JP3073918B2 - 消火泡ヘッド用デフレクタ及び消火泡ヘッド - Google Patents
消火泡ヘッド用デフレクタ及び消火泡ヘッドInfo
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Description
0度に規制された片側放射を行う消火泡ヘッド用デフレ
クタ及び該デフレクタを用いた消火泡ヘッドに関する。
火液をデフレクタで分散して空気と混合させ、発泡用網
により発泡させて、360度の方向に放射を行うと全放
射型ヘッドがある。このような全放射型ヘッドは、例え
ば図10(A),(B)に示すような機械式立体駐車場
内に設置される。駐車場内には柱101と壁102によ
り複数の区画103が設けられ、一つの区画103内に
は上下2段に3個づつ計6個のパレット104A,10
4Bが設けられ、一つのパレット104A,104B上
には一台の車両105A,105Bが駐車できるように
なっている。
に対しては前後方向に2個の全放射型ヘッド106が設
置され、下段のパレット104B上の車両105Bに対
しては、一台について4個の全放射型ヘッド107が設
置される。下段の全放射型ヘッド107は、図10
(B)に示すように、横方向に矢印aで示すように例え
ば横方向に3m、矢印bで示すように例えば縦方向に3
mの間隔をおいて互いに対向して配置される。
る4つの全放射型ヘッド107は両側の全放射型ヘッド
107と隣接して配置される。全放射型ヘッド107の
cで示すように放射方向は360度であり、放射距離
は、矢印dで示すように、例えば2.1mである。これ
らの全放射型ヘッド107にあっては図10(A)のe
で示すように側壁102Aへも消火液を放射し、また、
fで示すように重複して放射してしまうため、必要以上
に消火液を消費してしまう。
放射方向が180度の片側放射型ヘッドが提案されてい
る(実公平7−36673号、実開平7−265452
号等)。この片側放射型ヘッドの配置の例を図11
(A),(B)に示す。図11(A),(B)に示すよ
うに、片側放射型ヘッド108は、図10(A),
(B)と同様に配置されるが、図11(A),(B)の
gで示すように、片側放射型ヘッド108の放射方向は
180度であるため、側壁102Aに放射してしまうこ
とがない。
配置される4個の片側放射型ヘッド108は両側の片側
放射ヘッド108と隣接して配置されているが、放射方
向が180度であるため、重複して放射してしまうこと
がない。したがって、片側放射型ヘッド108は、全放
射型ヘッド107と比べると、消火液の量を少なくする
ことができ、必要以上に消火液を消費してしまうことが
ない。
放射ヘッドにあっては、全放射型ヘッドにも同様に言え
るが、機械式立体駐車場の構造上の問題、例えば可動部
の構造やパレットの寸法等の問題のため、ヘッド間の位
置をもっと離して(例えば3m以上)設置したい場合が
あるが、ヘッドの放射距離が短いため、この場合にはヘ
ッドの個数を増やさざるを得ないという問題があった。
バーしているが、目詰まりなどの故障により1つのヘッ
ドでも放射障害が発生すると、所定の放射範囲をカバー
することができないという問題もあった。本発明は従来
のヘッドよりも放射距離を伸ばすことで、設置場所の選
択の自由度を高めることができ、また、他のヘッドで放
射障害が生じてもそのヘッドの放射範囲までかなりカバ
ーすることができる消火泡ヘッド用デフレクタおよび消
火ヘッドを提供することを目的とする。
に、本発明は次のように構成する。まず、本発明は、消
火泡ヘッド内に設けられ、消火液の水平面における放射
方向を略180度に規制する部材の先端に装着され、直
上に開口した噴出口からの消火液の噴出を受けて水平方
向に放射させる消火泡ヘッド用デフレクタを対象とす
る。
発明は、前方に向けて開いた略くの字形の切欠形状をも
つ前方放射部と、前方放射部の両側に位置し側方に向け
て開いた略くの字形の切欠形状をもつ一対の側方放射部
と、前方放射部と一対の側方放射部との間に斜め方向へ
の放射を行う一対の張出し部と、張出し部の各々に、斜
め方向に向けて開口したスリット穴を形成したことを特
徴とする。
に向けて開いた略くの字形の切欠形状をもつ前方放射部
と、前方放射部の両側に位置し側方に向けて開いた略く
の字形の切欠形状をもつ一対の側方放射部と、前方放射
部の略くの字形の開口角θ1に対し、一対の側方放射部
の略くの字形の開口角θ2を小さくしたことを特徴とす
る。
では、噴出口に対応した消火液の受け部と一対の側方放
射部の略くの字形の開口部との距離に対し、前方放射部
の略くの字形の開口部との距離を小さくした。また、本
発明の消火泡ヘッド用デフレクタでは、噴出口に対応し
た消火液の受け部と前方放射部の略くの字形の開口部と
の距離を略ゼロとした。
圧供給された消火液を水平面で略180度の範囲に規制
して放射する消火泡ヘッドを対象とし、消火液供給用配
管からの消火液を下方噴出する噴出口を内部に備え、液
放射部の周囲に泡形成用の網を装着したヘッド本体と、
噴出口から放出された消火液の放射方向を水平面で略1
80度の範囲に規制する規制部材と、規制部材の先端に
装着され、前方に向けて開いた略くの字形の切欠形状を
もつ前方放射部と、前方放射部の両側に位置し側方に向
けて開いた略くの字形の切欠形状をもつ一対の側方放射
部と、デフレクタに形成され前方放射部と一対の側方放
射部との間に斜め方向への放射を行う張出し部と、張出
し部の各々に形成した斜め方向に向けて開口したスリッ
ト穴とを備えたことを特徴とする。
供給用配管から加圧供給された消火液を水平面で略18
0度の範囲に規制して放射する消火泡ヘッドを対象と
し、消火液供給用配管からの消火液を下方噴出する噴出
口を内部に備え、液放射部の周囲に泡形成用の網を装着
したヘッド本体と、噴出口から放出された消火液の放射
方向を水平面で略180度の範囲に規制する規制部材
と、規制部材の先端に装着され、前方に向けて開いた略
くの字形の切欠形状をもつ前方放射部と、前方放射部の
両側に位置し側方に向けて開いた略くの字形の切欠形状
をもつ一対の側方放射部とを有し、デフレクタの前方放
射部の略くの字形の開口角θ1に対し、一対の側方放射
部の略くの字形の開口角θ2を小さくしたことを特徴と
する。
クタの噴出口に対応した消火液の受け部と一対の側方放
射部の略くの字形の開口部との距離に対し、前方放射部
の略くの字形の開口部との距離を小さくした。また、本
発明の消火泡ヘッドでは、噴出口に対応した消火液の受
け部と前方放射部の略くの字形の開口部との距離を略ゼ
ロとした。
ッド用デフレクタおよび消火泡ヘッドによれば、前方放
射部により形成された前方放射パターンの放射距離が従
来より伸び、また、側方放射部により形成された側方放
射パターンの放射距離が従来より伸びたので、ヘッドの
位置を従来よりも離して設置することができ、設置場所
を選択する自由度を高めることができる。また、前方ま
たは側方に設置された他のヘッドで放射障害が生じても
そのヘッドの放射範囲までかなりカバーすることができ
る。
面図、図2は消火泡ヘッドの平面図、図3は図2のA−
A断面矢視図である。図1〜図3において、1は消火泡
ヘッドを示し、この消火泡ヘッド1はヘッド本体2と、
消火液を放射するためのデフレクタ3と、デフレクタ3
により放射された消火液を泡にして放射するためのネッ
ト4と、デフレクタ3をヘッド本体2に取り付けるため
の2個のビス5の4点の部品で構成されている。
ット部2Aの下部に一体に形成された鍔部2Bと六角ナ
ット部2Aの上部に一体に形成されたねじ部2Cにより
構成される。鍔部2Bは略円形状であって所定の厚さを
有する板状に形成され、背面側平面部2Dを有する。こ
の平面部2Dは、消火泡の放射方向の反射側に形成され
るため、放射方向が一見して把握でき、設置工事の作業
性を容易化できる。
い消火液供給配管の先端に螺合するようになっている。
また、消火供給用配管から供給される消火液が下方に流
れるように、ヘッド本体2の内部には液供給路6が上下
方向に形成されて、液供給路6の下端部には消火液をデ
フレクタ3に対して噴出する噴出口7が形成されてい
る。
から下方に突出して長方形状の放射方向規制部材8が一
体に形成され、放射方向規制部材8は消火液供給用配管
から加圧供給された消火液を水平面で略180度の範囲
に規制する。すなわち、放射方向規制部材8は図3に示
す状態では消火液が左側の方向には放射されないで右側
の方向にのみ放射されるように規制している。
螺合するための図示しないねじ穴が形成され、デフレク
タ3が放射方向規制部材8の下端面にビス5により固定
される。また、ヘッド本体2の下面には円形状の溝9が
形成され、溝9にはネット4の外周端が嵌合する。図4
はデフレクタ3の平面図である。図4において、3はデ
フレクタであり、デフレクタ3は略蝶形状に形成され
る。10はヘッド本体2の放射方向規制部材8の下面に
ビス5により取り付けられる取付部であり、取付部10
の両側には一対のビス穴11が形成されている。取付部
10の反対側には前方放射部12が形成され、前方放射
部12により前方に消火液の放射を行う。
の字形の切欠形状に形成されている。前方放射部12の
略くの字形の開口角θ1は、90度〜150度の範囲に
設定されるが、好ましくは124度程度に設定される。
13は前方放射部12の両側に位置する一対の側方放射
部であり、側方放射部13は左右の側方に向って消火液
の放射を行う。側方放射部13は側方に向けて開いた略
くの字形の切欠形状に形成されている。側方放射部13
の略くの字形の開口角θ2は、30度〜90度の範囲に
設定されるが、好ましくは60度程度に設定される。し
たがって、前方放射部12の略くの字形の開口角θ1に
対し、一対の側方放射部13の略くの字形の開口角θ2
を小さくなるように設定している。
の間には一対の張出し部14が形成され、張出し部14
は斜め方向に消火液の放射を行う。張出し部14の先端
部には傾斜部14Aが形成され、傾斜部14Aと開口角
θ2を形成する下端部14Bとの角度θ3を変えること
により斜め方向の放射範囲を規制する。角度θ3は、1
0度〜50度の範囲に設定されるが、好ましくは30度
程度に設定される。
て開口したスリット穴15がそれぞれ形成されている。
スリット穴15は張出し部14による斜め方向の放射距
離を抑制するとともに、中央部の放射範囲に対して密度
の高い消火液の放射を行うようにしている。スリット穴
15の中心を伸ばした線16と開口角θ2の略中央部を
水平に通る水平線17とにより形成される角度θ4は、
開口角θ1と開口角θ2とにより決められる。
火液を直接受ける部分であり、噴出口7の開口孔に相対
する破線の円で表わしている。この受け部18の端部と
前方放射部12の開口部12Aとの距離L1は、一対の
側方放射部13の開口部13Aとの距離L2よりも小さ
くなるように設定される。なお、受け部18の端部と前
方放射部12の開口部12Aとの距離L1は略ゼロとし
ても良い。このようにL2>L1に設定することによ
り、前方放射部12による放射距離よりも一対の側方放
射部13による放射距離の方が大きくなるようにしてい
る。
分の立体放射パターンを示す図である。消火泡ヘッド1
は高さが例えば1.5mの位置に設置されている。図5
に示すような立体放射パターンにより消火液の放射を行
う。前方放射部12によりdで示すような前方放射パタ
ーンを形成し、側方放射部13によりcで示すような側
方放射パターンを形成する。
ンdと側方放射パターンcとの間の斜め方向の張出し放
射パターンbを形成し、スリット穴15により前方放射
パターンdと側方放射パターンcの間の中央部のスリッ
ト穴放射パターンaを形成する。図6は平面からみた水
平放射パターンを示す図である。 図6において、1は
消火泡ヘッド、dは前方放射部12により形成される前
方放射パターン、cは一対の側方放射部13により形成
される側方放射パターン、bは張出し部14により形成
される張出し部放射パターン、aはスリット穴15によ
り形成されるスリット穴放射パターンである。
1は、一対の側方放射部13の開口部13Aの開口角θ
2より大きく設定されているため、前方放射パターンd
は、前方を幅広くカバーするようになっている。また、
受け部18の端部と前方放射部12の開口部12Aとの
距離L1より受け部18の端部と側方放射部13の開口
部13Aとの間の距離L2の方が大きく設定されている
ため、前方放射パターンdの放射距離が略280cmで
あるのに対して、側方放射パターンcの放射距離が略4
00cmであり、前方より側方の放射距離が長くなって
いる。
の間の張出し部放射パターンbは、張出し部14の傾斜
部14Aの角度θ3を変えることによりカバー範囲を変
えることができる。また、スリット穴15を形成するこ
とにより、張出し部放射パターンbの放射距離を抑制し
ている。スリット穴放射パターンaは、前方放射パター
ンdと側方放射パターンcの間の中央部に形成され、ス
リット穴15により放射密度を高めている。
である。図7において、150cmの高さ位置に設置さ
れた消火泡ヘッド1から消火液の放射が行われたとき、
特に左右の側方に向って放射距離が伸びている。図8は
側面からみた放射パターンを示す図である。図8におい
て、前方放射部12により形成される前方放射パターン
dの放射距離は280cmであり、従来よりも伸びてい
る。
場への設置例を示す図である。図9において、21は自
走式の機械式立体駐車場を示し、立体駐車場21の内部
は、柱22と壁23により複数の区画24が形成され、
一つの区画24内には上段と下段に3個づつ合わせて6
個のパレット25A,25Bが設けられ、6台の車両2
6A,26Bが駐車できるようになっている。
6Aに対しては、全放射型ヘッド27が前後方向に2個
設置され、下段のパレット25B上に駐車する車両26
Bに対しては一台について4個の本発明の片側放射型の
消火泡ヘッド1がパレット及び車両を囲むように設置さ
れる。消火泡ヘッド1は、図9(B)に示すように、1
台の車両26Bに対して4個ずつ、3台の車両26Bに
対して合計して12個設置される。消火泡ヘッド1は、
車両の幅方向の距離hが2.5mとなるように互いに対
向して設置され、また、車両の前後方向の距離iが4m
となるように配置される。
ッド設置間隔だった3mよりもヘッドの位置を離して設
置することができ、パレットに対し設置場所を選択する
自由度を高めることができる。また、設置するヘッドの
個数を増やす必要もない。また2m前後の横幅をもつ車
両を搭載するパレットのサイズに基づき、車両の幅方向
の設置距離hを2.5mとしており、これに対し前後方
向の放射距離は、図9(A)のjの前方放射パターンd
のように距離が2.8mに伸びており、車両の幅方向で
対向する消火泡ヘッド1の下側まで消火液がとどく。同
時に、車両前後方向での設置距離iが4mになっても、
図9(A)のjの側方放射パターンcの距離が4mまで
伸びて隣接した消火泡ヘッド1の下側まで消火液がとど
く。その結果、他のヘッドで放射障害が生じても、その
ヘッドの放射範囲までかなりカバーすることができる。
ば、前方放射部による前方放射パターンにより前方への
放射距離を伸ばし、側方放射部による側方放射パターン
により側方への放射距離を伸ばしたため、ヘッドの位置
を従来より離して設置することができ、設置場所を選択
する自由度を高めることができる。また、前方または側
方の他のヘッドで放射障害が生じても、そのヘッドの放
射範囲までかなりカバーすることができる。
Claims (8)
- 【請求項1】消火泡ヘッド内に設けられ、消火液の水平
面における放射方向を略180度に規制する部材の先端
に装着され、直上に開口した噴出口からの消火液の噴出
を受けて水平方向に放射させる消火泡ヘッド用デフレク
タに於いて、 前方に向けて開いた略くの字形の切欠形状をもつ前方放
射部と、 該前方放射部の両側に位置し側方に向けて開いた略くの
字形の切欠形状をもつ一対の側方放射部と、前記前方放射部と一対の側方放射部との間に斜め方向へ
の放射を行う一対の張出し部と、 前記張出し部の各々に、斜め方向に向けて開口したスリ
ット穴を形成し たことを特徴とする消火泡ヘッド用デフ
レクタ。 - 【請求項2】消火泡ヘッド内に設けられ、消火液の水平
面における放射方向を略180度に規制する部材の先端
に装着され、直上に開口した噴出口からの消火液の噴出
を受けて水平方向に放射させる消火泡ヘッド用デフレク
タに於いて、 前方に向けて開いた略くの字形の切欠形状をもつ前方放
射部と、 該前方放射部の両側に位置し側方に向けて開いた略くの
字形の切欠形状をもつ一対の側方放射部と、 前記前方放射部の略くの字形の開口角θ1に対し、前記
一対の側方放射部の略くの字形の開口角θ2を小さくし
たことを特徴とする消火泡ヘッド用デフレクタ。 - 【請求項3】請求項1または請求項2のいずれかに記載
の消火泡ヘッド用デフレクタに於いて、 前記噴出口に対応した消火液の受け部と前記一対の側方
放射部の略くの字形の開口部との距離に対し、前記前方
放射部の略くの字形の開口部との距離を小さくしたこと
を特徴とする消火泡ヘッド用デフレクタ。 - 【請求項4】請求項3に記載の消火泡ヘッド用デフレク
タに於いて、 前記噴出口に対応した消火液の受け部と前記前方放射部
の略くの字形の開口部との距離を略ゼロとしたことを特
徴とする消火泡ヘッド用デフレクタ。 - 【請求項5】消火液供給用配管から加圧供給された消火
液を水平面で略180度の範囲に規制して放射する消火
泡ヘッドにおいて、 前記消火液供給用配管からの消火液を下方噴出する噴出
口を内部に備え、液放射部の周囲に泡形成用の網を装着
したヘッド本体と、 前記噴出口から放出された消火液の放射方向を水平面で
略180度の範囲に規制する規制部材と、 前記規制部材の先端に装着され、前方に向けて開いた略
くの字形の切欠形状をもつ前方放射部と、該前方放射部
の両側に位置し側方に向けて開いた略くの字形の切欠形
状をもつ一対の側方放射部と、前記デフレクタに形成され前記前方放射部と一対の側方
放射部との間に斜め方向への放射を行う張出し部と、 前記張出し部の各々に形成した斜め方向に向けて開口し
たスリット穴とを備えた ことを特徴とする消火泡ヘッ
ド。 - 【請求項6】消火液供給用配管から加圧供給された消火
液を水平面で略180度の範囲に規制して放射する消火
泡ヘッドにおいて、 前記消火液供給用配管からの消火液を下方噴出する噴出
口を内部に備え、液放射部の周囲に泡形成用の網を装着
したヘッド本体と、 前記噴出口から放出された消火液の放射方向を水平面で
略180度の範囲に規制する規制部材と、 前記規制部材の先端に装着され、前方に向けて開いた略
くの字形の切欠形状をもつ前方放射部と、該前方放射部
の両側に位置し側方に向けて開いた略くの字形の切欠形
状をもつ一対の側方放射部とを備え、 前記デフレクタの前記前方放射部の略くの字形の開口角
θ1に対し、前記一対の側方放射部の略くの字形の開口
角θ2を小さくしたことを特徴とする消火泡ヘッド。 - 【請求項7】請求項5または請求項6のいずれかに記載
の消火泡ヘッドに於いて、 前記デフレクタの前記噴出口に対応した消火液の受け部
と前記一対の側方放射部の略くの字形の開口部との距離
に対し、前記前方放射部の略くの字形の開口部との距離
を小さくしたことを特徴とする消火泡ヘッド。 - 【請求項8】請求項7に記載の消火泡ヘッドに於いて、 前記噴出口に対応した消火液の受け部と前記前方放射部
の略くの字形の開口部との距離を略ゼロにしたことを特
徴とする消火泡ヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07340104A JP3073918B2 (ja) | 1995-12-27 | 1995-12-27 | 消火泡ヘッド用デフレクタ及び消火泡ヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07340104A JP3073918B2 (ja) | 1995-12-27 | 1995-12-27 | 消火泡ヘッド用デフレクタ及び消火泡ヘッド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09173494A JPH09173494A (ja) | 1997-07-08 |
JP3073918B2 true JP3073918B2 (ja) | 2000-08-07 |
Family
ID=18333762
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07340104A Expired - Lifetime JP3073918B2 (ja) | 1995-12-27 | 1995-12-27 | 消火泡ヘッド用デフレクタ及び消火泡ヘッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3073918B2 (ja) |
-
1995
- 1995-12-27 JP JP07340104A patent/JP3073918B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09173494A (ja) | 1997-07-08 |
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