JP3073947B2 - 回転黒板 - Google Patents

回転黒板

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JP3073947B2
JP3073947B2 JP09280538A JP28053897A JP3073947B2 JP 3073947 B2 JP3073947 B2 JP 3073947B2 JP 09280538 A JP09280538 A JP 09280538A JP 28053897 A JP28053897 A JP 28053897A JP 3073947 B2 JP3073947 B2 JP 3073947B2
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亮子 杉井
英司 野木
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、黒板本体の回転を
起立位置で禁止する機能を有した回転黒板に関する。
【0002】
【従来の技術】回転黒板とは、黒板本体の表裏面を反転
させてその両面を使用できるようにしたもので、黒板本
体の両側方に設けられこの黒板本体を枢支する一対の脚
と、起立位置で黒板本体の回動を禁止する機構とを備え
ている。従来、このような機構としては、例えば一方の
脚の内側面に設けたゴム材と、他方の脚の内側面からピ
ンを螺進退させるべく設けたつまみとから構成したもの
が知られている。これらゴム材やピンは、黒板本体の起
立位置においてその側面下端部に対応する位置に設けら
れており、起立位置でピンを突出させ、黒板本体の側面
を押圧することにより、他方の側面をゴム材に押圧し、
その摩擦力で、黒板本体の回動を禁止する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この種
のものは、黒板本体の回動を、押圧力を利用した摩擦に
より禁止しているため、回動を禁止する確実性が低く、
衝撃等で書き込み中不意に禁止が解除されて黒板本体が
回転することがあった。また、黒板本体を係止するため
には、かなり強い力でつまみを回しピンを締め込んでい
くことが必要であった。したがって、例えば手の不自由
な人や、女性あるいは老人等にとっては扱いづらいう
え、どの程度まで締め込めば黒板本体が使用に耐える力
で係止されるかどうかが非常にわかりにくかった。さら
に黒板本体をゴム材に押圧する際には、脚の弾性変形も
利用しているため、一定以上脚の剛性を高めることはで
きなかった。
【0004】また、脚同士を連結すべく黒板本体下方に
設けられた横架材の上面中央付近に断面コの字状の係止
部材を上下動可能に設け、起立状態で黒板本体の下端部
をこの係止部材で挟み込むようにして黒板本体の回動を
禁止する機構を具備したものも考えられている。しかし
このものは、係止部材を直接上下動操作するものである
ため、横架材と黒板本体との間の狭いスペースで係止部
材を操作しなければならない。したがって、その操作が
非常にやりにくいだけでなく、係止部材と黒板本体との
間で手を挟むといったことも生じ得る。また横架材上面
には通常粉受が設けられているため、係止部材の操作時
に粉受にあるチョーク等の粉が衣服に付着しやすい。ま
た、回動禁止を確実にすべく、係止部材を大きくする
と、黒板本体の書き込み可能な面積が減少するといった
問題点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決する
ために、本発明による回転黒板は、脚の横架材から上下
動可能に突出させた係止部材を、黒板本体の起立位置で
黒板本体に係合させその回動を禁止するようにしたもの
であって、係止部材の操作部を横架材より下方に配置す
ることにより、黒板本体の回動禁止が確実に行え、なお
かつその操作が簡単な回転黒板を提供すべく図ったもの
である。
【0006】
【発明の実施の形態】すなわち、本発明による回転黒板
は、黒板本体と、この黒板本体の両側方に設けられ黒板
本体を回動可能に支持する一対の脚と、これら脚を連結
すべく黒板本体下方に設けられ粉受をその上側に有して
なる横架材と、この横架材に上下動可能に支持され起立
させた黒板本体に係合してその回動を禁止する係止部材
と、この係止部材を上方に付勢して黒板本体に係合させ
る付勢部材と、前記横架材より下方に配設され前記係止
部材を黒板本体から離脱させるための操作力を受圧する
操作部とを具備してなり、係止部材が黒板本体底面に設
けられた係合凹部に嵌合して黒板本体を係止する突状体
であることを基本構成とする。
【0007】そして、このような基本構成とを前提とし
て、黒板本体の底面の両縁部に、突状体が当接した場合
に黒板本体の起立位置への回動に伴ってこの突状体を下
降させる傾斜面が設けられているものであることを特徴
とする。
【0008】黒板本体が枠材と書き込み板とを具備して
なるものにおいて、黒板本体の起立位置での回動をより
確実に禁止し、なおかつその状態で黒板本体に過負荷が
作用しても枠材が書き込み板から外れないようにするに
は、前記基本構成とを前提として、前記係合凹部が枠材
を貫通して書き込み板に設けられたものであり、前記突
状体がこの書き込み板にまで嵌入するように構成されて
いるものが望ましい。黒板本体をがたつきなく係止する
好ましい具体的な態様としては、前記基本構成とを前提
として、突状体が左右方向に設けた一対のピンであり、
係合凹部がこれらピンに対応させて黒板本体の底面に設
けた一対の係合穴であるものが挙げられる。
【0009】部材削減と製作の簡易性の向上を図るに
は、前記基本構成とを前提として、操作部が左右のピン
の下端にその各端をそれぞれ一体に連結したものが好ま
しい。さらに突状体の係合凹部への嵌合操作を簡単化す
るには、突状体の先端部分が先端に向かって細くなるテ
ーパ状をなすものが好適である。また、係止部材の操作
を足によっても行えるようにするには、操作部が床面近
傍に配設されるようにしたものが好ましい。
【0010】
【実施例】以下本発明の一実施例を図1から図7を参照
して説明する。本実施例による回転黒板100は、図
1、図2に示すように、黒板本体1と、この黒板本体1
の両側方に設けられ黒板本体1を回動可能に支持する一
対の脚2と、黒板本体1下方に設けられ脚2同士を連結
するとともに粉受4をその上面に有する横架材3と、黒
板本体1の起立位置でその回動を禁止する突状体たるピ
ン6と、このピン6を上方に付勢する付勢部材たるコイ
ルばね8と、ピン6の操作部9とを具備してなる。
【0011】黒板本体1は、図1、図2に示すように、
周知のもので、書き込み板12と枠材11とを具備して
なり、その両側面中央付近において脚2に枢支させたも
のである。ここでいう書き込み板12とは、水性ペン等
により書き込みを行うホワイトボードや、チョーク等に
よる書き込みを行うチョークボードのことを指すもので
ある。枠材11は、書き込み板12に周設したもので、
黒板本体1の上下両底面11b、11cに相当する部分
の両縁部には、図3に示すように断面円弧状となるよう
に面取りを施し、傾斜面11aを形成している。
【0012】脚2は、図1、図2に示すように、1本の
角パイプ製の支柱21とこの支柱21下端に設けたベー
ス22とを具備してなる。支柱21はその上端部で黒板
本体1を回動可能に支持し、下端でベース22に連結さ
れるものである。ベース22は、支柱21と同じく角パ
イプ製であり、前後方向に配され、その中央付近で支柱
21と連結されるようにしている。ベース22の両端下
面には、黒板本体1を移動自在にすべく、キャスタ23
を設けている。
【0013】横架材3は、図1〜図3に示すように、黒
板本体1に干渉しない位置で各脚2の支柱21間に横架
させた角パイプ製のもので、その上面には断面波形の粉
受4を配設している。本実施例では、この横架材3より
さらに下方に支柱21の下端部間を連結する補助横架材
31を設けており、脚2の剛性向上を図っている。ピン
6は、図3、4に示すように、横架材3の上下に貫通し
た貫通孔3a、3bに挿入して上下動可能に保持した金
属棒製のもので、横架材3の略中央で左右方向に一対を
設けている。なお、この貫通孔3aは粉受4にも貫通さ
せている。また、ピン6の横架材3より上方に突出する
突出部分61には、その先端部に先端に向かって徐々に
細くなるテーパー面61aを設け、突出部分より下の部
分には、めねじ部分62を設けている。そしてこれらピ
ン6は、黒板本体1の上下底面11b、11cにそれぞ
れ設けた係合凹部たる一対の係合穴7に上動して嵌合す
る。
【0014】係合穴7は図3、4に示すように、書き込
み板12に穿設したもので、ピン6の外径より若干大き
い外径を有する。また、枠材11には、この係合穴に軸
心を一致させてピン挿入孔71を設けている。操作部9
は、図1、図3、図4に示すように、前方に向かってバ
ンパー状に配設した金属棒製のもので、左右のピン6の
下端にその各端をそれぞれ一体に連結したものである。
【0015】しかして、ピン6の横架材3への取付を、
その組み立ての手順に従って具体的に説明する。図3、
図4に示すように、まずめねじ部分62の基端側に下ナ
ット63を螺入しておき、次に保持プレート64、コイ
ルばね8の順でピン6先端側からこれらを外嵌する。保
持プレート64は、図7に示すように、ピン6の外径よ
り若干大きい外径を有する孔64aをピン6に対応させ
て一対設けた長方形状の金属板である。然る後に上ナッ
ト65をめねじ部分の先端側から螺入し、コイルばね8
を圧縮した状態にしておく。そして下貫通孔3bからピ
ン6を上ナット65ごと挿入し、ピン6の突出部分61
を上貫通孔3aから突出させたうえで、保持プレート6
4を横架材3の底面にねじ64bを用いて固設する。こ
のようにして、ピン6がコイルばね8の力で上方に付勢
された状態で横架材3に上下動可能に保持されることに
なる。なお、このように上下ナット63、65を設けて
いるのは、これら上下ナット63、65間の距離の調節
によりばね力の調整を行うためであり、適切な力で操作
部9の操作を行えるようにするためである。
【0016】このように構成した回転黒板100につい
て、黒板本体1の係止操作方法を、図5を参照して説明
する。まず、黒板本体1を略起立状態(図5中想像線に
示す)にしたうえで、操作部9を下方に押し下げ、ピン
6を下降させる。そして、ピン6が例えば底面11b側
の係合穴7に嵌入し得る位置(同図中実線に示す)に黒
板本体1を微調整した後、操作部9を徐々に離す。その
結果、コイルばね8による付勢力でピン6は自動的に上
昇し係合穴7に嵌入する。このようにして、黒板本体1
が起立位置で係止され、その回動が禁止される。黒板本
体1を反転させる際には、操作部9を下方に押し下げピ
ン6を係合穴7から抜出した後、黒板本体1を反転させ
る。その後再び上述の動作でピン6を反対側の底面11
cの係合穴7に嵌入して、黒板本体1を起立位置に係止
する。
【0017】したがって、このようなものであれば、ピ
ン6の係合穴7への嵌入により、黒板本体1の係止を行
っているので、その回動禁止が確実に行え、なおかつ係
止されているか否かも操作部9の位置等で明確にわかる
ものとなる。また、操作部9を横架材3より下方に設け
ているため、横架材と黒板本体との間の狭いスペースで
操作するものと比べ、その操作が非常に行い易くかつ手
を挟んだりすることもない。また操作時に粉受4のチョ
ーク粉等が衣服に付着するのを防止できる。
【0018】さらに、操作部9の上下動だけで黒板本体
1の係止および係止解除が行えるようにしていること
と、操作部9がピン6ともども上方に付勢されているこ
ととから、黒板本体1の係止操作は、操作部9を実質下
方に押し下げるだけでよいものとなる。したがって、老
人や手の不自由な人にも簡単に扱えるものとなる。ま
た、ピン6の先端をテーパ加工しているので、ピン6を
係合穴7に嵌入させるのが簡単になる。そのうえ、枠材
11の底面11b、11cの両縁部を面取りして傾斜面
11aを形成しているので、図6に示すようにピン6が
傾斜面11aに当接する範囲内まで黒板本体1をおおよ
そ位置決めすれば、その後は操作部9を離しても黒板本
体1をX方向に動かすだけで、ピン6を係合穴7に嵌入
させることができる。すなわちピン6を傾斜面11aに
当接させた状態で、黒板本体1をX方向に動かすことに
よりピン6が傾斜面11aに沿ってY方向に押し下げら
れ、係合穴7に合致する位置で自動的に上昇して係合穴
7に嵌入する。このように黒板本体1を正確に位置決め
しなくとも、ピン6を嵌入させることができるので、黒
板本体1の係止操作が極めて簡単なものとなる。
【0019】そして、例えば枠材部分だけに係合穴が設
けられているものにおいては、係止状態において書き込
み板に過負荷が作用した際に、枠材だけが係止されるこ
とになり、書き込み板が枠材から外れてしまうことがあ
る。しかしながら、本実施例によれば、ピン6が枠材1
1のピン挿入孔71を貫通して書き込み板12にまで嵌
入し、書き込み板12と枠材11双方を係止することに
なる。したがって、書き込み板12が枠材11から外れ
てしまうといった不具合が回避でき、黒板本体1の回動
禁止もより確実なものとなる。
【0020】また、側方から締め込んで黒板本体の回動
を禁止するものと比べて、ゴム材等が不要になるので、
脚2と黒板本体1との隙間を小さくできる。さらに、脚
2の弾性変形を利用していないので、脚2の剛性を高め
ることや、あるいは脚2に樹脂等の弾性変形させにくい
材質を用いることができるなど、設計自由度を大きくす
ることもできる。
【0021】また、ピン6を2本設けていることで黒板
本体1のがたつきを軽減できる。さらに本実施例では、
操作部9と一対のピン6を一体に設けた形状にしている
ので、部品削減や製作コスト削減に寄与し得る。なお、
本発明は以上示した実施例のみに限定されるものではな
い。例えば、図8、9に示すように、ピン106をさら
に下方に延出し操作部109が床面Eの近傍となるよう
に配置したものにしてもよい。具体的にこの場合におい
ては、例えば支柱21の下端部間を連結している補助横
架材131と横架材103との間にピン支持部材132
を立設している。そして、ピン106をこれら横架材1
03、ピン支持部材132、補助横架材131に上下に
貫通させて保持し、ピン106の下端に操作部109を
取着して操作部109を補助横架材131の下方に配設
するようにしている。ピン106の保持の機構は、実施
例と同様であり、ピン106をコイルばね108により
上方に付勢しつつ上下動可能に支持させている。このよ
うなものであれば、操作部109を足で操作してピン1
06を上下動させつつ、両手を使って黒板本体1の位置
を調整できるので使い勝手を更に向上できる。なお、こ
の説明中実施例と同様の部材については同一の符号を付
している。
【0022】また、係合穴をピンのテーパー部にテーパ
結合できるようにテーパ状のものにしてもよい。このよ
うにすれば、黒板本体のがたつきを更に軽減できるもの
となる。さらに、実施例では書き込み板にまで係合穴を
穿設していたが、枠材にのみ係合穴が設けられているも
のでも構わない。さらに言えば、ピンは2本に限ったわ
けではないし、係合凸部をピンではなく板状のものにす
るなどしても構わない。また操作部の形状も実施例のも
のに限ったものではない。
【0023】その他、各部の構成は図示例に限定される
ものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変
形が可能である。
【0024】
【発明の効果】本発明は、以上に説明したような形態で
実施され以下に記載されるような効果を奏する。すなわ
ち、本発明による回転黒板によれば、黒板本体の係止
を、黒板本体の起立位置で黒板本体に係合しその回動を
禁止する前記横架材から上下動可能に突出させた係止部
材によって行っているため、黒板本体の回動禁止が確実
に行える。また、前記係止部材の操作部を横架材より下
方の広いスペースに設けているため、黒板本体の係止操
作が非常に行い易くかつ安全であって、その操作時に粉
受のチョーク粉等が衣服に付着するのも防止できる。さ
らに、係止部材を上方に付勢する付勢部材を設けている
ため、その操作は操作部を実質下方に押し下げるだけで
よくなり、老人や手の不自由な人にも極めて簡単に扱え
るものとなる。
【0025】また、係止部材が黒板本体底面に設けた係
合凹部に嵌合して黒板本体を係止する突状体であるた
め、黒板本体の回動を確実に禁止でき、なおかつ黒板本
体の有効書き込み面積を維持することができる。加え
て、黒板本体の底面の両縁部に、突状体が当接した場合
に黒板本体の起立位置への回動に伴ってこの突状体を下
降させる傾斜面を設けたものであるため、突状体を黒板
本体底面に当接させた後、黒板本体の前後動操作のみで
突状体を係合凹部に嵌合させることができる。したがっ
て、黒板本体の係止にあたって黒板本体を正確に起立位
置に位置決めしなくてもよくなり、その操作がより簡単
になる。
【0026】黒板本体が枠材と書き込み板とを具備して
なるものにおいて、係合凹部を枠材を貫通させて書き込
み板に設けたものであれば、黒板本体の回動をより確実
に禁止でき、なおかつその状態で黒板本体に過負荷が作
用しても枠材が書き込み板から外れないようにすること
ができる。突状体が左右方向に設けた一対のピンであ
り、係合凹部がこれらピンに対応させて黒板本体の底面
に設けた一対の係合穴であるものならば、黒板本体をが
たつきなく係止できる。
【0027】また、操作部を左右のピンの下端にその各
端をそれぞれ一体に連結したものにすれば、部材削減と
製作の簡易性の向上を図ることができる。さらに、突状
体の先端部分が先端に向かって細くなるテーパ状をなし
ているものであれば、この突状体の係合凹部に対する嵌
合を円滑に行わせることができる。操作部を床面近傍ま
で延出したものであれば、操作部の操作を足によっても
行えるようにでき、使用者の利便性をさらに向上させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す回転黒板の全体斜視
図。
【図2】図1における回転黒板の正面図。
【図3】図2におけるAーA線端面図。
【図4】図1におけるBーB線端面図。
【図5】同実施例における黒板本体の係止時の動作を示
す作用説明図。
【図6】同実施例における黒板本体の係止時の動作を示
す別の作用説明図。
【図7】同実施例の保持プレートを示す平面図。
【図8】他の実施例を示す回転黒板の全体斜視図。
【図9】図7における回転黒板の正面図。
【符号の説明】
100・・・回転黒板 1・・・黒板本体 11・・・枠材 11a・・・傾斜面 12・・・書き込み板 2・・・脚 3・・・横架材 4・・・粉受 6・・・係止部材(ピン) 7・・・係合凹部(係合穴) 8・・・付勢部材(コイルばね) 9・・・操作部
フロントページの続き (56)参考文献 実開 平7−5789(JP,U) 実開 昭61−74488(JP,U) 実開 昭56−592(JP,U) 実開 昭57−108995(JP,U) 実開 昭60−145088(JP,U) 実公 昭48−15158(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B43L 1/04

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】黒板本体と、この黒板本体の両側方に設け
    られ黒板本体を回動可能に支持する一対の脚と、これら
    脚を連結すべく黒板本体下方に設けられ粉受をその上側
    に有してなる横架材と、この横架材に上下動可能に支持
    され起立させた黒板本体に係合してその回動を禁止する
    係止部材と、この係止部材を上方に付勢して黒板本体に
    係合させる付勢部材と、前記横架材より下方に配設され
    前記係止部材を黒板本体から離脱させるための操作力を
    受圧する操作部とを具備してなり、係止部材が黒板本体
    底面に設けられた係合凹部に嵌合して黒板本体の回動を
    禁止する突状体であり、黒板本体の底面の両縁部に、突
    状体が当接した場合に黒板本体の起立位置への回動に伴
    ってこの突状体を下降させる傾斜面が設けられている
    とを特徴とする回転黒板。
  2. 【請求項2】黒板本体と、この黒板本体の両側方に設け
    られ黒板本体を回動可能に支持する一対の脚と、これら
    脚を連結すべく黒板本体下方に設けられ粉受をその上側
    に有してなる横架材と、この横架材に上下動可能に支持
    され起立させた黒板本体に係合してその回動を禁止する
    係止部材と、この係止部材を上方に付勢して黒板本体に
    係合させる付勢部材と、前記横架材より下方に配設され
    前記係止部材を黒板本体から離脱させるための操作力を
    受圧する操作部とを具備してなるものであって、 係止部材が、黒板本体底面に設けられた係合凹部に嵌合
    して黒板本体の回動を禁止する突状体であり、 黒板本体が、枠材と書き込み板とを具備してなるもので
    あり、 前記係合凹部が枠材を貫通して書き込み板に設けられた
    ものであり、前記突状体がこの書き込み板にまで嵌入す
    るように構成されていることを特徴とする 回転黒板。
  3. 【請求項3】黒板本体と、この黒板本体の両側方に設け
    られ黒板本体を回動可能に支持する一対の脚と、これら
    脚を連結すべく黒板本体下方に設けられ粉受をその上側
    に有してなる横架材と、この横架材に上下動可能に支持
    され起立させた黒板本体に係合してその回動を禁止する
    係止部材と、この係止部材を上方に付勢して黒板本体に
    係合させる付勢部材と、前記横架材より下方に配設され
    前記係止 部材を黒板本体から離脱させるための操作力を
    受圧する操作部とを具備してなるものであって、 係止部材が、黒板本体底面に設けられた係合凹部に嵌合
    して黒板本体の回動を禁止する突状体であり、 突状体が左右方向に設けた一対のピンであり、係合凹部
    がこれらピンに対応させて黒板本体に設けた一対の係合
    穴であることを特徴とする 回転黒板。
  4. 【請求項4】黒板本体と、この黒板本体の両側方に設け
    られ黒板本体を回動可能に支持する一対の脚と、これら
    脚を連結すべく黒板本体下方に設けられ粉受をその上側
    に有してなる横架材と、この横架材に上下動可能に支持
    され起立させた黒板本体に係合してその回動を禁止する
    係止部材と、この係止部材を上方に付勢して黒板本体に
    係合させる付勢部材と、前記横架材より下方に配設され
    前記係止部材を黒板本体から離脱させるための操作力を
    受圧する操作部とを具備してなるものであって、 係止部材が、黒板本体底面に設けられた係合凹部に嵌合
    して黒板本体の回動を禁止する突状体であり、 操作部が左右のピンの下端にその各端をそれぞれ一体に
    連結したものであることを特徴とする 回転黒板。
  5. 【請求項5】突状体の先端部分が先端に向かって細くな
    るテーパ状をなしていることを特徴とする請求項1乃至
    記載の回転黒板。
  6. 【請求項6】操作部が床面近傍に配設されていることを
    特徴とする請求項1乃至5記載の回転黒板。
JP09280538A 1997-10-14 1997-10-14 回転黒板 Expired - Lifetime JP3073947B2 (ja)

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