JP3074787B2 - 光源装置およびそれを用いた液晶表示装置 - Google Patents
光源装置およびそれを用いた液晶表示装置Info
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- JP3074787B2 JP3074787B2 JP03137400A JP13740091A JP3074787B2 JP 3074787 B2 JP3074787 B2 JP 3074787B2 JP 03137400 A JP03137400 A JP 03137400A JP 13740091 A JP13740091 A JP 13740091A JP 3074787 B2 JP3074787 B2 JP 3074787B2
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- Japan
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- chromaticity
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- guide plate
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶表示装置の液晶表
示部を照明するための光源装置と、それを用いた液晶表
示装置に関する。
示部を照明するための光源装置と、それを用いた液晶表
示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、液晶を使って画像を表示する液晶
装置が広く使用されている。
装置が広く使用されている。
【0003】これらの液晶表示装置を暗い所でも画像を
表示出来るようにするために、照明装置いわゆるバック
ライト装置が必要となっており、中でも薄型化が可能な
サイドライト方式のバックライト装置の需要が高まって
いる。
表示出来るようにするために、照明装置いわゆるバック
ライト装置が必要となっており、中でも薄型化が可能な
サイドライト方式のバックライト装置の需要が高まって
いる。
【0004】従来のサイドライト方式バックライト装置
は図5に示すように、陰極管5の周りに陰極管反射板4
を設けて陰極管5より発せられる光を導光板1に効率よ
く取り入れようとするものであった。
は図5に示すように、陰極管5の周りに陰極管反射板4
を設けて陰極管5より発せられる光を導光板1に効率よ
く取り入れようとするものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の方
式は図5に示すように陰極管回りに陰極管反射板しかな
くバックライト面上の色度は陰極管色度によって決めら
れてしまう。
式は図5に示すように陰極管回りに陰極管反射板しかな
くバックライト面上の色度は陰極管色度によって決めら
れてしまう。
【0006】この従来の方式ではバックライト装置の試
作段階において、バックライト装置に必要な色度を得る
には陰極管5を必要な色度に合わせて取り替えなければ
ならないために多大な工数及び時間を要した。
作段階において、バックライト装置に必要な色度を得る
には陰極管5を必要な色度に合わせて取り替えなければ
ならないために多大な工数及び時間を要した。
【0007】すなわち、目的とするバックライト面上の
色度を得るためには色度の異なった多種類の陰極管が必
要となって来ると共に、液晶パネルの変更等に伴い要求
されるバックライト(光源装置)の色度も変化するため
に、陰極管を標準化することができず多大な陰極管費用
がかかってしまうという問題点を有していた。そこで本
発明はそのような問題を解決するものであり、その目的
は液晶表示装置の見栄えを陰極管自体の色度を調整する
ことなしに変更することが可能とするものである。それ
によって試作期間の短縮化、陰極管の標準化を実現した
光源装置と液晶表示装置を提供することができる。
色度を得るためには色度の異なった多種類の陰極管が必
要となって来ると共に、液晶パネルの変更等に伴い要求
されるバックライト(光源装置)の色度も変化するため
に、陰極管を標準化することができず多大な陰極管費用
がかかってしまうという問題点を有していた。そこで本
発明はそのような問題を解決するものであり、その目的
は液晶表示装置の見栄えを陰極管自体の色度を調整する
ことなしに変更することが可能とするものである。それ
によって試作期間の短縮化、陰極管の標準化を実現した
光源装置と液晶表示装置を提供することができる。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の光源装置は、陰
極管と、前記陰極管から出射された光を導光する導光板
と、前記陰極管から出射された光を導光板に導くための
反射板とを備えた光源装置において、前記陰極管の色度
を補正する色度補正用フィルター層を、前記反射板の表
面に設けたことを特徴とする。あるいは、陰極管と、前
記陰極管から出射された光を導光する導光板とを備えた
光源装置において、前記陰極管の色度を補正する色度補
正用フィルター層を、前記導光板の一方の面側に配置さ
れた反射板の表面に設けたことを特徴とする。また、本
発明の液晶表示装置は、陰極管と、前記陰極管から出射
された光を導光する導光板と、前記陰極管から出射され
た光を導光板に導くための反射板と、前記導光板の片側
に配置された液晶パネルとを備えた液晶表示装置におい
て、前記陰極管の色度を補正する色度補正用フィルター
層を、前記反射板の表面に設けたことを特徴とする。あ
るいは、陰極管と、前記陰極管から出射された光を導光
する導光板と、前記導光板の片側に配置された液晶パネ
ルとを備えた液晶表示装置において、前記陰極管の色度
を補正する色度補正用フィルター層を、前記導光板の一
方の面側に配置された反射板の表面に設けたことを特徴
とする。
極管と、前記陰極管から出射された光を導光する導光板
と、前記陰極管から出射された光を導光板に導くための
反射板とを備えた光源装置において、前記陰極管の色度
を補正する色度補正用フィルター層を、前記反射板の表
面に設けたことを特徴とする。あるいは、陰極管と、前
記陰極管から出射された光を導光する導光板とを備えた
光源装置において、前記陰極管の色度を補正する色度補
正用フィルター層を、前記導光板の一方の面側に配置さ
れた反射板の表面に設けたことを特徴とする。また、本
発明の液晶表示装置は、陰極管と、前記陰極管から出射
された光を導光する導光板と、前記陰極管から出射され
た光を導光板に導くための反射板と、前記導光板の片側
に配置された液晶パネルとを備えた液晶表示装置におい
て、前記陰極管の色度を補正する色度補正用フィルター
層を、前記反射板の表面に設けたことを特徴とする。あ
るいは、陰極管と、前記陰極管から出射された光を導光
する導光板と、前記導光板の片側に配置された液晶パネ
ルとを備えた液晶表示装置において、前記陰極管の色度
を補正する色度補正用フィルター層を、前記導光板の一
方の面側に配置された反射板の表面に設けたことを特徴
とする。
【0009】
【実施例】図1は本発明を用いてなる液晶表示用バック
ライト装置の構造を示す断面図である。ここで1は導光
板、2は導光板下部反射板、3は色度補正用フィルター
層、4は陰極管反射板、5は陰極管、6は拡散シートで
ある。この図に示すように、導光板下部反射板2及び陰
極管反射板4の上部に色度補正用フィルター層3が存在
する。
ライト装置の構造を示す断面図である。ここで1は導光
板、2は導光板下部反射板、3は色度補正用フィルター
層、4は陰極管反射板、5は陰極管、6は拡散シートで
ある。この図に示すように、導光板下部反射板2及び陰
極管反射板4の上部に色度補正用フィルター層3が存在
する。
【0010】本発明について実施例により詳細に説明を
行なう。
行なう。
【0011】〔実施例1〕図2は導光板1と導光板下部
反射板2の間に外形寸法が導光板1と同じであり、厚さ
が1mmの塩化ビニール製カラーフィルターを色度補正
用フィルター層3として設置したものである。
反射板2の間に外形寸法が導光板1と同じであり、厚さ
が1mmの塩化ビニール製カラーフィルターを色度補正
用フィルター層3として設置したものである。
【0012】上記の方法により目標バックライト表面色
度をX=0.336、Y=0.389とし、使用するカ
ラーフィルターの色度はX=0.379、Y=0.39
1で陰極管色度はX=0.317Y=0.356であ
る。これらを用いて図4の従来型液晶表示用バックライ
ト装置及び図2のフィルター層付き液晶表示用バックラ
イト装置に交互に取り付けて実験を行なった。
度をX=0.336、Y=0.389とし、使用するカ
ラーフィルターの色度はX=0.379、Y=0.39
1で陰極管色度はX=0.317Y=0.356であ
る。これらを用いて図4の従来型液晶表示用バックライ
ト装置及び図2のフィルター層付き液晶表示用バックラ
イト装置に交互に取り付けて実験を行なった。
【0013】実験の結果、従来型ではバックライト表面
色度がX=0.325、Y=0.349であったのに対
して、本発明を用いた図2の方法ではX=0.338、
Y=0.390と良好な結果を得た。
色度がX=0.325、Y=0.349であったのに対
して、本発明を用いた図2の方法ではX=0.338、
Y=0.390と良好な結果を得た。
【0014】これより陰極管色度に左右をされない色度
調節が可能である液晶表示用バックライト装置が得られ
た。
調節が可能である液晶表示用バックライト装置が得られ
た。
【0015】〔実施例2〕図3は導光板1と導光板下部
反射板2の間にフィルター層3を設置していた代わりに
陰極管反射板の表面に厚さが1μmの電着カラーフィル
ターを電着しフィルター層3を設けてある。
反射板2の間にフィルター層3を設置していた代わりに
陰極管反射板の表面に厚さが1μmの電着カラーフィル
ターを電着しフィルター層3を設けてある。
【0016】実施例1と同じ陰極管色度がX=0.31
7、Y=0.356である陰極管を図3の液晶表示用バ
ックライト装置と図5の従来型液晶表示用バックライト
装置に交互に取り付け、目標バックライト表面色度を実
施例1と同じX=0.336、Y=0.389にし実験
を行なった。また、使用したカラーフィルターの色度は
X=0.379、Y=0.391で実施例1と同じであ
る。
7、Y=0.356である陰極管を図3の液晶表示用バ
ックライト装置と図5の従来型液晶表示用バックライト
装置に交互に取り付け、目標バックライト表面色度を実
施例1と同じX=0.336、Y=0.389にし実験
を行なった。また、使用したカラーフィルターの色度は
X=0.379、Y=0.391で実施例1と同じであ
る。
【0017】実験の結果、従来型ではバックライト表面
色度がX=0.324、Y=0.341であったのに対
して、本発明を用いた図3の方法ではX=0.321、
Y=0.385と良好な結果を得た。
色度がX=0.324、Y=0.341であったのに対
して、本発明を用いた図3の方法ではX=0.321、
Y=0.385と良好な結果を得た。
【0018】この結果より実施例1と同様に陰極管色度
に左右をされずに色度調節が可能な液晶表示用バックラ
イト装置が得られた。
に左右をされずに色度調節が可能な液晶表示用バックラ
イト装置が得られた。
【0019】〔実施例3〕図1は導光板1と導光板下部
反射板2の間に厚さ0.1mmの塩化ビニール製カラー
フィルターをまた陰極管反射板表面に厚さ1μmの電着
カラーフィルターを陰極管反射板表面に電着を行ないフ
ィルター層3を設置したものである。
反射板2の間に厚さ0.1mmの塩化ビニール製カラー
フィルターをまた陰極管反射板表面に厚さ1μmの電着
カラーフィルターを陰極管反射板表面に電着を行ないフ
ィルター層3を設置したものである。
【0020】図1の液晶表示用バックライト装置と従来
の液晶表示用バックライト装置に陰極管色度X=0.3
17、Y=0.356である陰極管を交互に両バックラ
イト装置に取り付けて、目標バックライト表面色度をX
=0.336、Y=0.389とし実験を行なった。ま
た、使用したカラーフィルターの色度は両者共にX=
0.379、Y=0.391で実施例1及び実施例2と
同じである。
の液晶表示用バックライト装置に陰極管色度X=0.3
17、Y=0.356である陰極管を交互に両バックラ
イト装置に取り付けて、目標バックライト表面色度をX
=0.336、Y=0.389とし実験を行なった。ま
た、使用したカラーフィルターの色度は両者共にX=
0.379、Y=0.391で実施例1及び実施例2と
同じである。
【0021】実験の結果、従来型ではバックライト表面
色度がX=0.324、Y=0.351であったのに対
して、本発明を用いた図1の方法ではX=0.337、
Y=0.388と極めて良好な結果を得た。
色度がX=0.324、Y=0.351であったのに対
して、本発明を用いた図1の方法ではX=0.337、
Y=0.388と極めて良好な結果を得た。
【0022】これらの実施例の結果より図1の方法が最
も陰極管色度に左右をされずに色度調節が可能な液晶表
示用バックライト装置が得られるが、実施例1及び実施
例2でも十分に陰極管色度に左右をされずに色度調節が
可能な液晶表示用バックライト装置が得られる。
も陰極管色度に左右をされずに色度調節が可能な液晶表
示用バックライト装置が得られるが、実施例1及び実施
例2でも十分に陰極管色度に左右をされずに色度調節が
可能な液晶表示用バックライト装置が得られる。
【0023】〔実施例4〕図4は、上記実施例で述べた
液晶表示用バックライト装置の照光面上に、液晶パネル
7を配置した液晶表示装置を示す図である。この液晶表
示装置の見栄は良好であった。
液晶表示用バックライト装置の照光面上に、液晶パネル
7を配置した液晶表示装置を示す図である。この液晶表
示装置の見栄は良好であった。
【0024】
【発明の効果】以上述べた通り本発明によれば、従来の
バックライト(光源)装置に色度補正用フィルター層を
加えることにより、陰極管自体の色度を変更することな
く光源装置や液晶表示装置の見栄えを変更することが可
能となる。
バックライト(光源)装置に色度補正用フィルター層を
加えることにより、陰極管自体の色度を変更することな
く光源装置や液晶表示装置の見栄えを変更することが可
能となる。
【図1】本発明の実施例1を示す図。
【図2】本発明の実施例1を示す図。
【図3】本発明の実施例2を示す図。
【図4】本発明を用いてなる液晶表示装置の構造を示す
断面図。
断面図。
【図5】従来のバックライト装置の構造を示す図。
1・導光板 2・導光板下部反射板 3・色度補正用フィルター層 4・陰極管反射板 5・陰極管 6・拡散シート 7.液晶パネル 8.押え枠 9.バックライトケース
Claims (4)
- 【請求項1】 陰極管と、前記陰極管から出射された光
を導光する導光板と、前記陰極管から出射された光を導
光板に導くための反射板とを備えた光源装置において、 前記陰極管の色度を補正する色度補正用フィルター層
を、前記反射板の表面に設けたことを特徴とする光源装
置。 - 【請求項2】 陰極管と、前記陰極管から出射された光
を導光する導光板とを備えた光源装置において、 前記陰極管の色度を補正する色度補正用フィルター層
を、前記導光板の一方の面側に配置された反射板の表面
に設けたことを特徴とする光源装置。 - 【請求項3】 陰極管と、前記陰極管から出射された光
を導光する導光板と、前記陰極管から出射された光を導
光板に導くための反射板と、前記導光板の片側に配置さ
れた液晶パネルとを備えた液晶表示装置において、 前記陰極管の色度を補正する色度補正用フィルター層
を、前記反射板の表面に設けたことを特徴とする液晶表
示装置。 - 【請求項4】 陰極管と、前記陰極管から出射された光
を導光する導光板と、前記導光板の片側に配置された液
晶パネルとを備えた液晶表示装置において、 前記陰極管の色度を補正する色度補正用フィルター層
を、前記導光板の一方の面側に配置された反射板の表面
に設けたことを特徴とする液晶表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03137400A JP3074787B2 (ja) | 1991-06-10 | 1991-06-10 | 光源装置およびそれを用いた液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03137400A JP3074787B2 (ja) | 1991-06-10 | 1991-06-10 | 光源装置およびそれを用いた液晶表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04361231A JPH04361231A (ja) | 1992-12-14 |
JP3074787B2 true JP3074787B2 (ja) | 2000-08-07 |
Family
ID=15197768
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03137400A Expired - Fee Related JP3074787B2 (ja) | 1991-06-10 | 1991-06-10 | 光源装置およびそれを用いた液晶表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3074787B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3011161B2 (ja) * | 1997-10-31 | 2000-02-21 | 日本電気株式会社 | 液晶表示装置 |
JPH11316372A (ja) * | 1998-04-30 | 1999-11-16 | Seiko Epson Corp | 液晶装置および電子機器 |
JP3283842B2 (ja) | 1999-01-08 | 2002-05-20 | 日本電気株式会社 | 液晶表示用バックライト装置 |
-
1991
- 1991-06-10 JP JP03137400A patent/JP3074787B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04361231A (ja) | 1992-12-14 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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