板8、内堰板9、補助堰板11および保持ボルト10をそ
れぞれ取り外す。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】直結軌道は、これまで
以上説明したような方法で施工しているが、特に隆起部
5の内側を形成するために設置する補助堰板11は、各マ
クラギ3,3 間の設置間隔に合わせて切断し、かつマクラ
ギ3,3 間に棧木などで動かないように固定する必要があ
り、特に曲線部を有する部分においては長さが個々に異
なるため、補助堰板11の加工および取り付けに多くの手
間・暇がかかり、施工がきわめて面倒である等の課題が
あった。また、補助堰板11は個々に長さが異なる場合が
多いために転用できない場合も多くきわめて不経済であ
る等の課題もあった。
【0006】この発明は、以上の課題を解決するために
なされたもので、特に隆起部を形成するための補助堰板
の加工および設置を簡単にでき、しかも転用できるよう
にしたコンクリート道床成形型枠装置を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、この発明に係るコンクリート道床成形型枠装置
は、マクラギの側面部にブラケットがそれぞれ突設さ
れ、このブラケットにマクラギ間に設置される補助堰板
の端部が所定の重なりを有して添え付けられ、かつ接着
テープまたはクリップで固着されている。
【0008】補助堰板の上縁端部に断面略三角形状の補
強リブが突設され、また下縁端部にひれ部が突設されて
いる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1〜図5は、この発明の実施の
一形態を示し、図において従来例と同一部分および相当
する部分には同一符号す。各マクラギ3,3 間に隆起部5
の内側を形成する補助堰板12がそれぞれ設置され、この
補助堰板12の両端はマクラギ3の側面部にそれぞれ突設
されたブラケット13の内側に添え付けられ、かつブラケ
ット13に接着テープまたはクリップなどで簡単に外せる
ように固着されている。
【0010】補助堰板12は硬質性合成樹脂板などからマ
クラギ3の設置間隔よりやや短い帯板状に形成されてい
る。
【0011】図3(a) 〜(c) は補助堰板12の一例を示
し、特に図3(a) に図示するものは、上縁端部に外堰板
8側に突出する断面略三角形状の補強リブ12a が軸方向
に連続して形成されている。また、図3(b) に図示する
ものは、上縁端部に前記するような補強リブ12a が、下
縁端部に内堰板9側に斜め下方に向かって突出するひれ
部12b がそれぞれ軸方向に連続して形成されている。さ
らに、図3(c) に図示するものは、上縁端部と下縁端部
に補強リブ12a とひれ部12b がそれぞれ形成され、かつ
ひれ部12b の付け根部イに緩いカーブが付けられてい
る。
【0012】このように、補助堰板12がマクラギ3,3 の
設置間隔よりやや短めに形成され、かつマクラギ3,3 間
に端部をブラケット13の内側に所定量の重なりを有して
添え付けて設置されていることにより、特にカントを有
する曲線部分などのようにマクラギ3の設置間隔が徐々
に変化する部分においても、マクラギ3,3 の設置間隔の
変化に簡単に追従できる。さらに、図5に図示するよう
にブラケット13を垂直に取り付けることにより補助堰板
12も垂直に取り付けることができる。
【0013】また、補助堰板12の上縁端部に断面略三角
形状の補強リブ12a が突設されていることにより、補助
堰板12の強度(剛性)を高めることができて打設直後の
道床コンクリートの側圧で変形するのを防止できると共
に、補助堰板12を薄く形成できる。しかも、隆起部5の
内側の上端部にテーパ(面取り)を簡単に形成すること
ができる。また、下縁端部にひれ部12b が突設されてい
ることにより内堰板9側に打設された、打設直後の道床
コンクリートの盛り上がりを防止することができる。さ
らに、ひれ部12b の付け根部イに緩いカーブが付けられ
ていることにより、外堰板8と補助堰板12間に打設され
た道床コンクリートが補助堰板12の下端部にとどまるこ
となく、内堰板9側にスムーズに回り込むことができる
ため、道床コンクリートの打ち込みがし易くなる。
【0014】ブラケット13は、例えば図4(a),(b) 図示
するようにアングル材などから形成され、マクラギ3の
側面部に予め埋設されたインサート14に螺合される固定
ボルト15によって簡単に取り外せるように取り付けられ
ている(図2(b) 参照)。
【0015】また、ブラケット13のマクラギ3との当接
面部には、固定ボルト15の締め付けや道床コンクリート
の打設などに際して簡単に回らないようにゴム等からな
る滑り止め用のパッキン16が取り付けられている。
【0016】なお、補助堰板12の端部をブラケット13に
固着するには、補助堰板12の端部とブラケット13とのラ
ップ部分に接着テープを巻き付けたり、あるいはラップ
部分をクリップで挟持する等して固着されている。
【0017】
【発明の効果】この発明は以上説明した構成からなり、
特にマクラギ間に、隆起部の内側を成形するために設置
される補助堰板の端部がマクラギの側面部に突設された
ブラッケトに所定量の重なりを有して添え付けて設置さ
れているので、例えば曲線部を有する部分などのように
マクラギの設置間隔が徐々に変化する部分においても、
同じ長さの補助堰板を設置間隔の異なるマクラギ間に設
置することができ、また補助堰板の端部はブラケットに
接着テープやクリップで簡単に取り外せるように固着さ
れているので、補助堰板をマクラギ間にきわめて簡単に
設置できると共に、補助堰板の転用も可能なためきわめ
て経済的でもある。
【0018】さらに、補助堰板の上縁端部に断面略三角
形状の補強リブが突設されていることにより、補助堰板
の強度(剛性)を高めることができると共に、補助堰板
を薄く形成できてきわめて経済的である。
【0019】また、下縁端部にひれ部が突設されている
ことにより内堰板側に打設された、打設直後の道床コン
クリートの盛り上がりを防止することができる。さら
に、補助堰板の付け根部に緩いカーブが付けられている
ことにより、外堰板と補助堰板間に打設された道床コン
クリートが補助堰板の下端部にとどまることなく、内堰
板側にスムーズに回り込むことができるため、道床コン
クリートの打ち込みがし易い。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンクリート道床成形型枠装置の一部平面図で
ある。
【図2】(a) は図1におけるロ−ロ線断面図、(b) は図
1におけるハ部拡大断面図である。
【図3】(a),(b),(c) は補助堰板の一例を示す斜視図で
ある。
【図4】(a) はブラケットの正面図、(b) はその縦断面
図である。
【図5】軌道の曲線部分に設置されたコンクリート道床
成形型枠装置の縦断面図である。
【図6】直結軌道の一例を示す縦断面図である。
【図7】コンクリート道床成形型枠装置の従来例を示す
一部平面図である。
【図8】図7におけるニ−ニ線断面図である。
【符号の説明】
1 路盤 2 コンクリート道床 3 マクラギ 4 レール 5 隆起部 6 排水ドレーン 7 防振ゴム 8 外堰板 9 内堰板 10 保持ボルト 11 補助堰板 12 補助堰板 12a 補強リブ 12b ひれ部 13 ブラケット 14 インサート 15 固定ボルト 16 パッキン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 清水 憲男 東京都新宿区西新宿1丁目21番1号 日 本鋼弦コンクリート株式会社内 (72)発明者 小沼 修一 東京都新宿区西新宿1丁目21番1号 日 本鋼弦コンクリート株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E01B 37/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マクラギの端部を支持する隆起部の内側
    を形成するために、所定間隔に設置されたマクラギ間に
    それぞれ設置される複数の補助堰板を有して構成される
    コンクリート道床成形型枠装置において、前記マクラギ
    の側面部にブラケットをそれぞれ突設し、このブラケッ
    トに前記補助堰板の端部を所定の重なりを有して添え付
    け、固着してなることを特徴とするコンクリート道床成
    形型枠装置。
  2. 【請求項2】 補助堰板の端部をブラケットに接着テー
    プまたはクリップで固着してなることを特徴とする請求
    項第1項記載のコンクリート道床成形型枠装置。
  3. 【請求項3】 補助堰板の上縁端部に断面略三角形状の
    補強リブを突設してなることを特徴とする請求項第1項
    または第2項記載のコンクリート道床成形型枠装置。
  4. 【請求項4】 補助堰板の下縁端部にひれ部を突設して
    なることを特徴とする請求項第1項、第2項または第3
    項記載のコンクリート道床成形型枠装置。
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JP6407796B2 (ja) * 2015-05-14 2018-10-17 公益財団法人鉄道総合技術研究所 型枠押さえ機能を有するまくらぎの施工方法

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