JP3075155U - 幼児用ベッド - Google Patents

幼児用ベッド

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JP3075155U
JP3075155U JP2000005303U JP2000005303U JP3075155U JP 3075155 U JP3075155 U JP 3075155U JP 2000005303 U JP2000005303 U JP 2000005303U JP 2000005303 U JP2000005303 U JP 2000005303U JP 3075155 U JP3075155 U JP 3075155U
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JP
Japan
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bed
fixed
support frame
shaft
arm
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JP2000005303U
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Inventor
洋二 城戸
Original Assignee
長瀬インテコ株式会社
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  • Carriages For Children, Sleds, And Other Hand-Operated Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ベッド回動の蝶番の構成が簡単で、途中で手
を離しても、回動が安定円滑で、回動蝶番機構の構成が
簡単でコストのかからない幼児用ベッドを提供する。 【解決手段】 基板または基枠1の両側に同方向に突出
する腕部14を設け、ベッド支持枠11またはベッド本
体に軸棒12を固定し、その両端を腕部14に軸止し、
コの字状のトーションバー15の一端を一方の腕部14
に固定し、他端をベッド支持枠11またはベッド本体
に、軸棒12の固定位置と間隔を置いて、固定する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、化粧室等の壁面に基板または基枠を固定し、ベッド部分を基板ま たは基枠に対して起伏可能に取付けた幼児用ベッドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の幼児用ベッドとして特許第2611143号で開示されたものがある。 この幼児用ベッドは、図3および図4に示すように、基枠1にベッド2を起伏 可能に枢止したもので、ベッド2を起伏可能とする構成は、前端を円弧状にした 複数の起伏調整用カム3を基枠1に前方向に突設させ、ベッド2に固定した枠板 4内にスライド可能に嵌挿したスライダー5をバネ6で起伏調整用カム3に押し つけてなるものである。
【0003】 図4の(A)に示すベッド2は起立した状態を示すものである。 この場合バネ6に押されたスライダー5は起伏調整用カム3の上面に当接して いる。
【0004】 図4の(B)は、ベッド2を下方へ回動させて水平にした状態を示すものであ る。 ベッド2を下方へ回動させると、スライダー5はバネ6に押されながらカム3 の先端の弧状面を滑り、ベッド2が水平になった時には、スライダー5はカム3 の先端を前方から押す。ベッド2は、その後端上面が基枠1の下端に当接し、水 平状態を維持する。
【0005】 ベッド2の本体7の上面には、ウレタンホーム等の緩衝材を充填発泡させたク ッション8を取り付けており、クッション8の中央には、クッション8を横切る ように、ベルト9を伸縮自在に取り付けている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
従来の上記装置は、その蝶番機構がベッド本体7に取付けたスライダー5がバ ネ6に押されて基枠1のカム3を押しつけている構成で、ベッド本体7の下方へ の回動によりスライダー5の先端面がカム3の面を摺動するが、スライダー5の 先端面がカム3の先端の弧状面に来たときに、ベッド2をしっかりと支えていな いと、ベッド2の重力でベッド2が急激に下降し、ベッド2の後端が基枠1の下 面を強く叩くので、装置を破損するおそれがある。 従って、ベッド2を水平にするためには、起立状態から水平状態に至るまで常 にベッドに手を添えていなければならない。
【0007】 ベッド2を水平の状態から起立状態に戻す場合には、バネ6は、ベッド2を起 立状態へ付勢していないので、起立状態になるまでベッド2を常に手で持ち上げ 回動させなければならない。
【0008】 従来のベッドの蝶番機構は複雑でコストがかかる。
【0009】 この考案は、ベッドの回動において途中でベッドから手を離しても、自動的に 安定円滑に水平または起立状態となり、回動蝶番機構の構成が簡単でコストのか からない幼児用ベッドを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
基板または基枠の両側に同方向に突出する腕部を設け、ベッド支持枠に軸棒を 固定し、その両端を前記腕部に軸止し、コの字状のトーションバーの一端を前記 一方の腕部に固定し、他端を前記ベッド支持枠に、前記軸棒の固定位置と間隔を 置いて、固定する。
【0011】 基板または基枠の両側に同方向に突出する腕部を設け、ベッド本体に軸棒を固 定し、その両端を前記腕部に軸止し、コの字状のトーションバーの一端を前記一 方の腕部に固定し、他端を前記ベッド本体に、前記軸棒の固定位置と間隔を置い て、固定する。
【0012】
【考案の実施の形態】
この考案の実施の形態を図面により説明する。 図1はこの考案に係る幼児用ベッド10のベッドを起立した状態を示すもので あり、図2はベッドを下方へ回動して水平にした状態を示すものである。 ただし、説明のために、ベッドは、ベッド支持枠11のみを示している。
【0013】 ベッド支持枠11は、軸棒12をベッド支持枠11の後部へ偏って固定し、軸 棒12の両端を、幼児用ベッド10の基枠13の両側に設けた、前方へ突出する 腕部14に軸止する。
【0014】 図中15はトーションバーであって、コの字状であり、その一端を一方の腕部 14に固定し、ベッド支持枠11を横切って他端をベッド支持枠11に、軸棒1 2の固定位置と間隔を置いて固定する。 トーションバー15は1または複数本取り付ける。
【0015】 図示していないが、ベッド支持枠11にはベッド本体、マットやベルトを取付 ける。
【0016】 起立しているベッド支持枠11の上部を持って少し引くと、手を離しても自重 で下方へ回動し、基枠13の横桟16に設けた回転止め17にベッド支持枠11 の後縁部が当接して水平状態で停止する。
【0017】 この下方への回動の際に、トーションバー15は、一端は腕部14に固定され 、他端は軸棒固定位置と間隔を置いて固定されているので、この間隔の長さが軸 棒の固定位置を中心として回動するので、トーションバー15は水平状態から捻 じれた状態となる。
【0018】 ベッド支持枠11を起立状態にするために、ベッド支持枠11を少し持ち上げ ると、捻じれたトーションバー15は元の水平状態に復元しようとする力が働く ので、途中で手を離しても回動して起立状態となる。
【0019】 図に示す幼児用ベッド10は、ベッド支持枠11にベッド本体を取付けるもの であるが、ベッド支持枠11を設けないで、ベッド本体に直接軸棒12を取付け 、トーションバー15の一端をベッド本体に固定してもよい。
【0020】
【考案の効果】
この考案に係る幼児用ベッドは、ベッドが下方へ回動する時には、途中で手を 離してもベッドは自重で下方へ回動するが、トーションバーが捻じれ、復元しよ うとする力が働いているので、ベッドはゆっくりと下方へ回動する。 また、ベッドを起立させようとする時に、手でベッドを上方へ回動させると、 ベッドの自重とトーションバーの復元力とが均衡する点を過ぎた時に手を離して も、トーションバーの復元力でベッドはゆっくりと上方へ回動して起立する。 従ってベッドの回動に無理がなく、破傷するおそれがない。 また、ベッドの回動機構が簡単な構成であるので、コストが安くすむ。
【図面の簡単な説明】
【図1】ベッド支持枠を起立させた状態の幼児用ベッド
の背面図である。
【図2】ベッド支持枠を水平にした状態の幼児用ベッド
の前方からの斜視図である。
【図3】従来の幼児用ベッドの斜視図である。
【図4】従来の幼児用ベッドの蝶番機構の断面図説明図
である。
【符号の説明】
1 基枠 2 ベッド 3 カム 4 枠板 5 スライダー 6 バネ 7 ベッド本体 8 クッション 9 ベルト 10 幼児用ベッド 11 ベッド支持枠 12 軸棒 13 基枠 14 腕部 15 トーションバー 16 横桟 17 回転止め

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板または基枠の両側に同方向に突出す
    る腕部を設け、ベッド支持枠に軸棒を固定し、その両端
    を前記腕部に軸止し、コの字状のトーションバーの一端
    を前記一方の腕部に固定し、他端を前記ベッド支持枠
    に、前記軸棒の固定位置と間隔を置いて、固定してなる
    幼児用ベッド。
  2. 【請求項2】 基板または基枠の両側に同方向に突出す
    る腕部を設け、ベッド本体に軸棒を固定し、その両端を
    前記腕部に軸止し、コの字状のトーションバーの一端を
    前記一方の腕部に固定し、他端を前記ベッド本体に、前
    記軸棒の固定位置と間隔を置いて、固定してなる幼児用
    ベッド。
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