JP3124632U - ゴルフ用ボールマーカー - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 小径の第1マーカー(2)と、第1マーカー(2)を収容保持する収容部(5)が凹設された大径の第2マーカー(3)と、を備え、第1マーカー(2)を、第2マーカー(3)に着脱可能に保持せしめて、ゴルフ用ボールマーカー(1)を構成した。
【選択図】 図1
Description
このようなボールマーカーとしては、金属製等で円盤状(コイン状)に形成したものや、合成樹脂製等で円盤状に形成し中央部からピン状の差込部を垂下させたものが知られている。
該第1マーカーを収容保持する収容部が凹設された大径の第2マーカーと、を備え、
該第1マーカーを、該第2マーカーに着脱可能に保持せしめたことを要旨とする。
該第1マーカー、及び/又は該収容部に磁石を埋設して、
該第1マーカーを、該第2マーカーに着磁吸着させるようにしたことを要旨とする。
該第1マーカーは、磁性体からなり、
該収容部は、磁石が埋設され、該第1マーカーを載置保持する載置部と、該載置部よりもさらに低く形成された溝部と、を有することを要旨とする。
該第1マーカーは、磁石が埋設され、
該収容部は、磁性体が埋設され、該第1マーカーを載置保持する載置部と、該載置部よりもさらに低く形成された溝部と、を有することを要旨とする。
該第1マーカーを、該第2マーカーに収容した際に、
該第1マーカーの表面部と、該第2マーカーの表面部とが、略面一となるようにしたことを要旨とする。
第1マーカーは、従来の一般的なボールマーカーと同程度の大きさを有する薄型平板状であり、第2マーカーは、第1マーカーよりも一回り大きく形成されるものである。具体的には、第1マーカーは、径17〜25mm程度の大きさであり、第2マーカーは、径30〜40mm程度の大きさが好ましい。第2マーカーの径が30mm未満となると、ポケットの中等から探し出す手間やグリーン面上での遠方からの視認性の問題が改善されず、逆に40mmを超えると、携帯性が悪化するおそれがある。
(a)第1マーカーに磁性体、第2マーカー(収容部)に磁石を備える。
(b)第1マーカーに磁石、第2マーカー(収容部)に磁性体を備える。
(c)第1マーカーに磁石、第2マーカー(収容部)に磁石を備える。
(d)上記(a)〜(c)で、第1マーカーの該当箇所の表面や、第2マーカー(収容部)の該当箇所の表面に、薄い非磁性体膜を備える。
磁石は、より具体的には永久磁石を使用するが、例えばアルニコ磁石、フェライト磁石、希土類磁石等を用いることができ、特にフェライト磁石が好ましい。
また、磁性体は、より具体的には強磁性体を使用するが、例えば純鉄・軟鋼、ケイ素鉄、Fe-Ni合金、Fe-Co合金、Fe-Cr合金、フェライト、センダスト等を用いることができ、特に純鉄・軟鋼が好ましい。
さらに、収容部には、第1マーカーの取り出しを容易にするための溝部を設けることが好ましい。溝部は、上記載置部よりも低く(深く)形成する必要があるが、第2マーカーに収容された第1マーカーの一領域を溝部内に押下させ、第1マーカーの反対側領域を上方に浮き上がらせることを可能とするものであれば、溝部の形状や設置場所・範囲は種々変更してよい。
本考案に係るボールマーカーは、第1マーカーを第2マーカーに収容した状態での使用、
第1マーカーを第2マーカーから取り外して第1マーカー単独での使用、の2通りの使用態様が主として考えられるが、その他第1マーカーを第2マーカから取り外して第2マーカー単独で使用することとしてもよい。
第1マーカー(2)は、図1〜図5に示すように、薄い円盤状(直径24mm、厚さ1mm)で、鉄等の磁性体によって形成されている。
第2マーカー(3)は、図1〜図5に示すように、第1マーカー(2)を収容するための収容部(5)を備えるとともに、第1マーカー(2)よりも一回り大きく形成され(直径35mm、厚さ3mm)、図2に示す如く第1マーカー(2)を収容装着した状態で、やや厚みのある円盤状をなすように構成されている。第2マーカー(3)は、主として、ダイキャストによって形成されている。
載置部(8)には、図1、図4〜図5に示すように、薄型円形の永久磁石(9)を埋設する埋設穴(8a)が凹設され、載置部(8)の上面と、埋設された永久磁石(9)の上面とが略面一となるようになされている。そして、上記載置部(8)の突出によって、載置部(8)の側面外周には、図1に示すように、平面視ドーナツ状で、載置部(8)の高さ分の深さを有する溝部(10)が形成されている。
ゴルフのプレー中において、ボールがグリーンに乗り、ボール位置をマークする際には、第2マーカー(3)から第1マーカー(2)を取り外し、第1マーカー(2)を用いて行う。第1マーカー(2)の取り外しにおいては、図5に示すように、第1マーカー(2)の表面周縁部の適宜の場所を、親指の腹等で上方から押圧し、溝部(10)内に押し下げる。すると、載置部(8)の一上縁端を支点とし、第1マーカー(2)の反対側が、永久磁石(9)の吸着力に抗して浮き上がるため、そのまま外側に向かってスライドさせれば、第1マーカー(2)を第2マーカー(3)から容易に取り外すことができる。
その後、ボール位置のマークを終了する際には、第1マーカー(2)を第2マーカー(3)に再び吸着させて、図2に示す如く携帯に適した形とする。
また、プレーの状況に応じて、ボール位置がカップから遠い場合等には、第1マーカー(2)を第2マーカー(3)から取り外すことなく、第2マーカー(3)に吸着保持させたままで、大型のボールマーカーとして使用することができる。
また、本実施例に係るボールマーカー(1)は、図2に示す如く第1マーカー(2)を装着した際に、第1マーカー(2)の表面部(2a)と、第2マーカー(3)の表面部(6)とが略面一となり、全体としてコンパクトな円盤状をなすように構成したため、携帯性がきわめて良い。
なお、第1マーカー(2)、第2マーカー(3)には、適宜模様や広告表示を付すことができる。特に本実施例の第1マーカー(2)であれば、表裏両面に模様等を付すことが可能であり、デザインや広告の効果を高めることができる。
第1マーカー(20)は、図6〜図9に示すように、略円盤状であるが、表面が上方へ緩やかに湾曲して膨らんだ断面をなすように変形して形成され、裏面部(20b)中心の位置には、薄型円形の永久磁石(21)が、底面部(20b)と略面一となるように埋設されている。第1マーカー(20)のこのような断面形状により、底面部(20b)に永久磁石(21)を埋設しても、表面部(20a)を凹凸なく円滑に仕上げることができる。
第2マーカー(22)は、図6〜図7に示す形状の収容部(24)を備えるとともに、図7に示すように、表面部(25)が、第1マーカー(20)の表面部(20a)の形状に合わせてなだらかに傾斜して設けられ、第1マーカー(20)を装着した状態において、全体として中央部がやや膨らんだ略円盤状を呈するようになされている。
第1マーカー(20)及び第2マーカー(22)は、主として、ダイキャストによって形成されているが、特に表面部(20a)(25)等は、成型後に硬質顔料を流し込み熱処理・研磨を行う、擬似七宝加工(研ぎエポキシ加工)によって光沢感・高級感の有る仕上げとしている。
また、載置部(27)には、図7に示すように、第1マーカー(20)の永久磁石(21)に対応する位置において、適宜の大きさの磁性体(28)が、載置部(27)と略面一となるように、埋設穴(27a)に上面を露出して埋設されている。
また、第1マーカー(20)の裏面には永久磁石(21)が埋設されているため、例えば、キャップの鍔等に取り付け可能な磁性体製のクリップに、一時的に第1マーカー(20)を着磁保持させて使用することもできる。
2 第1マーカー
2a 表面部
3 第2マーカー
5 収容部
6 表面部
8 載置部
9 永久磁石
10 溝部
20 第1マーカー
20a 表面部
21 永久磁石
22 第2マーカー
24 収容部
25 表面部
27 載置部
28 磁性体
29 溝部
Claims (6)
- 小径の第1マーカーと、
該第1マーカーを収容保持する収容部が凹設された大径の第2マーカーと、を備え、
該第1マーカーを、該第2マーカーに着脱可能に保持せしめたゴルフ用ボールマーカー。 - 該第1マーカー、及び/又は該収容部に磁石を埋設して、
該第1マーカーを、該第2マーカーに着磁吸着させるようにした請求項1に記載のゴルフ用ボールマーカー。 - 該第1マーカーは、磁性体からなり、
該収容部は、磁石が埋設され、該第1マーカーを載置保持する載置部と、該載置部よりもさらに低く形成された溝部と、を有する請求項1に記載のゴルフ用ボールマーカー。 - 該第1マーカーは、磁石が埋設され、
該収容部は、磁性体が埋設され、該第1マーカーを載置保持する載置部と、該載置部よりもさらに低く形成された溝部と、を有する請求項1に記載のゴルフ用ボールマーカー。 - 該溝部が、該載置部側方に周設されている請求項3又は4に記載のゴルフ用ボールマーカー。
- 該第1マーカーを、該第2マーカーに収容した際に、
該第1マーカーの表面部と、該第2マーカーの表面部とが、略面一となるようにした請求項1乃至5の何れかに記載のゴルフ用ボールマーカー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006004535U JP3124632U (ja) | 2006-06-12 | 2006-06-12 | ゴルフ用ボールマーカー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006004535U JP3124632U (ja) | 2006-06-12 | 2006-06-12 | ゴルフ用ボールマーカー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3124632U true JP3124632U (ja) | 2006-08-24 |
JP3124632U7 JP3124632U7 (ja) | 2013-05-09 |
Family
ID=43474550
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006004535U Expired - Lifetime JP3124632U (ja) | 2006-06-12 | 2006-06-12 | ゴルフ用ボールマーカー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3124632U (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
2006
- 2006-06-12 JP JP2006004535U patent/JP3124632U/ja not_active Expired - Lifetime
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