JP3076463U - 表面に文様を施した乗用コンベアの手摺ベルト - Google Patents
表面に文様を施した乗用コンベアの手摺ベルトInfo
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- JP3076463U JP3076463U JP2000005902U JP2000005902U JP3076463U JP 3076463 U JP3076463 U JP 3076463U JP 2000005902 U JP2000005902 U JP 2000005902U JP 2000005902 U JP2000005902 U JP 2000005902U JP 3076463 U JP3076463 U JP 3076463U
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Abstract
(57)【要約】
【課題】エスカレーターや動く歩道等の乗用コンベアを
利用しようとする場合、乗用コンベアの設置状況、周辺
の家具什器の配列、利用者と乗用コンベアの位置関係、
乗用コンベアを利用中の他の乗客の有無などの状況によ
っては、利用者は、乗用コンベアの存在を視認し得てい
るにも拘わらず、当該乗用コンベアの運転方向を視認す
るための通常の手掛りである踏み面を視認し得ないこと
があり、自己の意図する運行方向への乗り口を判別する
のに不便があるという問題を有していた。 【解決手段】上記課題を解決するため、乗用コンベアの
運転方向を視認するための通常の手掛りである踏み面に
比べ、より容易に視認することが可能な手摺ベルトの表
面に文様を施すことにより、乗用コンベアの運転方向の
視認性を改良した。
利用しようとする場合、乗用コンベアの設置状況、周辺
の家具什器の配列、利用者と乗用コンベアの位置関係、
乗用コンベアを利用中の他の乗客の有無などの状況によ
っては、利用者は、乗用コンベアの存在を視認し得てい
るにも拘わらず、当該乗用コンベアの運転方向を視認す
るための通常の手掛りである踏み面を視認し得ないこと
があり、自己の意図する運行方向への乗り口を判別する
のに不便があるという問題を有していた。 【解決手段】上記課題を解決するため、乗用コンベアの
運転方向を視認するための通常の手掛りである踏み面に
比べ、より容易に視認することが可能な手摺ベルトの表
面に文様を施すことにより、乗用コンベアの運転方向の
視認性を改良した。
Description
【0001】
エスカレーターや動く歩道等の乗用コンベアを利用しようとする場合、利用者 は、先ず乗用コンベアの設置場所を視認し、次いで自己の意図する運行方向への 乗り口を判別の上利用することとなるが、乗用コンベアの設置状況、周辺の家具 什器の配列、利用者と乗用コンベアの位置関係、乗用コンベアを利用中の他の乗 客の有無などの状況によっては、利用者は、乗用コンベアの存在を視認し得てい るにも拘わらず、当該乗用コンベアの運転方向を視認するための通常の手掛りで ある踏み面を視認し得ないことがあり、自己の意図する運行方向への乗り口を判 別するのに不便があるという問題を有していた。
【0002】
上記問題を解決するため、乗用コンベアにおいて、その運転方向を視認するた めの通常の手掛りである踏み面に比べ、より容易に視認することが可能な手摺ベ ルトの表面に文様を施すことにより、乗用コンベアの運転方向の視認性を改良し た。
【0003】
乗用コンベアの踏み面は、手摺ベルトの欄干に遮られることから、乗用コンベ アの概ね正面方向からしか視認することが出来ず、また、透明の欄干を有する乗 用コンベアの場合であっても、乗用コンベアの側方ないし斜め後方から見た場合 には、踏み面を視認することが出来ない。これに反し手摺ベルトは、欄干の外周 部に位置していることから、乗用コンベアの存在を視認し得る場合には、ほぼ同 時に手摺ベルトを視認し得ることとなる。手摺ベルトは乗用コンベアの運転方向 と同じ方向に運動していることから、手摺ベルトの表面に文様を施せば、文様の 運動方向を視認することにより乗用コンベアの運転方向を判別することが可能と なり、利用者の利便性を高めることが出来る。更に、百貨店、大規模小売店舗等 の乗用コンベアの設置者は、手摺ベルトの文様として、宣伝広告文、案内文、イ ラスト等を施すことにより、手摺ベルトを顧客向けの動く広告媒体として活用す ることが出来る。
【提出日】平成12年11月9日(2000.11.9)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【0001】
本願考案は、エスカレータなどの乗用コンベアにおいて、これらの乗用コンベ
アの設置場所及び当該乗用コンベアの運転方向すなわち、利用者から見て前進又
は後退あるいは上昇又は下降かの判断、従って、自己が利用すべき乗用コンベア
か否かの判断を遠方からも容易にする文様を施した乗用コンベアにおける手摺ベ
ルトに関する。
【0002】
図2に示すように、エスカレータ11や動く歩道等の乗用コンベア10を利用 しようとする場合、利用者は、先ず乗用コンベア10の設置場所を視認し、次い で 自己の意図する運行方向への乗り口12,13を判別の上利用することとなる が、乗用コンベア10の設置状況、周辺の家具什器の配列、利用者と乗用コンベ アの位置関係、乗用コンベアを利用中の他の乗客の有無などの状況によっては、 利用者は、乗用コンベアの存在を視認し得ているにも拘わらず、当該乗用コンベ アの運転方向(矢印15,16)を視認するための通常の手掛りである踏み面14 を視認し得ないことがあり、他の利用者の姿も見えない場合などに、取り敢えず 乗降口へ近づいてみたら、意図する方向と逆の方向へ運転していることが判明す るなど 自己の意図する運行方向への乗り口を容易に判別するのに不便があるとい う問題を有していた。
【0003】
上記問題を解決するため、本願考案に係る乗用コンベア10の手摺ベルト20 においては、容易に視認することの可能な手摺ベルトの表面に、文様21を施す ことにより、乗用コンベア10の運転方向の視認性などを改良したもので、例え ば文字、図形など文様21を施したフィルム、ラベル又はテープ30を、前記手 摺ベルト20の表面に貼付ないし被覆したことを特徴とする。
【0004】
すなわち、図2に示すように、本願考案にかかる乗用コンベア10であるエス
カレータ11の手摺ベルト20は、その運転方向を視認するための通常の手掛り
である乗用コンベア10の踏み面14に比較して、屋内外で比較的遠い距離から
もより容易に視認することの可能な手摺ベルト20の表面に、文様21を施すこ
とにより、乗用コンベアの運転方向の視認性を改良したもので、例えば前記乗用
コンベアの運転方向15,16が視認できる文字、図形などの文様21を施した
フィルム、ラベル又はテープ30を、前記手摺ベルト20の表面に貼付ないし被
覆する。
【0005】
乗用コンベアの踏み面は、手摺ベルトの欄干に遮られることから、乗用コン ベアの概ね正面方向からしか視認することが出来ず、また、透明の欄干を有する 乗用コンベアの場合であっても、乗用コンベアの側方ないし斜め後方から見た場 合には、踏み面を視認することが出来ない。これに反し手摺ベルトは、欄干の外 周部に位置していることから、乗用コンベアの存在を視認し得る場合には、ほぼ 同時に手摺ベルトを視認し得ることとなる。
【0006】 手摺ベルトは乗用コンベアの運転方向と同じ方向に運動していることから、手 摺ベルトの表面に文様を施せば、文様の運動方向を視認することにより乗用コン ベアの運転方向を判別することが可能となり、利用者の利便性を高めることが出 来る。更に、百貨店、大規模小売店舗等の乗用コンベアの設置者は、手摺ベルト の文様として、宣伝広告文、案内文、イラスト等を施すことにより、手摺ベルト を顧客向けの動く広告媒体として活用することが出来る。
【図1】本考案に基づき表面に文様を施した手摺ベルト
を具えた乗用コンベアの斜視図である。
を具えた乗用コンベアの斜視図である。
【図2】表面に文様を施さない従来様式の手摺ベルトを
具えた乗用コンベアの斜視図である。
具えた乗用コンベアの斜視図である。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年11月9日(2000.11.
9)
9)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【考案の名称】 表面に文様を施した乗用コンベアの手
摺ベルト
摺ベルト
【実用新案登録請求の範囲】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に基づく表面に文様を施した手摺ベルト
を具えた乗用コンベアの斜視図である。
を具えた乗用コンベアの斜視図である。
【図2】従来の手摺ベルトを具えた乗用コンベアの斜視
図である。
図である。
【符号の説明】10 乗用コンベア 11 エスカレータ 12 乗り口 13 乗り口 14 踏み面 15 運転方向 16 運転方向 20 手摺ベルト 21 文様 30 フィルム、ラベル又はテープ
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
Claims (1)
- 【請求項1】 乗用コンベアの手摺ベルトの表面に
文様を施すことにより乗用コンベアの運転方向を容易に
視認することが出来るようにした手摺ベルト。文様は、
手摺ベルトの表面に、文様を施したフィルム・ラベル・
テープ等を貼付ないし被覆する、もしくは、塗料を塗布
ないし吹付けする、もしくは、手摺ベルトのゴム部材へ
異色ゴムを練り込むないし異色ゴム片を象嵌様に埋め込
む等の方法で施すものとする。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000005902U JP3076463U (ja) | 2000-07-12 | 2000-07-12 | 表面に文様を施した乗用コンベアの手摺ベルト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000005902U JP3076463U (ja) | 2000-07-12 | 2000-07-12 | 表面に文様を施した乗用コンベアの手摺ベルト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3076463U true JP3076463U (ja) | 2001-04-06 |
Family
ID=43209524
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000005902U Expired - Fee Related JP3076463U (ja) | 2000-07-12 | 2000-07-12 | 表面に文様を施した乗用コンベアの手摺ベルト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3076463U (ja) |
-
2000
- 2000-07-12 JP JP2000005902U patent/JP3076463U/ja not_active Expired - Fee Related
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |