JP3073429U - 小型時計取付装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】 従来の小型時計の装着できる範囲を衣類や
鞄等にまで広げることにより、直接肌や皮膚に触れない
で済み、上衣の襟内側、作業衣の二の腕、鞄等に係止可
能な小型時計取付装置の提供。 【解決手段】 小型時計の裏蓋側にピン３とピン止め４
及びフック５を取付ける事で、衣類や鞄等にまで装置範
囲を広げ、時計利用の多様性に資する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は小型時計を衣類や鞄当に取付ける為の装置に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来の小型時計は一般の腕時計、ペンダント型時計、ケースに収めて紐等で下 げベルト等に係止する時計、ボールペンのキャップの中に収めてクリップでポケ ット等に挟む時計、又、裏蓋にクリップを付けてネクタイやベルト等に挟み込む 時計等であった。これらは皆夫々に限られた範囲で使用されるものであり、又、 皮膚や肌に触れる違和感や、発汗によるかぶれ等の悩みがあった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は従来の小型時計の装着できる範囲を衣類や鞄等にまで広げることにり 、直接肌や皮膚に触れないで済み、上衣の襟内側、作業衣の二の腕、鞄等に係止 可能となる。又、揺れや跳上がりを防ぐ時は、フックを安全ピン等に引っ掛けて 固定できる。装着の際ピンを押込むだけでピン止めに入る。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案は時計の裏蓋側にピンを支持する突起、ピン、ピンの受具及びフックを 装着し、衣服や鞄等に、小型時計を取付ける事により、問題を解決している。

【０００５】

【考案実施の形態】

小型時計の裏蓋側に図に示すピンを支持する突起（２）ピン（３）ピン受具（ ４）及びフック（５）を、カシメ又はネジ止め等にて取付ける。

【０００６】

【実施例】

小型時計のケースを外側から支えるケース状の板金に図に示す（２）（３）（ ４）及び（５）を装着して、時計の裏側に嵌め込む。

【０００７】 又はプラスチック等適宜素材にて、同様に図に示す（１）（２）（３）（４） 及び（５）を一体化形成された物を小型時計裏側にケースとして嵌め込む。

【０００８】

【考案の効果】

腕時計を用いて行うスポーツや手の動きの激しい仕事においては、腕以外の衣 服等に装置することによってエネルギーの損失や疲れを防ぐ事が出来る。腕時計 のバンドと皮膚の間の発汗によるカブレ等を防ぐ事が出来る。又、皮膚に異物が 接する違和感をなくし、見易い取付け場所を自由に選べる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の小型時計裏蓋側の平面図である。

【図２】本考案の小型時計裏蓋側の側面図 Ｂ−Ｂ

【図３】同側面図 Ａ−Ａ

【図４】本考案のピンを支持する突起部（２）の詳細図

【図５】本考案のピン止め部（４）の詳細図

【符号の説明】

１． 時計の裏蓋 ２． ピンを支持する突起 ３． ピン ４． ピン止め ５． フック

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】小型時計の裏蓋側にピンを支持する為の突
   起、ピン、ピン止め、及びフック等を備え小型時計を衣
   類や鞄等に取付ける事を特徴とする装置。