JP3074083B2 - 温度検出装置 - Google Patents

温度検出装置

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JP3074083B2 JP156793A JP156793A JP3074083B2 JP 3074083 B2 JP3074083 B2 JP 3074083B2 JP 156793 A JP156793 A JP 156793A JP 156793 A JP156793 A JP 156793A JP 3074083 B2 JP3074083 B2 JP 3074083B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、温度検出装置に関し、
詳しくは、吐出エネルギ発生素子として電気熱変換体を
有するインク吐出記録ヘッドに設けられる温度検出装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のインク吐出記録ヘッドを
具えた記録装置では、液路に設けられた電気熱変換体を
駆動して熱エネルギを発生させ、そのエネルギを利用し
てインク吐出口からインクを吐出させ記録を行ってい
る。そこで、駆動される機会の多い電気熱変換体ではそ
の発生する熱によって周囲の温度を高める結果となり、
記録ヘッド自体の温度が高められるために、インクの粘
度変動などによる吐出特性不良の原因となってインクド
ットに影響を及ぼし、記録画像の品位低下を招く虞があ
った。
【0003】かかることを防止するために、これまで記
録ヘッドに温度検出手段を設け、その検出温度に従って
電気熱変換体に供給する電気的エネルギを抑制したり、
記録動作を休止させるなり、さらにはヒータを用いて加
熱するなりの制御が行われてきた。なおこのような温度
検出手段には多くの場合、電気熱変換体と同一の基板上
に薄膜形成技術によって形成された抵抗パターン(以下
で抵抗体という)が用いられてきた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うにして記録ヘッドの基板上に設けられる従来の温度検
出装置用の抵抗体では、その金属膜の厚さや幅の微妙な
差異等によって抵抗値に個体としてのばらつきがあるた
めに正確な温度検出が難しく、従ってこのことがインク
吐出制御に影響し、高精度の制御が期待できなくなる。
そこで、これまでは、上記抵抗体を所定の温度、例えば
25℃に保ち、この温度での抵抗値を計測し、その高低
に基づいてランク分けするようにして、その抵抗値のば
らつきに対処してきた。
【0005】しかしながら、上述のような温度検出装置
の抵抗体に対するランク分けの処置だけではさらに以下
に述べるような問題が解決されない。すなわち、上述し
たように、抵抗体の抵抗値は温度によって変化するが、
いま、その抵抗値をR、抵抗値の変化量を△Rとした場
合△R/Rは一定している。しかし、個々の抵抗体には
先にも述べたような理由で同じ温度の元でも抵抗値に個
体差がありばらついている。そして、かかる個体差のた
めに、その変化量△Rも異なってきてしまうので、これ
までは記録ヘッドにおける正確な温度の検出が難しかっ
た。
【0006】本発明の目的は、かかる従来の問題に着目
し、その解決を図るべく、温度検出用抵抗体の抵抗値に
個体差によるばらつきがあっても常に正確な温度検出が
期待できる記録ヘッドの温度制御用に好適な温度検出装
置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、インクに吐出エネルギを発生させるた
めの電気熱変換体を有する記録ヘッドの温度を検出する
温度検出装置において、温度検出用に設けられる抵抗体
の所定の温度における抵抗値に基づいて設定された抵抗
値選択手段の情報により、前記抵抗体の端子間に印加さ
れる電圧を所定温度において略一定にするようにしたも
のである。
【0008】さらに抵抗値選択手段の部分を利用して該
抵抗体と直列に抵抗器が接続される構成とすることによ
り簡単な方法で略一定した電圧が得られるようにしたこ
とを特徴とするものである。
【0009】
【作用】本発明によれば、温度検出用抵抗体の抵抗値に
ばらつきがあっても、抵抗値選択手段によって電圧調整
用に設けた複数の薄膜抵抗片のうちからばらつきに対応
して適切な抵抗値が得られるように抵抗片の組合せ選択
することができるので、これによって、上記抵抗値のば
らつきにかかわらず温度検出用抵抗体の端子間に温度変
化に応じた電圧の出力を得ることができる。
【0010】
【実施例】以下に、図面に基づいて本発明の実施例を詳
細かつ具体的に説明する。
【0011】図1は、本発明の一実施例を示す。
【0012】抵抗値選択手段5は、本体側の制御基板9
のマイクロプロセッサ12の入力部に接続ケーブル10
を通して接続され、また各入力端子は、プルアップ抵抗
群11の11A,11B,11Cを通して電源Vccに
接続されている。抵抗値選択手段5のスイッチ手段8
A,8B,8Cのオン・オフの組合せ情報により(本実
施例では8通り)マイクロプロセッサ12は3bitの
組合せにより定電流源13が所定の定電流になるように
制御する。
【0013】今所定の温度のとき、抵抗体3の両端電圧
(DE間)を1Vに固定するためには、抵抗体3が10
0Ωのとき定電流源12の出力iA は10mA流せば良
い。他のヘッドの抵抗体3がばらついて、所定温度時に
112Ωとなったときには、iA を8.93mA流すよ
うに、定電流源を制御してやれば良い。具体的な例とし
て表1にRA が変化したときの電流,電圧値を示す。こ
のように電圧設定をしてやると、抵抗体3の抵抗値は温
度変化によって直線的に変化するので、その所定温度で
の設定値1Vからのずれを検出することにより、正確な
温度がわかる。例えば、このDE間の電圧を、マイクロ
プロセッサ12のAD変換部に送り、ヘッドの温度を検
出し、吐出制御をすることができる。
【0014】
【表1】
【0015】図2は本発明の一実施例を示すもので、こ
こではインク吐出記録ヘッドのうち、本発明にかかわる
部分のみが示されている。1はインク吐出のための電気
熱変換体(以下では単に発熱素子という)、2は同一方
向に配列される複数の発熱素子1と共に温度検出用抵抗
体3が形成されている発熱基板、4は発熱素子1を駆動
するための不図示の回路と共に本発明にかかる抵抗調整
手段(抵抗値選択手段)5を有する配線基板、6は温度
検出用抵抗体3の双方の端子CおよびBのうちの1つの
端子Bに接続され、これを外部への取出し用端子Dに導
くための配線である。
【0016】ついで、図3に従って抵抗調整手段5の回
路構成について説明する。ここで、7A,7B,7Cお
よび7Dは抵抗調整手段5において直列に接続された調
整用抵抗体(薄膜抵抗片)、8A,8Bおよび8Cはオ
ン・オフ可能なスイッチ手段である。なお、温度検出用
抵抗体3、調整用抵抗体7A,7B,7Cおよび7Dの
所定の温度(例えば25℃)における抵抗値をそれぞれ
A ,R1 ,R2 ,R3 およびR4 とする。
【0017】そこで、このように構成した抵抗調整手段
5にあっては、スイッチ手段8A〜8Cの自在な選択的
組合せによって、端子A〜C間に介在させる調整用抵抗
体7A〜7Dの組合せを自在にかえることができる。
【0018】以下に、具体例をあげて本実施例による温
度検出用抵抗体3にかかわる調整動作について説明す
る。
【0019】なお、本発明の基本的原理としては、温度
検出用抵抗体3の抵抗値RA に先に述べたような理由で
±15%程度の個体差によるばらつきが合ったとして
も、広い温度範囲内で検出装置の端子間に同じ温度の元
では一定した電圧が保たれるようにしたものであって、
これによって抵抗体3の抵抗値にばらつきがある場合で
も温度変化を常に正常に検出可能な状態として設定通り
のインク吐出による記録を記録ヘッドに行わせるように
制御することが保証される。
【0020】いま、温度検出用抵抗体3がアルミニウム
のパターンで形成される場合の抵抗温度係数TCRは約
4.2×10-3/℃である。そして、本例の場合、温度
25℃で温度検出用抵抗体3の両端子C−B間に電圧1
Vが出力されるものとし、さらにこれに直列に調整用検
出体7A〜7Dを接続した状態で端子A−B間に電圧5
Vが印加されるようにする。この場合、温度25℃で抵
抗RA が100Ωの値であるとすると、調整用抵抗体7
A〜7Dに保たせる抵抗値(R1 +R2 +R3 +R4
を400Ωとすればよい。また、かかる抵抗値R1 〜R
4 の設定にあたって例えばそのR1 〜R3 に対してR
1 :R2 :R3 =1:2:4の関係が保たれるようにし
ておくことによって後述するように幾組ものランクによ
る調整が可能となる。
【0021】かくして本例によれば、発熱基板と配線基
板との組合せだけで抵抗値選択手段によりは、表2に示
すように温度検出用抵抗体3の±15%程度の抵抗値R
A のばらつき、すなわち、84Ω〜112Ωに対して、
スイッチ手段8A〜8Cの“オフ”を第2欄に示す組合
せで実施することにより、温度上昇が+10℃および+
20℃の場合、この表2に示すようにいずれの組合せの
場合でも端子C−B間(若しくはE−D間)で1.03
3Vおよび1.066Vといった安定した直線的電圧変
化の関係を得ることができた。
【0022】
【表2】
【0023】なお、本例の場合のR1 ,R2 ,R3 およ
びR4 の設定値はそれぞれ16Ω,32Ω,64Ωおよ
び336Ωであって、これにより上述の調整抵抗体7A
〜7Dの組合せによる抵抗値が336Ω,352Ω,…
448Ωとなる。このように、本例によれば3つのスイ
ッチ手段を調整抵抗体間に設けることで23 =8通りの
ランク別調整が可能となる。
【0024】かくして本例に示すように、端子B−C間
の電圧が温度25℃のとき1Vに保たれるのに対して、
例えば温度変化が+10℃上昇すると、端子A−B間で
はこの表1に示すように33mV上昇して1.033V
に、また、+20℃上昇すると1.066Vにと、温度
1℃の変化に対して3.3mV直線的に変化するので、
この電圧をA/D変換器などを介して検出することによ
り記録ヘッドによるインク吐出動作を正常に制御するこ
とができる。
【0025】図4は本発明の他の実施例による構成を示
す。本例は、抵抗調整手段5を記録ヘッド側の配線基板
4と記録装置本体側の制御基板9とに分けて配設するよ
うにしたものである。なお、10は本発明にかかる温度
検出装置のために配線基板4と制御基板9とを電気的に
接続する接続ケーブルであり、記録ヘッドに記録装置本
体側から電気信号等を供給するために使用されるフレキ
シブルケーブルに組込むようにすればよい。
【0026】本実施例によれば、調整用抵抗体7A〜7
Cとその配線を本体側制御基板9に移して設けたことに
より、ヘッド側の回路構成の省略化によって配線基板4
をそれだけ小さく形成することができ、記録ヘッドの小
型化に貢献できる。
【0027】(その他)なお、本発明は、特にインクジ
ェット記録方式の中でも、インク吐出を行わせるために
利用されるエネルギとして熱エネルギを発生する手段
(例えば電気熱変換体やレーザ光等)を備え、前記熱エ
ネルギによりインクの状態変化を生起させる方式の記録
ヘッド、記録装置において優れた効果をもたらすもので
ある。かかる方式によれば記録の高密度化,高精細化が
達成できるからである。
【0028】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書,同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式は所謂オンデマンド型,
コンティニュアス型のいずれにも適用可能であるが、特
に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)が保持
されているシートや液路に対応して配置されている電気
熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越える急
速な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動信号を印加
することによって、電気熱変換体に熱エネルギを発生せ
しめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさせて、結
果的にこの駆動信号に一対一で対応した液体(インク)
内の気泡を形成できるので有効である。この気泡の成
長,収縮により吐出用開口を介して液体(インク)を吐
出させて、少なくとも1つの滴を形成する。この駆動信
号をパルス形状とすると、即時適切に気泡の成長収縮が
行われるので、特に応答性に優れた液体(インク)の吐
出が達成でき、より好ましい。このパルス形状の駆動信
号としては、米国特許第4463359号明細書,同第
4345262号明細書に記載されているようなものが
適している。なお、上記熱作用面の温度上昇率に関する
発明の米国特許第4313124号明細書に記載されて
いる条件を採用すると、さらに優れた記録を行うことが
できる。
【0029】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口,液路,電気熱変換体
の組合せ構成(直線状液流路または直角液流路)の他に
熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開示す
る米国特許第4558333号明細書,米国特許第44
59600号明細書を用いた構成も本発明に含まれるも
のである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、共通
するスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開示
する特開昭59−123670号公報や熱エネルギの圧
力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を開示す
る特開昭59−138461号公報に基いた構成として
も本発明の効果は有効である。すなわち、記録ヘッドの
形態がどのようなものであっても、本発明によれば記録
を確実に効率よく行うことができるようになるからであ
る。
【0030】さらに、記録装置が記録できる記録媒体の
最大幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録
ヘッドに対しても本発明は有効に適用できる。そのよう
な記録ヘッドとしては、複数記録ヘッドの組合せによっ
てその長さを満たす構成や、一体的に形成された1個の
記録ヘッドとしての構成のいずれでもよい。
【0031】加えて、上例のようなシリアルタイプのも
のでも、装置本体に固定された記録ヘッド、あるいは装
置本体に装着されることで装置本体との電気的な接続や
装置本体からのインクの供給が可能になる交換自在のチ
ップタイプの記録ヘッド、あるいは記録ヘッド自体に一
体的にインクタンクが設けられたカートリッジタイプの
記録ヘッドを用いた場合にも本発明は有効である。
【0032】また、搭載される記録ヘッドの種類ないし
個数についても、例えば単色のインクに対応して1個の
みが設けられたものの他、記録色や濃度を異にする複数
のインクに対応して複数個数設けられるものであっても
よい。すなわち、例えば記録装置の記録モードとしては
黒色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘ
ッドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによるか
いずれでもよいが、異なる色の複色カラー、または混色
によるフルカラーの各記録モードの少なくとも一つを備
えた装置にも本発明は極めて有効である。
【0033】さらに加えて、以上説明した本発明実施例
においては、インクを液体として説明しているが、室温
やそれ以下で固化するインクであって、室温で軟化もし
くは液化するものを用いてもよく、あるいはインクジェ
ット方式ではインク自体を30℃以上70℃以下の範囲
内で温度調整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲にあ
るように温度制御するものが一般的であるから、使用記
録信号付与時にインクが液状をなすものを用いてもよ
い。加えて、熱エネルギによる昇温を、インクの固形状
態から液体状態への状態変化のエネルギとして使用せし
めることで積極的に防止するため、またはインクの蒸発
を防止するため、放置状態で固化し加熱によって液化す
るインクを用いてもよい。いずれにしても熱エネルギの
記録信号に応じた付与によってインクが液化し、液状イ
ンクが吐出されるものや、記録媒体に到達する時点では
すでに固化し始めるもの等のような、熱エネルギの付与
によって初めて液化する性質のインクを使用する場合も
本発明は適用可能である。このような場合のインクは、
特開昭54−56847号公報あるいは特開昭60−7
1260号公報に記載されるような、多孔質シート凹部
または貫通孔に液状又は固形物として保持された状態
で、電気熱変換体に対して対向するような形態としても
よい。本発明においては、上述した各インクに対して最
も有効なものは、上述した膜沸騰方式を実行するもので
ある。
【0034】さらに加えて、本発明にかかわるインクジ
ェット記録装置の形態としては、コンピュータ等の情報
処理機器の画像出力端末として用いられるものの他、リ
ーダ等と組合せた複写装置、さらには送受信機能を有す
るファクシミリ装置の形態を採るもの等であってもよ
い。
【0035】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、温度検出用に設けられる抵抗体の所定の温度におけ
る抵抗値に基づいて設定された抵抗値をそれぞれに有
し、前記抵抗体の端子間に印加される電圧を調整するた
めの複数の薄膜抵抗片と、該複数の薄膜抵抗片のうちか
ら通電される抵抗片の組合せを自在に選択可能な抵抗選
択手段とを具備し、当該抵抗選択手段により選択された
抵抗片の組合せを介して前記抵抗体の端子間に略一定し
た電圧が得られるようにしたので、温度検出用抵抗体の
抵抗値にばらつきがあっても、ばらつきに対応するよう
に抵抗調整手段を介して、測定装置の端子間に電圧が調
整されることにより温度変化と電圧変化との関係を直線
的に保つことができ、高い費用をかけることなく安定し
た温度検出による記録ヘッドの制御が可能となった。ま
た、その調整のためのランク分けを自在に設定すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による構成を示す回路図であ
る。
【図2】本発明による他の構成例を模式的に示す回路図
である。
【図3】本発明にかかる抵抗調整手段の構成例を取出し
て示す回路図である。
【図4】本発明のさらに他の実施例による構成を模式的
に示す回路図である。
【符号の説明】
1 電気熱変換体2 発熱基板 3 温度検出用抵抗体 4 配線基板 5 抵抗調整手段 7A,7B,7C,7D 調整用抵抗体(薄膜抵抗片) RA ,R1 ,R2 ,R3 ,R4 抵抗値 8A,8B,8C スイッチ手段 9 制御基板 10 接続ケーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−99757(JP,A) 特開 昭60−94356(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01K 1/00 - 19/00 B41J 2/175

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクに吐出エネルギを発生させるため
    の電気熱変換体を有する記録ヘッドの温度を検出する温
    度検出装置において、 温度検出用に設けられる抵抗体と該抵抗体の所定の温度
    における抵抗値に基づいて設定される抵抗値選択手段と
    を具備し、当該抵抗値選択手段により選択された情報に
    より前記抵抗体の端子間に所定温度において略一定した
    電圧が得られるようにしたことを特徴とする温度検出装
    置。
  2. 【請求項2】 前記温度検出用の抵抗体はアルミニウム
    の薄膜によって形成されることを特徴とする請求項1に
    記載の温度検出装置。
  3. 【請求項3】 該抵抗体と該抵抗値選択手段は直列に接
    続されることを特徴とする請求項1に記載の温度検出装
    置。
  4. 【請求項4】 前記抵抗値選択手段は基板パターンを切
    断して抵抗選択できるスイッチ手段であることを特徴と
    する請求項1に記載の温度検出装置。
  5. 【請求項5】 前記抵抗値選択手段の端子間に抵抗器を
    接続し、該抵抗器の抵抗値がそれぞれ1,2,4,…2
    nとなるように設定されることを特徴とする請求項1に
    記載の温度検出装置。
  6. 【請求項6】 前記電気熱変換体は前記インクを吐出す
    るためのエネルギとして前記インクに膜沸騰を生じさせ
    る熱エネルギを発生する素子であることを特徴とする請
    求項1ないし5のいずれかの項に記載の温度検出装置。
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