JP3073465U - ソケットコネクタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 結合が強固で操作しやすいソケットコネクタ
の提供。 【解決手段】 カム機構、ホルダリング、カバー及びベ
ースを少なくとも具えたソケットコネクタにおいて、カ
バーとベースの辺縁に上下の凸縁が対応設置され、凸縁
に収容部が開設され、もう一つの凸縁の対応位置に駆動
溝が開設され、カム機構がカムと嵌め輪を具え、嵌め輪
は上述の収容部に挿入一体成形され、組立後のカムが嵌
め輪に載置され、回転可能でカバー板を押動してベース
に対して移動させ、且つ嵌め輪が同一直線上にない少な
くとも三つの歯溝を具え、歯溝の設置により嵌め輪とカ
バーがしっかりと結合されて嵌め輪の収容部内での回転
が防止される。また歯溝にめくら孔の設計が採用されて
嵌め輪の収容部における環体軸線方向に沿っての位置決
め機能が増強されている。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は一種のソケットコネクタに係り、特に、その嵌め輪が同一直線上にな い少なくとも三つの歯溝の設置により、しっかりとベースの収容部内に結合され 、歯溝のめくら孔の設計により嵌め輪の収容部内での環体軸線方向に沿った位置 決めを増強できるようにした、ソケットコネクタに関する。

【０００２】

【従来の技術】

周知のソケットコネクタはカム機構、カバー及びベースを具え、図１に示され るように、ソケットコネクタ１’は、カム機構１０’、カバー２０’、ベース３ ０’及びホルダリング４０’を包括している。そのうちカム機構１０’はカム１ １’及び嵌め輪１２’を包括する。該嵌め輪１２’はプラスチック成形時にカバ ー２０’内に挿入される。図２及び図３に示されるように、上記嵌め輪１２’は 上半部１２１’に二つの開口１２４’を具え、二つの開口１２４’は貫通孔の設 計とされ且つ嵌め輪１２’の中心と同一直線上になく、外部工具（図示せず）に より嵌め輪１２’内で回される時、それはカバー２０’をベース３０’に対して スライドさせる。

【０００３】 ただし、上述の装置は、一定の取付け固定効果を達成するとはいえ、開口１２ ４’と嵌め輪１２’の中心部分が同一直線上にあるため、嵌め輪１２’が二つの 開口１２４’を結ぶ線を軸線として翻転するのを防止するトルクが小さくなり、 且つ開口１２４’は嵌め輪１２’の軸線方向の抵抗力がないため、長期に使用後 に嵌め輪１２’が軸線方向上でのぐらつきを発生しやすくなり、保持効果が不良 となった。カム１１’を嵌め輪１２’において回転させてカバー２０’をベース ３０’に対してスライドさせる時、嵌め輪１２’が容易に二つの開口１２４’を 結ぶ線を軸線として翻転しやすくなり、このためソケットコネクタ１’と外部コ ネクタ（図示せず）を押動する機能が実現しにくくなった。

【０００４】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は一種のソケットコネクタを提供することを課題とし、それは、ベース 内に一体挿入成形された嵌め輪を具え、該嵌め輪に同一直線上にない少なくとも 三つの歯溝が設置され、嵌め輪とベースがしっかりと結合され、上記歯溝がめく ら孔設計とされることにより、嵌め輪の収容部内での環体軸線方向に沿った位置 決めを増強できるようにしたソケットコネクタであるものとする。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

請求項１の考案は、ソケットコネクタにおいて、 収容部を具えると共に、複数の上ピン通路が開設されたカバーと、 該カバーの下方に設置され、該収容部に対応する位置に駆動溝が開設されると 共に、上ピン通路に対応する複数の下ピン通路が開設されたベースと、 該ベースの複数の下ピン通路内に収容されてＣＰＵのピンと連接され電気信号 を伝送する導電端子と、 カム機構とされ、カムと嵌め輪を具え、該カムに操作者が施力してカムを回転 させるのに供される施力部が設けられ、該嵌め輪が上記カバーの該収容部内に一 体挿入成形されて該嵌め輪に少なくとも三つの同一直線上にない歯溝が開設され て該嵌め輪と上述のカバーが強固に結合され、該カムが嵌め輪内に設置され、且 つ該カムがベースの駆動溝より穿出し並びにベースの底部より外部に露出した保 持端を具備する、上記カム機構と、 該カムの保持端に嵌置かれてカム機構、カバー及びベースを位置決めするホル ダリングとを具えたことを特徴とする、ソケットコネクタとしている。 請求項２の考案は、請求項１に記載のソケットコネクタにおいて、 嵌め輪の上部に凸縁が設けられ、前記歯溝の少なくとも一つが凸縁に位置する ことを特徴とする、ソケットコネクタとしている。 請求項３の考案は、請求項１に記載のソケットコネクタにおいて、 施力部が一つの細溝とされたことを特徴とする、ソケットコネクタとしている 。 請求項４の考案は、請求項１に記載のソケットコネクタにおいて、 カバーの辺縁に上凸縁が設けられたことを特徴とする、ソケットコネクタとし ている。 請求項５の考案は、請求項４に記載のソケットコネクタにおいて、 ベースの上凸縁に対応する位置に下凸縁が設けられたことを特徴とする、ソケ ットコネクタとしている。 請求項６の考案は、請求項１に記載のソケットコネクタにおいて、 各歯溝がめくら孔とされたことを特徴とする、ソケットコネクタとしている。 請求項７の考案は、請求項６に記載のソケットコネクタにおいて、 嵌め輪が上半部と下半部を包括することを特徴とする、ソケットコネクタとし ている。 請求項８の考案は、請求項７に記載のソケットコネクタにおいて、 嵌め輪の上半部と下半部それぞれが少なくとも一つの歯溝を具えて上歯溝と下 歯溝が形成され、上歯溝が環体の軸線方向に沿って上向きに開設された開口を具 え、下歯溝の開口は環体軸線方向に沿って下向きとされたことを特徴とする、ソ ケットコネクタとしている。 請求項９の考案は、請求項７に記載のソケットコネクタにおいて、 嵌め輪の上半部と下半部にそれぞれ二つの歯溝が開設され、且つその軸線が垂 直とされたことを特徴とする、ソケットコネクタとしている。 請求項１０の考案は、ソケットコネクタにおいて、 収容部を具えると共に、複数の上ピン通路が開設されたカバーと、 該カバーの下方に設置され、該収容部に対応する位置に駆動溝が開設されると 共に、上ピン通路に対応する複数の下ピン通路が開設されたベースと、 該ベースの複数の下ピン通路内に収容されてＣＰＵのピンと連接され電気信号 を伝送する導電端子と、 カム機構とされ、カムと嵌め輪を具え、該カムに操作者が施力してカムを回転 させるのに供される施力部が設けられ、該嵌め輪が上記カバーの該収容部内に一 体挿入成形され、該嵌め輪が複数の歯溝を有し、該歯溝がいずれもめくら孔設計 とされ、嵌め輪が収容部内で垂直方向の位置決めを発生し、カムが嵌め輪内に設 置され、該カムがベースの駆動溝より穿出し並びにベースの底部より外部に露出 した保持端を具備する、上記カム機構とを包括することを特徴とする、ソケット コネクタとしている。 請求項１１の考案は、請求項１０に記載のソケットコネクタにおいて、 カムの保持端に嵌め置かれるホルダリングによりカム機構、カバー及びベース がしっかりと位置決めされたことを特徴とする、ソケットコネクタとしている。 請求項１２の考案は、請求項１０に記載のソケットコネクタにおいて、 複数の歯溝が同一直線上にない少なくとも三つの歯溝とされたことを特徴とす る、ソケットコネクタとしている。 請求項１３の考案は、請求項１０に記載のソケットコネクタにおいて、 嵌め輪が上半部と下半部を包括することを特徴とする、ソケットコネクタとし ている。 請求項１４の考案は、請求項１３に記載のソケットコネクタにおいて、 嵌め輪の上半部と下半部にそれぞれ上歯溝と下歯溝が設けられ、上歯溝の開口 が嵌め輪の軸線方向に沿って上向きとされ、下歯溝の開口が嵌め輪の軸線方向に 沿って下向きとされたことを特徴とする、ソケットコネクタとしている。 請求項１５の考案は、請求項１４に記載のソケットコネクタにおいて、 嵌め輪の上歯溝と下歯溝の軸線が垂直とされたことを特徴とする、ソケットコ ネクタとしている。 請求項１６の考案は、請求項１０に記載のソケットコネクタにおいて、 嵌め輪に凸縁が設けられ、歯溝の少なくとも一つが該凸縁に位置することを特 徴とする、ソケットコネクタとしている。 請求項１７の考案は、請求項１０に記載のソケットコネクタにおいて、 施力部が一つの細溝とされたことを特徴とする、ソケットコネクタとしている 。 請求項１８の考案は、請求項１０に記載のソケットコネクタにおいて、 カバーの辺縁に上凸縁が設けられたことを特徴とする、ソケットコネクタとし ている。 請求項１９の考案は、請求項１５に記載のソケットコネクタにおいて、 ベースの上凸縁に対応する位置に下凸縁が設けられたことを特徴とする、ソケ ットコネクタとしている。

【０００６】

【考案の実施の形態】

本考案のソケットコネクタは、カム機構、ホルダリング、カバー及びベースを 少なくとも具えたソケットコネクタにおいて、カバーとベースの辺縁に上下の凸 縁が対応設置され、一方の凸縁に収容部が開設され、もう一方の凸縁の対応位置 に駆動溝が開設され、カム機構がカムと嵌め輪を具え、嵌め輪は上述の収容部内 に挿入されて一体成形され、組立後のカムが嵌め輪に載置され回転可能とされカ バー板を押動してベースに対して移動させることができ、且つ嵌め輪が同一直線 上にない少なくとも三つの歯溝を具え、歯溝の設置により嵌め輪とカバーがしっ かりと結合されて嵌め輪の収容部内での嵌め輪の環体軸線方向に沿っての位置決 め機能が増強され、上述の嵌め輪をベースに挿入成形後に、上述の歯溝とベース の結合が強固とされ嵌め輪の収容部からの脱落が防止される。

【０００７】

【実施例】

図４に示されるように、本考案のソケットコネクタ１は、カム機構１０、カバ ー２０、ベース３０、ホルダリング４０及び複数の導電端子（図示せず）を包括 する。そのうちカバー２０及びベース３０にはそれぞれ複数の上下のピン通路２ １３、３１３が設けられ、上述の複数の導電端子は下ピン通路３１３内に収容さ れて、ＣＰＵの複数のピン（図示せず）と連接される。また、カバー２０とベー ス３０にそれぞれ矩形板面の対角線方向に沿って水平に延伸された上凸縁２１と 下凸縁３１が設けられ、そのうち上凸縁２１に収容部２１１が開設され、収容部 ２１１の該収容部２１１に対応する位置に駆動溝３１１が開設されている。上述 のカム機構１０はカム１１と嵌め輪１２を包括する。嵌め輪１２は収容部２１１ 内に一体挿入成形され、カム１１の上部辺縁にストッパブロック１１１が凸設さ れて、収容部２１１の辺縁に凸設されたストッパ壁２１２と抵触可能とされカム １１の過度の回転によるその他の部品の破壊を防止している。また、カム１１の 上部に施力部が設けられ、これは一つの細溝１１２とされて、操作者が工具（例 えばネジ回し）をこの細溝１１２に挿入してカム１１をその底部に設けられた保 持端１１３と共に駆動することができる。組立時には、カム１１を上述のカバー ２０の収容部２１１及びベース３０の駆動溝３１１内に貫通設置し、且つその保 持端１１３でカム１１の軸方向の離脱を阻止してカム機構１０、カバー２０及び ベース３０をしっかりと結合させる。

【０００８】 図５、６に示されるように、嵌め輪１２は上半部１２１と下半部１２２を具備 し、そのうち上半部１２１に凸縁１２３が設けられると共に、嵌め輪１２の軸線 方向に沿って上向きの開口を具えた二つの上歯溝１２４が設けられ、そのうち一 つの上歯溝１２４が一部凸縁１２３に位置している。下半部１２２に二つの上歯 溝１２４を結ぶ線と垂直な方向に、嵌め輪１２の軸線方向に沿って下向きに、二 つの下歯溝１２５が設けられている。また、上歯溝１２４と下歯溝１２５はいず れもめくら孔の設計とされて、孔内に肩部１２４１、２５１があり、嵌め輪１２ が上述の収容部２１１内に一体挿入成形される時、環体の軸線方向に沿った位置 決め効果を発生する。図３に示されるように、嵌め輪１２が収容部２１１におい て挿入プラスチック成形される時、上述の上歯溝１２４と下歯溝１２５内にプラ スチックが注入されて嵌め輪１２とカバー２０が強固に結合され、めくら孔設計 により嵌め輪１２の収容部２１１における垂直方向の揺動が回避され、且つ上歯 溝１２４と下歯溝１２５の軸線が垂直に設置されているため、嵌め輪１２の翻転 に対して比較的大きなトルクを発生し、嵌め輪１２のカバー２０での安定を確保 する。

【０００９】

【考案の効果】

以上のように、本考案のソケットコネクタは、ベース内に一体挿入成形された 嵌め輪を具え、該嵌め輪に同一直線上にない少なくとも三つの歯溝が設置され、 嵌め輪とベースがしっかりと結合され、上記歯溝がめくら孔設計とされることに より、嵌め輪の収容部内での環体軸線方向に沿った位置決めを増強できるように している。

【００１０】 総合すると、本考案は確実に実用新案登録の要件に符合している。ただし上述 の説明は本考案の望ましい実施例に係るものであって本考案の請求範囲を限定す るものではなく、本考案に基づきなしうる細部の修飾或いは改変はいずれも本考 案の請求範囲に属するものとする。

【図面の簡単な説明】

【図１】周知のソケットコネクタの分解斜視図である。

【図２】周知の嵌め輪の平面図である。

【図３】周知の嵌め輪の正面図である。

【図４】本考案のソケットコネクタの分解斜視図であ
る。

【図５】本考案のソケットコネクタの嵌め輪の平面図で
ある。

【図６】本考案のソケットコネクタの嵌め輪の正面図で
ある。

【図７】本考案のソケットコネクタの嵌め輪の左側面図
である。

【符号の説明】

１ ソケットコネクタ １０ カム機構 １１ カム １１１ ストッパブロ
ック １１２ 細溝 １１３ 保持端 １２ 嵌め輪 １２１ 上半部 １２２ 下半部 １２３ 凸縁 １２４ 上歯溝 １２５ 下歯溝 ２０ カバー ２１ 上凸縁 ２１１ 収容部 ２１２ ストッパ壁 ２１３ 上ピン通路 ３０ ベース ３１ 下凸縁 ３１１ 駆動溝 ３１３ 下ピン通路 ４０ ホルダリング

Claims (19)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 ソケットコネクタにおいて、 収容部を具えると共に、複数の上ピン通路が開設された
   カバーと、 該カバーの下方に設置され、該収容部に対応する位置に
   駆動溝が開設されると共に、上ピン通路に対応する複数
   の下ピン通路が開設されたベースと、 該ベースの複数の下ピン通路内に収容されてＣＰＵのピ
   ンと連接され電気信号を伝送する導電端子と、 カム機構とされ、カムと嵌め輪を具え、該カムに操作者
   が施力してカムを回転させるのに供される施力部が設け
   られ、該嵌め輪が上記カバーの該収容部内に一体挿入成
   形されて該嵌め輪に少なくとも三つの同一直線上にない
   歯溝が開設されて該嵌め輪と上述のカバーが強固に結合
   され、該カムが嵌め輪内に設置され、且つ該カムがベー
   スの駆動溝より穿出し並びにベースの底部より外部に露
   出した保持端を具備する、上記カム機構と、 該カムの保持端に嵌置かれてカム機構、カバー及びベー
   スを位置決めするホルダリングとを具えたことを特徴と
   する、ソケットコネクタ。
2. 【請求項２】 請求項１に記載のソケットコネクタにお
   いて、 嵌め輪の上部に凸縁が設けられ、前記歯溝の少なくとも
   一つが凸縁に位置することを特徴とする、ソケットコネ
   クタ。
3. 【請求項３】 請求項１に記載のソケットコネクタにお
   いて、 施力部が一つの細溝とされたことを特徴とする、ソケッ
   トコネクタ。
4. 【請求項４】 請求項１に記載のソケットコネクタにお
   いて、 カバーの辺縁に上凸縁が設けられたことを特徴とする、
   ソケットコネクタ。
5. 【請求項５】 請求項４に記載のソケットコネクタにお
   いて、 ベースの上凸縁に対応する位置に下凸縁が設けられたこ
   とを特徴とする、ソケットコネクタ。
6. 【請求項６】 請求項１に記載のソケットコネクタにお
   いて、 各歯溝がめくら孔とされたことを特徴とする、ソケット
   コネクタ。
7. 【請求項７】 請求項６に記載のソケットコネクタにお
   いて、 嵌め輪が上半部と下半部を包括することを特徴とする、
   ソケットコネクタ。
8. 【請求項８】 請求項７に記載のソケットコネクタにお
   いて、 嵌め輪の上半部と下半部それぞれが少なくとも一つの歯
   溝を具えて上歯溝と下歯溝が形成され、上歯溝が環体の
   軸線方向に沿って上向きに開設された開口を具え、下歯
   溝の開口は環体軸線方向に沿って下向きとされたことを
   特徴とする、ソケットコネクタ。
9. 【請求項９】 請求項７に記載のソケットコネクタにお
   いて、 嵌め輪の上半部と下半部にそれぞれ二つの歯溝が開設さ
   れ、且つその軸線が垂直とされたことを特徴とする、ソ
   ケットコネクタ。
10. 【請求項１０】 ソケットコネクタにおいて、 収容部を具えると共に、複数の上ピン通路が開設された
    カバーと、 該カバーの下方に設置され、該収容部に対応する位置に
    駆動溝が開設されると共に、上ピン通路に対応する複数
    の下ピン通路が開設されたベースと、 該ベースの複数の下ピン通路内に収容されてＣＰＵのピ
    ンと連接され電気信号を伝送する導電端子と、 カム機構とされ、カムと嵌め輪を具え、該カムに操作者
    が施力してカムを回転させるのに供される施力部が設け
    られ、該嵌め輪が上記カバーの該収容部内に一体挿入成
    形され、該嵌め輪が複数の歯溝を有し、該歯溝がいずれ
    もめくら孔設計とされ、嵌め輪が収容部内で垂直方向の
    位置決めを発生し、カムが嵌め輪内に設置され、該カム
    がベースの駆動溝より穿出し並びにベースの底部より外
    部に露出した保持端を具備する、上記カム機構とを包括
    することを特徴とする、ソケットコネクタ。
11. 【請求項１１】 請求項１０に記載のソケットコネクタ
    において、 カムの保持端に嵌め置かれるホルダリングによりカム機
    構、カバー及びベースがしっかりと位置決めされたこと
    を特徴とする、ソケットコネクタ。
12. 【請求項１２】 請求項１０に記載のソケットコネクタ
    において、 複数の歯溝が同一直線上にない少なくとも三つの歯溝と
    されたことを特徴とする、ソケットコネクタ。
13. 【請求項１３】 請求項１０に記載のソケットコネクタ
    において、 嵌め輪が上半部と下半部を包括することを特徴とする、
    ソケットコネクタ。
14. 【請求項１４】 請求項１３に記載のソケットコネクタ
    において、 嵌め輪の上半部と下半部にそれぞれ上歯溝と下歯溝が設
    けられ、上歯溝の開口が嵌め輪の軸線方向に沿って上向
    きとされ、下歯溝の開口が嵌め輪の軸線方向に沿って下
    向きとされたことを特徴とする、ソケットコネクタ。
15. 【請求項１５】 請求項１４に記載のソケットコネクタ
    において、 嵌め輪の上歯溝と下歯溝の軸線が垂直とされたことを特
    徴とする、ソケットコネクタ。
16. 【請求項１６】 請求項１０に記載のソケットコネクタ
    において、 嵌め輪に凸縁が設けられ、歯溝の少なくとも一つが該凸
    縁に位置することを特徴とする、ソケットコネクタ。
17. 【請求項１７】 請求項１０に記載のソケットコネクタ
    において、 施力部が一つの細溝とされたことを特徴とする、ソケッ
    トコネクタ。
18. 【請求項１８】 請求項１０に記載のソケットコネクタ
    において、 カバーの辺縁に上凸縁が設けられたことを特徴とする、
    ソケットコネクタ。
19. 【請求項１９】 請求項１５に記載のソケットコネクタ
    において、 ベースの上凸縁に対応する位置に下凸縁が設けられたこ
    とを特徴とする、ソケットコネクタ。