JP3075615U - 引出付収納容器の広告板 - Google Patents

引出付収納容器の広告板

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JP3075615U
JP3075615U JP2000005815U JP2000005815U JP3075615U JP 3075615 U JP3075615 U JP 3075615U JP 2000005815 U JP2000005815 U JP 2000005815U JP 2000005815 U JP2000005815 U JP 2000005815U JP 3075615 U JP3075615 U JP 3075615U
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晋 小林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 購入者等の便宜等を図るという引出付収納容
器の広告板の機能を存分に発揮させる。 【解決手段】 引出群を備える引出付収納容器(51)
に取付手段によって取り付けられる広告板(1)におい
て、広告板(1)が、表面(3)と裏面(5)とを有す
る厚紙又は合成樹脂板から成り、取付手段が、広告板
(1)が備える広告板本体(2)の上部を裏面(5)側
に屈曲することによって形成した折返し片(9)と、折
返し片(9)の開放端部を表面(3)側に屈曲すること
によって形成した係止片(11)と、を含み、係止片
(11)が引出(55)内で弾性復帰して係止片(1
1)の端面が引出付収納容器(51)の係止部(59)
に係止するように構成され、この係止により引出(5
5)の引き出しが制限されるようになっている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、引出付収納容器を店舗等において販売する際に、その容器の名称 、用途、特徴、製造業社名等を表示するためにその引出前面に設けられる広告板 の支持構造に関するものである。なお、本明細書において、「引出付収納容器」 とは、たとえば手紙、各種の伝票・書類等を収納するためのレターケースや、衣 類、日用品等を収納するための収納容器であって、収納物を区分け収納すること のできる引出を備えている容器のことをいう。
【0002】
【従来の技術】
図4に示すのは、引出付収納容器の一例であるレターケース101である。レ ターケース101が店舗等において展示される際には、容器本体103が備える 引出群105,...の前面に、購入者の便宜等を主目的とする広告板111が 取り付けられることが多い。これまでの広告板111(以下、適宜「従来の広告 板」という)は、一枚板でできており、その上端と下端を粘着テープ等によって 容器本体103又は何れかの引出105に貼り付けるようになっていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、レターケース101は、引出群105によって収納物を区分け 収納できる点で便利ではあるが、その反面、引出105の奥行きや深さ等によっ て収納する収納物に制限されることも事実である。したがって、レターケース1 01を購入しようとする購入者は、まず、引出105の中を確認しようとする。 そのため、引出105を引き出そうとするが、そのときに貼り付けられている広 告板が邪魔になる。広告板を意識する購入者は極めて少ないため、引出105の 中を確認しようとする購入者は、一気に引出105を引き出してしまい、その結 果、貼り付けられている広告板111を剥がしてしまうという問題があった。一 度剥がされた広告板111は、それを貼り付けていた粘着テープ等の粘着力が弱 まっているので、再び貼り付けるためには粘着テープ等を取り替える必要があっ た。粘着テープ等を取り替えるのが面倒であるため、剥がされたままの広告板が 放置され、せっかくの広告板が意味をなさない場合が多かった。本考案が解決し ようとする課題は、引出が引き出されようとした場合に、その引き出しを制限す ることによって広告板の剥がれを制限し、これにより、購入者等の便宜等を図る という広告板の機能を存分に発揮させることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記した課題を解決するために本考案は、広告板に引出の引き出しを制限する ための機能を持たせることによって当該広告板の剥がれを防止するように構成さ れている。その詳しい内容については、項を改めて説明する。なお、何れかの請 求項に係る考案の説明中で行う用語の定義等は、その性質状可能な範囲において 他の請求項に係る考案にも適用されるものとする。
【0005】請求項1に記載した考案の構成 請求項1に記載した考案に係る広告板(以下、「請求項1の広告板」という) は、天板を備える容器本体と、前記容器本体に収納され、かつ、当該容器本体前 面方向へ引き出される引出群と、を含み、前記天板の前面に係止部を備える引出 付収納容器に取付手段によって取り付けられるようになっている。請求項1の広 告板は、前記広告板が、表面と裏面とを有する厚紙又は合成樹脂板から成り、前 記取付手段が、前記広告板が備える広告板本体の上部を裏面側に屈曲することに よって形成した折返し片と、当該折返し片の開放端部を表面側に屈曲することに よって形成した係止片と、を含み、前記係止片を当該折返し片に対して屈曲させ たまま前記折返し片を前記広告板に対して伸展させた状態で、当該折返し片と当 該係止片とを前記引出群のうち最上段の引出と前記係止部との間に差し込んだ後 に、当該係止片が前記最上段の引出内で弾性復帰して当該係止片の端面が当該係 止部の前記容器本体内部側に係止するように構成されていることを特徴とする。
【0006】請求項1に記載した考案の作用効果 請求項1の広告板を使用すると、取付手段に含まれる折返し片が最上段の引出 と係止部との間に挟まれ、かつ、係止片が係止部に係止される。これによって、 広告板は容器本体に取り付けられる。さらに、係止片が係止部に係止されること によって、引出の引き出しが制限されるので、引出が引き出されることによる広 告板の剥がれが防止される。その結果、購入者等の便宜を図るという広告板の機 能が存分に発揮される。
【0007】請求項2に記載した考案の構成 請求項2に記載した考案に係る広告板(以下、「請求項2の広告板」という) は、請求項1の広告板の構成に限定が加わり、前記取付手段が、さらに、前記広 告板本体の下部を裏面側に屈曲することによって形成した下部取付片を含み、前 記下部取付片が、貼付け手段によって前記容器本体の底板に貼り付けられるよう に構成されていることを特徴とする。「貼付け手段」には、当業者が採用し得る あらゆる手段が該当する。
【0008】請求項2に記載した考案の作用効果 請求項2の広告板を使用すると、請求項1の広告板の作用効果に加え、取付手 段に含まれる広告板下部の下部取付片が貼付け手段によって容器本体の底板に貼 り付けられる、という作用が生じ効果が得られる。
【0009】請求項3に記載した考案の構成 請求項3に記載した考案に係る広告板(以下、「請求項3の広告板」という) は、請求項1又は2の広告板の構成に限定が加わり、前記係止部が、断面形状が 略コの字状になるように前記天板の前面端を屈曲形成されて成ることを特徴とす る。「略コの字状」とは、文字通り「コの字」の場合の他、「横向きU字」等を も含む断面形状のことをいう。
【0010】請求項3に記載した考案の作用効果 請求項3の広告板を使用すると、請求項1又は2の広告板の作用効果に加え、 略コの字状の空隙部分に係止片端部が入り込むため抜けづらくなる。その結果、 より効果的な係止作用が発揮される。
【0011】
【考案の実施の形態】
次に、各図を参照しながら、本考案の実施の形態(以下、「本実施形態」とい う)について説明する。図1はレターケースの前面に広告板を取り付ける様子を 示す斜視図であり、図2は、広告板の斜視図である。図3は図1のA−A断面図 である。
【0012】引出付収納容器の概略構成 図1を参照しながら、引出付収納容器の一例であるレターケース51の概略構 成について説明する。レターケース51は、容器本体53と、この容器本体53 の前面方向から出し入れされる引出群55とを備えている。本実施形態のレター ケース51は、図1に示すように4個の引出を備えているが、以下においては、 最上段の引出のことを引出55として説明する。
【0013】容器本体の構成 容器本体51は合成樹脂製であって、その上面に天板57を、その下面に底板 65を、それぞれ備えている。天板57の前面には、図3に示すような略コの字 状に屈曲された係止部59が形成されている。係止部59を略コの字状に形成し たのは、後述する係止片11を係止させたときに抜けづらくするためである。係 止片11を係止できる断面形状であればどのような形状でもよい。そのような形 状として、たとえば、横向きUの字状がある。なお、引出55は、その前面部に 位置する引出上端部56(図3参照)と係止部59との間に、後述する折返し片 9を挟めるような引出であれば、どのような形状のものであってもよい。
【0014】広告板の構成 図1乃至3を参照しながら、広告板1について説明する。広告板1はある程度 の弾力を持つ厚紙又は合成樹脂板によって構成され、その広告板本体2の表面に 容器の用途や特長等が印刷されている。広告板1の両端は、次に述べるように屈 曲され、これにより、下部取付片7、折返し片9及び係止片11が形成されてい る。下部取付片7は、その裏面5側に屈曲され、図1から理解されるように、容 器本体53の底板65に粘着テープ等(貼付け手段)によって貼り付けられるよ うになっている。下部取付片7は、これを省略して広告板本体2の下端部を容器 本体53の前面等に貼り付けることもできる。
【0015】 次に、広告板1の上部(図2の左側)を裏面5側に屈曲させて折返し片9を形 成し、さらに、折返し片9の開放端部を表面3側に屈曲させて係止片11を形成 する。これらを屈曲させる際に、折返し片9と係止片11とが、その屈曲状態か ら弾性復帰できるように留意する。 その理由は、後述する。上述した折返し片9、係止片11及び下部取付片7によ って、本実施形態における取付板1をレターケース(引出付収納容器)51に取 り付けるための取付手段を構成しているが、この下部取付片7を上述したように 省略することもできる。
【0016】広告板の取付手順 図2及び3に基づいて、広告板1の取付手順について説明する。まず、折返し 片9を広告板1に対して伸展させた状態で係止片11を折返し片9に対して屈曲 させる。この状態で、折返し片9と係止片11とを最上段の引出55と係止部5 9との間に差し込む。こうして差し込まれた後の係止片11は、弾性復帰してそ の端面が天板57の下面に接触する。この状態で広告板1が前面方向に引かれる と係止片11の端面が係止部59に係止される。その後、下部取付片7を、粘着 テープ等によって容器本体53の底板65に貼り付けることによって、広告板1 の取付を完了する。
【0017】本実施形態の作用効果 本実施形態における広告板1を使用すると、広告板下部の下部取付片が粘着テ ープ等によって容器本体の底板65に貼り付けられるとともに、折返し片9が最 上段の引出55と係止部59との間に挟まれ、かつ、係止片11が係止部59に 係止される。これによって、広告板1は容器本体53に取り付けられる。さらに 、係止片11が係止部59に係止されることによって、引出55の引き出し(図 3の矢印B方向)が制限されるので、引出55が引き出されることによる広告板 1の剥がれが防止される。その結果、購入者等の便宜を図るという広告板1の機 能が存分に発揮される。
【0018】
【考案の効果】
本考案に係る引出付収納容器に取り付けられる広告板を使用すると、引出が引 き出されようとした場合に、その引き出しを制限することによって広告板の剥が れが防止される。これにより、購入者等の便宜等を図るという広告板の機能を存 分に発揮させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 広告板を取り付ける様子を示す斜視図であ
る。
【図2】 広告板の斜視図である。
【図3】 図1のA−A断面図である。
【図4】 従来の広告板を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 広告板 51 引出付収容容
器 2 広告板本体 53 容器本体 3 表面 55 引出 5 裏面 56 引出上端部 7 下部取付片 57 天板 9 折返し片 59 係止部 11 係止片 65 底板

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天板を備える容器本体と、 前記容器本体に収納され、かつ、当該容器本体前面方向
    へ引き出される引出群と、を含み、前記天板の前面に係
    止部を備える引出付収納容器に取付手段によって取り付
    けられる広告板において、 前記広告板が、表面と裏面とを有する厚紙又は合成樹脂
    板から成り、 前記取付手段が、前記広告板が備える広告板本体の上部
    を裏面側に屈曲することによって形成した折返し片と、
    当該折返し片の開放端部を表面側に屈曲することによっ
    て形成した係止片と、を含み、 前記係止片を当該折返し片に対して屈曲させたまま前記
    折返し片を前記広告板に対して伸展させた状態で、当該
    折返し片と当該係止片とを前記引出群のうち最上段の引
    出と前記係止部との間に差し込んだ後に、当該係止片が
    前記最上段の引出内で弾性復帰して当該係止片の端面が
    当該係止部の前記容器本体内部側に係止するように構成
    されていることを特徴とする広告板。
  2. 【請求項2】 前記取付手段が、さらに、前記広告板本
    体の下部を裏面側に屈曲することによって形成した下部
    取付片を含み、 前記下部取付片が、貼付け手段によって前記容器本体の
    底板に貼り付けられるように構成されていることを特徴
    とする請求項1に記載した広告板。
  3. 【請求項3】 前記係止部が、断面形状が略コの字状に
    なるように前記天板の前面端を屈曲形成されて成ること
    を特徴とする請求項1又は2に記載した広告板。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012076810A (ja) * 2010-10-04 2012-04-19 Chunichi Sangyo Kk 薬剤ケース

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