JP3076363B2 - 符号化/復号化装置 - Google Patents

符号化/復号化装置

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JP3076363B2 JP02299869A JP29986990A JP3076363B2 JP 3076363 B2 JP3076363 B2 JP 3076363B2 JP 02299869 A JP02299869 A JP 02299869A JP 29986990 A JP29986990 A JP 29986990A JP 3076363 B2 JP3076363 B2 JP 3076363B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、画信号をMH符号に符号化するとともにMH符
号を元の画信号に復号化する符号化/復号化装置に関す
る。
[従来の技術] グループ3ファクシミリ装置では、画信号データを符
号化圧縮するための符号化方式の1つとして、MH符号化
方式が用いられており、現在では、グループ3ファクシ
ミリ装置以外の画像処理装置にも、このMH符号化方式が
用いられるようになってきている。
このMH符号化方式では、ランレングスを64を単位とし
てあらわすメイクアップ符号と、0〜63までの部分をあ
らわすターミネーティング符号の組合せで符号データを
構成しており、黒画素と白画素のそれぞれにメイクアッ
プ符号とターミネーティング符号が形成されている。ま
た、メイクアップ符号およびターミネーティング符号
は、2〜13ビットの可変長符号である。
このようなMH符号データを発生するものとしては、例
えば、特開昭62−149268号公報(「画像信号の符号化装
置」)に開示されたものがある。
この従来装置では、ランレングスおよび色データをア
ドレス入力とし、メイクアップ符号データとその符号長
データを発生するメイクアップ符号用ROM(リード・オ
ンリ・メモリ)と、ターミネーティング符号データとそ
の符号長データを発生するターミネーティング符号用RO
Mの2つのデータテーブルを備え、データ効率を向上す
るようにしている。
一方では、半導体集積回路技術の進歩により、画信号
を符号化圧縮する符号化装置、および、符号化圧縮され
た符号化データを元の画信号に復号化する復号化装置
は、1つの半導体集積装置に集積される傾向にある。
したがって、上述したように、MH符号データを発生す
る装置に必要なROM容量を削減することは、このような
技術傾向に合致し、さらには、1つの半導体装置により
多くの機能を集積することを可能とし、グループ3ファ
クシミリ装置の小型化などに貢献することができる。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、このような従来装置では、次のような
不都合を生じていた。
すなわち、メイクアップ符号用ROMのワード長は、メ
イクアップ符号のビット長の最大値の13ビットに、符号
長データの4ビットをあわせた17ビットになり、67個の
メイクアップ符号を記憶するためには、その容量が1139
ビットになる。
一方、ターミネーティング符号用ROMのワード長は、
ターミネーティング符号のビット長の最大値の12ビット
に、符号長データの4ビットをあらせた16ビットにな
り、128個のターミネーティング符号を記憶するために
は、その容量は2048ビットになる。
したがって、この従来装置に必要なROMの総容量は、3
187ビットとなり、ゲートアレイ構成の半導体集積装置
で符号化/復号化装置を実現するには、必要とするROM
容量が大きいという不都合を生じていた。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであ
り、データテーブルの容量を削減でき、1つの半導体集
積装置に集積することを容易にすることができる符号化
/復号化装置を提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 本発明は、画信号をMH符号に符号化するとともにMH符
号を元の画信号に復号化する符号化/復号化装置におい
て、おのおののMH符号データについて、ランレングスデ
ータおよび色データに対応してMH符号データの下位8ビ
ットデータとその符号長データを記憶した符号データテ
ーブルと、符号化する画信号のランレングスおよび色を
検出し、その検出したランレングスデータおよび色デー
タに基づいて上記符号データテーブルより対応する下位
8ビットデータおよび符号長データを読み出し、その読
み出した下位8ビットデータを符号長データに対応した
符号長に符号拡張して画信号に対応した上記符号データ
を生成する符号化手段と、順次更新する画信号のランレ
ングスカウンタ値に基づいて、上記符号データテーブル
より下位8ビットデータおよび符号長データを読み出
し、その下位8ビットデータを符号長データに対応した
符号長に符号拡張して上記符号データを形成するととも
に、おののの形成した上記符号データを復号化対象とな
っている符号データ列と比較して一致する上記符号デー
タを符号データ列に沿って順次判別し、その一致した符
号データに対応したランレングスで、かつ、その一致し
た符号データに対応した色の画信号を順次形成する復号
化手段を備えたものである。
[作用] したがって、符号データテーブルの容量を大幅に削減
できるとともに、その符号データテーブルを用いて画信
号を符号化/復号化しているので、同一の半導体集積装
置に組込むときの符号化/復号化装置の装置規模を縮小
できる。
[実施例] 以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施例を詳
細に説明する。
CCITT(国際電信電話諮問委員会)の勧告T.4により規
定されているMH符号データのうち、ターミネーティング
符号の白ラン用符号データは最大8ビットであり、黒ラ
ン用符号データは最大12ビットであり、メイクアップ符
号の白ラン用符号データは最大9ビットであり、黒ラン
用符号データは最大13ビットである。
また、メイクアップ符号には、ランレングス1728まで
の白ラン用符号データおよび黒ラン用符号データからな
る標準メイクアップ符号と、ランレングス1792〜2560ま
での白ランおよび黒ランに共通な拡張メイクアップ符号
の2種類がある。
ここで、8ビットを超える符号データを観察すると、
その下位8ビットが有意データであり、9ビット以上の
部分には、0が配置されている。
したがって、ターミネーティング符号およびメイクア
ップ符号(標準メイクアップ符号および拡張メイクアッ
プ符号)は、8ビットのデータと、そのデータの先頭に
0を付加する数のデータから再構成することができる。
本実施例では、各符号の下位8ビットデータと、符号
長を2の補数(すなわち、負数)であらわした4ビット
の符号長データの12ビットで1つの符号データを表現し
ており、これにより、符号データを記憶するROM(リー
ド・オンリ・メモリ)に必要なデータ量を、2340(=
(128+67)*12)に制限している。
ただし、8ビットに満たない符号については、下位ビ
ットに0を付加して8ビットデータとなるようにしてい
る。
このような規則により形成した符号データテーブルの
一例を第1図に示す。
第2図は、本発明の一実施例にかかる符号化/復号化
装置を要部を示している。
同図において、制御部1は、この符号化/復号化装置
の各要素の動作を制御するためのものであり、符号化/
復号化動作の切り換えは、図示しない外部装置より出力
されるSC1により行なわれる。
2ビットのシフトレジスタ2は、そのシフトイネーブ
ル入力端SEに制御部1よりイネーブル信号EN1が加えら
れると、制御部1より出力されるクロック信号CP1に同
期して、そのシリアル入力端SIに図示しない前段装置か
ら加えられている符号化データIDaを入力するものであ
り、その2ビット出力は、排他的論理和回路3に加えら
れている。この排他的論理和回路3の出力信号は、変化
点検出信号SS1として制御部1に加えられている。
12ビットのアップ/ダウンカウンタからなるランレン
グスカウンタ4は、そのイネーブル入力端Eに制御部1
よりイネーブル信号EN2が加えられると、クロック信号C
P1をアップカウントあるいはダウンカウントするもので
あり、その計数値は、ランレングスデータRLとして制御
部1および符号テーブル5に加えられている。また、ラ
ンレングスカウンタ4のアップ/ダウン動作の切り換え
は、制御部1よりアップダウン入力端UDに加えられてい
る制御信号UDにより行なわれ、また、制御部1よりリセ
ット入力端Rにリセット信号RS1が加えられるとその計
数値をクリアする。
符号データテーブル5は、第1図に示した内容の3種
類のデータテーブルを記憶するものであり、制御部1か
ら出力されるテーブル選択信号TSに対応したデータテー
ブルより、ランレングスデータRLおよび制御部1より出
力されるカラーデータCCに対応した符号データECと符号
長データLGを取り出し、その符号データECを8ビットの
シフトレジスタ6のパラレル入力端PIに出力するととも
に、符号長データLGを制御部1、4ビットのカウンタ7
のデータ入力端D、13ビットの比較器8の比較幅設定入
力端、および、4ビットのアダー9の一方の入力端に出
力している。
シフトレジスタ6は、符号データECをシリアルデータ
に変換するためのものであり、制御部1よりロード信号
LDが出力されたタイミングでパラレル入力端PIに加えら
れる符号データECを取り込んで内部に記憶し、そのシフ
トイネーブル入力端SEに加えられている信号B4がアクテ
ィブになっているとき、制御部1より出力されるクロッ
ク信号CP2に同期して、記憶しているデータをシリアル
出力端SOから出力する。この出力データは、アンド回路
10の一方の入力端に加えられている。
カウンタ7は、2の補数で表現されている符号長デー
タLGを計数するためのものであり、制御部1よりロード
信号LDが出力されたタイミングでデータ入力端DIに加え
られる符号長データLCを取り込んで計数値の初期値とし
て記憶し、制御部1より出力されるクロック信号CP2に
同期して、計数動作を行なうものであり、その計数値が
“0"になった時点で、リップルキャリアウト出力端RCO
からキャリ信号CYを出力する。また、カウンタ7の計数
値は、比較器11の入力端Aに加えられ、その4ビット目
の信号B4は、シフトレジスタ6のシフトイネーブル信号
SEおよびアンド回路10の他方の入力端に加えられてい
る。また、キャリ信号CYは、制御部1に加えられてい
る。
アダー9は、その一方の入力端に加えられる符号長デ
ータLGと、他方の入力端に加えられる二進数の「13(=
1101)」を加算するものであり、その加算結果を比較器
11の入力端Bに出力する。ここで、上述したように、符
号長データLGは、MH符号の符号の長さを4ビットの二進
数で表現したデータを、2の補数に変換した値、すなわ
ち、MH符号の符号長を負数であらわしたデータなので、
アダー9の加算結果は、13から符号長を減じた値に相当
する。
比較器11は、入力端Aに加えられているカウンタ7の
計数値と、入力端Bに加えられているアダー9の加算結
果を比較し、両者が一致したときには、制御部1に出力
している検出信号SS2をアクティブに変化する。
13ビットのシフトレジスタ12は、アンド回路10の出力
データをクロック信号CP2に同期して入力するものであ
り、そのパラレル出力端POの出力データは、比較器8の
入力端Bに加えられており、シリアル出力端SOの出力デ
ータは、復号化後の符号データCDbとして次段装置に出
力されている。
13ビットのシフトレジスタ13は、制御部1から出力さ
れるイネーブル信号EN3がアクティブになっていると
き、図示しない前段装置から出力される符号化対象の画
信号CDaを、制御部1から出力されるクロック信号CP3に
同期して入力するものであり、そのパラレル出力端POの
出力データは、比較器8に加えられている。
比較器8は、比較幅設定入力端に加えられる符号長デ
ータLGの値に相当する桁数について、入力端Aと入力端
Bに加えられているデータを比較するものであり、両者
が一致したときには、制御部1に出力している検出信号
SS3をアクティブに変化する。
Dフリップフロップ14は、クロック信号CP1が出力さ
れるたびに、カラーデータCCを記憶するものであり、そ
の記憶データは、復号化後の画信号IDbとして、クロッ
ク信号CP1とともに次段装置に出力される。また、この
Dフリップフロップ14は、制御部1よりリセット信号RS
2が出力されるとリセットされる。
第3図は、符号データテーブル5の一例を示してい
る。
同図において、ターミネーティングデータテーブル20
は、上述したターミネーティング符号データテーブルを
構成するものであり、標準メイクアップデータテーブル
21は、上述した標準メイクアップ符号データテーブルを
構成するものであり、拡張メイクアップデータテーブル
22は、上述した拡張メイクアップ符号データテーブルを
構成するものであり、ターミネーティングデータテーブ
ル20のアドレス入力端にはランレングスデータRLの下位
6ビットおよびカラーデータCCが加えられており、標準
メイクアップデータテーブル21のアドレス入力端にはラ
ンレングスデータRLの上位6桁およびカラーデータCCが
加えられており、拡張メイクアップデータテーブル22の
アドレス入力端にはランレングスデータRLの上位6桁が
加えられている。
ランレングスデータRLおよびカラーデータCCに対応し
て、ターミネーティングデータテーブル20、標準メイク
アップデータテーブル21、および、拡張メイクアップデ
ータテーブル22から読み出された符号データECa,ECb,EC
cは、セレクタ23の入力端A,B,Cにそれぞれ加えられ、同
時に読み出された符号長データLGa,LGb,LGcは、セレク
タ24の入力端A,B,Cにそれぞれ加えられている。
セレクタ23は、入力端A,B,Cに加えられる符号データE
Ca,ECb,ECcのうち、テーブル選択信号TSに対応したもの
を選択するものであり、その選択されたデータは、符号
データECとして次段回路に出力される。
また、セレクタ24は、入力端A,B,Cに加えられる符号
長データLGa,LGb,LGcのうち、テーブル選択信号TSに対
応したものを選択するものであり、その選択されたデー
タは、符号長データLGとして次段回路に出力される。
以上の構成で、1ライン分の画信号IDaを符号化する
ときの動作について説明する。
すなわち、第4図に示すように、まず、制御部1は、
カラーデータCCを白に対応する値に初期設定するととも
に、リセット信号RS1を出力してランレングスカウンタ
4をクリアする(処理101)。
そして、イネーブル信号EN1,EN2をアクティブにセッ
トしてシフトレジスタ2およびランレングスカウンタ4
を動作可能な状態に設定するとともに、アップダウン信
号UDをアップカウント状態に設定してランレングスカウ
ンタ4をアップカウント動作に設定した状態で、検出信
号SS1が変化点検出状態になるまで、クロック信号CP1を
出力する(処理102、判断103のNOループ)。
これにより、シフトレジスタ2には順次画信号IDaが
入力されるとともに、ランレングスカウンタ4の計数値
がカウントアップされる。
そして、画信号IDaの白黒状態が変化するタイミング
で、シフトレジスタ2の2つの出力データの値が不一致
となるので、排他的論理和回路3から出力される検出信
号SS1がアクティブ状態になる。
これにより、制御部1は、イネーブル信号EN1,EN2を
非アクティブ状態に設定してシフトレジスタ2のシフト
動作およびランレングスカウンタ4の計数動作を停止す
る。
このときには、ランレングスカウンタ4には、1つの
白ランまたは黒ランのランレングスの計数値が保持され
ているので、制御部1は、ランレングスデータRLを入力
し(処理104)、ランレングスデータRLが64より大きい
か、または、1792より大きいかどうかを調べる(判断10
5,106)。
判断105の結果がYESになるときには、ランレングスが
63以下であり、この場合はターミネーティング符号を発
生するため、テーブル選択信号TSとして符号データテー
ブル5のターミネーティングデータテーブル20を選択す
るデータをセットし、符号データテーブル5よりそのと
きのランレングスおよびカラーに対応した符号データEC
および符号長データLGを出力させる(処理107)。
そして、ロード信号LDを出力して、そのときに出力さ
せた符号データECおよび符号長データLGをそれぞれシフ
トレジスタ6およびカウンタ7に記憶させた後に、カウ
ンタ7からキャリ信号CYが出力されるまで、クロック信
号CP2を出力し、それにより、符号データECおよび符号
長データLGに対応したターミネーティング符号をシフト
レジスタ12内に生成する(処理108)。
すなわち、符号長データLGは、MH符号の符号長を2の
補数であらわした4ビットデータであるので、その4ビ
ット目のデータは、元のMH符号の符号長が8以下のとき
には「1」になり、9以上の場合には「0」になる。
一方、カウンタ7は、負数である符号長データLGが初
期設定された状態からカウントアップするため、クロッ
ク信号CP2を元のMH符号の符号長に相当する数だけ計数
終了した時点でその計数値が「0」になり、キャリ信号
CYを出力する。
それとともに、カウンタ7の計数値の4ビット目のデ
ータは、元のMH符号の符号長が9以上の場合には、その
符号長から8を減じた値に相当する回数だけクロック信
号CP2を計数するまでの間「0」を保持し、それ以降は
「1」に変化する。
これにより、元のMH符号の符号長が9以上の場合、符
号データECの先頭に「0」を付加する回数だけクロック
信号CP2が発生するまでの間、シフトレジスタ6のシフ
ト動作が禁止されるとともにアンド回路10が不動作状態
となり、その後、シフトレジスタ6がシフト動作可能な
状態になるとともに、アンド回路10が動作可能な状態と
なる。
その結果、元のMH符号の符号長が9以上の場合、クロ
ック信号CP2に同期して、その符号長から8を減じた数
だけシフトレジスタ12に「0」が入力されたのちに、シ
フトレジスタ6に記憶されている符号データECがシフト
レジスタ12に順次入力される。
また、元のMH符号の符号長が8以下の場合には、カウ
ンタ7の計数値の4ビット目が常に「1」になるので、
符号データECがロードされた直後からシフトレジスタ6
がシフト動作可能な状態になるとともにアンド回路10が
動作可能な状態なので、クロック信号CP2に同期して、
シフトレジスタ12には、符号データECが順次入力され
る。
このようにして、カウンタ7からキャリ信号CYが出力
された時点では、シフトレジスタ12には検出したランレ
ングスに対応したMH符号が入力されている。
以上のようにして1つのMH符号をシフトレジスタ12に
生成すると、制御部1は、カラーデータCCを反転すると
ともに、ランレングスカウンタ4をクリアした後に(処
理109)、処理102に戻って、次の画信号IDaについての
符号化処理を行なう。
一方、検出したランレングスデータRLの値が64以上17
92未満の場合で、判断106の結果がNOになるときには、
制御部1は、テーブル選択信号TSに符号データテーブル
5の標準メイクアップデータテーブル21を選択するデー
タをセットし、符号データテーブル5よりそのときのラ
ンレングスデータRLの上位6ビットおよびカラーデータ
CCに対応した符号データECおよび符号長データLGを出力
させる(処理110)。
そして、ロード信号LDを出力して、そのときに出力さ
せた符号データECおよび符号長データLGをそれぞれシフ
トレジスタ6およびカウンタ7に記憶させた後に、カウ
ンタ7からキャリ信号CYが出力されるまで、クロック信
号CP2を出力し、それにより、符号データECおよび符号
長データLGに対応したメイクアップ符号をシフトレジス
タ12内に生成する(処理111)。
次いで、このときに検出したランレングスと、生成し
たメイクアップ符号のランレングスの差に相当する部分
のランレングスに対応するターミネーティング符号を生
成するために、処理107に移行して、それ以降の処理を
行なう。
また、検出したランレングスデータRLの値が1792より
も大きい場合で、判断106の結果がYESになるときには、
制御部1は、テーブル選択信号TSに符号データテーブル
5の拡張メイクアップデータテーブル22を選択するデー
タをセットし、符号データテーブル5よりそのときのラ
ンレングスデータRLの上位6ビットに対応した符号デー
タECおよび符号長データLGを出力させ(処理112)、処
理111に移行して、対応するメイクアップ符号をシフト
レジスタ12に生成させる。
このようにして、1ライン分の画信号IDaのおのおの
のランのランレングスが検出されるとともに、それぞれ
のランレングスおよびカラーに対応したMH符号が順次シ
フトレジスタ12に生成され、符号データCDbとして次段
装置に出力される。
なお、1ライン分の符号データCDbの生成後には、1
ラインの終了をあらわすライン終了信号EOLが付加され
る。
次に、1ライン分の符号データCDaを元の画信号IDbに
復号化するときの動作について説明する。
すなわち、第5図に示すように、まず、制御部1は、
カラーデータCCを白に対応する値に初期設定するととも
に、イネーブル信号EN3をアクティブにしてクロック信
号CP3を13個出力し符号データCDaの最初の13ビットをシ
フトレジスタ13に入力し(処理201)、メイクアップコ
ードを検出したことを記憶するためのメイクアップコー
ドフラグFMCをリセットし(処理202)、リセット信号RS
1を出力してランレングスカウンタ4をクリアする(処
理203)。
次いで、ランレングスデータRLを入力して、その値が
64よりも小さいかどうかを調べ(判断204)、判断204の
結果がNOになるときには、メイクアップコードフラグFM
Cがセットされているかどうかを調べる(判断205)。
判断205の結果がNOになるときには、ランレングスデ
ータRLが1792よりも大きいかどうかを調べ(判断20
6)、判断206の結果がNOになるときには、シフトレジス
タ12にランレングスデータRLに対応した標準メイクアッ
プ符号を生成し、その生成した標準メイクアップ符号と
シフトレジスタ13に入力した符号データCDaを比較する
(処理207)。
すなわち、まず、上述と同様にして、テーブル選択信
号TSとして、符号データテーブル5の標準メイクアップ
データテーブル21に対応するデータをセットして、符号
データテーブル5よりそのときのランレングスデータRL
の上位6ビットおよびカラーデータCCに対応した符号デ
ータECおよび符号長データLGを出力させ、その符号デー
タECおよび符号長データLGに対応したメイクアップ符号
をシフトレジスタ12内に生成する。
次に、シフトレジスタ12に生成したメイクアップ符号
の先頭が、シフトレジスタ13に記憶されている符号デー
タCDaの先頭に一致するように、比較器11から検出信号S
S2が出力されるまで、クロック信号CP2を出力する。
すなわち、上述したように、アダー9の加算結果は、
シフトレジスタ12に生成したメイクアップ符号の符号長
と、シフトレジスタ12の長さの差に相当する値であるた
め、比較器11の入力端Bには、シフトレジスタ12に生成
したメイクアップ符号の先頭がシフトレジスタ12のシリ
アル出力端SOに移動するまでの値があらわれている。
一方、シフトレジスタ12にメイクアップ符号を生成完
了した時点では、カウンタ7の計数値が「0」になって
いるので、それ以降、クロック信号CP2を出力すると、
シフトレジスタ12がシフト動作を行なうとともに、カウ
ンタ7の計数値は、シフトレジスタ12のシフト動作した
ビット数に相当する値になる。
したがって、カウンタ7の計数値がアダー9の加算結
果に等しくなり、比較器11が検出信号SS2を出力したと
きには、シフトレジスタ12に生成したメイクアップ符号
の先頭が、シフトレジスタ12のシリアル出力端SOに移動
している。
また、ランレングスデータRLの値が1792よりも大き
く、判断206の結果がYESになるときには、制御部1は、
上述と同様にして、テーブル選択信号TSに符号データテ
ーブル5の拡張メイクアップデータテーブル22を選択す
るデータをセットし、符号データテーブル5よりそのと
きのランレングスデータRLの上位6ビットに対応した符
号データECおよび符号長データLGを出力させて、対応す
る拡張メイクアップ符号をシフトレジスタ12に生成さ
せ、その生成した拡張メイクアップ符号とシフトレジス
タ13に入力した符号データCDaを比較する(処理208)。
このようにして、比較器8が比較すべきデータが、そ
れぞれ入力端A,Bに揃った状態で、制御部1は、生成し
た比較器8から検出信号SS3が出力されているかどうか
を調べて(判断209)、判断209の結果がNOになるときに
は、上述と同様にして、ランレングスカウンタ4をアッ
プカウントし(処理210)、判断204に戻って、更新され
たランレングスデータRLについて、それ以降の処理を実
行する。
また、判断209の結果がYESになるときには、1つのメ
イクアップ符号を検出したので、制御部1は、イネーブ
ル信号EN3をアクティブにして、符号長データLGに相当
する数のクロック信号CP3を出力し、その検出したメイ
クアップ符号をシフトレジスタ13より廃棄するととも
に、次の処理サイクルで検出する符号データCDaをシフ
トレジスタ13内に揃える(処理211)。それとともに、
メイクアップコード検出フラグFMCをセットする(処理2
12)。
このようにして、メイクアップ符号を検出すると、次
に、ターミネーティング符号を検出するために、制御部
1は、上述と同様にして、テーブル選択信号TSに符号デ
ータテーブル5のターミネーティングデータテーブル20
を選択するデータをセットし、符号データテーブル5よ
りそのときのランレングスデータRLの下位6ビットおよ
びカラーデータCCに対応した符号データECおよび符号長
データLGを出力させて、対応するターミネーティング符
号をシフトレジスタ12に生成させ、その生成したターミ
ネーティング符号とシフトレジスタ13に入力した符号デ
ータCDaを比較する(処理213)。
そして、制御部1は、生成した比較器8から検出信号
SS3が出力されているかどうかを調べて(判断214)、判
断214の結果がNOになるときには、処理210に移行してラ
ンレングスカウンタ4をアップカウントし、判断204に
戻って、更新されたランレングスデータRLについて、そ
れ以降の処理を実行する。
判断214の結果がYESになるときには、1つのターミネ
ーティング符号を検出したので、制御部1は、上述と同
様にして、その検出したターミネーティング符号をシフ
トレジスタ13より廃棄するとともに、次の処理サイクル
で検出する符号データCDaをシフトレジスタ13内に揃え
る(処理215)。
このとき、ランレングスカウンタ4には、そのときに
検出したメイクアップ符号とターミネーティング符号の
組合せであらわされるランレングス、あるいは、ターミ
ネーティング符号のランレングスに相当する値が記憶さ
れているので、ランレングスカウンタ4から出力される
ランレングスデータRLが「0」よりも小さくなるまで、
クロック信号CP1を出力してランレングスカウンタ4を
ダウンカウントするとともに、フリップフロップ14より
復号化後の画信号IDbおよびクロック信号CP1を出力する
(処理216,218、判断217のNOループ)。
すなわち、制御信号UDにより、ランレングスカウンタ
4をダウンカウント状態に設定し、クロック信号CP1を
1つ出力する。これにより、ランレングスカウンタ4の
計数値であるランレングスデータRLの値が1つ小さくな
り、クロック信号CP1が復号化後の画信号IDbを入力する
次段回路に出力され、フリップフロップ14にそのときの
カラーデータCCの値がセットされて、画信号IDbの値が
カラーデータCCの値に変化する。
これをランレングスデータRLの値が「0」よりも小さ
くなるまで繰り返すと、最初のランレングスデータRLの
値に相当する数のクロック信号CP1が出力されるので、
次段回路は、検出したMH符号に対応したランレングスの
画信号IDbを得ることができる。
このようにして、1つのランレングスの画信号IDbを
発生し、判断217の結果がYESになると、制御部1は、カ
ラーデータCCの値を反転し(処理219)、処理202に戻っ
て、次の符号データを検出する動作を行なう。
以上のようにして、制御部1は、符号化対象である画
信号IDaを入力して、対応するMH符号である符号データC
Dbに変換して出力するとともに、復号化対象である符号
データCDaを入力して、対応する画信号IDbに変換して出
力している。
ところで、上述した実施例では、画信号IDaを1つの
符号データCDbに変換する処理、および、符号データCDa
を画信号IDbに変換する処理をシーケンシャルに実行し
ているが、この処理を一パイプライン化して平行に実行
することにより、高速化することができる。
例えば、符号化動作では、符号データテーブル5から
出力させた符号データECおよび符号長データLGを、シフ
トレジスタ6およびカウンタ7にそれぞれロードさせた
直後に、次の変化点の検出動作を開始することで、変化
点の検出動作と符号データの生成動作を平行して行なわ
せることができる。
また、符号データを生成する回路要素にバレルシフタ
を用いることで、可変長符号をより効率的に処理するこ
とができ、処理速度を向上することができる。
また、上述した実施例では、MH符号化方式の符号化/
復号化装置に本発明を適用する場合について説明した
が、MR符号化方式またはMMR符号化方式の符号化/復号
化装置についても、本発明を同様にして適用することが
できる。
ところで、上述した実施例では、MH符号をあらわす符
号データテーブルを、符号の下位8ビットの部分と符号
長であらわすことで、符号データテーブルの容量を削減
できるようにしたが、このMH符号と同等な符号構造を備
えた他の符号についても、同様の符号データテーブルを
構成することができ、その他の符号を発生する符号デー
タテーブルの容量を削減することができる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、符号データテ
ーブルの容量を大幅に削減できるとともに、その符号デ
ータテーブルを用いて画信号を符号化/復号化している
ので、同一の半導体集積装置に組込むときの符号化/復
号化装置の装置規模を縮小できるという効果を得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例にかかる符号データテーブル
の一例を示す説明図、第2図は本発明の一実施例にかか
る符号化/復号化装置の要部を示すブロック図、第3図
は符号データテーブルの一例を示すブロック図、第4図
は符号化処理の一例を示すフローチャート、第5図は復
号化処理の一例を示すフローチャートである。 1……制御部、2,6,12,13……シフトレジスタ、3……
排他的論理和回路、4……ランレングスカウンタ、5…
…符号データテーブル、7……カウンタ、8,11……比較
器、9……アダー、10……アンド回路、14……Dフリッ
プフロップ、20……ターミネーティングデータテーブ
ル、21……標準メイクアップデータテーブル、22……拡
張メイクアップデータテーブル、23,24……セレクタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/41 - 1/419

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画信号をMH符号に符号化するとともにMH符
    号を元の画信号に復号化する符号化/復号化装置におい
    て、 おのおののMH符号データについて、ランレングスデータ
    および色データに対応してMH符号データの下位8ビット
    データとその符号長データを記憶した符号データテーブ
    ルと、 符号化する画信号のランレングスおよび色を検出し、そ
    の検出したランレングスデータおよび色データに基づい
    て上記符号データテーブルより対応する下位8ビットデ
    ータおよび符号長データを読み出し、その読み出した下
    位8ビットデータを符号長データに対応した符号長に符
    号拡張して画信号に対応した上記符号データを生成する
    符号化手段と、 順次更新する画信号のランレングスカウンタ値に基づい
    て、上記符号データテーブルより下位8ビットデータお
    よび符号長データを読み出し、その下位8ビットデータ
    を符号長データに対応した符号長に符号拡張して上記符
    号データを形成するとともに、おののの形成した上記符
    号データを復号化対象となっている符号データ列と比較
    して一致する上記符号データを符号データ列に沿って順
    次判別し、その一致した符号データに対応したランレン
    グスで、かつ、その一致した符号データに対応した色の
    画信号を順次形成する復号化手段を備えたことを特徴と
    する符号化/復号化装置。
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