JP3073306U - ゴルフ用マーカー及びホルダーセット - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】本考案は、ゴルフウエアに取付自在のホルダー
本体と該ホルダーに対してマーカー本体をマグネットを
介して着脱自在に構成し、着脱し易いばかりでなく装着
時にはマーカーが外れにくく構成されたゴルフ用マーカ
ー及びホルダーセットを提供するものである。 【解決手段】ホルダー本体裏面にはゴルフウエアへ取付
自在にするための取付ピンが植設されており、該取付ピ
ンの先端部には係止用の蝶タックが設けられ、ホルダー
本体中心にはマグネットが一体的に取付られ、該ホルダ
ー本体表面部に、該マグネットがわずかに突出し、ホル
ダー本体表面周縁部には面取り部が形成されていること
を特徴とし、マーカー本体裏面には凹部が形成され、該
凹部に嵌挿されるマグネットの突出部が当接する磁性体
が一体的に埋め込まれており、マーカー本体表面部には
表示部が形成されていることを特徴とし、マーカー本体
裏面には形成された凹部の内径が該凹部に嵌挿されるマ
グネットの突出部の外径より大きく形成されていること
を特徴とするゴルフ用マーカー及びホルダーセットであ
る。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案はゴルフ用マーカー及びホルダーセットに関し、特にゴルフウエアに取 付自在のホルダー本体と該ホルダーに対してマーカー本体をマグネットを介して 着脱自在に構成し、着脱し易いばかりでなく装着時にはマーカーが外れにくく構 成されたゴルフ用マーカー及びホルダーセットに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、ゴルフ用マーカーのホルダーとして種々の考案がなされており、例えば 実開平０１−９５９６７号に示されるマーカーをゴルフクラブのグリップに取り 付けるものや、実開平０３−１１８７７５号に示されるマグネットを利用したも の等ある。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

前記せるような従来のゴルフ用マーカーのホルダーとして、例えば実開平０１ −９５９６７号に示されるマーカーをゴルフクラブのグリップに取り付けるもの ではマーカーが外れやすく着脱も手間のかかるものであった。また、実開平０３ −１１８７７５号に示されるマグネットを利用したものでも着脱に手間のかかる ものであった。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案は前記せるような従来の課題を解決すべく創案されたゴルフ用マーカー 及びホルダーセットであり、ゴルフウエアに取付自在のホルダー本体と該ホルダ ーに対してマーカー本体をマグネットを介して着脱自在に構成したことを特徴と し、ホルダー本体裏面にはゴルフウエアへ取付自在にするための取付ピンが植設 されており、該取付ピンの先端部には係止用の蝶タックが設けられ、ホルダー本 体中心にはマグネットが一体的に取付られ、該ホルダー本体表面部に、該マグネ ットがわずかに突出し、ホルダー本体表面周縁部には面取り部が形成されている ことを特徴とし、マーカー本体裏面には凹部が形成され、該凹部に嵌挿されるマ グネットの突出部が当接する磁性体が一体的に埋め込まれており、マーカー本体 表面部には表示部が形成されていることを特徴とし、且つ、マーカー本体裏面に は形成された凹部の内径が該凹部に嵌挿されるマグネットの突出部の外径より大 きく形成されていることを特徴とするゴルフ用マーカー及びホルダーセットであ る。

【０００５】

【考案の実施の形態】

以下、図面に基づいて本考案のゴルフ用マーカー及びホルダーセットの構成を を具体的に説明する。図面に於いて、図１は本考案ゴルフ用マーカー及びホルダ ーセットの平面図である。図２は図１のＹ−Ｙ線断面図である。図３はマーカー とホルダーを分離した状態を示す中央断面である。図４はゴルフウエアへの装着 状態を示す説明図である。

【０００６】 本考案ゴルフ用マーカー及びホルダーセットＡのホルダーは図２乃至図３に示 すようにホルダー本体３の裏面にはゴルフウエアＢへ取付自在にするための取付 ピン５が植設されており、該取付ピンの先端部には係止用の蝶タック６が設けら れ、図４に示すようにゴルフウエアＢの任意の個所に取り付けることができる。

【０００７】 ホルダー本体３の中心にはマグネット４が一体的に取付られ、該ホルダー本体 表面部に該マグネットがわずかに突出しており、ホルダー本体の表面周縁部には 面取り部３１が形成されている。

【０００８】 マーカー本体２の裏面には凹部２２が形成され、該凹部に嵌挿されるマグネッ ト４の突出部４１が当接する磁性体２１が一体的に埋め込まれており、マーカー 本体２の表面部には表示部１が形成されており、マーカー本体２の裏面に形成さ れた凹部２２の内径は該凹部２２に嵌挿されるマグネット４の突出部４１の外径 より大きく形成されている。

【０００９】 マーカー本体２の表面に形成される表示部１は、使用者の好みによって任意の 表示をすることができる。例えば写真や独特なマークを表示したシール等を両面 接着テープで貼り付けたり、更にその表面に透明樹脂層を貼り付けたり、使用者 独自のデザインで表示することができる。

【００１０】 ホルダーの取付個所は使用が使用し易い任意の位置にとりつけることができる ので、図４に示す実施例に限定されるものではない。

【００１１】 マーカー本体２の裏面に形成された凹部２２の内径が該凹部２２に嵌挿される マグネット４の突出部４１の外径より大きく形成されているので使用後にマーカ ー本体２をホルダー本体３に容易に嵌着できる。

【００１２】 また、ホルダー本体３の表面周縁部には面取り部３１が形成されているので、 再度マーカー本体２を取り外して使用するときも、面取り部３１とマーカー本体 ２の裏面周縁部との間に間隙部７があるので容易に取り外すことができる。

【００１３】 また、マーカー本体２の裏面に形成された凹部２２の内径部に該凹部２２に嵌 挿されるマグネット４の突出部４４の外径部が引っ掛かるので、ホルダー本体３ とマーカー本体２がスライドして外れてしまうことがない。

【００１４】

【考案の効果】

本考案ゴルフ用マーカー及びホルダーセットは以上説明したような構成となっ ているので、着脱が容易であり、更に装着時にはマーカーが外れにくく、使用上 極めて実用的効果がある考案である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案ゴルフ用マーカー及びホルダーセットの
平面図である。

【図２】図１のＹ−Ｙ線断面図である。

【図３】マーカーとホルダーを分離した状態を示す中央
断面である。

【図４】ゴルフウエアへの装着状態を示す説明図であ
る。

【符号の説明】

１．表示部 ２．マーカー本体 ２１．磁性体 ２２．凹部 ３．ホルダー本体 ３１．面取り部 ４．マグネット ４１．突出部 ５．取付ピン ６．蝶タック ７．間隙部 Ａ．ゴルフ用マーカー及びホルダーセット Ｂ．ゴルフウエア

Claims (4)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】ゴルフウエアに取付自在のホルダー本体と
   該ホルダーに対してマーカー本体をマグネットを介して
   着脱自在に構成したことを特徴とするゴルフ用マーカー
   及びホルダーセット。
2. 【請求項２】ホルダー本体裏面にはゴルフウエアへ取付
   自在にするための取付ピンが植設されており、該取付ピ
   ンの先端部には係止用の蝶タックが設けられ、ホルダー
   本体中心にはマグネットが一体的に取付られ、該ホルダ
   ー本体表面部に、該マグネットがわずかに突出し、ホル
   ダー本体表面周縁部には面取り部が形成されていること
   を特徴とする請求項１のゴルフ用マーカー及びホルダー
   セット。
3. 【請求項３】マーカー本体裏面には凹部が形成され、該
   凹部に嵌挿されるマグネットの突出部が当接する磁性体
   が一体的に埋め込まれており、マーカー本体表面部には
   表示部が形成されていることを特徴とする請求項１のゴ
   ルフ用マーカー及びホルダーセット。
4. 【請求項４】マーカー本体裏面には形成された凹部の内
   径が該凹部に嵌挿されるマグネットの突出部の外径より
   大きく形成されていることを特徴とする請求項１のゴル
   フ用マーカー及びホルダーセット。