JP3075169U - 簡易マルチタイプ雄雌型コネクタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 世界各国の各種の異なる家電プラグに対応
し、コネクタの連接をさらに優秀となし、並びに各国の
平面形式及び凹入形式のコンセントに対応して挿入で
き、世界中で使用できる簡易マルチタイプ雄雌型コネク
タの提供。 【解決手段】 マルチタイプ挿入孔を具えた面板により
世界の各種の異なる家電プラグを差し込め、雄雌型コネ
クタの良好な連接機能を達成し、並びに各国の平面形式
及び凹入形式のコンセントに差し込むことができるよう
にした。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は一種の電源コネクタに係り、特に、世界各国の各種の異なる家電プラ グに対応し、コネクタの連接をさらに優秀となし、並びに各国の平面形式及び凹 入形式のコンセントに対応して挿入でき、世界中で使用できる簡易マルチタイプ 雄雌型コネクタに関する。

【０００２】

【従来の技術】

周知の雄雌型コネクタは図３０に示されるように、コネクタ本体６の前方に挿 入孔を具えた面板６１が組付けられ、該面板６１とコネクタ本体６の前側が構成 する凹溝内に、それぞれ一組の導電フレーム６１１と一つの接地フレーム６１２ が組付けられ、またブレード６２１がコネクタ本体６の後方に組付けられる時、 ブレード６２１の内端の端部が導電フレーム６１１と接地フレーム６１２に接触 し、その間にさらにそれぞれ三つの導電バネ片６１３が組付けられて、ブレード ６２１と導電フレーム６１１及び接地フレーム６１２が確実に導通可能とされて いる。しかし周知のこのような雄雌型コネクタは以下のような欠点を有していた 。 １．部品数が多く製造コストが増加した。 ２．組立プロセスが複雑で、組立コストが増加した。 ３．ブレードと導電フレーム及び接地フレームの間に導電バネ片が介装される ため製造コストが増加するほか、不当な組立により部品がぐらつき、接触不良の 問題を形成した。 ４．周知の雄雌型コネクタはドイツ及びフランス規格のコンセントに挿入する ことができず、ゆえにコネクタ後方にドイツ式プラグのブレードを組み付ける必 要があり、体積と重量が増加するほか、製造コストが増加した。 またもう一種類の、ドイツ型コンセントに挿入して使用できる周知の設計は、 図３１に示され、それは、コネクタ本体６の後方に、直接ドイツプラグ６１４の ブレード６１５が組み合わされている。しかしこのような設計は２倍の厚さを有 するため、携帯時に相当大きな場所をとり、重量とコストもアップするという欠 点を有していた。

【０００３】 このため、雄雌型コネクタの製造コストを下げ、並びにその実用効果を増進す る雄雌型コネクタの画期的な設計が求められていた。

【０００４】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は一種の簡易マルチタイプ雄雌型コネクタを提供することを主要な課題 とし、それは、世界各国の各種の異なる家電プラグに対応し、雄雌型コネクタの 連接をさらに優秀となし、並びに各国の平面形式及び凹入形式のコンセントに対 応して挿入でき、世界中で使用できる簡易マルチタイプ雄雌型コネクタであるも のとする。

【０００５】 本考案は一種の簡易マルチタイプ雄雌型コネクタを提供することを次の課題と し、それは、マルチタイプ挿入孔を具えた面板により世界の各種の異なる家電プ ラグを差し込め、雄雌型コネクタの良好な連接機能を達成し、並びに各国の平面 形式及び凹入形式のコンセントに差し込むことができ、世界での通用性を具えた 簡易マルチタイプ雄雌型コネクタであるものとする。

【０００６】 本考案は一種の簡易マルチタイプ雄雌型コネクタを提供することをさらにもう 一つの課題とし、それは、各国の標準挿入孔により選択して各国の安全規格要求 に符合し、同様に通用性の目的を達成できるものとする。

【０００７】

【課題を解決するための手段】

請求項１の考案は、簡易マルチタイプ雄雌型コネクタにおいて、 コネクタ本体とされ、その本体部がドイツプラグ規格を基礎外形とし、挿入孔 を具えた面板が一端に一体に成形され、もう一端の内部両側及び中央に収容区が 形成され、中央の収容区の一側に一つの挿入溝が形成され、コネクタ本体の一端 の周縁に、少なくとも一つの連接凸縁と位置決め凸部が設けられ、コネクタ本体 の外縁に一組の接地溝が設けられた、上記コネクタ本体と、 一組のマルチタイプ導電フレームとされ、それぞれコネクタ本体の一端の両側 に設けられた収容区内に組付けられ、両導電フレームの一側にそれぞれ一つの延 伸部が設けられた、上記一組のマルチタイプ導電フレームと、 一つの接地フレームとされ、コネクタ本体の一端の中央に設けられた収容区内 に組付けられ、それは単挟持板を具えた接地フレームとされ、並びに接地フレー ムの一側に設けられた挿入板が組立時に収容区の一側の挿入溝内に挿入されて、 接地フレームが固定される、上記接地フレームと、 一つのブレード板とされ、その周縁のコネクタ本体の周縁に設けられた連接凸 縁に対応する位置にそれぞれ一つの連接凹口が設けられ、ブレード板を組み付け る時、まずコネクタ本体周縁の連接凸縁がブレード板周縁の連接凹口の一側の切 欠きより挿入されてさらにブレード板が回されることにより、連接凸縁が一側の 連接凹口に進入し、ブレード板が速やかにコネクタ本体と組み合わされて一体と され或いは交換可能とされる、上記ブレード板と、 一組の接地片とされ、コネクタ本体の両側に形成された対称なドイツ式接地溝 内に、組み合わされ、該二つの接地片の一側縁がコネクタ本体の中央の収容区内 に組付けられた接地フレームと接触して連接され、ドイツブレードを具えたブレ ード板を具えたコネクタ本体がドイツコンセントの挿入溝内に挿入された後に、 接地片がドイツコンセントの接地バネ片と接触する、上記一組の接地片と、 を具えたことを特徴とする、簡易マルチタイプ雄雌型コネクタとしている。 請求項２の考案は、請求項１に記載の簡易マルチタイプ雄雌型コネクタにおい て、 別にコネクタ本体の一端の周縁に一つの位置決め凸部が設けられ、ブレード板 周縁の、コネクタ本体に設けられた位置決め凸部に対応する位置に、位置決め凹 部が設けられ、ブレード板とコネクタ本体が止め合わされ位置決めされることを 特徴とする、簡易マルチタイプ雄雌型コネクタとしている。 請求項３の考案は、請求項１に記載の簡易マルチタイプ雄雌型コネクタにおい て、雄雌型コネクタがフランス規格コンセントにも挿入できる形態とされ、 ブレード板とされ、その周縁位置に一つ以上の連接凹口を具え、並びにブレー ド板がコネクタ本体周縁の連接凸縁と組み合わされ並びに定位とされる時に、ブ レード板のブレードの位置決め位置がちょうど面板の挿入孔と特定の偏角位置を 呈し、挿入板の、フランスコンセントの接地ピンに対応する位置に、一つの接地 挿入孔が設けられ、並びに該接地挿入孔の位置が雄雌型コネクタの面板に設けら れた接地挿入孔の一側辺に偏移する、上記ブレード板と、 一組の導電フレームとされ、そのうち一側にそれぞれ一つの延伸部が設けられ 、ブレード板が組み合わされてそのブレードが回転して偏角の定位位置とされる 時に、ブレードの内端部が導電フレームの延伸部と接触を保持する、上記一組の 導電フレームと、 一つの接地片とされ、コネクタ本体の周縁の接地溝に対応する部分に組付けら れ、その一端に円弧状接触縁が設けられた、上記一つの接地片と、 を具え、雄雌型コネクタがフランス規格コンセントに挿入される時に、その接 地ピンがブレード板の接地挿入孔より挿入され、並びに接地ピンがコネクタ本体 内に設けられた対応する接地片の一側の円弧状接触縁と接触し、接地機能を形成 することを特徴とする、簡易マルチタイプ雄雌型コネクタとしている。 請求項４の考案は、請求項１に記載の簡易マルチタイプ雄雌型コネクタにおい て、 コネクタ本体の後部に各種規格のブレードを具えたブレード板を組合せ可能で 、該ブレード板が周波加工でコネクタ本体と一体に溶接されたことを特徴とする 、簡易マルチタイプ雄雌型コネクタとしている。 請求項５の考案は、請求項１に記載の簡易マルチタイプ雄雌型コネクタにおい て、 コネクタ本体の後部に各種規格のブレードを具えたブレード板を組合せ可能で あることを特徴とする、簡易マルチタイプ雄雌型コネクタとしている。 請求項６の考案は、請求項１に記載の簡易マルチタイプ雄雌型コネクタにおい て、 面板に各種規格の挿入孔を設置可能であることを特徴とする、簡易マルチタイ プ雄雌型コネクタとしている。 請求項７の考案は、請求項１又は請求項５に記載の簡易マルチタイプ雄雌型コ ネクタにおいて、 雄雌型コネクタの面板にドイツコンセントの形態が形成され、ドイツプラグの 挿入可能とされたことを特徴とする、簡易マルチタイプ雄雌型コネクタとしてい る。 請求項８の考案は、請求項１に記載の簡易マルチタイプ雄雌型コネクタにおい て、 コネクタ本体と一体成形された面板とされ、該面板にコンピュータプラグを挿 入できる多用途コンピュータ挿入孔が形成され、その両側の電源挿入孔が適宜増 長されてアメリカ規格のプラグの挿入可能とされ、並びにその上方に一つの接地 挿入孔が設けられて、接地ブレードを具えたアメリカ規格のプラグを挿入でき、 このほか、この二つの増長された電源挿入孔の両側に、それぞれ一つの対称を呈 する切欠き設けられて、雄雌型コネクタがコンピュータプラグを挿入して使用可 能であるほかに多種の形態のプラグを挿入して使用可能とされたことを特徴とす る、簡易マルチタイプ雄雌型コネクタとしている。 請求項９の考案は、請求項１又は請求項８に記載の簡易マルチタイプ雄雌型コ ネクタにおいて、 一つの挿入孔が、雄雌型コネクタの面板に設けられ、それはコンピュータ電源 プラグを挿入可能な挿入孔形態とされ、面板の上方に二つの接地挿入孔が設けら れ、面板の両側にそれぞれ一つの対称形状を呈し多数の国のコンセントのブレー ドを挿入できるマルチタイプ挿入孔が設けられ、並びにこの一組のマルチタイプ 挿入孔の中央に、二つの、縦向きを呈する接地挿入孔が設けられ、そのうち一つ の上方の接地孔がもとのコンピュータソケットの接地挿入孔の位置に位置し、 このソケットの設計により、コンピュータの電源プラグを挿入可能でさらに多 くの国家のプラグを挿入できるもう一種類のソケットを形成することを特徴とす る、簡易マルチタイプ雄雌型コネクタとしている。 請求項１０の考案は、請求項１に記載の簡易マルチタイプ雄雌型コネクタにお いて、 コネクタ本体の両側に設けられた接地片の端部にそれぞれ一つの穿孔が設けら れて接地導線の貫通連接に供されて接地に用いられることを特徴とする、簡易マ ルチタイプ雄雌型コネクタとしている。 請求項１１の考案は、請求項１に記載の簡易マルチタイプ雄雌型コネクタにお いて、 一つの欠け溝が、雄雌型コネクタの面板の一側に設けられ、 一つのスプリングが雄雌型コネクタの面板の一側に設けられた欠け溝内に収容 され、 別に一つの一つの安全カバー板が設けられ、該安全カバー板の周縁に、内面に 止め縁を具えた弾性止め板が設けられ、安全カバー板の底縁の一側に一つの押し 部が設けられ、安全カバー板に雄雌型コネクタの面板に対応する挿入孔が設けら れ、 以上の設計により、安全カバー板が速やかに雄雌型コネクタの面板に組付けら れるほか、組合せ時に押し部が面板の欠け溝の一端側に挿入されて、スプリング の付勢を受けて位置決めされ、並びに安全カバー板に設けられた対応する挿入孔 が、平時に面板の挿入孔と錯位状態を保持し、プラグを挿入する時、該安全カバ ー板が回されてその挿入孔と雄雌型コネクタの面板の挿入孔が整合させられる時 に、プラグの挿入可能とされ、並びにプラグが抜き取られた後に、安全カバー板 がもとの位置に回復してプラグを挿入できず、こうして安全な設計を達成したこ とを特徴とする、簡易マルチタイプ雄雌型コネクタとしている。 請求項１２の考案は、請求項１１に記載の簡易マルチタイプ雄雌型コネクタに おいて、 一つの環状溝が面板の前方周縁に設けられ、 一つの欠け溝が雄雌型コネクタの面板の一側底部に設けられ並びに該環状溝と 貫通し、その内部に一つのスプリングが収容され、 一つの安全カバー板は、その板面に挿入孔が設けられ、その周縁の欠け溝との 対応部分に一つの押し部が設けられ、 組合せ時に、安全カバー板の周縁が面板の環状溝内に挿入され、並びに該押し 部が欠け溝内のスプリングの一端に挿入されてスプリングの付勢を受けて位置決 めされ、並びに安全カバー板に設けられた対応する挿入孔と雄雌型コネクタの面 板の挿入孔が錯位状態とされて、安全な設計とされたことを特徴とする、簡易マ ルチタイプ雄雌型コネクタとしている。 請求項１３の考案は、請求項１１又は請求項１２に記載の簡易マルチタイプ雄 雌型コネクタにおいて、 雄雌型コネクタの面板に必要に応じて各種の異なる規格の挿入孔を具えた安全 カバー板を組合せ可能とされたことを特徴とする、簡易マルチタイプ雄雌型コネ クタとしている。 請求項１４の考案は、請求項１に記載の簡易マルチタイプ雄雌型コネクタにお いて、 一つの配線区が、雄雌型コネクタのブレード板の内面に設けられ、並びに各一 つのブレードの内端部にネジ孔が形成され、ネジにより電器の電源線前端の連接 環がブレード内端のネジ孔に組み合わされ、ブレード板とコネクタ本体が組み合 わされじぇ、ネジの端部と導電フレーム及び接地フレームが接触し、電器プラグ 及び雄雌型コネクタの機能を共に有するものとされたことを特徴とする、簡易マ ルチタイプ雄雌型コネクタとしている。 請求項１５の考案は、請求項１に記載の簡易マルチタイプ雄雌型コネクタにお いて、 一つのソケットとされ、コネクタ本体の上端及び面板の下端の間に対称な組合 せ口が延伸並びに形成され、この部分に該ソケットが組み合わされ、このソケッ トの電源線と内部の導電フレーム及び接地フレームが連接して導通し、雄雌型コ ネクタが側辺にプラグを挿入可能とされたことを特徴とする、簡易マルチタイプ 雄雌型コネクタとしている。

【０００８】

【考案の実施の形態】

図１、２、３及び図４に示されるように、本考案は一種の簡易マルチタイプ雄 雌型コネクタ１であり、特に、ドイツプラグ規格を基礎外形とするコネクタ本体 １１を具え、並びに該雄雌型コネクタ１の面板１１１とコネクタ本体１１は一体 射出成形されている。並びにその内部両側に形成された収容区１２内に、それぞ れ一つのマルチタイプの導電フレーム１２１が設けられ、並びに中央の収容区１ ３内に、単挟持板１３１１を具えた接地フレーム１３１が組付けられ、並びに接 地フレーム１３１の一側に設けられた挿入板１３１２が組立時に収容区１３の一 側の挿入溝１３２内に挿入されて、接地フレーム１３１が固定される。コネクタ 本体１１の一端の周縁に、少なくとも一つの連接凸縁１５が設けられ、並びに各 一つのブレード板１６の周縁の対応位置に、それぞれ一つの連接凹口１６２が設 けられ、ブレード板１６を組み付ける時、まずコネクタ本体１１周縁の連接凸縁 １５がブレード板１６周縁の連接凹口１６２の一側の切欠き１６２１より挿入さ れてさらにブレード板１６が回されることにより、連接凸縁１５が一側の連接凹 口１６２に進入し、ブレード板１６が速やかにコネクタ本体１１と組み合わされ て一体とされ或いは交換可能とされる。コネクタ本体１１の両側に形成された対 称なドイツ式接地溝１４内に、それぞれ一つの接地片１４１、１４２が組み合わ され、該二つの接地片１４１、１４２の一側縁がそれぞれ前述の接地フレーム１ ３１と接触連接する。ドイツブレードを具えたブレード板１６を組み付けたコネ クタ本体１１をドイツコネクタ２の挿入溝２１内に挿入すると、接地片１４１、 １４２が接地バネ片２２と接触する（図８、９参照）。また、雄雌型コネクタ１ にオーストラリア及びデンマークブレードを具えたブレード板１６を組合せ可能 であり、それにより雄雌型コネクタ１をオーストラリア及びデンマーク埋め込み 型コンセント２’、２”の挿入溝内に挿入することができる（図１０、１１参照 ）。別にコネクタ本体１１の一端の周縁に一つ以上の位置決め凸部１５１が設け られ、ブレード板１６周縁においてコネクタ本体１１に設けられた位置決め凸部 １５１に対応する位置に、位置決め凹部１６３が設けられ、ブレード板１６とコ ネクタ本体１１を止め合わせて位置決めすることができる。

【０００９】 図３、４及び図１２、１３を参照されたい。雄雌型コネクタ１をフランス規格 コンセント３に挿入できるようにするため、ブレード板１６のブレードの位置決 め位置が面板１１１の挿入孔１１２と特定の偏角位置に設定され、ただしこの導 電フレーム１２１にそれぞれ延伸部１２２が設けられ、ブレード板１６を組み付 けてそのブレード１６１を回転させて偏角の位置決め位置とする時、ブレード１ ６１内端部が導電フレーム１２１の延伸部１２２と接触を保持する。またブレー ド板１６の、フランス規格コンセント３の接地ピン３１に対応する位置に、一つ の接地挿入孔１６４が設けられ、並びに該接地挿入孔１６４の位置がちょうど雄 雌型コネクタ１の面板１１１に設けられた接地挿入孔の一側辺に偏移し、これに より雄雌型コネクタ１がフランス規格コンセント３に挿入される時、その接地ピ ン３１がブレード板１６の接地挿入孔１６４より挿入され、並びに挿入された接 地ピン３１がコネクタ本体１１内の接地片１４１の一側に設けられた円弧状接触 縁１４１１と接触し、接地の効果を形成する。本考案の設計により、構成要件が 簡素化され、組立が快速となり、製造コストが低くなる効果のほか、各種規格の ブレードを具えたブレード板１６を組み合わせて（図５、６参照）、一般の雄雌 型コネクタとしての使用と、ドイツ、フランスの両国規格のコンセント２、３に 使用できる雄雌型コネクタの機能を達成し、即ち本考案は、構造のさらなる簡素 化、機能の向上を果たした一種の簡易マルチタイプ雄雌型コネクタとされる。且 つ、本考案は必要に応じて雄雌型コネクタ１にもう一種のネジ山付き連接ヘッド １７を具えたブレード板１６が組み合わせられ、コネクタ本体１１が直接回転式 に電源供給設備或いはその他の同じ回転式連接シートを具えた電器に連接可能と されて、連接の目的を達成する（図７参照）。

【００１０】 次に、図１４に示されるように、本考案は雄雌型コネクタ１の面板１１１にコ ンピュータプラグ１１５を差し込める多用途コンピュータ挿入孔１１３を設置可 能であり、それはその両側の電源挿入孔１１３１が適宜延長され一般のプラグ１ １５１も挿入でき、並びにその上方に一つの接地挿入孔１１４が設けられて、周 知の接地ブレード１１５１１を具えたプラグ１１５１を挿入することもできる。 このほか、その二つの電源挿入孔１１３１の両側にそれぞれ一つの対称な切欠き １１３２が設けられて、雄雌型コネクタ１がコンピュータプラグ１１５のほか、 多種形態のプラグ１１５１、１１５２、１１５３も差し込めるものとされている 。

【００１１】 このほか、コネクタ本体１１の両側に設けられた接地片１４１、１４２の端部 に、それぞれ穿孔１４１２が設けられて、接地導線１１６の貫通連接に供されて 接地に用いられる（図１９、２０参照）。

【００１２】 図１５、図１６及び図１７には、本考案の雄雌型コネクタ１の面板１１１に特 殊な、コンピュータプラグと多種の異なる規格のプラグを挿入できるようにした 実施例が示される。それはコネクタの面板１１１にコンピュータ電源プラグを挿 入可能な形態で、面板１１１の上方に、二つの接地挿入孔１１４１が設けられ、 面板１１１の両側に、それぞれ一つの対称形状で多くの国家のプラグのブレード を挿入できるマルチタイプ挿入孔１１９が設けられ、並びにこの一組のマルチタ イプ挿入孔１１９の中央に、二つの、縦向きを呈する接地挿入孔１１４１が設け られている。そのうち上方の接地挿入孔１１４１は、もともとのコンピュータソ ケットの接地挿入孔の位置に位置し、このようなソケットの設計により、もう一 種類のコンピュータの電源プラグを挿入可能であると共に多数の国家のプラグを 挿入可能であるソケットが形成されている（図１６及び図１７参照）。

【００１３】 また、本考案は、雄雌型コネクタ１の面板１１１に直接挿入溝２１と接地バネ 片２２を形成してドイツコンセントの形態とすることが可能で、これはドイツプ ラグの差し込みに供される（図１８参照）。

【００１４】 さらに図２１と図２２に示されるのは本考案の、コネクタの面板１１１部分に 一つの安全カバー板１１８を組み合わせた実施例を示す。面板１１１の一側に、 一つのスプリング１１７１を収容可能な欠け溝１１７が設けられ、該安全カバー 板１１８の周縁に、内面に止め縁１１８２１を具えた弾性止め板１１８２が設け られ、これにより安全カバー板１１８が速やかにコネクタの面板１１１に取り付 けられ、また、安全カバー板１１８の底縁の一側に、一つの押し部１１８３が設 けられ、組合せ時に面板１１１の欠け溝１１７の一端側に挿入されて、スプリン グ１１７１の付勢を受けて位置決めされ、並びに安全カバー板１１８に設けられ た対応する挿入孔１１８１が面板１１１の挿入孔１１２と錯位状態を呈し、プラ グを挿入する時、即ち先に安全カバー板１１８を回してその挿入孔１１８１と面 板１１１の挿入孔１１２を重畳させて整合させることにより、プラグを挿入でき 、並びにプラグを抜き取った後には安全カバー板１１８がもとの位置に回復して プラグを挿入不能となり、こうして安全な設計を達成している。且つ、雄雌型コ ネクタ１の面板１１１に必要に応じて各種の異なる規格の挿入孔を設けた安全カ バー板１１８を組み合わせることにより、単一規格のプラグの抜き差しに供され るものとされる（図２３、図２４参照）。

【００１５】 図２５、図２６に示されるのは、本考案の雄雌型コネクタ１の面板１１１にも う一種類の回転回復式安全カバー板１１１３を組み付けたもう一種類の実施例で あり、その面板１１１には未貫通の環状溝１１１１が設けられ、並びに面板１１ １の一側底部に、一つのスプリング１１７１を収容可能で且つ環状溝１１１１と 連通する欠け溝１１１２が設けられ、一つのマルチタイプ挿入孔１１１４を具え た安全カバー板１１１３の周縁の対応部位に、一つの押し部１１１５が設けられ ている。組合せ時には、安全カバー板１１１３の周縁を面板１１１の環状溝１１ １１内に嵌め込み、並びに該押し部１１１５を欠け溝１１１２のスプリング１１ ７１の一端に挿入してスプリング１１７１の付勢を受けさせて位置決めし、並び に安全カバー板１１１３に設けられたマルチタイプ挿入孔１１１４と面板１１１ の挿入孔１１２を錯位状態となし、安全の目的を達成する。

【００１６】 別に、図２７、２８に示されるのは本考案を一般の電器に使用されているプラ グとなし並びに雄雌型コネクタとしても使用可能とした実施例であり、それは雄 雌型コネクタ１のブレード板１８の内面に、一つの配線区１８１２が設けられ、 並びに各一つのブレード１８１の内端部にネジ孔１８１１が形成されて、ネジ１ ８２２により一般の電器の電源線１８２の前端の連接環１８２１ががブレード１ ８１内端のネジ孔１８１１に組み合わされ、これによりブレード板１８とコネク タ本体１１が組み合わされた後にネジ１８２２の端部と導電フレーム１２１と接 地フレーム１３１が接触し、電器のプラグと雄雌型コネクタ１の両方の機能を有 するものとされている。

【００１７】 最後に、図２９に示されるのは本考案のもう一つの実施例図であり、それはコ ネクタ本体４１の上端と面板４１１の下端の間に、対称な組合せ口４２、４１２ が延伸並びに形成され、この部分に一つのソケット５が組み合わされ、ソケット ５の電源線５１と内部の導電フレームと接地フレームが相互に連接し導通し、こ れにより雄雌型コネクタ４が側片にもプラグを挿入可能とされている。

【００１８】

【考案の効果】

総合すると、本考案は構成要件が簡素化され、組立が快速で、製造コストが低 い効果のほか、各種の規格のブレードを具えたブレード下を組み合わせることが でき、これにより一般の雄雌型コネクタをドイツ、フランスの両国の規格のコン セントに対応する雄雌型コネクタとする効果を達成しており、ゆえに本考案は、 実用性はもとより新規性、進歩性及び産業上の利用価値を有する考案である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の一つの実施例の分解斜視図である。

【図２】本考案の一つの実施例の斜視図である。

【図３】本考案の横断面図である。

【図４】本考案のブレード組合せ或いは取外し時の動作
表示図である。

【図５】本考案のコネクタ本体に組合せ可能な異なる規
格のブレード表示図である。

【図６】本考案のコネクタ本体に組合せ可能な異なる規
格のブレード表示図である。

【図７】本考案のコネクタ本体に組合せられるもう一種
のネジ山付き連接ヘッドの実施例図である。

【図８】本考案のドイツ規格のブレードを具えた実施例
とそれに対応するドイツコンセントの分解斜視図であ
る。

【図９】本考案のドイツ規格のブレードを具えた実施例
とそれに対応するドイツコンセントの連接後の断面図で
ある。

【図１０】本考案のオーストラリア規格のブレードを具
えた実施例とそれに対応するオーストラリアコンセント
の分解斜視図である。

【図１１】本考案のデンマーク規格のブレードを具えた
実施例とそれに対応するデンマークコンセントの分解斜
視図である。

【図１２】本考案のドイツ規格のブレードを具えた実施
例とそれに対応する集合型のドイツコンセントの分解斜
視図である。

【図１３】本考案のコネクタをフランスのコンセントに
挿入した後に、その接地ピンがブレード板の接地挿入孔
に挿入されて接地片と接触する状態を示す局部断面図で
ある。

【図１４】本考案のコネクタの面板がコンピュータプラ
グと複数の異なる規格のプラグの挿入可能とされた実施
例図である。

【図１５】本考案のコネクタの面板がコンピュータプラ
グと複数の異なる規格のプラグの挿入可能とされた別の
実施例図である。

【図１６】本考案のコネクタの面板がコンピュータプラ
グと複数の異なる規格のプラグの挿入使用可能とされた
別の実施例の詳細な対応プラグ表示図である。

【図１７】本考案のコネクタの面板がコンピュータプラ
グと複数の異なる規格のプラグの挿入使用可能とされた
別の実施例の使用対称図である。

【図１８】本考案のコネクタの面板をドイツコンセント
形態に形成してドイツプラグの挿入可能とした実施例図
である。

【図１９】本考案の接地片の末端に導線を通し連結する
ための孔を設けてもう一種類の接地形態を形成した実施
例図である。

【図２０】本考案の接地片の末端に設けられた導線を通
し連結するための孔の局部断面拡大図である。

【図２１】本考案のコネクタの面板に回転回復式安全カ
バーを組み付けた実施例の分解斜視図である。

【図２２】本考案のコネクタの面板に回転回復式安全カ
バーを組み付けた実施例の断面図である。

【図２３】本考案のコネクタの面板に必要に応じて各種
の異なる規格の挿入孔を具えた安全カバーを組み付ける
実施例図である。

【図２４】本考案のコネクタの面板に必要に応じて各種
の異なる規格の挿入孔を具えた安全カバーを組み付ける
実施例図である。

【図２５】本考案のコネクタの面板にもう一種類の回転
回復式安全カバー板を組み付けたもう一つの実施例の分
解斜視図である。

【図２６】本考案のコネクタの面板にもう一種類の回転
回復式安全カバー板を組み付けたもう一つの実施例の局
部断面図である。

【図２７】本考案のもう一種類の形態のブレード板の内
端面にネジで電源線を固定し、コネクタに電器のプラグ
と雄雌型コネクタの機能とを具備させた実施例の分解斜
視図である。

【図２８】本考案のもう一種類の形態のブレード板の内
端面にネジで電源線を固定し、コネクタに電器のプラグ
と雄雌型コネクタの機能とを具備させた実施例の組合せ
断面図である。

【図２９】本考案のコネクタの一側に別に一つのソケッ
トを組み付けた実施例の分解斜視図である。

【図３０】周知の雄雌型コネクタの分解斜視図である。

【図３１】もう一種類の周知の雄雌型コネクタの斜視図
である。

【符号の説明】

１、４ 雄雌型コネクタ １１、４１、６ コネクタ本体 １１１、４１１ 面板 １１１１ 環状溝 １１１２、１１７ 欠け溝 １１１４、１１２、１１８１、１１９ マルチタイプ挿
入孔 １１１５、１１８３ 押し部 １１３ 多用途コンピュータ挿入孔 １１３１ 電源挿入孔 １１３２、１６２１ 切欠き １１４、１１４１、１６４ 接地挿入孔 １１５ コンピュータプラグ １１５１、１１５２、１１５３ プラグ １１５１１ 接地ブレード １１６ 接地導線 １１７１ スプリング １１８、１１１３ 安全カバー板 １１８２１ 止め縁 １１８２ 弾性止め板 １２、１３ 収容区 １２１、６１１ 導電フレーム １２２ 延伸部 １３１、６１２ 接地フレーム １３１１ 単挟持板 １３１２ 挿入板 １３２、２１ 挿入溝 １４ 接地溝 １４１、１４２ 接地片 １４１２ 穿孔 １４１１ 円弧状接触縁 １５ 連接凸縁 １５１ 位置決め凸部 １６、１８、６１５、６２ ブレード板 １６１、１８１、６２１ ブレード １６２ 連接凹口 １６３ 位置決め凹部 １７ ネジ山付き連接ヘッド １８１１ ネジ孔 １８１２ 配線区 １８２、５１ 電源線 １８２１ 連接環 １８２２ ネジ ２ ドイツ規格コンセント ２２ 接地バネ片 ２’ オーストラリア埋め込み型コンセント ２” デンマーク埋め込み型コンセント ３ フランス規格コンセント ３１ 接地ピン ４１２、４２ 組合せ口 ５ ソケット ６１ 面板 ６１３ 導電バネ片 ６１４ ドイツプラグ

Claims (15)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 簡易マルチタイプ雄雌型コネクタにおい
   て、 コネクタ本体とされ、その本体部がドイツプラグ規格を
   基礎外形とし、挿入孔を具えた面板が一端に一体に成形
   され、もう一端の内部両側及び中央に収容区が形成さ
   れ、中央の収容区の一側に一つの挿入溝が形成され、コ
   ネクタ本体の一端の周縁に、少なくとも一つの連接凸縁
   と位置決め凸部が設けられ、コネクタ本体の外縁に一組
   の接地溝が設けられた、上記コネクタ本体と、 一組のマルチタイプ導電フレームとされ、それぞれコネ
   クタ本体の一端の両側に設けられた収容区内に組付けら
   れ、両導電フレームの一側にそれぞれ一つの延伸部が設
   けられた、上記一組のマルチタイプ導電フレームと、 一つの接地フレームとされ、コネクタ本体の一端の中央
   に設けられた収容区内に組付けられ、それは単挟持板を
   具えた接地フレームとされ、並びに接地フレームの一側
   に設けられた挿入板が組立時に収容区の一側の挿入溝内
   に挿入されて、接地フレームが固定される、上記接地フ
   レームと、 一つのブレード板とされ、その周縁のコネクタ本体の周
   縁に設けられた連接凸縁に対応する位置にそれぞれ一つ
   の連接凹口が設けられ、ブレード板を組み付ける時、ま
   ずコネクタ本体周縁の連接凸縁がブレード板周縁の連接
   凹口の一側の切欠きより挿入されてさらにブレード板が
   回されることにより、連接凸縁が一側の連接凹口に進入
   し、ブレード板が速やかにコネクタ本体と組み合わされ
   て一体とされ或いは交換可能とされる、上記ブレード板
   と、 一組の接地片とされ、コネクタ本体の両側に形成された
   対称なドイツ式接地溝内に、組み合わされ、該二つの接
   地片の一側縁がコネクタ本体の中央の収容区内に組付け
   られた接地フレームと接触して連接され、ドイツブレー
   ドを具えたブレード板を具えたコネクタ本体がドイツコ
   ンセントの挿入溝内に挿入された後に、接地片がドイツ
   コンセントの接地バネ片と接触する、上記一組の接地片
   と、 を具えたことを特徴とする、簡易マルチタイプ雄雌型コ
   ネクタ。
2. 【請求項２】 請求項１に記載の簡易マルチタイプ雄雌
   型コネクタにおいて、 別にコネクタ本体の一端の周縁に一つの位置決め凸部が
   設けられ、ブレード板周縁の、コネクタ本体に設けられ
   た位置決め凸部に対応する位置に、位置決め凹部が設け
   られ、ブレード板とコネクタ本体が止め合わされ位置決
   めされることを特徴とする、簡易マルチタイプ雄雌型コ
   ネクタ。
3. 【請求項３】 請求項１に記載の簡易マルチタイプ雄雌
   型コネクタにおいて、雄雌型コネクタがフランス規格コ
   ンセントにも挿入できる形態とされ、 ブレード板とされ、その周縁位置に一つ以上の連接凹口
   を具え、並びにブレード板がコネクタ本体周縁の連接凸
   縁と組み合わされ並びに定位とされる時に、ブレード板
   のブレードの位置決め位置がちょうど面板の挿入孔と特
   定の偏角位置を呈し、挿入板の、フランスコンセントの
   接地ピンに対応する位置に、一つの接地挿入孔が設けら
   れ、並びに該接地挿入孔の位置が雄雌型コネクタの面板
   に設けられた接地挿入孔の一側辺に偏移する、上記ブレ
   ード板と、 一組の導電フレームとされ、そのうち一側にそれぞれ一
   つの延伸部が設けられ、ブレード板が組み合わされてそ
   のブレードが回転して偏角の定位位置とされる時に、ブ
   レードの内端部が導電フレームの延伸部と接触を保持す
   る、上記一組の導電フレームと、 一つの接地片とされ、コネクタ本体の周縁の接地溝に対
   応する部分に組付けられ、その一端に円弧状接触縁が設
   けられた、上記一つの接地片と、 を具え、雄雌型コネクタがフランス規格コンセントに挿
   入される時に、その接地ピンがブレード板の接地挿入孔
   より挿入され、並びに接地ピンがコネクタ本体内に設け
   られた対応する接地片の一側の円弧状接触縁と接触し、
   接地機能を形成することを特徴とする、簡易マルチタイ
   プ雄雌型コネクタ。
4. 【請求項４】 請求項１に記載の簡易マルチタイプ雄雌
   型コネクタにおいて、 コネクタ本体の後部に各種規格のブレードを具えたブレ
   ード板を組合せ可能で、該ブレード板が周波加工でコネ
   クタ本体と一体に溶接されたことを特徴とする、簡易マ
   ルチタイプ雄雌型コネクタ。
5. 【請求項５】 請求項１に記載の簡易マルチタイプ雄雌
   型コネクタにおいて、 コネクタ本体の後部に各種規格のブレードを具えたブレ
   ード板を組合せ可能であることを特徴とする、簡易マル
   チタイプ雄雌型コネクタ。
6. 【請求項６】 請求項１に記載の簡易マルチタイプ雄雌
   型コネクタにおいて、 面板に各種規格の挿入孔を設置可能であることを特徴と
   する、簡易マルチタイプ雄雌型コネクタ。
7. 【請求項７】 請求項１又は請求項５に記載の簡易マル
   チタイプ雄雌型コネクタにおいて、 雄雌型コネクタの面板にドイツコンセントの形態が形成
   され、ドイツプラグの挿入可能とされたことを特徴とす
   る、簡易マルチタイプ雄雌型コネクタ。
8. 【請求項８】 請求項１に記載の簡易マルチタイプ雄雌
   型コネクタにおいて、 コネクタ本体と一体成形された面板とされ、該面板にコ
   ンピュータプラグを挿入できる多用途コンピュータ挿入
   孔が形成され、その両側の電源挿入孔が適宜増長されて
   アメリカ規格のプラグの挿入可能とされ、並びにその上
   方に一つの接地挿入孔が設けられて、接地ブレードを具
   えたアメリカ規格のプラグを挿入でき、このほか、この
   二つの増長された電源挿入孔の両側に、それぞれ一つの
   対称を呈する切欠き設けられて、雄雌型コネクタがコン
   ピュータプラグを挿入して使用可能であるほかに多種の
   形態のプラグを挿入して使用可能とされたことを特徴と
   する、簡易マルチタイプ雄雌型コネクタ。
9. 【請求項９】 請求項１又は請求項８に記載の簡易マル
   チタイプ雄雌型コネクタにおいて、 一つの挿入孔が、雄雌型コネクタの面板に設けられ、そ
   れはコンピュータ電源プラグを挿入可能な挿入孔形態と
   され、面板の上方に二つの接地挿入孔が設けられ、面板
   の両側にそれぞれ一つの対称形状を呈し多数の国のコン
   セントのブレードを挿入できるマルチタイプ挿入孔が設
   けられ、並びにこの一組のマルチタイプ挿入孔の中央
   に、二つの、縦向きを呈する接地挿入孔が設けられ、そ
   のうち一つの上方の接地孔がもとのコンピュータソケッ
   トの接地挿入孔の位置に位置し、 このソケットの設計により、コンピュータの電源プラグ
   を挿入可能でさらに多くの国家のプラグを挿入できるも
   う一種類のソケットを形成することを特徴とする、簡易
   マルチタイプ雄雌型コネクタ。
10. 【請求項１０】 請求項１に記載の簡易マルチタイプ雄
    雌型コネクタにおいて、 コネクタ本体の両側に設けられた接地片の端部にそれぞ
    れ一つの穿孔が設けられて接地導線の貫通連接に供され
    て接地に用いられることを特徴とする、簡易マルチタイ
    プ雄雌型コネクタ。
11. 【請求項１１】 請求項１に記載の簡易マルチタイプ雄
    雌型コネクタにおいて、 一つの欠け溝が、雄雌型コネクタの面板の一側に設けら
    れ、 一つのスプリングが雄雌型コネクタの面板の一側に設け
    られた欠け溝内に収容され、 別に一つの一つの安全カバー板が設けられ、該安全カバ
    ー板の周縁に、内面に止め縁を具えた弾性止め板が設け
    られ、安全カバー板の底縁の一側に一つの押し部が設け
    られ、安全カバー板に雄雌型コネクタの面板に対応する
    挿入孔が設けられ、 以上の設計により、安全カバー板が速やかに雄雌型コネ
    クタの面板に組付けられるほか、組合せ時に押し部が面
    板の欠け溝の一端側に挿入されて、スプリングの付勢を
    受けて位置決めされ、並びに安全カバー板に設けられた
    対応する挿入孔が、平時に面板の挿入孔と錯位状態を保
    持し、プラグを挿入する時、該安全カバー板が回されて
    その挿入孔と雄雌型コネクタの面板の挿入孔が整合させ
    られる時に、プラグの挿入可能とされ、並びにプラグが
    抜き取られた後に、安全カバー板がもとの位置に回復し
    てプラグを挿入できず、こうして安全な設計を達成した
    ことを特徴とする、簡易マルチタイプ雄雌型コネクタ。
12. 【請求項１２】 請求項１１に記載の簡易マルチタイプ
    雄雌型コネクタにおいて、 一つの環状溝が面板の前方周縁に設けられ、 一つの欠け溝が雄雌型コネクタの面板の一側底部に設け
    られ並びに該環状溝と貫通し、その内部に一つのスプリ
    ングが収容され、 一つの安全カバー板は、その板面に挿入孔が設けられ、
    その周縁の欠け溝との対応部分に一つの押し部が設けら
    れ、 組合せ時に、安全カバー板の周縁が面板の環状溝内に挿
    入され、並びに該押し部が欠け溝内のスプリングの一端
    に挿入されてスプリングの付勢を受けて位置決めされ、
    並びに安全カバー板に設けられた対応する挿入孔と雄雌
    型コネクタの面板の挿入孔が錯位状態とされて、安全な
    設計とされたことを特徴とする、簡易マルチタイプ雄雌
    型コネクタ。
13. 【請求項１３】 請求項１１又は請求項１２に記載の簡
    易マルチタイプ雄雌型コネクタにおいて、 雄雌型コネクタの面板に必要に応じて各種の異なる規格
    の挿入孔を具えた安全カバー板を組合せ可能とされたこ
    とを特徴とする、簡易マルチタイプ雄雌型コネクタ。
14. 【請求項１４】 請求項１に記載の簡易マルチタイプ雄
    雌型コネクタにおいて、 一つの配線区が、雄雌型コネクタのブレード板の内面に
    設けられ、並びに各一つのブレードの内端部にネジ孔が
    形成され、ネジにより電器の電源線前端の連接環がブレ
    ード内端のネジ孔に組み合わされ、ブレード板とコネク
    タ本体が組み合わされじぇ、ネジの端部と導電フレーム
    及び接地フレームが接触し、電器プラグ及び雄雌型コネ
    クタの機能を共に有するものとされたことを特徴とす
    る、簡易マルチタイプ雄雌型コネクタ。
15. 【請求項１５】 請求項１に記載の簡易マルチタイプ雄
    雌型コネクタにおいて、 一つのソケットとされ、コネクタ本体の上端及び面板の
    下端の間に対称な組合せ口が延伸並びに形成され、この
    部分に該ソケットが組み合わされ、このソケットの電源
    線と内部の導電フレーム及び接地フレームが連接して導
    通し、雄雌型コネクタが側辺にプラグを挿入可能とされ
    たことを特徴とする、簡易マルチタイプ雄雌型コネク
    タ。