JP3070001U - 折畳み式ゆり椅子 - Google Patents

折畳み式ゆり椅子

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Publication number
JP3070001U
JP3070001U JP1999009871U JP987199U JP3070001U JP 3070001 U JP3070001 U JP 3070001U JP 1999009871 U JP1999009871 U JP 1999009871U JP 987199 U JP987199 U JP 987199U JP 3070001 U JP3070001 U JP 3070001U
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JP
Japan
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chair
shoe
support frame
connecting member
locking member
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1999009871U
Other languages
English (en)
Inventor
ロジャー キャントウェル ロバート
Original Assignee
株式会社ノースポル
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ノースポル filed Critical 株式会社ノースポル
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Publication of JP3070001U publication Critical patent/JP3070001U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 野営の際、安楽感をさらに高め、支持フレー
ムの開く範囲を一定の範囲内に制限することにより、過
度の力によって引き起こされる損傷を防止することがで
きる折畳み式ゆり椅子を提供する。 【解決手段】 多数の支持フレームがヒンジ結合され、
折畳みが可能な椅子部と、この椅子部の支持フレームが
二つまたは三つ一組になって、該支持フレームの下側の
部分がヒンジ結合されるコネクティング部材と、前記コ
ネクティング部材の挿入と分離とが可能なシュー部材
と、前記シュー部材が一定の位置に設置され、下側に向
かって中央部分が曲がったロッキング部材とを含むこと
を特徴とする折畳み式ゆり椅子。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は折畳み式ゆり椅子に関し、より詳しくは、野営の際により安楽な休息 を取ることができるようにしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】
通常の公知の椅子は、支持フレームとこのフレームに付着されるシート部及び 背もたれ部とからなる。
【0003】 このような椅子は支持フレームが地面に直接接する構造からなり、そのフレー ムに車輪を設置して移動できるようにするものもある。
【0004】 そして、野営の際に使用することができる椅子は携帯することができるように 折畳み式からなり、折畳みが可能になるように背もたれ部やシート部は布などを 使用している。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、公知の折畳み式椅子は、野営の際に使用できるように作られるため、 折畳みの便宜性はあるが椅子に座って休息を取る時に安楽でないというないこと が短所として指摘されている。
【0006】 即ち、折畳み式椅子は、前述したように、二つまたは三つの支持フレームが一 組になって下側が1ヶ所に集められている構造を有し、このフレームに車輪を設 置しても、野営の際には車輪が転がる作用が円滑ではないので、1ヶ所に椅子が 置かれると椅子を運んで他の場所に移動するまでは1ヶ所で固定された姿勢で座 っていなければならない。
【0007】 したがって、野営の際の肉体的疲労を加重する一つの要因にはなり得ず、また 、安楽でないので、休息を取るために使用する時にはその効果が少ない。
【0008】 さらに、特に、折畳み式椅子は折り畳むことができない椅子とは異なって支持 フレームが畳まれたり開かれたりする構造であるので、野外で地面が平らでない 場合には地面に置かれている椅子の姿勢が悪くなる問題点があり、また、折畳み 式椅子は開かれた状態で人が座ると開く方向に力が作用するので、各コーナー部 に位置する支持フレームの開く範囲を超え、椅子が損傷することがある。
【0009】 これは折畳み式椅子の場合、下側の部分が開くのを一定の範囲以下に制限する 手段がないためである。
【0010】 本考案は、前記の従来の技術の問題を解決するために案出されたものであり、 その目的は、野営の際の安楽感をさらに高め、支持フレームの開かれる範囲を一 定の範囲内に制限することにより、過度の力によって引き起こされる損傷を防止 することができる折畳み式ゆり椅子を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
前記のような本考案の目的を実現するために、多数の支持フレームをヒンジ結 合して折り畳むことができるように椅子部を形成し、このように形成された椅子 部の下側にコネクティング部材を結合し、このコネクティング部材を下側がまる く曲ったロッキング部材にシュー部材を通じて結合することにより、椅子の前後 の揺れを可能にした折畳み式ゆり椅子を提供する。
【0012】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の好ましい実施の形態を添付した図面を参照しながらさらに詳細 に説明する。
【0013】 図1は、本考案による折畳み式ゆり椅子の斜視図であり、図2は、本考案に関 する椅子部と揺れ部との分解斜視図であって、本考案の折畳み式ゆり椅子は椅子 部2と、揺れ部4とに区分され、これら椅子部と揺れ部とは分離または結合が容 易な構造を有する。
【0014】 前記椅子部2は図面に示すような構造であったり、これと類似した構造の折畳 み式椅子を使用することができる。図1に示された折畳み式椅子は10個の支持 フレームF1、F2、F3、……、F9、F10が二つ一組か三つ一組になって 下側の部分がコネクティング部材6、8、10、12によってそれぞれ1ヶ所に 集められている。
【0015】 これらフレームは1ヶ所に集められているが、椅子を畳む時、この支持フレー ムの上側の部分が狭くならなければならないので、このためにコネクティング部 材にそれぞれピン14、16を使用してヒンジ結合している。
【0016】 前記支持フレームの上側の部分はそれぞれの作用のために開きながら椅子の形 態を有する。
【0017】 即ち、支持フレームF1、F2と他の支持フレームF3、F4との上側が開い た状態で肘掛け18、20の前の部分と後ろの部分とをそれぞれ支え、他の支持 フレームF5、F7とF8、F10とは椅子部2のシート部22の各コーナー部 を支持し、また他の支持フレームF6、F9はさらに長く形成されて椅子部2の 背もたれ部24を支持する構造である。
【0018】 前記支持フレームは前後に交差しながら左右に交差する状態で配置され、まる でトラスのような構造になって構造的な強度を高めるようになる。
【0019】 前記椅子部2と揺れ部4とは、図2に明確に示されているように、結合手段に よって互いに着脱可能に結合することができる。これは携帯の際にその体積を減 少させるのがその第1目的であり、ある一部分が破損した際に破損した部分だけ を交替することができるようにするのが第2の目的である。
【0020】 本考案が提案する前記結合手段は、前記コネクティング部材とこのコネクティ ング部材が挿入されたり挿入状態から分離できるようにするシュー部材26、2 8、30、32からなる。
【0021】 前記コネクティング部材6、8、10、12は同一な構造を有するので、一つ の部材だけを説明する。このコネクティング部材は、前述したように、支持フレ ームの下側の部分がヒンジ結合できるようにし、同時に、それ自体の構造的な強 度を高めるためのリブ34が一体に形成される。
【0022】 このコネクティング部材は四角形状か円形状または楕円形状などに製作するこ とができるので、これら部材が挿入されるシュー部材26、28、30、32に はこれらと同一な形状の溝36が形成される。
【0023】 前記シュー部材はロッキング部材(Rocking)38、40に位置し、実 質的に椅子部2がこのロッキング部材に置かれた状態を維持することができるよ うにする。
【0024】 前記シュー部材は、ロッキング部材に挿入されると移動ができて位置調節が可 能になり、スクリューのような固定手段でシュー部材をロッキング部材に固定す ると調節された位置を固定することができる。シュー部材はロッキング部材に優 先的に固定されるようにロッキング部材をある程度包むホルダー部42を有する 。
【0025】 前記シュー部材としてはゴム材質か合成樹脂材を使用することができ、ロッキ ング部材としては金属または木材などを使用することができる。
【0026】 前記ロッキング部材38、40は円形からなる一対の部材を一組にして使用し て安定性を高めることができるようにしたり、ストリップのような板状体にして 地面との接触面積を増大させることができる。
【0027】 ロッキング部材38、40が揺れ作用をすることができるように、本実施例で は中央部が両側端より下側にふくらんで突出する形状を有する。この突出した部 分弧状に曲がった形状にするのが椅子が前後に揺れるようにするのに効果的であ る。
【0028】 前記ロッキング部材38、40は図面ではそれぞれ別個に作られているが、こ れらを互いに縦方向に連結する部材を使用することもできる。
【0029】 このような折畳み式ゆり椅子は、先ず、結合手段のコネクティング部材6、8 、10、12をシュー部材26、28、30、32から分離すると、椅子部2と 揺れ部4とが分離されるので、この時、椅子部2は折り畳むことができる状態と なる。
【0030】 したがって、椅子部2をたたんでロッキング部材と共に携帯することができる 。そして、このように椅子部と揺れ部とが分離された状態で乗用車のトランクな どに載せて移動した後、野営地などで分離されたコネクティング部材とシュー部 材とを再び結合すればよい。
【0031】 これら部材の結合は、コネクティング部材をシュー部材の溝にはめることで簡 単に終了するが、先ず、畳まれた椅子部2を開いた状態にすればよい。
【0032】 もちろん、ロッキング部材に設置されるシュー部材は椅子が開いた状態ではま る位置に予め設置しておけば良い。
【0033】
【考案の効果】
以上、説明したように、本考案による折畳み式ゆり椅子は、椅子がたたまれた りひらかれたりすることができる構造なので携帯できて野営の際に携帯すること ができ、また、このように折り畳むことができる椅子にロッキング部材を使用す ることで椅子に座った後に椅子を前後に揺らすことができるので安楽な休息を取 ることができ、ロッキング部材が曲がった形状であるために野営地のように地面 がでこぼこした場所でも差し支えなく使用することができ、このロッキング部材 に設置されたシュー部材が椅子が過度に開こうとする力に抵抗するようになるの で過度の開きによって引き起こされる椅子の破損を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による折畳み式ゆり椅子の斜視図であ
る。
【図2】本考案による折畳み式ゆり椅子のロッキング部
材と椅子との結合関係を示す分解斜視図である。
【図3】本考案による折畳み式ゆり椅子のロッキング部
材と椅子との結合関係を示す斜視図である。
【図4】本考案による折畳み式ゆり椅子のロッキング部
材と椅子との結合関係を示す結合断面図である。
【符号の説明】 2 椅子部 4 揺れ部 6 コネクティング部材 8 コネクティング部材 10 コネクティング部材 12 コネクティング部材 14 ピン 16 ピン 18 肘掛け 20 肘掛け 22 シート部 24 背もたれ部 26 シュー部材 28 シュー部材 30 シュー部材 32 シュー部材 34 リブ 36 溝 38 ロッキング部材 40 ロッキング部材 42 ホルダー部 F1 支持フレーム F2 支持フレーム F3 支持フレーム F4 支持フレーム F5 支持フレーム F6 支持フレーム F7 支持フレーム F8 支持フレーム F9 支持フレーム F10 支持フレーム

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】多数の支持フレームがヒンジ結合され、折
    畳みが可能な椅子部と、 この椅子部の支持フレームが二つまたは三つで一組にな
    って、該支持フレームの下側の部分がヒンジ結合される
    コネクティング部材と、 前記コネクティング部材の挿入と分離とが可能なシュー
    部材と、 前記シュー部材が一定の位置に設置され、下側に向かっ
    て中央部分が曲がったロッキング部材とを含むことを特
    徴とする折畳み式ゆり椅子。
  2. 【請求項2】シュー部材にはコネクティング部材が挿入
    される溝が形成されていることを特徴とする請求項1に
    記載の折畳み式ゆり椅子。
  3. 【請求項3】シュー部材はロッキング部材に移動できる
    ようにはめられており、スクリューによってその位置が
    固定可能とされていることを特徴とする請求項1に記載
    の折畳み式ゆり椅子。
  4. 【請求項4】ロッキング部材はその横断面の形状が円形
    かストリップ形状であることを特徴とする請求項1に記
    載の折畳み式ゆり椅子。
JP1999009871U 1999-10-04 1999-12-27 折畳み式ゆり椅子 Expired - Lifetime JP3070001U (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR9921237 1999-10-04
KR1999U-21237 1999-10-04

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3070001U true JP3070001U (ja) 2000-07-14

Family

ID=43203419

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1999009871U Expired - Lifetime JP3070001U (ja) 1999-10-04 1999-12-27 折畳み式ゆり椅子

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JP (1) JP3070001U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI711412B (zh) * 2019-12-17 2020-12-01 谷樂森有限公司 一種應用於折疊椅擴充功能的連結件

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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