JPH0630286Y2 - 低圧式二酸化炭素消火装置用ノズル - Google Patents
低圧式二酸化炭素消火装置用ノズルInfo
- Publication number
- JPH0630286Y2 JPH0630286Y2 JP1990087953U JP8795390U JPH0630286Y2 JP H0630286 Y2 JPH0630286 Y2 JP H0630286Y2 JP 1990087953 U JP1990087953 U JP 1990087953U JP 8795390 U JP8795390 U JP 8795390U JP H0630286 Y2 JPH0630286 Y2 JP H0630286Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- horn
- gas
- carbon dioxide
- deflector
- fire extinguisher
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Nozzles (AREA)
- Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この考案は低圧式二酸化炭素消火装置用ノズルに関する
ものである。
ものである。
（従来の技術） 低圧式二酸化炭素消火装置は、冷凍設備等が必要で規模
が大型で設備費高価となり、その後開発された消火能力
大で設備規模の小さくてすむハロン１３０１の消火装置
がこれに代わって広く採用されている。
が大型で設備費高価となり、その後開発された消火能力
大で設備規模の小さくてすむハロン１３０１の消火装置
がこれに代わって広く採用されている。
しかしながら、最近ハロン系のガスがオゾン層破壊する
という問題が発生し、再び二酸化炭素消火装置が見直さ
れる状況になって来た。
という問題が発生し、再び二酸化炭素消火装置が見直さ
れる状況になって来た。
（考案が解決しようとする問題点） 低圧式二酸化炭素消火装置を採用する場合、ガス圧力を
低圧（２０kg／cm2）とするために、冷凍設備によつて
常時保冷（−１８〜−２０℃）して液化している。この
ガスを配管で導いて消火対象物に設けたノズルから放射
するようにしている。
低圧（２０kg／cm2）とするために、冷凍設備によつて
常時保冷（−１８〜−２０℃）して液化している。この
ガスを配管で導いて消火対象物に設けたノズルから放射
するようにしている。
したがって高圧式二酸化炭素消火装置に比較して大量の
ドライアイスを放射できる特長がある。しかしながら従
来使用している高圧式二酸化炭素消火装置のノズルを使
用すると、ドライアイスとガスが分離して放射され、放
射距離が激減し所要の消火能力を発揮しない。
ドライアイスを放射できる特長がある。しかしながら従
来使用している高圧式二酸化炭素消火装置のノズルを使
用すると、ドライアイスとガスが分離して放射され、放
射距離が激減し所要の消火能力を発揮しない。
考案者はこうした問題点に取り組み、種々実験の結果低
圧式二酸化炭素消火装置に最適なノズルを得たものであ
る。
圧式二酸化炭素消火装置に最適なノズルを得たものであ
る。
（問題点を解決するための手段） この考案を実施例第１図によって説明する。
二酸化炭素のガスを放射する配管その先端に接続するノ
ズルは、ホーン３が椀型で、その底部３ａには配管を塞
ぐ放出部１をホーン３内に凸出させ、この放出部１の中
央には支柱８を立ててその支柱８の先端にデフレクター
２をそれぞれ設け、また放出部１にはガスを前方に噴出
する噴出口５と横方向に噴出する噴出口６とをあけ、デ
フレクター２は前記噴出口５からのガス流を外側方向に
導くようにし、前記ホーン３は放出部１とデフレクター
２を空間部４を保って覆う形状とし、この空間部４にお
いて前記両ガスフ噴出口５，６のガス噴出流は衝突しホ
ーン３とデフレクター２の隙間７から放射する構造であ
る。
ズルは、ホーン３が椀型で、その底部３ａには配管を塞
ぐ放出部１をホーン３内に凸出させ、この放出部１の中
央には支柱８を立ててその支柱８の先端にデフレクター
２をそれぞれ設け、また放出部１にはガスを前方に噴出
する噴出口５と横方向に噴出する噴出口６とをあけ、デ
フレクター２は前記噴出口５からのガス流を外側方向に
導くようにし、前記ホーン３は放出部１とデフレクター
２を空間部４を保って覆う形状とし、この空間部４にお
いて前記両ガスフ噴出口５，６のガス噴出流は衝突しホ
ーン３とデフレクター２の隙間７から放射する構造であ
る。
（作用） 配管におくられて来る二酸化炭素ガスは噴出口５，６か
ら放出する。噴出口５からのガス噴出流はデフレクター
２にあたって横方向に分散し、噴出口６からのガス噴出
流も横方向に放出し、ホーン３内の空間部４において両
噴出流が衝突撹拌しガスの噴出流の勢いが阻れ、ガスと
ドライアイスの流速は同速になって分離することなくホ
ーン３から放出される。
ら放出する。噴出口５からのガス噴出流はデフレクター
２にあたって横方向に分散し、噴出口６からのガス噴出
流も横方向に放出し、ホーン３内の空間部４において両
噴出流が衝突撹拌しガスの噴出流の勢いが阻れ、ガスと
ドライアイスの流速は同速になって分離することなくホ
ーン３から放出される。
（実施例） 放出部１にあける噴出口５は複数支柱８の外周に設け
る。先端の中心のデフレクター２は平坦な円盤、もしく
は第１図のように僅かにわん曲を有して噴出口５からの
前方に放出するガスを横方向ホーン３内に導く形状にす
ることが好ましい。噴出口６も複数個あってその方向は
全くの横方向でなく僅かホーン３底部に向けてあっても
よい。
る。先端の中心のデフレクター２は平坦な円盤、もしく
は第１図のように僅かにわん曲を有して噴出口５からの
前方に放出するガスを横方向ホーン３内に導く形状にす
ることが好ましい。噴出口６も複数個あってその方向は
全くの横方向でなく僅かホーン３底部に向けてあっても
よい。
またデフレクター２はホーン３の内周面から数本の支柱
を張り出してこの支柱に設けてもよく、要はデフレクタ
ー２は放出部１の前方向中央位置にするのがよい。
を張り出してこの支柱に設けてもよく、要はデフレクタ
ー２は放出部１の前方向中央位置にするのがよい。
（効果） この考案のノズルは以上の構成であれば、二酸化炭素の
配管から放出される噴出流は二つのガス噴出流がホーン
内において衝突撹拌されて放出することから、ガスはド
ライアイスと同速となって分離せず、冷却と窒息の両作
用によって消火性能を完全に発揮でき低圧式二酸化炭素
消火装置として最適である。
配管から放出される噴出流は二つのガス噴出流がホーン
内において衝突撹拌されて放出することから、ガスはド
ライアイスと同速となって分離せず、冷却と窒息の両作
用によって消火性能を完全に発揮でき低圧式二酸化炭素
消火装置として最適である。
第１図はこの考案の低圧二酸化炭素消火装置用ノズルの
一実施例を示す断面図である。 １……放出部、２……デフレクター、３……ホーン、
５，６……噴出口
一実施例を示す断面図である。 １……放出部、２……デフレクター、３……ホーン、
５，６……噴出口
Claims (1)
- 【請求項１】配管の先端に接続するホーン３は椀型で、
その底部３ａには配管を塞ぐ放出部１をホーン３内に凸
出させ、この放出部１の中央先端に位置してデフレクタ
ー２をそれぞれ設け、また放出部１にはガスを前方に噴
出する噴出口５と横方向に噴出する噴出口６とをあけ、
デフレクター２は前記噴出口５からのガス流を外側方向
に導くようにし、前記ホーン３は放出部１とデフレクタ
ー２を空間部４を保って覆う形状とし、この空間部４に
おいて前記両ガス噴出口５，６のガス噴出流は衝突しホ
ーン３とデフレクター２の間から放射する低圧式二酸化
炭素消火装置用ノズル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990087953U JPH0630286Y2 (ja) | 1990-08-24 | 1990-08-24 | 低圧式二酸化炭素消火装置用ノズル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990087953U JPH0630286Y2 (ja) | 1990-08-24 | 1990-08-24 | 低圧式二酸化炭素消火装置用ノズル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0445554U JPH0445554U (ja) | 1992-04-17 |
| JPH0630286Y2 true JPH0630286Y2 (ja) | 1994-08-17 |
Family
ID=31820770
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990087953U Expired - Lifetime JPH0630286Y2 (ja) | 1990-08-24 | 1990-08-24 | 低圧式二酸化炭素消火装置用ノズル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0630286Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006159145A (ja) * | 2004-12-10 | 2006-06-22 | Renesas Technology Corp | 流体吐出ノズルおよびこれを用いた基板処理装置 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5926719B2 (ja) * | 2013-12-10 | 2016-05-25 | エア・ウォーター防災株式会社 | 消火ガス噴射装置 |
| JP6027189B2 (ja) * | 2015-05-27 | 2016-11-16 | エア・ウォーター防災株式会社 | 消火ガス噴射装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE2163111A1 (de) * | 1971-12-20 | 1973-07-05 | Mueller Ernst Kg | Kopf fuer pulverspruehpistole |
-
1990
- 1990-08-24 JP JP1990087953U patent/JPH0630286Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006159145A (ja) * | 2004-12-10 | 2006-06-22 | Renesas Technology Corp | 流体吐出ノズルおよびこれを用いた基板処理装置 |
| JP4652040B2 (ja) * | 2004-12-10 | 2011-03-16 | ルネサスエレクトロニクス株式会社 | 流体吐出ノズルおよびこれを用いた基板処理装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0445554U (ja) | 1992-04-17 |
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