JP3075639U - 簡易ヘッドレストを具えたシート - Google Patents

簡易ヘッドレストを具えたシート

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JP3075639U JP2000005796U JP2000005796U JP3075639U JP 3075639 U JP3075639 U JP 3075639U JP 2000005796 U JP2000005796 U JP 2000005796U JP 2000005796 U JP2000005796 U JP 2000005796U JP 3075639 U JP3075639 U JP 3075639U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電動車輛のシートに用いられ、組立と応用が
簡単な、簡易ヘッドレストを具えたシートの提供。 【解決手段】 座いすの背もたれ背面に少なくとも一対
の孔座が設けられ、内部に一つの挿入孔があり、該挿入
孔に管材が挿入され、別に少なくとも一つのヘッドレス
トが設けられ、該ヘッドレストの下方に少なくとも一対
の弾性ロッドがあり、該弾性ロッドが該背もたれの孔座
の管材内に対応挿入され、並びに挿入後に外向きに弾性
展開し該管材中に保持され、これによりヘッドレストと
背もたれ間が連結されて、組立に便利で車輛のシートに
使用可能とされている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は一種の簡易ヘッドレストを具えたシートに係り、特に、電動車輛のシ ートに用いられ、組立と応用が簡単な、簡易ヘッドレストを具えたシートに関す る。
【0002】
【従来の技術】
車輛はすでに日常生活において不可欠の交通工具となっており、特に都会では 自動車やオートバイが生活に不可欠な一部となっている。経済繁栄の環境の下、 巷では電動車輛も見られるようになり、そのコンパクトで操作が容易な特性によ り、身障者や老人にとって有用なものとなっており、徐々に短距離の交通工具の 主流となっている。
【0003】 電動車輛において、そのシート部分が使用して快適であるか否かは運転の心理 に影響する。一般に、シート設計は固定式とされ、このようなシートは快適性を 求めるために相対的に製造コストが高くなった。なぜならシート内部は金属フレ ームで組成され、その製造過程は非常に煩瑣であり、適度な簡素化により製造コ ストを下げることができないためである。周知の電動車輛のシートの構造には、 米国パテント第5904214号、5941327号に記載のものがあり、それ らは電動車輛のシート構造を一歩改良したものであるが、しかしいかに製造コス トを下げて製品の市場での競争力を高めるかについては考慮されていない。また これらのパテントには、いかにシートを各使用者に適合させるかについて記載さ れていない。典型的な周知の電動車輛のシートの形態は、図31に示されるとお りであり、図中、Aはシート全体を示し、シートAの背もたれ1Aは使用者が背 部の重心をかけることができる、頭部の重心をかけることができず、頭部が空中 に突出した状態となるため車体が揺れると頭部も揺れ、使用者の頭部、頸部に大 きな負担をかけ、座って快適でなく、特に電動車輛を使用する障害者や老人にと っては、座って快適でなかった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の主要な目的は、一種の簡易ヘッドレストを具えたシートを提供するこ とにあり、それは構造が簡単な孔座とヘッドレストの構造により、シートに迅速 にヘッドレストを結合でき、乗車運転空間と座席を提供できるものとする。
【0005】 本考案の第2の目的は、一種の簡易ヘッドレストを具えたシートを提供するこ とにあり、それは、車輛のシートメーカーが製造する上で、組立に便利な嵌合形 態を有し、シートにヘッドレストを迅速に組み付けることができ、最低の時間、 労働力及びコストでシートへのヘッドレストの取付けを完成できるものとする。
【0006】 本考案の第3の目的は、一種の簡易ヘッドレストを具えたシートを提供するこ とにありそれは、使用者が自分の好みのヘッドレスト形態により、自分で挿入形 態のヘッドレストを購入して迅速にシートの背もたれに組み付けるか、或いは異 なる形態のヘッドレストに交換することができ、ヘッドレストの応用にさらに手 軽さと選択性を加えることができるものとする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1の考案は、背もたれ、座部、少なくとも一対の孔座、管材、一つのヘ ッドレストを具え、背もたれと座部が相互に嵌合式に組み合わされた簡易ヘッド レストを具えたシートにおいて、該一対の孔座が背もたれの背面に結合され、孔 座内にそれぞれ一つの挿入孔が設けられて該挿入孔に管材が挿着され、該ヘッド レストの下端に少なくとも一対の弾性ロッドが設けられ、該弾性ロッドが外向き に斜めに傾いた状態を呈し、該弾性ロッドが内向きに折り曲げられて対応する孔 座の管材に挿入された時に、該弾性ロッドが外向きに弾性張開して管材内に保持 されることにより、ヘッドレストと背もたれが結合されて頭部をもたれさせるこ とができるヘッドレストの構造を形成することを特徴とする、簡易ヘッドレスト を具えたシートとしている。 請求項2の考案は、前記背もたれと前記座部の間が一つの枢接手段で連結され て背もたれが前向きに座部の上に折り合わせ可能とされたことを特徴とする、請 求項1に記載の簡易ヘッドレストを具えたシートとしている。 請求項3の考案は、前記背もたれと前記座部の接合部分の間に一つの間隙が形 成されたことを特徴とする、請求項1に記載の簡易ヘッドレストを具えたシート としている。 請求項4の考案は、前記背もたれと前記座部にそれぞれ背もたれマットとシー トマットが結合されたことを特徴とする、請求項1に記載の簡易ヘッドレストを 具えたシートとしている。 請求項5の考案は、前記背もたれマットがマットカバーとマット体を包括する ことを特徴とする、請求項4に記載の簡易ヘッドレストを具えたシートとしてい る。 請求項6の考案は、前記背もたれマットのマットカバーが背もたれに套設され 、該背もたれマットのマットカバーの下端及び内部に若干の係止手段が設けられ 、該マットカバーの下端部が下向きに背もたれと座部の間の間隙を通され、さら に上向きに折られてマットカバー内に置き入れられ、マットカバー下端部の係止 手段とマットカバー内部の係止手段が相互に連結されることを特徴とする、請求 項3又は請求項4に記載の簡易ヘッドレストを具えたシートとしている。 請求項7の考案は、前記シートマットがマットカバーとマット体を包括したこ とを特徴とする、請求項4に記載の簡易ヘッドレストを具えたシートとしている 。 請求項8の考案は、前記簡易ヘッドレストを具えたシートにおいて、座部の上 面と底面にそれぞれ若干の係止手段が設けられ、シートマットのマットカバーの 前端部と後端部にそれぞれ若干の係止手段が設けられ、シートマットのマットカ バーの前端部の係止手段が直接座部の上面の係止手段に係合し、シートマットの マットカバーの後端部が下向きに背もたれと座部の間の間隙に通され、さらに内 向きに折られてその係止手段が対応する座部底部の係止手段に係合することによ りシートマットが座部に結合されたことを特徴とする、請求項3又は請求項4に 記載の簡易ヘッドレストを具えたシートとしている。 請求項9の考案は、前記簡易ヘッドレストを具えたシートにおいて、シートマ ットのマットカバーの両側それぞれに一つの係止帯が設けられ、該係止帯の末端 に少なくとも一つの係止手段が設けられ、先に下向きに折られてさらに座部底部 を包むように折られさらに該シートマットのマットカバーの後端部が下向きに背 もたれと座部の間の間隙に通され、さらに内向きに折られ、並びにその係止手段 が対応する二つの係止帯の係止手段に係合して、シートマットが座部に固定され たことを特徴とする、請求項8に記載の簡易ヘッドレストを具えたシートとして いる。 請求項10の考案は、前記簡易ヘッドレストを具えたシートにおいて、背もた れと座部が固定されて折り曲げ不能とされた形態であることを特徴とする、請求 項1に記載の簡易ヘッドレストを具えたシートとしている。 請求項11の考案は、前記簡易ヘッドレストを具えたシートにおいて、孔座及 び管材の形状が円形とされたことを特徴とする、請求項1に記載の簡易ヘッドレ ストを具えたシートとしている。 請求項12の考案は、前記簡易ヘッドレストを具えたシートにおいて、孔座及 び管材の形状が矩形とされたことを特徴とする、請求項1に記載の簡易ヘッドレ ストを具えたシートとしている。 請求項13の考案は、前記簡易ヘッドレストを具えたシートにおいて、ヘッド レストの形状が条状の通風口を具えた細長状の台形状とされたことを特徴とする 、請求項1に記載の簡易ヘッドレストを具えたシートとしている。 請求項14の考案は、前記簡易ヘッドレストを具えたシートにおいて、ヘッド レストの二つの弾性ロッドの末端にそれぞれ一つの係止溝が設けられ、該係止溝 にそれぞれC型リングが係合されたことを特徴とする、請求項1に記載の簡易ヘ ッドレストを具えたシートとしている。 請求項15の考案は、前記簡易ヘッドレストを具えたシートにおいて、背もた れマットのマットカバーに一対の挿入口が設けられ、該挿入口が該弾性ロッドを 挿置する挿入手段への弾性ロッドの挿入を案内することを特徴とする、請求項1 又は請求項5に記載の簡易ヘッドレストを具えたシートとしている。
【0008】
【考案の実施の形態】 本考案の簡易ヘッドレストを具えたシートは、座いすの背もたれ背面に少なく とも一対の孔座が設けられ、内部に一つの挿入孔があり、該挿入孔に管材が挿入 され、別に少なくとも一つのヘッドレストが設けられ、該ヘッドレストの下方に 少なくとも一対の弾性ロッドがあり、該弾性ロッドが該背もたれの孔座の管材内 に対応挿入され、並びに挿入後に外向きに弾性展開し該管材中に保持され、これ によりヘッドレストと背もたれ間が連結されて、組立に便利で車輛のシートに使 用可能とされている。
【0009】
【実施例】
図1から図7に示されるように、本考案の簡易ヘッドレストを具えたシートは 、符号100を以てその全体が表示される。そのうち、該シート100は背もた れ200と座体300を具え、それは一つの枢接手段210で組み合わされ、並 びに背もたれ200が前向きに折り畳め、且つ背もたれ200と座部300の接 合部分間に一つの間隙Xが形成され、背もたれ200と座部300にそれぞれ背 もたれマット220とシートマット310が結合されている。該背もたれマット 220はマットカバー230とマット体240で組成され、シートマット310 はマットカバー320とマット体330で組成されている。その詳細な構造は以 下の詳細な説明において説明される。
【0010】 本考案のシート100は、背もたれ200に少なくとも一対の孔座10が設け られ、該孔座10の形状に制限はなく、背もたれ200と一体成形された形態と され、図1から図6に示される実施例によると、下端が閉口とされた形態とされ (図3及び図4参照)ている。該孔座10内に一つの挿入孔11が設けられ、そ の形状は不問で、並びに一つの管材12が挿着されている。該管材12の形状は 該挿入孔11の形状に対応し、図7に示される実施例では該挿入孔11及び管材 12がいずれも円管状とされて該挿入孔11の構造強度が強化され(図5参照) 、これにより孔座10の外力の衝撃を受けての変形或いは損壊が防止されている 。このほか本実施例の孔座10はその強度が十分であれば管材12と結合しなく とも実施可能である。
【0011】 ヘッドレスト20はその形状は不問で、該ヘッドレスト20の下端に一対の弾 性ロッド21、22が設けられ、該弾性ロッド21、22は常態下で、やや外向 きに傾いた形態を呈し(図6参照)、それと上述の孔座10中の管材12が連結 される時、まず弾性ロッド21、22に対して内向きの圧迫力を加え、さらに対 応する孔座10の管材12中に挿入すると、弾性ロッド21、22が自然に外向 きに弾性張開することにより、該管材12中に保持される。且つ図2中に示され るように、背もたれマット220のマットカバー230の上端に一対の挿入口3 Aが設けられ、弾性ロッド21、22を孔座10中の管材12に挿入する時に導 入し、且つ該ヘッドレスト20を弾性ロッド21、22に挿入する構造はいずれ の形態にも制限されるものではない。
【0012】 さらに図8に示されるのは本考案中の孔座10と管材12の別の構造実施例を 示し、即ち孔座10中の挿入孔11及び管材12の形状がいずれも矩形の形態と され、この実施例も上述の図1から図7の実施例の達成する目的と機能を達成し 、さらにその応用範囲と効果を増進する。
【0013】 図9に示されるように、本考案の上述のシート100において、背もたれ20 0は前向きに折ってシートマット300の上に重ねることができ、これによりそ の収納の体積を減少でき、運送に便利とすることができる。
【0014】 図10に示されるのは、上述の図1から図9に示される本考案のシート100 の第2実施例であり、即ち孔座10、管材12及びヘッドレスト20を、背もた れ200と座部300が90度角に固定されて折り曲げ不能とされたシート10 0に運用された実施例である。即ち、大型の電動車輛の後部座席に運用される形 態であり、これにより本考案の応用範囲と実用機能が増進される。
【0015】 図11から図13に示されるのは、図1から図9に示される本考案のシート1 00の第3実施例である。そのうち、背もたれ200に結合された孔座10の下 端は貫通形態とされ、且つヘッドレスト20の弾性ロッド21、22末端にそれ ぞれ係止溝211、221が設けられ、該弾性ロッド21、22が管材12を貫 通し孔座10の末端より突出した時に、それぞれ一つのC型リング23、24が 該弾性ロッド21、22末端の係止溝211、221に係合され、これによりそ の末端に一つの制止構造が設けられて、弾性ロッド21、22の管材12内にお ける活動範囲を制限し、並びに任意の脱出を防止する。当然この実施例において も必ずしも管材12を設ける必要はなく、ただ孔座10の強度が十分であればよ い。
【0016】 図14は図11から図13に示される本考案のシート100の第3実施例中の 、ヘッドレスト20が上下に伸縮調整する状態を示す。該ヘッドレスト20は弾 性ロッド21、22の孔座10の管材12に沿った移動により上下の伸縮調整可 能である(図14の矢印方向に示す)。これにより異なる高さ及び身体の使用者 に合わせてヘッドレスト20の高さを調整でき、その伸縮範囲は上述の弾性ロッ ド21、22の末端に結合されたC型リング23、24の制止規範を受け並びに その脱出が防止される。
【0017】 図15に示されるのは、図1から図14に示される本考案のシート100の第 4実施例であり、そのうち図11から図13に示される実施例との違いは、本実 施例のシート100は背もたれマット220と座部300が垂直に連結固定され た構造とされたことにあり、その応用上の範囲と機能をさらに一歩増進している 。
【0018】 図16に示されるのは、図1から図15に示される本考案のシート100の応 用上の第5実施例図であり、そのうち図16に示されるのは、ヘッドレスト20 の形状が若干の条状の通風口25を具えた台形外貌を呈するものとされて、使用 者の頭部をもたれさせる時の快適さを増している。
【0019】 図17から図21に示されるのは本考案のシート100中、シートマット31 0のマットカバー320とマット体330、及び座部300間の組合せ構造の一 つの実施例である。そのうち、該背もたれ200及び座部300の正面、背面そ れぞれに若干の係止手段400が設けられ、該マットカバー320は中空形態と されてマット体330がそのなかに置き入れられ、且つ該マットカバー320の 後端部321内の両面に、若干の係止手段400’が設けられ、及びこの両側辺 にそれぞれ一つの係止帯322が設けられ、該係止帯322の末端に少なくとも 一つの係止手段400’が設けられ(図18に示されるように)、該シートマッ ト310全体が座部300の上に置き入れられる時、まず、マットカバーの左右 両側の係止帯322が下向きに折り曲げられて座部300の外部を被覆し(図2 1参照)、さらに該マットカバー320の後端部321が下向きに該背もたれ2 00と座部300の間の間隙Xに通され(図17参照)、さらに図20の矢印方 向に示されるように下向きに折り曲げられてさらに内向きに折られ座部300の 底部を覆い、並びに該係止手段400’が該二つの係止帯322の係止手段40 0’と係合させられ(図21参照)、こうしてシートマット310全体と座部3 00の組合せが完成する。
【0020】 図22から図27に示されるのは本考案のシート100中、シートマット31 0と座部300の組合せ構造のもう一つの実施例であり、即ちマットカバー32 0に係止帯322が設けられない形態であり、前端部323底面及び後端部32 1にそれぞれ若干の係止手段400’が設けられ(図28参照)、該前端部32 1底部の係止手段400’が直接座部300上面の係止手段400と係合し連結 される。その詳細な連結状態は図25、26に示されるとおりであり、並びに該 後端部321が背もたれ200と座部300の間の間隙Xに通され、並びに上述 の図20に示される方式で、下向きに折られ並びにその係止手段400’が座部 300底面の係止手段400に係合する。その詳細な係合構造は図24、25及 び図27に示されるようであり、こうしてシートマット310全体が座部300 と強固に連結される。
【0021】 図28から図30に示されるのは、本考案のシート100中、背もたれマット 220と背もたれ200間の組合せ構造を示す。図17を参照されたい。該背も たれマット220中のマットカバー230もまた中空状態を呈してマット体24 0がその中に置き入れられ、並びに該マットカバー230に背もたれ200が挿 入され、且つ該マットカバー230の下端部231に若干の係止手段400’が 設けられ、並びに該下端部231が下向きに背もたれ200と座部300間の間 隙Xに通され、さらに上向きに折られてマットカバー230内に置かれ(図29 参照)、並びに係止手段400’がマットカバー230内の対応する係止手段4 00’と係合させられる。その詳細な係合構造は図28及び図29に示されると おりであり、こうして背もたれマット220がしっかりと背もたれ200と連結 される。
【0022】
【考案の効果】
以上の図1から図30に示される本考案の簡易ヘッドレストを具えたシート及 びその実施例は以下のような優れた点を有している。 1.ヘッドレストを簡単に取り付けることができ、このヘッドレストは背もた れに設けられた一対の孔座10、管材12とヘッドレストに対応して設けられた 挿入手段により、簡単に取り付けることができ、ヘッドレスト取付け時の時間と 手間を節約できる。 2.使用者が自分でヘッドレストを購入して交換でき、即ち、簡単で便利な組 合せの孔座10、管材12及びヘッドレストの簡単な組合せ構造により、異なる 形態のヘッドレストを購入して専門人員の協力を仰ぐことなく、自分で交換を完 成できる。 3.メーカーがレベルアップしたヘッドレスト或いは組織立てたシステム部品 の方式で販売でき、使用者がヘッドレストを購入して自分で取り付けたり交換で きるようにしすることで、大幅に製造コストを減らし、その産業上の経済効果を 高める。
【0023】 上述の図1から図30の本考案の簡易ヘッドレストを具えたシートは、わずか に本考案のいくつかの実施例を示したものであり、本考案の請求範囲を限定する ものではなく、本考案に基づきなしうる細部の修飾或いは改変は、いずれも本考 案の請求範囲に属するものとする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の斜視図である。
【図2】本考案の分解斜視図である。
【図3】本考案の、背もたれの孔と管材の組合せ構造を
示す局部断面図である。
【図4】本考案の、背もたれの孔座下端が閉口形態とさ
れ、ヘッドレストの弾性ロッドが管材内に挿入された状
態を示す側面図である。
【図5】図4中のB部分の断面拡大図である。
【図6】本考案の、背もたれの孔座へのヘッドレストの
取付け構造を示す背面図である。
【図7】図6中のB’部分の断面拡大図である。
【図8】本考案の、孔座と管材の構造のもう一つの実施
例を示す断面拡大図である。
【図9】本考案の、背もたれを前向きに倒して座部に重
ねた状態を示す側面図である。
【図10】本考案の第2実施例図である。
【図11】本考案の第3実施例図である。
【図12】図11の第3実施例図中、背もたれの孔座下
端が貫通形態とされ、ヘッドレストの弾性ロッドが管材
内に挿入された構造を示す側面図である。
【図13】図12中のC部分の断面拡大図である。
【図14】図11の第3実施例図中、背もたれの孔座と
ヘッドレストが組み合わされた後、ヘッドレストを上下
に調整する状態を示す背面図である。
【図15】本考案の第4実施例図である。
【図16】本考案の第5実施例図である。
【図17】本考案のシートの背もたれと背もたれマッ
ト、及び座部とシートマットの組合せ構造を示す分解斜
視図である。
【図18】本考案の座部へのシートマット套設構造を示
す底面図である。
【図19】本考案の座部とシートマットの組合せ構造を
示す側面図である。
【図20】図19中のC’部分の局部拡大図であり、本
考案のシーマットカバーの後縁が折られて座部底部に結
合された状態を示している。
【図21】図10のシートマットカバーでシートマット
を被覆し並びに座部底部に固定した状態を示す底面図で
ある。
【図22】本考案のシートマットと座部の組合せのもう
一つの実施例図である。
【図23】図22の実施例のシートマットカバーの構造
を示す底面図である。
【図24】図22の実施例のシートマットカバーとシー
トマット底部の組合せ構造を示す底面図である。
【図25】図22の実施例のシートマット底部と座部間
の組合せ構造を示す側面図である。
【図26】図25のD部分の局部拡大図である。
【図27】図25のE部分の局部拡大図である。
【図28】本考案のシートの背もたれマットカバーと背
もたれの組合せ構造を示す側面図である。
【図29】図28中のF部分の拡大図であり、本考案の
背もたれマットカバーを折って背もたれに止め付ける構
造を示す。
【図30】本考案のシートの背もたれマットカバーを背
もたれに組み合わせた構造を示す背面図である。
【図31】周知の車輛のシートの構造表示図である。
【符号の説明】
A シート 1A 背もたれ 2A 座部 100 シート 10 孔座 11 挿入孔 12 管材 3A 挿入口 20 ヘッドレスト 21 弾性ロッド 22 弾性ロッド 211 係止溝 221 係止溝 23 C型リング 24 C型リング 200 背もたれ 210 枢接手段 220 背もたれマット 230 マットカバー 231 下端部 240 マット体 300 座部 310 シートマット 320 マットカバー 321 後端部 322 係止帯 323 前端部 330 マット体 400 係止手段 400’ 係止手段 X 間隙 25 通風口

Claims (15)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 背もたれ、座部、少なくとも一対の孔
    座、管材、一つのヘッドレストを具え、背もたれと座部
    が相互に嵌合式に組み合わされた簡易ヘッドレストを具
    えたシートにおいて、該一対の孔座が背もたれの背面に
    結合され、孔座内にそれぞれ一つの挿入孔が設けられて
    該挿入孔に管材が挿着され、該ヘッドレストの下端に少
    なくとも一対の弾性ロッドが設けられ、該弾性ロッドが
    外向きに斜めに傾いた状態を呈し、該弾性ロッドが内向
    きに折り曲げられて対応する孔座の管材に挿入された時
    に、該弾性ロッドが外向きに弾性張開して管材内に保持
    されることにより、ヘッドレストと背もたれが結合され
    て頭部をもたれさせることができるヘッドレストの構造
    を形成することを特徴とする、簡易ヘッドレストを具え
    たシート。
  2. 【請求項2】 前記背もたれと前記座部の間が一つの枢
    接手段で連結されて背もたれが前向きに座部の上に折り
    合わせ可能とされたことを特徴とする、請求項1に記載
    の簡易ヘッドレストを具えたシート。
  3. 【請求項3】 前記背もたれと前記座部の接合部分の間
    に一つの間隙が形成されたことを特徴とする、請求項1
    に記載の簡易ヘッドレストを具えたシート。
  4. 【請求項4】 前記背もたれと前記座部にそれぞれ背も
    たれマットとシートマットが結合されたことを特徴とす
    る、請求項1に記載の簡易ヘッドレストを具えたシー
    ト。
  5. 【請求項5】 前記背もたれマットがマットカバーとマ
    ット体を包括することを特徴とする、請求項4に記載の
    簡易ヘッドレストを具えたシート。
  6. 【請求項6】 前記背もたれマットのマットカバーが背
    もたれに套設され、該背もたれマットのマットカバーの
    下端及び内部に若干の係止手段が設けられ、該マットカ
    バーの下端部が下向きに背もたれと座部の間の間隙を通
    され、さらに上向きに折られてマットカバー内に置き入
    れられ、マットカバー下端部の係止手段とマットカバー
    内部の係止手段が相互に連結されることを特徴とする、
    請求項3又は請求項4に記載の簡易ヘッドレストを具え
    たシート。
  7. 【請求項7】 前記シートマットがマットカバーとマッ
    ト体を包括したことを特徴とする、請求項4に記載の簡
    易ヘッドレストを具えたシート。
  8. 【請求項8】 前記簡易ヘッドレストを具えたシートに
    おいて、座部の上面と底面にそれぞれ若干の係止手段が
    設けられ、シートマットのマットカバーの前端部と後端
    部にそれぞれ若干の係止手段が設けられ、シートマット
    のマットカバーの前端部の係止手段が直接座部の上面の
    係止手段に係合し、シートマットのマットカバーの後端
    部が下向きに背もたれと座部の間の間隙に通され、さら
    に内向きに折られてその係止手段が対応する座部底部の
    係止手段に係合することによりシートマットが座部に結
    合されたことを特徴とする、請求項3又は請求項4に記
    載の簡易ヘッドレストを具えたシート。
  9. 【請求項9】 前記簡易ヘッドレストを具えたシートに
    おいて、シートマットのマットカバーの両側それぞれに
    一つの係止帯が設けられ、該係止帯の末端に少なくとも
    一つの係止手段が設けられ、先に下向きに折られてさら
    に座部底部を包むように折られさらに該シートマットの
    マットカバーの後端部が下向きに背もたれと座部の間の
    間隙に通され、さらに内向きに折られ、並びにその係止
    手段が対応する二つの係止帯の係止手段に係合して、シ
    ートマットが座部に固定されたことを特徴とする、請求
    項8に記載の簡易ヘッドレストを具えたシート。
  10. 【請求項10】 前記簡易ヘッドレストを具えたシート
    において、背もたれと座部が固定されて折り曲げ不能と
    された形態であることを特徴とする、請求項1に記載の
    簡易ヘッドレストを具えたシート。
  11. 【請求項11】 前記簡易ヘッドレストを具えたシート
    において、孔座及び管材の形状が円形とされたことを特
    徴とする、請求項1に記載の簡易ヘッドレストを具えた
    シート。
  12. 【請求項12】 前記簡易ヘッドレストを具えたシート
    において、孔座及び管材の形状が矩形とされたことを特
    徴とする、請求項1に記載の簡易ヘッドレストを具えた
    シート。
  13. 【請求項13】 前記簡易ヘッドレストを具えたシート
    において、ヘッドレストの形状が条状の通風口を具えた
    細長状の台形状とされたことを特徴とする、請求項1に
    記載の簡易ヘッドレストを具えたシート。
  14. 【請求項14】 前記簡易ヘッドレストを具えたシート
    において、ヘッドレストの二つの弾性ロッドの末端にそ
    れぞれ一つの係止溝が設けられ、該係止溝にそれぞれC
    型リングが係合されたことを特徴とする、請求項1に記
    載の簡易ヘッドレストを具えたシート。
  15. 【請求項15】 前記簡易ヘッドレストを具えたシート
    において、背もたれマットのマットカバーに一対の挿入
    口が設けられ、該挿入口が該弾性ロッドを挿置する挿入
    手段への弾性ロッドの挿入を案内することを特徴とす
    る、請求項1又は請求項5に記載の簡易ヘッドレストを
    具えたシート。
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