JP3076298U - 容 器 - Google Patents
容 器Info
- Publication number
- JP3076298U JP3076298U JP2000006709U JP2000006709U JP3076298U JP 3076298 U JP3076298 U JP 3076298U JP 2000006709 U JP2000006709 U JP 2000006709U JP 2000006709 U JP2000006709 U JP 2000006709U JP 3076298 U JP3076298 U JP 3076298U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- opening
- container body
- contents
- shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Closures For Containers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 開封後の容器開口部の空気を排出して、収容
された中身の品質の低下を抑制することができる略真空
状態を保つ容器を提供する。 【解決手段】 要密封に組み合う容器胴体部1と、上蓋
2とからなる粒状、又は粉状の固体を収容する容器にお
いて、容器胴体部1の開口部に、プレート4を内接して
中身取りだし口の開閉機構を備えた回転する中蓋3を設
けて、中蓋3の内側に管状材の表面にネジを切つた軸5
を設け、軸5に組み合って容器胴体部1の内側に密接し
上下に移動する底上げ盤6を有する。
された中身の品質の低下を抑制することができる略真空
状態を保つ容器を提供する。 【解決手段】 要密封に組み合う容器胴体部1と、上蓋
2とからなる粒状、又は粉状の固体を収容する容器にお
いて、容器胴体部1の開口部に、プレート4を内接して
中身取りだし口の開閉機構を備えた回転する中蓋3を設
けて、中蓋3の内側に管状材の表面にネジを切つた軸5
を設け、軸5に組み合って容器胴体部1の内側に密接し
上下に移動する底上げ盤6を有する。
Description
【0001】
【考案の属する技術分野】 本願考案は、インスタントコーヒー、緑茶、紅 茶、香辛料などの粒状、又は粉状の固体物を詰めて販売するため、又は詰め替え ようとして使用するための容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 従来、この種の容器としては、ガラス壜、あるいは金属、 紙製の缶等が各種の蓋で密封されて使用されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】 しかしながら、いずれのものも開封した 後、中身を消費した分だけ容器内上部に空間が生じ、中身が少量になるに到って は大部分が空間をせめて空気の領域となり、さらに度々の開封による容器内の空 気流動によって、酸化、湿気化が進み中身の風味が損なわれるという問題点があ った。
【0004】 本願考案は、以上の問題点にかんがみてなされたもので、 容器開口部の空気領域が常に略真空状態に保たれて、収容された中身の品質の低 下を抑制することができる容器を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するための本願考案では、 容器胴体と蓋とからなる、粒状、又は粉状の固体を収容する密閉容器にあって、 容器胴体の開口部に対して、取り出し口開閉機能を有した回転が可能に嵌め合う 中蓋を設け、中蓋の内側の中心部分に表面にネジを切った管状の軸を固定又は一 体化し、容器胴体内部の底辺まで垂直に設け、軸に組み合って上下に移動するこ とができる外周に弾力性をもつリングを有した底上げ盤を設けたことを特徴とし ている。
【0006】 本願考案に係わる容器にあっては、開封して中身を消費し た後、中蓋を廻し、連動して回転する軸に組み合った底上げ盤が上方に移動する ことにより、消費した分量に応じて中身を引き上げて侵入する空気を容器胴体部 の底部分に閉じ込めて、常に容器胴体の開口部が略真空状態に保持され開口部に 溜まる空気に起因する中身の変質等を防止することができ、嗜好品や調味料など の収容容器として使用に適している。
【0007】
【考案の実施の形態】 本願考案の実施の形態について図面を参照して説明 する。
【0008】 図1乃至図5において、容器は胴体部1、上蓋2とからな り、容器胴体部1の開口部に対して、中心部に穴と取り出し口4aを有して回転 が自由で内接が保持できる構成の円形のプレート4を具備し、取り出し口3aを 有して回転が可能で取り外しができる嵌め合い構成に設けられた円形の中蓋3を 設け、プレート4と中蓋3が相互に回転作用して中身の取り出し口の開閉機構を 構成し、プレート4に有する取り出し口4aの片端にツメ4bを設けて、容器胴 体部1の開口部で回転する中蓋3に有する取り出し口3aがどこの位置にあって も中身の取りだし口の開閉が即座にできる機構を構成する。
【0009】 上記構成に設けられた中蓋3の内側の中心部分に表面にネ ジを切った管状の軸5を固定又は一体化し、容器胴体部1の内側に底辺まで垂直 に設け、軸の下端にエンドキャップ5aを設け、エンドキャップ5aと円形のプ レート4との間に上下に移動でき、弾力性を有するナイロン不織布製のフェルト 、又は高発泡ポリエチレン等からなるリング6aを外周に設け、容器胴体部1の 内側に密接する底上げ盤6を設ける。
【0010】 本考案容器の容器胴体部1と密閉に組み合う上蓋2を取り 外して開封し、容器胴体部1の開口部に設けられた中蓋3を人手により廻す、又 はプレート4に有するツメ4bを人の指で廻して、中蓋3に有する取り出し口3 aと、プレート4に有する取り出し口4aを合わせて、所望する分量の中身を取 り出した後、中蓋3を右に廻して取り出し口3aを閉じ、さらに人の手に荷重感 が伝わるまで右へ廻して、中蓋3に連動して回転する軸5に組み合う底上げ盤6 を上方に移動して中身を引き上げ、中身を消費した分だけ容器胴体部1の開口部 に生じる空気領域を略真空状態にすることができる。
【0011】 尚、中身を消費した分だけ容器胴体部1の開口部に生じる 空気領域は、中身の引き上げ時中蓋3の中心に有する通気口3bから管状の軸5 内を通り空気が侵入して中身を通過することなく容器胴体部1の底部に閉じ込め ることができ、中身の品質等の低下を防止することができる。
【0012】 通気管に形成されている軸5の上端部の内部に、通気可能 な防湿剤、脱臭剤等を挿入したり、容器胴体部1の低部に上記剤を設置して侵入 した空気を浄化したり、又、容器胴体部1の内側に内接して、薄手のビニール等 で筒状に形成された袋を設け、袋ごと中身を引き上げる構成を備えて侵入する空 気との接触を断ち、より中身の品質保持を可能にすることもできる。
【0013】 尚、本考案の要旨は、容器内に上下に移動する底上げ盤を 設けて、所望する分量の中身を消費した分だけ中身全体を引き上げて容器開口部 の空間に侵入した空気を排出させて、開口部を略真空状態に保持するように構成 した点にあり、ネジ機構による底上げ構造であることに限定されるものではない 。
【0014】
【考案の効果】 本考案は、上述のとおり構成されているので、次に記載す る効果を奏する。
【0015】 本考案容器は、開封後の容器に侵入する空気を容器胴体部 の底部に閉じ込めて、開口部を常時略真空状態にして、収容された中身の品質の 低下を抑制することができるという優れた効果がある。
【図1】 本考案に係わる容器の分解斜視図である。
【図2】 上蓋を取り外した本容器の取り出し口の開
口状態を示す上面図である。
口状態を示す上面図である。
【図3】 上蓋を取り外した本容器の取り出し口の開
口時の縦断面図である。
口時の縦断面図である。
【図4】 上蓋を取り外した本容器の取り出し口の閉
口状態を示す上面図である。
口状態を示す上面図である。
【図5】 上蓋を取り外した本容器の取り出し口の閉
口時の縦断面図である。
口時の縦断面図である。
1 容器胴体部 2 上蓋 3 中蓋 3a 取り出し口 3b 通気口 4 プレート 4a 取り出し口 4b ツメ 5 軸 5a エンドキャップ 6 底上げ盤 6a リング
Claims (1)
- 【請求項1】 要密閉に組み合う容器胴体部と、上蓋と
からなる粒状、又は粉状の固体を収容する容器におい
て、容器胴体部1の円形の開口部に対して、取りだし口
4aを有した回転可能な円形のプレート4が内側に接し
て具備されて、回転が可能に嵌め合う構成に設けられた
取りだし口3aを有する円形の中蓋3を設けて、中蓋3
の内側の中心部分に表面にネジを切った管状の軸5を固
定又は一体化し、容器胴体部1の内側に底辺まで垂直に
設け、軸5に組み合って上下に移動することができ、外
周に弾力性をもつリング6aを有した底上げ盤6を設け
たことを特徴とする容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000006709U JP3076298U (ja) | 2000-08-11 | 2000-08-11 | 容 器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000006709U JP3076298U (ja) | 2000-08-11 | 2000-08-11 | 容 器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3076298U true JP3076298U (ja) | 2001-03-30 |
Family
ID=43209365
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000006709U Expired - Fee Related JP3076298U (ja) | 2000-08-11 | 2000-08-11 | 容 器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3076298U (ja) |
-
2000
- 2000-08-11 JP JP2000006709U patent/JP3076298U/ja not_active Expired - Fee Related
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1027851B1 (en) | Container with dispensing assembly | |
NZ233461A (en) | Drink carton container with piercer and drinking spout | |
CA2140391A1 (en) | Straw tip | |
JPH04503905A (ja) | 飲用容器に関する改善 | |
CN210842543U (zh) | 具有自吸功能的饮料杯 | |
JP3076298U (ja) | 容 器 | |
US2971664A (en) | Draw-through stopper for vacuum bottles or the like | |
JP4276726B2 (ja) | プッシュプルキャップ | |
EP1494939B1 (en) | Dispensing device | |
US20050087567A1 (en) | Dispensing device | |
JP3620040B2 (ja) | 液体容器の栓体 | |
JP4458337B2 (ja) | 飲料容器 | |
JP2021138375A (ja) | キャップユニット及びキャップ付き容器 | |
JPS5811705Y2 (ja) | シヤンプ−液等の注ぎ蓋 | |
JP4342246B2 (ja) | パウダー収納室付き容器 | |
JP2001192051A (ja) | 飲料容器 | |
JPH09240715A (ja) | 液体・粉体用びんのびん口構造 | |
JP3808214B2 (ja) | 使い捨てのパウチを永続使用のカバーボックスに交換可能に収納した取出容器 | |
KR200201885Y1 (ko) | 분유량 조절이 가능한 휴대용 분유용기 | |
JP2998894B1 (ja) | コーヒー液貯留装置 | |
JPH0141297Y2 (ja) | ||
KR200342897Y1 (ko) | 휴대용 음료수통 | |
JP2004210309A (ja) | 粒状物ケース | |
JPH11255275A (ja) | 茶葉・コーヒー粉の容器 | |
KR200483378Y1 (ko) | 분말, 곡물과 같은 식품류 사용 편의성을 갖춘 듀얼캡 보관용기 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |