JP3074812U - インクジェット記録用受像層塗液の塗布器具 - Google Patents

インクジェット記録用受像層塗液の塗布器具

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誠二 釜増
公彦 大屋
周一 長畠
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Mikuni Color Ltd
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Mikuni Color Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インクジェットプリンタにより、年賀状、あ
るいは、汎用のコピー用紙等高品質な像を作成し難い、
使用者が所望とする基材に、高品質な像を作成する。 【解決手段】 インクジェットプリンタにより、年賀
状、あるいは、汎用のコピー用紙等高品質な像を作成し
難い、使用者が所望とする基材に、先端に連通孔を有す
る多孔材料を設け、その内部に該プリンター印刷適性を
有する受像層塗液を有するペン型あるいはスタンプ型の
器具を使用して、所望する部分あるいは、全面に、該受
像層塗液を設け、乾燥後、該受像層部分に高品質な像を
作成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、インクジェットプリンタにより、年賀状、汎用のコピー用紙等高品 質な像を作成し難い、使用者が所望とする基材に、所望する部分あるいは、全面 に高品質な像を作成するための器具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、家庭あるいはオフィスにおけるインクジェットプリンタの普及は目を、 見張る物があり、またその画像も高価な専用受像シートを使用することにより、 銀塩カラープリントに匹敵する高画質化も達成されている。
【0003】 しかしながら、汎用コピー紙やお年玉番号付き年賀状用紙等の与えられた基材 に対する印画/印字品質は満足いくものではない。
【0004】 例えば、家庭において最もインクジェットプリンタを使用すると思われるお年 玉番号付き年賀状へのプリントを例えにするならば、挨拶文や住所等の文字プリ ントのみならず、写真や特に最近では、音声信号をいれるニーズも生じている。 しかしながら、通常の該年賀状基材の場合には、高詳細モードで印刷しても写真 画質は、満足いくものでなく、特に音声信号をプリントする場合には、その点質 は読み取り出来ないプリント画質である。
【0005】 年賀状へのプリントのニーズにおいては、文字のみならず、写真、更に音声信 号のプリントは今後益々増加すると思われる。その場合、写真プリントの高画質 化は、いうまでもないが、特に音声信号プリントの場合には、60μmのドット の再現性が要求される。このためには、高価な専用紙を用いて高精彩なモードで 記録しなければならず、通常の汎用コピー紙やお年玉番号付き年賀状の用紙では 不可能であった。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、インクジェットプリンタにより、年賀状、あるいは汎用コピー紙等 の高品質な像を作成し難い、使用者が所望とする基材に、所望する部分あるいは 全面に読み取り可能な音声信号や高品質な写真画像を作成するための器具を提案 する事を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題は、インクジェットプリンタにより、年賀状、あるいは汎用コピー紙 等高品質な像を作成し難い、使用者が所望とする基材に、先端に連通孔を有する 多孔材料を設け、その内部に該プリンタ印刷適性を有する受像層塗液を有するペ ン型あるいはスタンプ型の器具を使用して、所望する部分あるいは全面に、該受 像層塗液を設け、乾燥後、該受像層部分にプリント像を作成することにより達成 される。
【0008】
【考案の実施の形態】
以下、本考案を詳細に説明する。
【0009】 本考案の受像層塗液としては、特開平10−309874号公報明細書に開示 の、ウレタン樹脂と重合性不飽和化合物の重合体とからなる組成物、特開平10 −330601号公報明細書に開示の、グラフトウレタン樹脂と変性カチオン性 ポリマーとからなる組成物などが使用される。さらに、特開平10−12097 6号公報、特開平10−71760号公報、特開平10−193780号公報、 特開平10−195375号公報、特開平10−309865号公報、特開平1 0−310682号公報および特開平11−29738号公報などの明細書に記 載されている従来公知のインクジェット記録用受像層塗液の使用が可能であるが 、特開平9−221615号公報明細書に記載されているカチオンポリマーとア ニオンポリマーのコンプレックス型の受像層塗液が特に好ましい。
【0010】 乾燥後の塗膜の膜厚としては、1μ〜50μが適しており、特に3〜15μが 好ましい。
【0011】 連通孔を有する多孔材料としては、不織布、紗、綿花織物などがあげられ、受 像層塗液に適したものが選択できる。
【0012】 受像層塗液を塗布するための器具としては、以下の図1、図2に示すものが適 している。
【0013】 図1は本考案の受像層塗布器具の、一実施の形態を示した図である。
【0014】 本実施の形態の受像層塗布器具は、受像層を形成するための受像層塗液を封入 した容器3の開口部に、受像層塗液の流れを規制するためのバルブ6を設け、さ らにバルブ6からの受像層塗液を吸収し、吸収した受像層塗液を紙面に塗布する ために、連通孔を有する多孔材料からなるパッド1を設けたことを特徴とする。
【0015】 容器3の内側のインクだまり7に、受像層塗液が封入されている。容器3の端 部の開口には、バルブ6がはめ込まれている。バルブ6は、容器3内に挿入され る略円筒形の本体部分6bおよび容器3の端部に位置する略円環板形状のキャッ プ6aからなり、内部にはばね4、プラグ5が組み込まれている。
【0016】 バルブ6の一端は貫通孔によってインクだまり7と連通した状態にある。バル ブ6のもう一端は、ばね4がプラグ5をキャップ6aに押し付けることによって 閉じられており、受像層塗液の流出を防いでいる。
【0017】 プラグ5の先端には、不織布、紗、綿花織物などの多孔性の材料から作られた パッド1が配置されている。パッド1を下方に向け、はがきや汎用のコピー紙な どの紙面に押し付けると、プラグ5がばね4を圧縮して押し込まれ、受像層塗液 の流路が形成される。流出した受像層塗液はパッド1に吸収されるので、パッド 1に吸収された受像層塗液を、紙面の必要個所あるいは全面に塗布すればよい。
【0018】 紙面へ塗布した受像層塗液が乾燥し、形成されたインク受像層にプリントをお こなう。
【0019】 受像層塗液としては、紙面へ塗布されて乾燥した後に、インクジェットプリン タのインクの耐水性および定着性に優れ、高品質な印字・印画が得られる受像層 となる材料が用いられる。
【0020】 すでに述べたように、特開平10−120976号公報、特開平10−717 60号公報、特開平10−193780号公報、特開平10−195375号公 報、特開平10−309865号公報、特開平10−309874号公報、特開 平10−310682号公報、特開平10−330601号公報および特開平1 1−29738号公報などの明細書に記載されているインクジェット記録用受像 層塗液を使用すればよいが、特に特開平9−221615号公報明細書に記載さ れているカチオンポリマーとアニオンポリマーのコンプレックス型の受像層塗液 が、粘性の調整が水で容易に行える点、バインダーを混入させ塗布皮膜に密着性 を付与できる点、水やバインダーを添加した場合にもインク受像層としての性能 が低下しない点、などから最適である。
【0021】 容器3のインクだまり7に、特開平9−221615号公報明細書に記載の受 像層塗液の原液、もしくは、特開平9−221615号公報明細書に記載の受像 層塗液/水/バインダーを1/0.1〜5/0.1〜1の割合で混合し希釈した 物を注入する。注入後、膜厚が1〜50μになるよう所望する部分に均一に塗布 する。塗布後の乾燥方法としては、自然乾燥もしくは、家庭用ドライアーを用い て乾燥を行なう。
【0022】 形成された受像層上にプリントをおこなうと、プリント画質は、高品位色相再 現性を有し、鮮明性、耐水性をも付与することができる。
【0023】 また、音声信号のプリントを行った際も、そのプリント点質は、読取可能であ り、音声信号再現性付与も行える。
【0024】 図2に本考案の受像層塗布器具の、他の実施の形態を示す。
【0025】 本体13内側のインクだまり16に、受像層塗液が封入されている。本体13 の下部の開口部には、多孔性の材料からなる平板状のパッド11が取り付けられ ており、受像層塗液が浸み込んでいる。不必要な個所への受像層塗液の付着を防 ぐため、カバー12がばね14を介して取り付けられている。
【0026】 受像層塗液の塗布を希望する箇所に装置を置き、キャップ15を握って押し下 げる。パッド11が用紙に押し付けられ、受像層塗液の塗布が行われる。
【0027】 受像層塗液としては、すでに説明した実施の形態と同様の材料を使用する。
【0028】
【考案の効果】
本考案によれば、インクジェットプリンタにより、年賀状、あるいは汎用コピ ー紙等の高品質な像を作成し難い、使用者が所望とする基材に、所望する部分あ るいは全面に読み取り可能な音声信号や高品質な写真画像を作成することが可能 になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の受像層塗布器具の、一実施の形態を示
した図である。
【図2】本考案の受像層塗布器具の、他の実施の形態を
示す図である。
【符号の説明】
1、11 パッド 2、12 カバー 3 容器 13 本体 4、14 ばね 5 プラグ 6 バルブ 6a キャップ 6b 本体部分 15 キャップ 7、16 インクだまり

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端に連通孔を有する連通孔材料を設
    け、その内部にインクジェットプリンタ適性を有する受
    像層塗液を有する、ペン型あるいはスタンプ型の器具。
  2. 【請求項2】 前記受像層塗液が、カチオンポリマーと
    アニオンポリマーのコンプレックスおよびバインダーよ
    りなることを特徴とする請求項1記載の器具。
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