JP3273281B2 - 消火用ヘッド - Google Patents

消火用ヘッド

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JP3273281B2
JP3273281B2 JP01869094A JP1869094A JP3273281B2 JP 3273281 B2 JP3273281 B2 JP 3273281B2 JP 01869094 A JP01869094 A JP 01869094A JP 1869094 A JP1869094 A JP 1869094A JP 3273281 B2 JP3273281 B2 JP 3273281B2
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  • Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、大型展示場、アトリ
ウム、体育館等に用いられる消火用ヘッドに関するもの
であり、更に述べると、広い矩形状の消火領域、例え
ば、幅5m×長さ20m、の消火領域に均等に散水でき
る消火用ヘッドに関するものである。
【0002】従来、広い矩形状の消火領域に均等に散水
するために、射程距離の異なる複数のノズルを上下に配
設した消火用ヘッドを用いている。この消火用ヘッドの
ノズルには、上から順に、遠投用ノズル、該遠投用ノズ
ルより射程距離の小さい中投用ノズル、該中投用ノズル
より射程距離の小さい近投用ノズル、が設けられてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来例の消火用ヘッド
は、次の様な問題がある。 (1)近投用ノズルから噴射される放水流が空気を引き
込み中投用ノズルから噴射される放水流を引き込み、
又、中投用ノズルから噴射される放水流も空気を引き込
み、遠投用ノズルから噴射される放水流を引き込む。そ
のため、各ノズルの射程距離が設計より短くなるので、
20m級の広い矩形状の散水領域に満遍なく散水するこ
とができない。
【0004】(2)散水領域が、遠投用ノズルは遠距離
地点、中投用ノズルは中間地点、と決まっているために
粒子径の大きさが場所により異なる。 (3)各ノズルの散水地点が決まっているため、きれい
な矩形放水等で均一に散水することが困難である。
【0005】この発明は上記事情に鑑み、大きな矩形状
散水領域に均一に散水できるようにすることを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、遠投用ノズ
ルと、該遠投用ノズルより射程距離の短い中投用ノズル
と、該中投用ノズルより射程距離の短い近投用ノズルと
を設けた消火用ヘッドにおいて、該中投用ノズルの下方
に遠投用ノズルを設け、該遠投用ノズルの下方に近投用
ノズルを設けること、により上記目的を達成しようとす
るものである。
【0007】
【作用】消火用ヘッドに消火用水を圧送すると、該消火
用水は各ノズルから同時に噴出され放水流となる。この
時、中投用ノズルの放水流は、遠投用ノズルの放水流に
衝突し、該遠投用ノズルの放水流のエネルギを獲得する
ので、その射程距離は、中投用ノズルを単独で用いた場
合よりも若干伸びる。
【0008】又、中投用ノズルの放水流と遠投用ノズル
のそれとが衝突後、一体となって飛んでいくので、矩形
で均一な放水ができる。
【0009】更に、遠投用ノズルと中投用ノズルの相互
作用により中間から遠距離にかけては粒子径がほぼ同一
となる。
【0010】
【実施例】この発明の実施例を添付図面により説明す
る。消火用ヘッド1には上方から下方に向かって順に中
投用ノズル100、遠投用ノズル200、近投用ノズル
300が配設されている。
【0011】該中投用ノズル100の中心軸100cと
遠投用ノズル200の中心軸200cとは平行であり、
該遠投用ノズル200cは、消火用ヘッド1の中心軸1
cに対し角度θ1傾斜している。この角度θ1は散水領域
を考慮して適宜選択されるが、例えば、角度θ1=26
゜が選ばれる。
【0012】近投用ノズル300の軸心300Cは,前
記消火用ヘッド1の中心軸1cに対し、角度θ2傾斜し
ている。この角度θ2は、散水領域を考慮して適宜選択
されるが、例えば、角度θ2=43゜が選ばれる。
【0013】該中投用ノズル100は、遠投用ノズル2
00よりも射程距離が短く、かつ、近投用ノズル300
よりも射程距離が長い扇状ノズルである。該ノズル10
0を1本単独で使用した場合には、射程距離Lは約8.
5〜約16m、散水幅Wは約2〜3mであり、図21A
に示す散水流域S1を形成する。
【0014】この中投用ノズル100は、消火用ヘッド
1の中心軸1cを挟んで同一水平線F1上に一対設けら
れている。この両ノズル100の中心軸100Cの交差
角θ3は適宜選択されるが、例えば、交差角θ3=14゜
である。該ノズル100は、出口101に向かって拡径
しており、その出口101は長方形状に形成されてい
る。
【0015】該遠投用ノズル200は、中投用ノズル1
00、近投用ノズル300よりも射程距離が長く、従っ
て、各ノズル中で一番射程距離が長いジェットノズルで
ある。該ノズル200を単独で使用した場合には、射程
距離Lは約7〜約22m、散水幅Wは約2〜約5mであ
り、図21Bに示す散水領域S2を形成する。
【0016】この遠投用ノズル200は、同一水平線F
2上に間隔をあけて配設された複数の放水孔201を備
えている。この放水孔201は中央部の中径孔202
と、該中径孔202の両側に配設された大径孔203
と、該中径孔202と該大径孔203との間に配設され
た小径孔204と、から構成されている。該中径孔20
2の中心軸200cは、消火用ヘッドの中心軸1cと交
差している(図8〜図10参照)。
【0017】該各孔202〜204の口径は、互いに相
違しているが、それは次の理由による。(1)ノズルか
らの水流は外側ほど空気抵抗による影響を受けやすいの
で、その影響を受けないようにするために外側のノズル
を大流量にしなければならないこと。
【0018】(2)真中の水量を大流量にすると真中に
偏った散水となる。この偏った散水を防止するために、
真中のノズルには、中流量を放水しなければならないこ
と。 (3)真中のノズルと両側のノズルとの間のノズルに
は、均一散布するために真中と両側端の散水をフォロー
させる必要があること。
【0019】上記事情を考慮し、各孔202〜204の
口径の大きさは、例えば、大径孔203対小径孔204
対中径孔202を7:4:5の比になる様に形成する
が、この比率は必要に応じて適宜変更されることは勿論
である。
【0020】この遠投用ノズル200は、前記中投用ノ
ズル100から噴出される放水流の散水領域の欠落を補
う働きをする。
【0021】該近投用ノズル300は、該中投用ノズル
100、遠投用ノズル200よりも射程距離が短く、従
って、各ノズル中で一番射程距離が短い。この近投用ノ
ズル300を単独で使用した場合には、射程距離Lは後
方約1mから前方約6m、散水幅Wは約4〜5mであ
り、図21Cに示す散水領域S3を形成する。
【0022】この近投用ノズル300は、内ノズル30
1と、該内ノズル301に嵌着される外ノズル310
と、該内ノズル301と外ノズル310との間に介在せ
しめたディフレクタ320と、を備えている(図11〜
図20)。
【0023】内ノズル301の後端部には、オリフィス
収納部302が設けられ、又、その胴部309には、外
ノズル310の放出口311と連通する複数の給水孔3
03が設けられている(図13、図14)。
【0024】該内ノズル301の先端部には、絞り部3
05が設けられている。この絞り部305の角度θ5は
必要に応じて適宜決定されるが、例えば、角度θ5=9
0゜である。なお、308は工具等の係合段部を示す。
【0025】該内ノズル301の放水口306は、放射
状に形成されているが、その放射角度θ6は、必要に応
じて適宜決定されるが、例えば、放射角度θ6=120
゜である。前記絞り部305と給水孔303との間に
は、スパイラル収納部307が形成されている。
【0026】該外ノズル310の上端面には、案内リン
グ312と抵抗リング313とが同心状に形成されてい
る。この両リング312、313間には環状流路315
が設けられている。該案内リング312の内面は、外方
に向かって傾斜している。その傾斜角度θ8は必要に応
じて適宜決定されるが、例えば、傾斜角度θ8=45゜
である(図15、図16)。
【0027】該案内リング312の前半部分には、切欠
部314が設けられており、この切欠部314からの散
水は下方放水域E3を構成する。この放水域の放水角E3
は必要に応じて適宜決定されるが、例えば、角度E3=
125゜である。
【0028】抵抗リング313は、円周方向に間隔をお
いて配設された複数の扇状の突起片316からなる。下
方放水域E3に対応する部分には該突起片が欠如してお
り、側方放水域E2に対応する部分には隙間L6をおいて
複数の側方突起片317が設けられ、又、上方放水域E
1に対応する部分の中央部には中央突起片318が設け
られている。
【0029】この中央突起片318は、側方突起片31
7より大きく形成され、又、中央突起片318と側方突
起片317との隔間L7は前記間隔L6より広く形成され
ている。側方放水域E2および上方放水域E1の放水域角
E2、E1はそれぞれ必要に応じて適宜選択されるが、例
えば、放水域角E2=45゜放水域角E1=90゜であ
る。なお、319は内ノズル301を嵌入せしめる通路
である。
【0030】該デフレクタ320の中央部には、内ノズ
ル301の嵌合口321が形成されており、その周縁部
には、切欠部322、323が形成されている。切欠部
322は下方切欠部で、分散片325の幅L11と略同じ
幅L10のU字状溝を構成している。この切欠部322は
前記下方放水域E3に対応する全範囲にわたり等間隔に
複数形成されている。この切欠部322の形状や個数は
必要に応じて適宜選択される(図17参照)。
【0031】切欠部323は上方切欠部で、前記上方放
水域E1に対応する部分に形成されている。この上方切
欠部323の切欠角度L13は必要に応じて決定される
が、例えば、切欠角度L13=60゜である。
【0032】該デフレクタ320の周縁部の前記側方放
水域E2に対応する部分326には切欠部は設けられて
いない。
【0033】前記内ノズル301にはスパイラル330
とオリフィス340とが設けられている。スパイラル3
30は、その側壁に螺旋状に形成された溝331を備え
ており、消火用水を攪拌し旋回流を形成させる。なお、
332は通水孔である(図18参照)。
【0034】オリフィス340は、リング341に形成
され、その出口342側内面343は円錐角αの円錐台
状に形成されている。その円錐角αは必要に応じて適宜
選択されるが、例えば、円錐角α=90゜である。この
オリフィス340は放水流の圧力を低下させ、放水粒径
を大きくさせる。なお、345は入口である(図19、
図20)。
【0035】次に本実施例の作動につき説明する。図1
に示す様に消火用ヘッド1を国際展示場などの大空間の
側壁500に取り付ける。この時、消火用ヘッド1の中
心軸1cは水平であり、中投用ノズル100、遠投用ノ
ズル200は上向きとなり、例えば、該中心軸1cに対
して傾斜角度θ1=26゜上向きとなる。又、該近投用
ノズル300は、下向きとなり、例えば、該中心軸1c
に対して傾斜角θ2=43゜下向きとなる。
【0036】図示しない消火設備の主弁が開き、消火用
ヘッド1に所定圧力、例えば3.5kgf/cm2 の消
火用水600が圧送されると、図22に示す様に該消火
用水600は、各ノズル100、200、300から放
出される。
【0037】中投用ノズル100からの放水流610
は、扇状に広がりながら、放物線状に落下するが、地点
Pで遠投用ノズル200からの棒状の放水流620と衝
突する。そのため、棒状の放水流620のエネルギは放
水流610に奪われるとともに、該放水流610は、前
記放水流620に乗るようにしながら射程距離Lを伸ば
すとともに、中投用ノズル100の散水領域S5の中心
線SC上にも前記散水流620が散水されるので、中投
用ノズル610の散水領域S5は図23に示す形状とな
る。
【0038】放水流610によりエネルギを奪われた棒
状の放水流620は、単独で用いられる場合に比べその
射程距離Lが短くなり、図23に示す散水領域S6とな
るが、その射程距離Lは20m以上に及ぶ。
【0039】前述の様に、前記放水流610と放水流6
20との衝突により棒状の放水流620の射程距離Lが
短くなるが、その半面、互いの放水流610、620が
デフレクタの役目を果たすことになるので、均一に、か
つ、広く散水することができる。
【0040】この遠投用ノズル200は互いに口径の異
なる大径孔203、小径孔204、中径孔202を水平
方向に間隔をおいて配設しているので、一定の広がりを
もって散布できると共に各孔から放出した放水流は真中
で収束することはない。
【0041】最も大きい口径の大径孔203を両側に配
置したので、一番射程距離Lの長い大径孔203からの
放水流は、他の孔202、204から放出された射程距
離の短い放水流に干渉し、それらの放水流は単独で放出
されるよりも射程距離Lが伸びる。これにより、一定の
広がりをもって散布することがより確実に行われること
になる。
【0042】中央に中径孔202を設け、その両側に大
径孔203を配設し、両孔202、203間に小径孔2
04を設けたので、中径孔202からの放水流は他の孔
203、204からの放水流の干渉を受けることが少な
くなる。又、大径孔203と中径孔202からの放水流
だけにより散水領域を形成すると、散水分布に粗密が生
じるが、この不都合は小径孔204の放水流により解消
することができる。
【0043】近投用ノズル300の各放水域E1、E2、
E3から放出される放水流630は放物線を描きながら
落下し、消火用ヘッド1近傍の放水領域S7に散水され
る。この近投用ノズル300には、オリフィス340が
設けられており、消火用ヘッド1に供給され、かつ、近
投用ノズル300に分流供給される消火用水600はこ
のオリフィス340により所定圧力、例えば、2.5k
g/cm2、に減圧されるので、流速が遅くなる。
【0044】そのため、近投用ノズル300からの放水
流630は、遠投用ノズル200や中投用ノズル100
から放出される放流水610、620に影響を与えるこ
とがなくなるとともに、散水粒径も大きくなり消火効果
をあげることができる。
【0045】このオリフィス340を通った消火用水6
00は、スパイラル330により旋回流にされながら、
絞り部305で絞り込まれた後、内ノズル301からの
放水流630となり円錐状に放出される。
【0046】前記オリフィス340を通った消火用水6
00の一部は、給水孔303、通路350を通り、デフ
レクタ320、突起片316、317、318、案内リ
ング312の規制を受けながら切欠部314、隙間L
6、L7から放出される放水流630となり、外ノズル3
10から上方放水域E1、側方放水域E2及び下方放水域
E3の全域にわたり散水される。
【0047】この上方散水域E1は、主に放水領域S7の
中央部300Cの散水を受け持ち、又、側方散水域E2
は主に前記放水領域S7の側方300Bの散水を受けも
ち、更に、下方散水域E3は主に前記放水領域S7の後端
300A側の散水を受け持つ。
【0048】このようにして各ノズル100、200、
300からの放水流610、620、630は、全体と
して大きな矩形状の散水領域Sを形成すると共に、その
長さLは20mを超え、幅Wも5mを超える。そのた
め、この消火用ヘッド1はアトリウム等の大空間を備え
た建築物の消火を効率良く行うことができる。
【0049】
【発明の効果】この発明は、以上の様に構成したので、
次の様な顕著な効果を奏する。 (1)複数のノズルの下方に位置するノズルの射程距離
を上方のノズルのそれよりも長くしたので、上方のノズ
ルからの放水流が、その進行途中において下方のノズル
からの放水流に衝突し、エネルギを奪う。そのため、上
方のノズルからの放水流は、下方のノズルからの放水流
に乗るようにしながら射程距離を伸ばすとともに、該衝
突により両放水流が互いにデフレクタの役割を果たすの
で、均一に広く散水することができる。
【0050】(2)中投用ノズルの下方に遠投用ノズル
を設け、該遠投用ノズルの下方に近投用ノズルを設けた
ので、中投用ノズルからの放水流は、その進行途中にお
いて遠投用ノズルの放水流に衝突し、その放水流に乗る
ようにしながら射程距離を伸ばすとともに、該衝突によ
り両放水流は互いにデフレクタの役割を果たす。又、近
投用ノズルからの放水流は該ノズル近傍の地域に散水さ
れる。そのため、全体として大きな矩形状消火場所に均
一な散水分布を行えるので、大空間の消火を効率的に行
うことができる。
【0051】(3)中投用ノズルが一対の扇状ノズルな
ので、散布領域を広くすることができる。
【0052】(4)遠投用ノズルがジェットノズルなの
で、放水流は棒状となり近投用ノズルの放水流の風によ
る伴流を受けにくい。そのため、該遠投用ノズルの射程
距離は該近投用ノズルの影響を受けることがない。
【0053】(5)近投用ノズルにオリフィスを設けた
ので、消火用水の水圧を低下させて散水粒径を大きくす
ることができる。そのため、消火効率の良い散水を行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す正面図で、取付状態を
示す図である。
【図2】取付前の消火用ヘッドを示す正面図である。
【図3】図2の側面図である。
【図4】図2の平面図である。
【図5】中投用ノズルの正面図である。
【図6】図5のVI-VI線断面図である。
【図7】図5のVII-VII線断面図である。
【図8】遠投用ノズルの側面図である。
【図9】遠投用ノズルの平面図である。
【図10】遠投用ノズルの正面図である。
【図11】近投用ノズルの正面図である。
【図12】図11のXII-XII線断面図である。
【図13】近投用ノズルの内ノズルの正面図である。
【図14】図13のIVX-IVX線断面図である。
【図15】近投用ノズルの外ノズルの正面図である。
【図16】図15のXVI-XVI線断面図である。
【図17】近接用ノズルのデフレクタの平面図である。
【図18】近投用ノズルのスパイラルの平面図である。
【図19】近投用ノズルのオリフィスの平面図である。
【図20】図19のXX-XX線断面図である。
【図21】各ノズルを単独で用いた場合の散水領域を示
す図で、Aは中投用ノズルのそれ、Bは遠投用ノズルの
それ、Cは近投用ノズルのそれを、示す。
【図22】各ノズルの放水流の状態を示す図である。
【図23】各ノズルの放水流により形成された矩形状の
散水領域を示す図である。
【符号の説明】
1 消火用ヘッド 100 中投用ノズル 200 遠投用ノズル 300 近投用ノズル

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のノズルを上下に配置した消火用ヘ
    ッドにおいて、 該複数のノズルの下方に位置するノズルの射程距離を上
    方のノズルの射程距離よりも大きくすると共に、該下方
    に位置するノズルの散水幅を、上方のノズルの散水幅と
    同じか又はそれよりも広くし、前記下方に位置するノズ
    ルと前記上方のノズルとの放水流を、互いにデフレクタ
    の役割を果たす如く、その進行途中において衝突させる
    ことを特徴とする消火用ヘッド。
  2. 【請求項2】 遠投用ノズルと、該遠投用ノズルより射
    程距離の短い中投用ノズルとを設けた消火用ヘッドにお
    いて、 該中投用ノズルの下方に前記遠投用ノズルを設け、前記
    遠投用ノズルからの放水流を、その進行途中において前
    記中投用ノズルからの放水流に衝突させて、前記中投用
    ノズルからの放水流の射程距離を伸ばすとともに、両放
    水流に互いにデフレクタの役割を果たさせることを特徴
    とする消火用ヘッド。
  3. 【請求項3】 遠投用ノズルと、該遠投用ノズルより射
    程距離の短い中投用ノズルと、該中投用ノズルより射程
    距離の短い近投用ノズルとを設けた消火用ヘッドにおい
    て、 該中投用ノズルの下方に前記遠投用ノズルを設け、該遠
    投用ノズルの下方に前記近投用ノズルを設けたことを特
    徴とする消火用ヘッド。
  4. 【請求項4】 該中投用ノズルが、扇状ノズルであるこ
    とを特徴とする請求項2又は3記載の消火用ヘッド。
  5. 【請求項5】 該遠投用ノズルが、ジェットノズルであ
    ることを特徴とする請求項2又は3記載の消火用ヘッ
    ド。
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