JP3074684U - 物品保持具 - Google Patents
物品保持具Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 カップやボトル、更には、サングラス、携帯
電話機などの小物を安定に保持でき、自動車などのエア
コンルーバーへの係脱が容易な物品保持具を提供する。 【解決手段】 前側左右で開口するフレーム通し部1a
を上縁部に形成した収容袋1と、フレーム通し部1aに
折曲形状若しくは湾曲形状として挿通される棒状フレー
ム2と、棒状フレーム2の両前端の先端係止部2aを前
方から着脱自在に固定する取付ベース3と、取付ベース
3から後方に延出するように基端係止部7aを着脱自在
に固定する左右一対のクリップ4とを具備し、クリップ
4を自動車のエアコンルーバーなどの被係止部Lに係止
することで、収容袋1を保持する。
電話機などの小物を安定に保持でき、自動車などのエア
コンルーバーへの係脱が容易な物品保持具を提供する。 【解決手段】 前側左右で開口するフレーム通し部1a
を上縁部に形成した収容袋1と、フレーム通し部1aに
折曲形状若しくは湾曲形状として挿通される棒状フレー
ム2と、棒状フレーム2の両前端の先端係止部2aを前
方から着脱自在に固定する取付ベース3と、取付ベース
3から後方に延出するように基端係止部7aを着脱自在
に固定する左右一対のクリップ4とを具備し、クリップ
4を自動車のエアコンルーバーなどの被係止部Lに係止
することで、収容袋1を保持する。
Description
【0001】
本考案は、主として、自動車のエアコンルーバーに着脱自在に係止して、飲料 水、コーヒー、ジュースなどのカップあるいは小型ボトルなどを保持する簡易の 物品保持具に関するものである。
【0002】
自動車のエアコンルーバーには、従来から、カップあるいは小型ボトルなどの 保持のため、あるいは、サングラス、携帯電話機などの保持のための物品保持具 が係脱可能に係止できる工夫がなされている。例えば、登録実用新案第3051 627号公報には、物品保持袋を、クリップを介して吊持する構造が開示されて いる。ところが、この従来の構造では、物品保持袋の折り返し上縁に環体を取り 付け、この環体をD環を介してクリップに保持させている。このため、自動車の 振動で物品保持袋が振動し、不安定であり、これが騒音の原因となったり、ここ に保持したカップから飲料がこぼれるなどの不都合がある。
【0003】
本考案は、上記事情に基づいてなされたもので、カップやボトル、更には、サ ングラス、携帯電話機などの小物を安定に保持でき、しかも、エアコンルーバー への係脱が容易な物品保持具を提供しようとするものである。
【0004】
このため、本考案では、図示の実施例でも明らかにしたように、前側左右で開 口するフレーム通し部1aを上縁部に形成した収容袋1と、フレーム通し部1a に折曲形状若しくは湾曲形状として挿通される棒状フレーム2と、棒状フレーム 2の両前端の先端係止部2aを前方から着脱自在に固定する取付ベース3と、取 付ベース3から後方に延出するように基端係止部7aを着脱自在に固定する左右 一対のクリップ4とを具備している。クリップ4を自動車のエアコンルーバーな どの被係止部Lに係止することで、収容袋1を保持する。
【0005】 また、本考案では、取付ベース3の中間部の左右に、棒状フレーム2を弾性的 に撓ませて、棒状フレーム2の両先端係止部2a、2aを挿通させる一対の導入 孔5、5と、両導入孔5、5のそれぞれから外方に延びるスリット6、6とを具 備していて、棒状フレーム2の弾性復元力で、スリット6、6側に移動した先端 係止部2a、2aで、棒状フレーム2を係止し、また、左右一対のクリップ4の 基端係止部7a、7aを導入孔5、5から挿入して、スリット6、6側に移動し て係止する構造としている。
【0006】 さらに、上記の取付ベース3を、少なくともその後面が略平坦面とされた板状 枠体により形成させることが、取り付け状態を安定させる上で有効である。
【0007】 また、取付ベース3には、上記クリップ4に換えて、吊下具若しくは吸着盤を 備えた係止具9を着脱可能に係止させることが、この物品保持具の用途を拡大さ せる上で有効である。
【0008】 このような構成では、クリップ4と取付ベース3との連結状態、および、取付 ベース3と棒状フレーム2との連結状態が安定している。また、取付ベース3が 左右一対のクリップ4、4を介して、自動車のエアコンルーバーなどの被係止部 に係止されていることで収容袋1を保持しているため、自動車の震動に基づくガ タツキが少ない。このため、収容袋に、例えば、ジュースなどの飲料を入れたカ ップを挿入保持していても、こぼれないなど、物品の保持が安全、確実にできる 。
【0009】
本考案の物品保持具の実施の形態を、図面を参照して、以下に具体的に説明す る。即ち、この物品保持具は、図1に示すように、発泡ウレタンなどの軟質材料 からなる収容袋1と、硬質合成樹脂製で可撓性を有する略U字形に湾曲成形され た棒状フレーム2と、棒状フレーム2の両前端を前方から着脱自在に固定する取 付ベース3と、取付ベース3から後方に延出した左右一対のクリップ4とから構 成されている。収容袋1は、その前側左右で開口するフレーム通し部1aを上縁 部に形成しており、このフレーム通し部1aには、図2に示すように、棒状フレ ーム2が挿通される。収容袋1は、硬質材料により形成しても良く、また、通常 の布製あるいは網製など、各種の材料により形成することができる。
【0010】 なお、取付ベース3は、硬質合成樹脂製の左右に長い板枠により形成され、ク リップ4は、弾性を有する可撓性の硬質合成樹脂製である。そして、図5に示す ように、クリップ4を自動車のエアコンルーバー部の被係止部Lのフィン10に 係止することで、収容袋1を保持するのである。
【0011】 更に詳述すると、棒状フレーム2は、その前端に位置して、小径の環状溝を基 部に有する先端係止部2a、2aを形成している。また、取付ベース3が、横長 の長方形状であり、その中央に、左右一対の導入孔5、5と、導入孔5、5から 左右に延びるスリット6、6とを具備している。そして、図3に示すように、棒 状フレーム2を弾性的に撓ませて、その前端を互いに接近させ、棒状フレーム2 の先端係止部2a、2aを導入孔5、5挿通させる。その上で、棒状フレーム2 の弾性復元力で、点線矢印のように、スリット6、6側に移動した先端係止部2 a、2aで、棒状フレーム2を取付ベース3に係止することができる。
【0012】 また、導入孔5、5は、下半分が方形であり、上半分が半円形の異形孔であり 、また、この実施の形態におけるクリップ4は、上下反転状態で、導入孔5、5 から挿入される、同じ異形の基端係止部7a、7aを有する一対のクリップ部材 7、7からなる。また、クリップ部材7、7は、基端係止部7a、7aの後側に 、スリット6、6の幅の係合部7b、7bを備えている。
【0013】 そして、クリップ部材7、7は、上下反転した状態で、その後端係止部7a、 7aが、導入孔5、5を通り、係合部7b、7bが導入孔5、5内に位置した後 で、180度、回動することにより、クリップ部材7、7の上下が正規の姿勢と なり、この状態で、スリット6、6内に導入されて、取付ベース3に係止される 。そして、図5に示すように、クリップ部材7、7の先端係止部7c、7cを被 係止部Lのフィン10に挟み込むのである。これによって、棒状フレーム2の先 端係止部2a、2aを、クリップ部材7、7で、その位置に支持することにもな る。
【0014】 このような構成では、クリップ4と取付ベース3との連結状態、および、取付 ベース3と棒状フレーム2との連結状態が安定しており、また、収容袋1が棒状 フレーム2で、その上縁を支持されているため、収容袋1が自動車の振動でふら 付く恐れがない。このため、収容袋に、例えば、ジュースなどの飲料を入れたカ ップを挿入保持していても、こぼれないなど、物品の保持が安全、確実にできる 。
【0015】 なお、取付ベース3には、図6に示すように、その上枠部の中央に形成した係 止孔3aに、別仕様で、吸着盤8を備えたフック具よりなる係止具9が着脱可能 に装備されるように、用意されている。そして、必要に応じて、カラス面などに 、吸着盤8を吸着させることで、収容袋1を取付ベース3を介して吊持すること もできる。
【0016】
本考案は、以上詳述したようになり、収容袋上縁のフレーム通し部に、棒状フ レームを挿通し、その両先端係止部を取付ベースに取り付け、この取り付けベー スを左右一対のクリップにより被係止部に取り付けるようにしているので、従来 の取り付け構造に比較し、収納袋の取り付け保持状態が安定し、自動車の振動で ふら付く恐れがなく、安全で確実な保持が可能である。
【0017】 また、収納袋上縁のフレーム通し部への棒状フレームの挿通取り付けも容易且 つ確実であり、取付ベースへの棒状フレームの両先端係止部の着脱、及び取付ベ ースへの一対のクリップの着脱も容易且つ確実であって、収納袋の被係止部への 着脱作業も容易且つ確実である。
【図1】本考案の実施の形態を示す分解斜視図である。
【図2】同じく、棒状フレームの取付を説明する図であ
る。
る。
【図3】同じく、取付ベースに対する棒状フレームの取
付を示す図である。
付を示す図である。
【図4】同じく、取付ベースに対するクリップの取付を
示す図である。
示す図である。
【図5】同じく、クリップをルーバーに取り付ける状態
を示す図である。
を示す図である。
【図6】別仕様の状態を示す図である。
1 収容袋 1a フレーム通し部 2 棒状フレーム 2a 先端係止部 3 取付ベース 3a 係止孔 4 クリップ 5 導入孔 6 スリット 7 クリップ部材 7a 基端係止部 7b 係合部 7c 先端係止部 8 吸着盤 9 係止具 10 フィン L 被係止部
Claims (4)
- 【請求項1】 前側左右で開口するフレーム通し部を上
縁部に形成した収容袋と、前記フレーム通し部に折曲形
状若しくは湾曲形状として挿通される棒状フレームと、
該棒状フレームの両前端の先端係止部を前方から着脱自
在に固定する取付ベースと、該取付ベースから後方に延
出するように基端係止部を着脱自在に固定する左右一対
のクリップとを具備してなり、該クリップを自動車のエ
アコンルーバーなどの被係止部に係止することで、前記
収容袋を保持することを特徴とする物品保持具。 - 【請求項2】 前側左右で開口するフレーム通し部を上
縁部に形成した収容袋と、前記フレーム通し部に折曲形
状若しくは湾曲形状として挿通される棒状フレームと、
該棒状フレームの両前端の先端係止部を前方から着脱自
在に固定する取付ベースと、該取付ベースから後方に延
出するように基端係止部を着脱自在に固定する左右一対
のクリップとを具備してなり、前記取付ベースの中間部
の左右には、前記棒状フレームを弾性的に撓ませ、棒状
フレームの両先端係止部を挿通させる左右一対の導入孔
と、該左右一対の導入孔のそれぞれから外方に延びるス
リットとを具備していて、棒状フレームの弾性復元力
で、前記スリット側に移動した前記先端係止部で、前記
棒状フレームを係止し、また、前記左右一対のクリップ
の基端係止部を前記左右一対の導入孔から挿入して前記
スリット側に移送して係止する構造とされていることを
特徴とする物品保持具。 - 【請求項3】 前記取付ベースは、少なくともその後面
が略平坦面とされた板状枠体により形成されていること
を特徴とする請求項1又は2に記載の物品保持具。 - 【請求項4】 前記取付ベースには、前記クリップに換
えて、吊下具若しくは吸着盤を備えた係止具が着脱可能
に係止される構成になることを特徴とする請求項1、2
又は3に記載の物品保持具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000004805U JP3074684U (ja) | 2000-07-07 | 2000-07-07 | 物品保持具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000004805U JP3074684U (ja) | 2000-07-07 | 2000-07-07 | 物品保持具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3074684U true JP3074684U (ja) | 2001-01-19 |
Family
ID=43207840
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000004805U Expired - Fee Related JP3074684U (ja) | 2000-07-07 | 2000-07-07 | 物品保持具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3074684U (ja) |
-
2000
- 2000-07-07 JP JP2000004805U patent/JP3074684U/ja not_active Expired - Fee Related
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Date | Code | Title | Description |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |