JP3073662U - ゴミ処理容器 - Google Patents

ゴミ処理容器

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JP3073662U JP2000003675U JP2000003675U JP3073662U JP 3073662 U JP3073662 U JP 3073662U JP 2000003675 U JP2000003675 U JP 2000003675U JP 2000003675 U JP2000003675 U JP 2000003675U JP 3073662 U JP3073662 U JP 3073662U
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敏 中島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 保管場所の省スペース化を図ることができる
簀の子を備えたゴミ処理容器を提供する。 【解決手段】 ゴミ処理容器1は、容器体11とスタン
ド13を備え、容器体11に、簀の子14と、簀の子1
4上に収容されたゴミを上部から覆う中蓋15とを順に
収容する。簀の子14の周縁部の内側に複数の孔を形成
し、簀の子14の周縁に、側方に延出する延出部34を
一体形成する。延出部34の基端に薄肉のヒンジ部を形
成し、当該延出部34を、ヒンジ部にて屈曲して起立可
能に構成する。これにより、延出部34を起立させた簀
の子14を容器体11に収容して、容器体11の内部
を、ゴミが収容される上部空間と、ゴミより発生した液
肥が滴下される下部空間とに区画する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、生ゴミ等を収容する容器体の内部に簀の子が配設されるゴミ処理容 器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、家庭にて生じた生ゴミを処理する際には、ゴミ処理容器を使用していた 。
【0003】 このゴミ処理容器は、生ゴミを収容する容器体と、該容器体の上部開口部を開 閉する蓋体とを備えてなり、前記容器体の内部には、当該内部を、生ゴミが収容 される上部空間と、該生ゴミからの水分が滴下される下部空間とに区画する簀の 子が配設されている。これにより、生ゴミから発生した水分を、生ゴミから分離 できるように構成されている。
【0004】 この簀の子の中央には、一般的に取っ手が突設されており、この取っ手を掴む ことによって、容器体に内嵌した状態の簀の子を取り出せるうように構成されて いる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このようなゴミ処理容器の簀の子にあっては、中央部に上方に 突出した取っ手が設けられているため、積み重ね時の高さ寸法が大きくなり、保 管場所を要してしまう。
【0006】 本考案は、このような従来の課題に鑑みてなされたものであり、保管場所の省 スペース化を図ることができる簀の子を備えたゴミ処理容器を提供することを目 的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために本考案の請求項1のゴミ処理容器にあっては、容器 体の内部に配設され、該内部を、ゴミが収容される上部空間と該ゴミからの水分 が滴下される下部空間とに区画する簀の子を備えたゴミ処理容器において、前記 簀の子に、その周縁より側方に延出した延出部を形成し、該延出部の基端部に、 当該延出部を折曲して起立させる折曲部を形成した。
【0008】 すなわち、簀の子を容器体内に収容する際には、その周縁より側方に延出した 延出部を、当該延出部の基端部に形成された折曲部にて折曲して起立させる。す ると、容器体に内嵌した状態で収容される簀の子の周縁部からは、前記延出部が 上方へ向けて突出される。このため、容器体から簀の子を取り出す際に、前記延 出部を掴むことができる。
【0009】 一方、この延出部は、前記簀の子の周縁より側方に延出した状態で形成されて いる。このため、上方へ突出した取っ手部の簀の子上面への形成が不要となる。
【0010】 また、請求項2のゴミ処理容器においては、前記延出部を起立して前記容器体 内に収容した状態で、前記容器体の内壁面に当接する当接部を前記延出部に突設 した。
【0011】 すなわち、前記簀の子を容器体内に収容した状態において、該容器体の内壁面 に沿って起立する前記延出部には、前記内壁面に当接する当接部が突設されてい る。このため、前記延出部と内壁面との密着が阻止されるとともに、延出部と内 壁面との間に間隙が確保される。
【0012】 さらに、請求項3のゴミ処理容器においては、前記延出部を起立して前記容器 体内に収容した状態で、前記延出部に当接する当接部を、前記容器体の内壁面に 突設した。
【0013】 すなわち、前記簀の子を容器体内に収容した状態において、該容器体の内壁面 に沿って起立する前記延出部には、前記内壁面に突設された当接部が当接するの で、前記延出部と内壁面との密着が阻止されるとともに、延出部と内壁面との間 に間隙が確保される。
【0014】
【考案の実施の形態】
(第1の実施の形態)
【0015】 以下、本考案の第1の実施の形態を図にしたがって説明する。図1は、本実施 の形態にかかるゴミ処理容器1を示す図であり、該ゴミ処理容器1は、家庭から 排出された生ゴミ等の分解可能なゴミを処理する際に使用するものである。
【0016】 このゴミ処理容器1は、容器体11と、該容器体11下部の縮径筒部12に外 嵌して取り付けられるスタンド13とを備えてなり、前記容器体11内には、簀 の子14と、該簀の子14上に収容されたゴミを上部から覆う中蓋15とが順に 収容されるように構成されている。前記容器体11は、有底の円筒形状に形成さ れており、その上縁には、上部開口部16を開閉する蓋体17がヒンジ18を介 して設けられている。該蓋体17の自由端には、バックル19が設けられており 、該バックル19を、前記上部開口部16の開口縁に形成されたバックル係止部 20に係止することによって、容器体11内部を密閉できるように構成されてい る。
【0017】 前記容器体11の上縁部には、ハンドル21が傾倒可能に設けられており、容 器体11の持ち運びを容易としている。また、容器体11の前記縮径筒部12に 形成された平面部22には、内部に連通した蛇口部23が設けられており、該蛇 口部23のコック24を操作することによって、容器体11の底部に貯留した液 肥を取り出せるように構成されている。
【0018】 前記簀の子14は、図2及び図3にも示すように、合成樹脂によって円板状に 形成されており、その周縁部31は、上方に突出した段差面を形成している(図 3参照)。この周縁部31の内側には、一部を除いた全面に複数の孔32,・・ ・が形成されており、上部の生ゴミ等が嫌気性の微生物で分解された際に生じる 液肥を下方へ滴下できるように構成されている。前記簀の子14の周縁33には 、前記周縁部31の延長上において側方に延出する一対の延出部34,34が対 称位置に一体形成されており、該延出部34には、指掛け用の円形穴35が形成 されている。
【0019】 この延出部34の基端には、図4にも示すように、延出部34と周縁部31と を区画する折曲部としての薄肉のヒンジ部41が直線状(図2参照)に形成され ており、当該延出部34を、このヒンジ部41にて屈曲することで、簀の子14 に対して起立できるように構成されている。これにより、前記延出部34を起立 させた状態で、図5に示すように、前記簀の子14を、容器体11内に収容する とともに、当該簀の子14の周縁部31を前記容器体11の縮径筒部12により 形成された段差部42に載置することで、前記容器体11の内部を、ゴミが収容 される上部空間43と、該ゴミより発生した水分としての液肥が滴下される下部 空間44とに区画できるように構成されている。
【0020】 そして、前記中蓋15の中央部には、上方へ突出した取っ手51が一体形成さ れており、中蓋15の周縁部には、上方へ起立した起立壁52が一体形成されて いる。該起立壁52の上縁には、側方へ突出したフランジ53が形成さており、 前記起立壁52の高さ寸法は、前記延出部34の長さ寸法より大きく設定されて いる。これにより、図5に示したように、前記簀の子14上に前記中蓋15を載 置した状態で前記起立壁52と前記容器体11の内壁面54との間に間隙55を 形成するとともに、この間隙55内に簀の子14の延出部34を収容することに よって、該延出部34と前記中蓋15との干渉を防止できるように構成されてい る。
【0021】 以上の構成にかかる本実施の形態において、ゴミ処理容器1を使用する際には 、簀の子14より延出した延出部34,34を、基端部に形成された折曲部41 にて折曲して起立させ、この状態を維持しつつ容器体11内に収容する。すると 、容器体11に内嵌した状態で収容された前記簀の子14の周縁33からは、図 6に示したように、前記延出部34,34が上方へ向けて突出する。このため、 この容器体11から簀の子14を取り出す際には、上方に突出した前記延出部3 4を掴むことができるので、容器体11から取り出しを容易にすることができる 。
【0022】 このとき、前記延出部34には、円形穴35が形成されており、この円形穴3 5に指を掛けることができる。これにより、容器体11の内壁面54に沿って延 在する前記延出部34を摘む際の容易性を高めることができる。また、前記延出 部34は、簀の子14の周縁33に設けられている。このため、簀の子14取り 外し時には、その周縁部33を弾性変形させることにより、簀の子14の周縁部 31と、該周縁部31が載置される容器体11の段差部42との密着状態を解除 し、この部位から空気を下部空間44へ通流させることができる。これにより、 簀の子14中央の取っ手を掴んで持ち上げる場合と比較して、簀の子14の取り 外し性を高めることができる。
【0023】 一方、この延出部34は、図4に示したように、前記簀の子14の周縁33よ り、周縁部31の延長上において側方に延出した状態で形成されており、簀の子 14の中央部に上方に突出した取っ手部が形成された従来と比較して、積み重ね 時の高さ寸法を小さくすることができる。これにより、製造後における一時保管 場所での省スペース化を図ることができる。
【0024】 (第2の実施の形態)
【0025】 図7は、本考案の第2の実施の形態を示す図であり、第1の実施の形態と異な る部分についてのみ説明する。
【0026】 すなわち、前記延出部34を起立して前記容器体11内に収容した状態におい て、前記容器体11の内壁面54に当接する当接部61が、前記延出部34の自 由端に突設されている。
【0027】 これにより、前記延出部34と内壁面54との密着を防止することができると ともに、延出部34と内壁面54との間に間隙62を形成することができる。よ って、この延出部34を摘み易くすることができ、容器体11からの簀の子14 の取り出し性を高めることができる。
【0028】 (第3の実施の形態)
【0029】 図8は、本考案の第3の実施の形態を示す図であり、第1の実施の形態と異な る部分についてのみ説明する。
【0030】 すなわち、前記延出部34を起立して前記容器体11内に収容した状態におい て、前記延出部34に当接する当接部としての凸条71が、容器体11の内壁面 54に突設されている。この凸条71は、前記内壁面54の全周に渡って形成し ても良く、部分的に形成しても良い。
【0031】 これにより、前記延出部34と内壁面54との密着を防止することができ、か つ延出部34と内壁面54との間に間隙72を形成することができる。したがっ て、第2の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
【0032】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の請求項1のゴミ処理容器にあっては、使用時に おいて取っ手部として機能する延出部を、簀の子の周縁より側方に延出するよう に形成したため、上方へ突出した取っ手部の簀の子上面への形成が不要となる。
【0033】 したがって、簀の子の中央部に上方に突出した取っ手部を形成しなければなら なかった従来と比較して、積み重ね時の高さ寸法を小さくすることができる。こ れにより、製造後における一時保管場所での省スペース化を図ることができる。
【0034】 また、請求項2のゴミ処理容器においては、容器体の内壁面と、該内壁面に沿 って起立する延出部との密着を防止することができるとともに、前記延出部と内 壁面との間に間隙を確保することができる。これにより、この延出部を摘み易く することができ、容器体からの簀の子の取り出し性を高めることができる。
【0035】 さらに、請求項3のゴミ処理容器においても、請求項2と同様の効果を得るこ とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施の形態を示す分解斜視図で
ある。
【図2】同実施の形態の簀の子を示す平面図である。
【図3】図2のA−A底面図である。
【図4】図3の要部を示す拡大図である。
【図5】同実施の形態の要部を示す断面図である。
【図6】図5の要部を示す拡大図である。
【図7】本考案の第2の実施の形態の要部を示す断面図
である。
【図8】本考案の第3の実施の形態の要部を示す断面図
である。
【符号の説明】
1 ゴミ処理容器 11 容器体 14 簀の子 33 周縁 34 延出部 41 ヒンジ(折曲部) 43 上部空間 44 下部空間 54 内壁面 61 当接部 71 凸条(当接部)

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器体の内部に配設され、該内部を、ゴ
    ミが収容される上部空間と該ゴミからの水分が滴下され
    る下部空間とに区画する簀の子を備えたゴミ処理容器に
    おいて、 前記簀の子に、その周縁より側方に延出した延出部を形
    成し、該延出部の基端部に、当該延出部を折曲して起立
    させる折曲部を形成したことを特徴とするゴミ処理容
    器。
  2. 【請求項2】 前記延出部を起立して前記容器体内に収
    容した状態で、前記容器体の内壁面に当接する当接部を
    前記延出部に突設したことを特徴とする請求項1記載の
    ゴミ処理容器。
  3. 【請求項3】 前記延出部を起立して前記容器体内に収
    容した状態で、前記延出部に当接する当接部を、前記容
    器体の内壁面に突設したことを特徴とする請求項1記載
    のゴミ処理容器。
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