JP3073237B2 - ケラチン繊維の酸化染色用組成物と該組成物を使用した染色方法 - Google Patents

ケラチン繊維の酸化染色用組成物と該組成物を使用した染色方法

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、酸性の媒体(pH<7)中に、酸化剤と、修
正剤として4−ヒドロキシインドールとを組み合わせ
た、少なくとも1つの酸化塩基を含有する、ケラチン繊
維、特に髪などのヒトのケラチン繊維の使用準備が整っ
た酸化染色用組成物、並びにこの組成物を使用した染色
方法に関する。
ケラチン繊維、特にヒトの髪を、酸化染料の先駆物質
類、特に、一般に、酸化塩基と呼ばれるオルト−または
パラ−フェニレンジアミン類、およびオルト−またはパ
ラ−アミノフェノール類を含有する染色用組成物類で染
色することが知られている。酸化染料の先駆物質、すな
わち酸化塩基類は、無色かわずかに着色した化合物であ
り、酸化物質と組み合わされて、酸化縮合により、着色
化合物類および染料になる。
また、着色変調剤類または修正剤類と組み合わせるこ
とにより、これらの酸化塩基類により得られる色調を変
化させることができることが知られており、これらは、
特に、芳香族のメタ−ジアミン類、メタ−アミノフェノ
ール類、メタ−ジフェノール類、およびある種のインド
ールまたはインドリン化合物類から選択される。
酸化塩基類および修正剤類として使用される様々な分
子によって、広範囲の色を得ることができる。
これら酸化染料類により得られる、いわゆる「永久
的」な着色は、さらに、いくつかの要求を満足させるも
のでなくてはならない。すなわち、毒物学的な欠点がな
く、所望の強度の色調が得られ、外的要因(光、険悪な
天候、洗浄、パーマ、汗、および摩擦)に対して良好な
耐性を有するものでなくてはならない。
また、染料類は、グレイの髪をカバーするものでなけ
ればならず、最後に、可能な限り、非選択的でなければ
ならない;言い換えれば、実際に、先端から末端までの
敏感度(すなわち、傷み具合)が異なる、同じケラチン
繊維の全長において得られる色差が最小になるようにし
なければならない。
ケラチン繊維の酸化染色は、一般的に、アルカリ性の
媒体中で行われている。しかしながら、アルカリ性の媒
体は、繊維をかなり劣化させる原因となるといった欠点
を有する。具体的には、アルカリ性の媒体中に、修正剤
として少なくとも1つのインドリン誘導体と、少なくと
も1つの酸化塩基を含有する、ケラチン繊維の酸化染色
用組成物は、既に、仏国特許出願第2008797号にて提案
されている。
また、ケラチン繊維の酸化染色は、ケラチン繊維の劣
化を制限するために、酸性媒体中で行うこともできる。
しかしながら、残念なことに、このような条件下で得ら
れた着色は、アルカリ性媒体中で得られる場合よりも速
くなく、一般的に強度も弱いものであった。
本出願人は、少なくとも1つの酸性塩基、4−ヒドロ
キシインドリン、および酸化剤を、結果として得られる
準備が整った混合物が、7未満のpHを有するように、組
み合わせることによって、髪が受けるであろう種々の攻
撃に対して適切な耐性があり、比較的選択性のない、強
い着色を付与することができる、酸性媒体中における新
規の染料類を得ることが可能になることを見い出し
た。。
この発見が、本発明の基礎を形成するものである。
よって、発明の第1の主題は、 染色に適した媒体中に、 −少なくとも1つの酸化塩基、 −修正剤として、4−ヒドロキシインドリン、および/
または少なくとも1つのそれらの酸との付加塩類、 −少なくとも1つの酸化剤、 を含有し、組成物のpHが7未満であることを特徴とす
る、ケラチン繊維類、特に髪などのヒトのケラチン繊維
類を酸化染色する、使用準備が整った組成物にある。
発明の準備が整った染色用組成物で得られる着色は、
塩基性のpHで使用される同様の組成物で得られる従来の
ものよりも、強度が強くないとしても、少なくとも同様
の強度であり、さらにそれらは、低選択性であり、大気
中の要因、例えば、光および険悪な天候、汗、および髪
が受けるであろう種々の処理(洗髪、パーマネントウエ
ーブ)に対し、優れた耐性を示す。
また、発明の主題は、この使用準備が整った染色用組
成物を使用するケラチン繊維類の酸化染色方法にある。
発明の使用準備が整った組成物において使用可能な酸
化塩基は、好ましくは、パラ−フェニレンジアミン類、
ビス(フェニル)アルキレンジアミン類、パラ−アミノ
フェノール類、オルト−アミノフェノール類、複素環塩
基類、およびそれらの酸との付加塩類から選択される。
発明の染色用組成物類(酸化塩基および4−ヒドロキ
シインドリン)に使用可能な酸との付加塩類は、特に、
塩酸塩類、臭化水素酸塩類、硫酸塩類および酒石酸塩類
から選択される。
発明の使用準備が整った組成物類中の酸化塩基として
使用可能なパラ−フェニレンジアミン類としては、特
に、次の式(I): [式(I)中、R1は、水素原子、またはC1−C4のアルキ
ル、C1−C4のモノヒドロキシアルキル、C2−C4のポリヒ
ドロキシアルキル、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)ア
ルキル、フェニル、または4′−アミノフェニル基を表
し、 R2は、水素原子、またはC1−C4のアルキル、C1−C4
モノヒドロキシアルキル、またはC2−C4のポリヒドロキ
シアルキル基を表し、 R3は、水素原子、ハロゲン原子、例えば、塩素、臭
素、ヨウ素、またはフッ素原子、またはC1−C4のアルキ
ル、C1−C4のモノヒドロキシアルキル、またはC1−C4
ヒドロキシアルコキシ基を表し、 R4は、水素原子、またはC1−C4のアルキル基を表す] に相当する化合物類、およびそれらの酸との付加塩類を
挙げることができる。
上述した式(I)のパラ−フェニレンジアミン類とし
ては、特に、パラ−フェニレンジアミン、パラ−トルイ
レンジアミン、2−クロロ−パラ−フェニレンジアミ
ン、2,3−ジメチル−パラ−フェニレンジアミン、2,6−
ジメチル−パラ−フェニレンジアミン、2,6−ジエチル
−パラ−フェニレンジアミン、2,5−ジメチル−パラ−
フェニレンジアミン、N,N−ジメチル−パラ−フェニレ
ンジアミン、N,N−ジエチル−パラ−フェニレンジアミ
ン、N,N−ジプロピル−パラ−フェニレンジアミン、4
−アミノ−N,N−ジエチル−3−メチルアニリン、N,N−
ビス(β−ヒドロキシエチル)−パラ−フェニレンジア
ミン、4−アミノ−N,N−ビス(β−ヒドロキシエチ
ル)−3−メチルアニリン、4−アミノ−3−クロロ−
N,N−ビス(β−ヒドロキシエチル)アニリン、4−ア
ミノ−N−(β−メトキシエチル)アニリン、2−β−
ヒドロキシエチル−パラ−フェニレンジアミン、2−フ
ルオロパラ−フェニレンジアミン、2−イソプロピル−
パラ−フェニレンジアミン、N−(β−ヒドロキシプロ
ピル)−パラ−フェニレンジアミン、2−ヒドロキシメ
チル−パラ−フェニレンジアミン、N,N−ジメチル−3
−メチル−パラ−フェニレンジアミン、N−エチル−N
−(β−ヒドロキシエチル)−パラ−フェニレンジアミ
ン、N−(β,γ−ジヒドロキシプロピル)−パラ−フ
ェニレンジアミン、N−(4′−アミノフェニル)−パ
ラ−フェニレンジアミン、N−フェニル−パラ−フェニ
レンジアミン、および2−β−ヒドロキシエチルオキシ
−パラ−フェニレンジアミン、およびそれらの酸との付
加塩類を挙げることができる。
上記した式(I)のパラ−フェニレンジアミン類とし
て、特に好ましくは、パラ−フェニレンジアミン、パラ
−トルイレンジアミン、2−イソプロピル−パラ−フェ
ニレンジアミン、2−β−ヒドロキシエチル−パラ−フ
ェニレンジアミン、2−β−ヒドロキシエチルオキシ−
パラ−フェニレンジアミン、2,6−ジメチル−パラ−フ
ェニレンジアミン、2,6−ジエチル−パラ−フェニレン
ジアミン、2,3−ジメチル−パラ−フェニレンジアミ
ン、N,N−ビス(β−ヒドロキシエチル)−パラ−フェ
ニレンジアミン、4−アミノ−N−(β−メトキシエチ
ル)アニリン、2−クロロパラ−フェニレンジアミン、
およびそれらの酸との付加塩類を挙げることができる。
発明の準備が整った組成物類中の酸化塩基として使用
可能なビス(フェニル)アルキレンジアミン類として
は、特に、次の式(II): [上式(II)中、Z1およびZ2は、同一でも異なっていて
もよく、ヒドロキシル基、またはR8が水素原子またはC1
−C4のアルキル基である場合に、基NHR8を表し、 R5は、水素原子、C1−C4のアルキル、C1−C4のモノヒ
ドロキシアルキル、またはC2−C4のポリヒドロキシアル
キル基、またはシアノ残基が置換されていてもよいC1
C4のアミノアルキル基を表し、 R6およびR7は、同一でも異なっていてもよく、水素原
子、またはハロゲン原子、またはC1−C4のアルキル基を
表し、 Yは、次の式: −(CH2− −(CH2−O−(CH2− −(CH2−CHOH−(CH2− および (上式中、nは0〜8の整数であり、mは0〜4の整数
である) で表される基からなる群から選択される基である] に相当する化合物類、およびそれらの酸との付加塩類を
挙げることができる。
上述した式(II)のビス(フェニル)アルキレンジア
ミン類としては、特に、N,N′−ビス(β−ヒドロキシ
エチル)−N,N′−ビス(4′−アミノフェニル)−1,3
−ジアミノプロパノール、N,N′−ビス(β−ヒドロキ
シエチル)−N,N′−ビス(4′−アミノフェニル)エ
チレンジアミン、N,N′−ビス(4−アミノフェニル)
テトラメチレンジアミン、N,N′−ビス(β−ヒドロキ
シエチル)−N,N′−ビス(4−アミノフェニル)テト
ラメチレンジアミン、N,N′−ビス(4−メチルアミノ
フェニル)テトラメチレンジアミン、N,N′−ビス(エ
チル)−N,N′−ビス(4′−アミノ−3′−メチルフ
ェニル)エチレンジアミン、およびそれらの酸との付加
塩類を挙げることができる。
これら、式(II)のビス(フェニル)アルキレンジア
ミン類の中でも、N,N′−ビス(β−ヒドロキシエチ
ル)−N,N′−ビス(4′−アミノフェニル)−1,3−ジ
アミノプロパノール、またはその酸との付加塩類が、特
に好ましい。
発明の準備が整った組成物類中の酸化塩基として使用
可能なパラ−アミノフェノール類としては、特に、次の
式(III): [上式(III)中、R9は、水素原子、またはC1−C4のア
ルキル、C1−C4のモノヒドロキシアルキル、(C1−C4
アルコキシ(C1−C4)アルキル、またはC1−C4のアミノ
アルキル基を表し、 R10は、水素またはフッ素原子、またはC1−C4のアル
キル、C1−C4のモノヒドロキシアルキル、C2−C4のポリ
ヒドロキシアルキル、C1−C4のアミノアルキル、C1−C4
のシアノアルキル、または(C1−C4)アルコキシ(C1
C4)アルキル基を表し、 基R9またはR10の少なくとも1つは水素原子を表すこ
とを意味する] に相当する化合物類、およびそれらの酸との付加塩類を
挙げることができる。
上述した式(III)のパラ−アミノフェノール類とし
ては、特に、パラ−アミノフェノール、4−アミノ−3
−メチルフェノール、4−アミノ−3−フルオロフェノ
ール、4−アミノ−3−ヒドロキシメチルフェノール、
4−アミノ−2−メチルフェノール、4−アミノ−2−
ヒドロキシメチルフェノール、4−アミノ−2−メトキ
シメチルフェノール、4−アミノ−2−アミノメチルフ
ェノール、および4−アミノ−2−(β−ヒドロキシエ
チルアミノメチル)フェノール、およびそれらの酸との
付加塩類を挙げることができる。
発明の準備が整った組成物類中の酸化塩基として使用
可能なオルト−アミノフェノール類としては、特に、2
−アミノフェノール、2−アミノ−5−メチルフェノー
ル、2−アミノ−6−メチルフェノール、および5−ア
セトアミド−2−アミノフェノール、およびそれらの酸
との付加塩類を挙げることができる。
発明の準備が整った組成物類中の酸化塩基として使用
可能な複素環塩基類としては、特に、ピリジン誘導体
類、ピリミジン誘導体類、ピラゾール誘導体類、および
それらの酸との付加塩類を挙げることができる。
ピリジン誘導体類としては、英国特許第1026978号お
よび英国特許第1153196号に記載されている化合物類、
例えば、2,5−ジアミノピリジン、およびそれらの酸と
の付加塩類を、特に挙げることができる。
ピリミジン誘導体類としては、独国特許第2359399号
または日本国特許第88−169571号および日本国特許第91
−333495号に記載されている化合物類、例えば、2,4,5,
6−テトラアミノピリミジン、および4−ヒドロキシ−
2,5,6−トリアミノピリミジン、およびそれらの酸との
付加塩類を、特に挙げることができる。
ピラゾール誘導体類としては、独国特許第3843892
号、および独国特許第4133957号、および国際特許出願
第94/08969号および国際特許出願第94/08970号に記載さ
れている化合物類、例えば、4,5−ジアミノ−1−メチ
ルピラゾール、3,4−ジアミノピラゾール、および4,5−
ジアミノ−1−(4′−クロロベンジル)ピラゾール、
およびそれらの酸との付加塩類を、特に挙げることがで
きる。
酸化塩基(類)は、染色用組成物の全重量に対して、
好ましくは、約0.0005〜12重量%、さらに好ましくは、
約0.005〜6重量%である。
4−ヒドロキシインドリンおよび/またはそれらの酸
との付加塩類は、染色用組成物の全重量に対して、好ま
しくは、約0.0005〜5重量%、さらに好ましくは、約0.
005〜3重量%である。
本発明に必須の特徴として、発明の準備が整った染色
用組成物のpHは、7未満、好ましくは3〜6.9の範囲内
にあり、ケラチン繊維類の染色で通常使用される、任意
のアルカリ性化剤類または酸性化剤を使用して、所望の
値に調節することができる。
酸性化剤類としては、例えば、無機酸類または有機酸
類、例えば、塩酸、オルトリン酸、カルボン酸類、例え
ば、酒石酸、クエン酸および乳酸、およびスルホン酸類
を挙げることができる。
アルカリ性化剤類としては、例えば、アンモニア水、
アルカリ性の炭酸塩類、アルカノールアミン類、例えば
モノ−、ジ−およびトリエタノールアミン類およびそれ
らの誘導体類、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、お
よび次の式(IV): [上式(IV)中、Rは、ヒドロキシル基またはC1−C4
アルキル基で置換されていてもよいプロピレン残基;
R11、R12、R13およびR14は、同一でも異なっていてもよ
く、水素原子またはC1−C4のアルキル、またはC1−C4
ヒドロキシアルキル基である]の化合物類を挙げること
ができる。
発明の準備が整った染色用組成物中に存在する酸化剤
は、酸化染色で従来より使用されている酸化剤類、好ま
しくは、過酸化水素、過酸化尿素、アルカリ金属の臭素
塩類、および過塩類(per salt)類、例えば、過ホウ酸
塩および過硫酸塩から選択することができる。特に、過
酸化水素が特に好ましい。
また、発明の準備が整った染色用組成物は、上述した
染料類に加えて、他の修正剤類および/または直接染料
類、特に、色調を変調させるもの、または光沢を富ませ
るものを含有してもよい。
染色用組成物の染料に適切な媒体(または支持体)
は、一般に、水、または、水と、水に十分に溶解しない
化合物類を可溶化させるための少なくとも1つの有機溶
媒との混合物からなる。有機溶媒類としては、例えば、
C1−C4の低級アルカノール類、例えば、エタノールおよ
びイソプロパノール;グリセロール;グリコール類およ
びグリコールエーテル類、例えば、2−ブトキシエタノ
ール、プロピレングリコール、プロピレングリコール−
モノメチルエーテル、ジエチレングリコール−モノメチ
ルエーテルおよびモノエチルエーテル、並びに芳香族ア
ルコール類、例えば、ベンジルアルコールまたはフェノ
キシエタノール、それらの類似生成物および混合物を挙
げることができる。
溶媒類は、染色用組成物の全重量に対して、好ましく
は、約1〜40%、さらに好ましくは、約5〜30%の割合
で存在しうる。
また、発明の準備が整った染色用組成物類は、従来よ
り髪の染色用組成物類に使用されている種々のアジュバ
ント類、例えば、アニオン性、カチオン性、非イオン
性、両性または双性の界面活性剤類またはそれらの混合
物類、アニオン性、カチオン性、非イオン性、両性また
は双性のポリマー類またはそれらの混合物類、無機また
は有機の増粘剤類、酸化防止剤類、浸透剤類、金属イオ
ン封鎖剤類、香料類、バッファー類、分散剤類、コンデ
ィショナー類、皮膜形成剤類、防腐剤類、および乳白剤
類をさらに含有してもよい。
明らかに、当業者であれば、発明の準備が整った組成
物の本質的に有利な特性が、考えられる添加により、悪
影響を全く受けないか、実質的には受けないように、留
意して任意の補足的な化合物(類)を選択するであろ
う。
発明の準備が整った染色用組成物は、種々の形態、例
えば、液体、クリーム、ゲルの形態、またはケラチン繊
維類、特にヒトの髪を染色するのに適した他の形態とす
ることができる。
本発明の他の主題は、上述した使用準備が整った染色
用組成物を使用するケラチン繊維類、特に、髪などのヒ
トのケラチン繊維類の染色方法にある。
この方法は、上述した使用準備が整った染色用組成物
の少なくとも1つを、繊維類に適用し、約3〜50分、好
ましくは5〜30分間放置し、繊維類をすすいで、任意に
シャンプーで洗髪した後、再度すすいで乾燥させるもの
である。
前記方法の好ましい実施例は、染色に適した媒体中
に、少なくとも1つの酸化塩基、および4−ヒドロキシ
インドリンおよび/または少なくともそれらの酸との付
加塩類を含有する組成物(A)と、染色に適した媒体中
に、少なくとも1つの酸化剤を含有する組成物(B)
を、別々に貯蔵しておき、ケラチン繊維に適用する前の
使用時にそれらを混合するといった第1工程を含むもの
である。なお、組成物類(A)および(B)のpHは、10
〜90%の組成物(A)と、90〜10%の組成物(B)を混
合した後に、得られた混合物のpHが、7未満になるよう
にする。
組成物類(A)および(B)のpHは、上述したよう
な、従来の酸性化剤、または任意のアルカリ性化剤を使
用して、所望の値に調節することができる。
本発明の他の主題は、多区分染色装置または「キッ
ト」、すなわち上述した組成物(A)を収容する第1の
区分と、上述した酸化組成物(B)を収容する第2の区
分の多区分を有する任意の他の包装システムにある。こ
れらの装置は、髪に所望の混合物を適用することができ
る手段を装備したものであってよく、例えば、本出願人
の仏国特許第2586913号に記載されている装置がある。
次に、発明の実施例を例証するが、これらは、発明の
範囲を限定するものではない。
実施例 次に発明の組成物類1(A)と2(A)を調製した
(含有量はグラムで表す)。
(★)共通の染料支持体: −2molのグリセロールでポリグリセロール 化されたオレイルアルコール 4.0g −78%の活性物質類(AM)を含有する、4 molのグリセロールでポリグリセロール化 されたオレイルアルコール 5.69g AM −オレイン酸 3.0g −AKZO社からエトミーン(Ethomeen)012の 商品名で販売されている、2molのエチレ ンオキシドを含有するオレイルアミン 7.0g −55%の活性物質を含有する、ジエチルアミ ノプロピル−ラウリルアミノスクシンナマー ト、ナトリウム塩 3.0g AM −オレイルアルコール 5.0g −オレイン酸−ジエタノールアミド 12.0g −プロピレングリコール 3.5g −エチルアルコール 7.0g −ジプロピレングリコール 0.5g −プロピレングリコール−モノメチルエーテル9.0g
−35%の活性物質を含有する、メタ重亜硫酸 ナトリウム水溶液 0.455g AM −酢酸アンモニウム 0.8g −酸化防止剤、金属イオン封鎖剤 適量 −香料、防腐剤 適量 −モノエタノールアミン pHを9.8にする量 使用時に、各々の染料用組成物1(A)および2
(A)を、20容量の過酸化水素水(6重量%)を含有す
る、同量の酸化組成物(B)に混合し、pHを過酸化水素
水100gに対して2.5gのオルトリン酸塩で、1〜1.5に調
節した。
得られた組成物、各々のpHは7未満であり、これら
を、白髪を90%含有するパーマネントウエーブ処理が施
された灰色の髪の束に、30分間適用した。ついで、髪の
束をすすぎ、通常のシャンプーを用いて洗髪を行い、乾
燥した。
また、組成物1′(A)および2′(A)を調製し
た。これらの組成物1′(A)と2′(A)は、染料用
組成物のpHを調製するために使用したモノエタノールア
ミン(上述した共通の染色媒体を参照)の代わりに、20
%のNH3を含有するアンモニア水を10g使用したことのみ
が、組成物1(1)および2(A)と異なる。
使用時に、各々の染料用組成物1′(A)および2′
(A)を、pHが3の、20容量の過酸化水素水(6重量
%)を含有する、同量の酸化組成物(B′)と混合し
た。
得られた組成物(発明の一部とならない)、各々のpH
は7以上であり、これらを、白髪を90%含有するパーマ
ネントウエーブ処理が施された灰色の髪の束に、30分間
適用した。ついで、髪の束をすすぎ、通常のシャンプー
を用いて洗髪を行い、乾燥した。
続いて、髪の束の色を、ミノルタCM2002色差計で、マ
ンセル系により評価した。
マンセル表記法により、色を、HV/Cにより定義した。
なお、3つのパラメーターは、それぞれ、色調または色
相(H)、強度または明度(V)、および純度または彩
度(C)を示し、斜線は、単に協約上のものであって、
割合を示すものではない。
染色の前後における髪の束の色差を、例えば、「色、
工業と技術(Couleur,Industrie et Technique)」の19
78年度版の第5巻、14−17頁に記載されている、ニッカ
ーソン(Nickerson)の式: ΔE=0.4C0△H+6△V+3△C を適用することによって算出した。
この式において、ΔEは2つの髪の束の色差を表し、
△H、△Vおよび△Cは、H、VおよびCのパラメータ
の絶対値の変動を表し、C0は、色差が算出される髪の束
の純度を表す。
よって、△Eは、得られた着色の強度を反映してお
り、△Eの値が高くなれば、これに比例して強くなる。
染色前の髪の束の色は:4.3 Y 4.9/1.4で、よって、C0
=1.4であった。
結果を次の表に示す。
これらの結果は、発明の使用準備が整った染色用組成
物、すなわち、pHが7未満のもの(実施例1および2の
使用準備が整った染色用組成物)で染色すると、発明の
一部とならない、pHが7以上の、使用準備が整った染色
用組成物(実施例1′および2′の使用準備が整った染
色用組成物)で得られる着色よりも、より強い着色とな
ることを示している。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−230313(JP,A) 特表 平7−508271(JP,A)

Claims (23)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】染色に適した媒体中に、 −少なくとも1つの酸化塩基、 −修正剤として、4−ヒドロキシインドリンおよび/ま
    たは少なくとも1つのそれらの酸との付加塩、 −少なくとも1つの酸化剤、 を含有し、pHが7未満であることを特徴とするヒトの髪
    などのケラチン繊維を酸化染色する使用準備が整った組
    成物。
  2. 【請求項2】酸化塩基が、パラ−フェニレンジアミン、
    ビス(フェニル)アルキレンジアミン、パラ−アミノフ
    ェノール、オルト−アミノフェノール、複素環塩基、お
    よびそれらの酸との付加塩から選択されることを特徴と
    する請求項1に記載の組成物。
  3. 【請求項3】パラ−フェニレンジアミンが、次の式
    (I): [式(I)中、R1は、水素原子、またはC1−C4のアルキ
    ル、C1−C4のモノヒドロキシアルキル、C2−C4のポリヒ
    ドロキシアルキル、(C1−C4)アルコキシ(C1−C4)ア
    ルキル、フェニル、または4′−アミノフェニル基を表
    し、 R2は、水素原子、またはC1−C4のアルキル、C1−C4のモ
    ノヒドロキシアルキル、またはC2−C4のポリヒドロキシ
    アルキル基を表し、 R3は、水素原子、塩素、臭素、ヨウ素、またはフッ素原
    子などのハロゲン原子、またはC1−C4のアルキル、C1
    C4のモノヒドロキシアルキル、またはC1−C4のヒドロキ
    シアルコキシ基を表し、 R4は、水素原子、またはC1−C4のアルキル基を表す] に相当する化合物、およびそれらの酸との付加塩から選
    択されることを特徴とする請求項2に記載の組成物。
  4. 【請求項4】式(I)のパラ−フェニレンジアミンが、
    パラ−フェニレンジアミン、パラ−トルイレンジアミ
    ン、2−クロロパラ−フェニレンジアミン、2,3−ジメ
    チル−パラ−フェニレンジアミン、2,6−ジメチル−パ
    ラ−フェニレンジアミン、2,6−ジエチル−パラ−フェ
    ニレンジアミン、2,5−ジメチル−パラ−フェニレンジ
    アミン、N,N−ジメチル−パラ−フェニレンジアミン、
    N,N−ジエチル−パラ−フェニレンジアミン、N,N−ジプ
    ロピル−パラ−フェニレンジアミン、4−アミノ−N,N
    −ジエチル−3−メチルアニリン、N,N−ビス(β−ヒ
    ドロキシエチル)−パラ−フェニレンジアミン、4−ア
    ミノ−N,N−ビス(β−ヒドロキシエチル)−3−メチ
    ルアニリン、4−アミノ−3−クロロ−N,N−ビス(β
    −ヒドロキシエチル)アニリン、4−アミノ−N−(β
    −メトキシエチル)アニリン、2−β−ヒドロキシエチ
    ル−パラ−フェニレンジアミン、2−フルオロパラ−フ
    ェニレンジアミン、2−イソプロピル−パラ−フェニレ
    ンジアミン、N−(β−ヒドロキシプロピル)−パラ−
    フェニレンジアミン、2−ヒドロキシメチル−パラ−フ
    ェニレンジアミン、N,N−ジメチル−3−メチル−パラ
    −フェニレンジアミン、N−エチル−N−(β−ヒドロ
    キシエチル)−パラ−フェニレンジアミン、N−(β,
    γ−ジヒドロキシプロピル)−パラ−フェニレンジアミ
    ン、N−(4′−アミノフェニル)−パラ−フェニレン
    ジアミン、N−フェニル−パラ−フェニレンジアミン、
    および2−β−ヒドロキシエチルオキシ−パラ−フェニ
    レンジアミン、およびそれらの酸との付加塩から選択さ
    れることを特徴とする請求項3に記載の組成物。
  5. 【請求項5】式(I)のパラ−フェニレンジアミンが、
    パラ−フェニレンジアミン、パラ−トルイレンジアミ
    ン、2−イソプロピル−パラ−フェニレンジアミン、2
    −β−ヒドロキシエチル−パラ−フェニレンジアミン、
    2−β−ヒドロキシエチルオキシ−パラ−フェニレンジ
    アミン、2,6−ジメチル−パラ−フェニレンジアミン、
    2,6−ジエチル−パラ−フェニレンジアミン、2,3−ジメ
    チル−パラ−フェニレンジアミン、N,N−ビス(β−ヒ
    ドロキシエチル)−パラ−フェニレンジアミン、4−ア
    ミノ−N−(β−メトキシエチル)アニリン、2−クロ
    ロパラ−フェニレンジアミン、およびそれらの酸との付
    加塩から選択されることを特徴とする請求項4に記載の
    組成物。
  6. 【請求項6】ビス(フェニル)アルキレンジアミンが、
    次の式(II): [上式(II)中、Z1およびZ2は、同一でも異なっていて
    もよく、ヒドロキシル基、またはR8が水素原子またはC1
    −C4のアルキル基である場合に、基NHR8を表し、 R5は、水素原子、C1−C4のアルキル、C1−C4のモノヒド
    ロキシアルキル、またはC2−C4のポリヒドロキシアルキ
    ル基、またはシアノ残基が置換されていてもよいC1−C4
    のアミノアルキル基を表し、 R6およびR7は、同一でも異なっていてもよく、水素原
    子、またはハロゲン原子、またはC1−C4のアルキル基を
    表し、 Yは、次の式: −(CH2− −(CH2−O−(CH2− −(CH2−CHOH−(CH2− および (上式中、nは0〜8の整数であり、mは0〜4の整数
    である) で表される基からなる群から選択される基である] に相当する化合物、およびそれらの酸との付加塩から選
    択されることを特徴とする請求項2に記載の組成物。
  7. 【請求項7】ビス(フェニル)アルキレンジアミンが、
    N,N′−ビス(β−ヒドロキシエチル)−N,N′−ビス
    (4′−アミノフェニル)−1,3−ジアミノプロパノー
    ル、N,N′−ビス(β−ヒドロキシエチル)−N,N′−ビ
    ス(4′−アミノフェニル)エチレンジアミン、N,N′
    −ビス(4−アミノフェニル)テトラメチレンジアミ
    ン、N,N′−ビス(β−ヒドロキシエチル)−N,N′−ビ
    ス(4−アミノフェニル)テトラメチレンジアミン、N,
    N′−ビス(4−メチルアミノフェニル)テトラメチレ
    ンジアミン、N,N′−ビス(エチル)−N,N′−ビス
    (4′−アミノ−3′−メチルフェニル)エチレンジア
    ミン、およびそれらの酸との付加塩から選択されること
    を特徴とする請求項6に記載の組成物。
  8. 【請求項8】ビス(フェニル)アルキレンジアミンが、
    N,N′−ビス(β−ヒドロキシエチル)−N,N′−ビス
    (4′−アミノフェニル)−1,3−ジアミノプロパノー
    ル、おそびその酸との付加塩から選択されることを特徴
    とする請求項7に記載の組成物。
  9. 【請求項9】パラ−アミノフェノールが、次の式(II
    I): [上式(III)中、R9は、水素原子、またはC1−C4のア
    ルキル、C1−C4のモノヒドロキシアルキル、(C1−C4
    アルコキシ(C1−C4)アルキル、またはC1−C4のアミノ
    アルキル基を表し、 R10は、水素またはフッ素原子、またはC1−C4のアルキ
    ル、C1−C4のモノヒドロキシアルキル、C2−C4のポリヒ
    ドロキシアルキル、C1−C4のアミノアルキル、C1−C4
    シアノアルキル、または(C1−C4)アルコキシ(C1
    C4)アルキル基を表し、 基R9またはR10の少なくとも1つは水素原子を表すこと
    を意味する] に相当する化合物、およびそれらの酸との付加塩から選
    択されることを特徴とする請求項2に記載の組成物。
  10. 【請求項10】パラ−アミノフェノールが、パラ−アミ
    ノフェノール、4−アミノ−3−メチルフェノール、4
    −アミノ−3−フルオロフェノール、4−アミノ−3−
    ヒドロキシメチルフェノール、4−アミノ−2−メチル
    フェノール、4−アミノ−2−ヒドロキシメチルフェノ
    ール、4−アミノ−2−メトキシメチルフェノール、4
    −アミノ−2−アミノメチルフェノール、および4−ア
    ミノ−2−(β−ヒドロキシエチルアミノメチル)フェ
    ノール、およびそれらの酸との付加塩から選択されるこ
    とを特徴とする請求項9に記載の組成物。
  11. 【請求項11】オルト−アミノフェノールが、2−アミ
    ノフェノール、2−アミノ−5−メチルフェノール、2
    −アミノ−6−メチルフェノール、および5−アセトア
    ミド−2−アミノフェノール、およびそれらの酸との付
    加塩から選択されることを特徴とする請求項2に記載の
    組成物。
  12. 【請求項12】複素環塩基が、ピリジン誘導体、ピリミ
    ジン誘導体、ピラゾール誘導体、およびそれらの酸との
    付加塩から選択されることを特徴とする請求項2に記載
    の組成物。
  13. 【請求項13】複素環酸化塩基が、2,4,5,6−テトラア
    ミノピリミジン、2,5−ジアミノピリジン、4,5−ジアミ
    ノ−1−メチルピラゾール、3,4−ジアミノピラゾー
    ル、4,5−ジアミノ−1−(4′−クロロベンジル)ピ
    ラゾール、および4−ヒドロキシ−2,5,6−トリアミノ
    ピリミジン、およびそれらの酸との付加塩から選択され
    ることを特徴とする請求項12に記載の組成物。
  14. 【請求項14】酸との付加塩が、塩酸塩、臭化水素酸
    塩、硫酸塩および酒石酸塩から選択されることを特徴と
    する請求項1ないし14のいずれか1項に記載の組成物。
  15. 【請求項15】酸化塩基が、染色用組成物の全重量に対
    して、0.0005〜12重量%であることを特徴とする請求項
    1ないし14のいずれか1項に記載の組成物。
  16. 【請求項16】酸化塩基が、染色用組成物の全重量に対
    して、0.005〜6重量%であることを特徴とする請求項1
    5に記載の組成物。
  17. 【請求項17】4−ヒドロキシインドリンおよび/また
    はそれらの酸との付加塩が、染色用組成物の全重量に対
    して、0.0005〜5重量%であることを特徴とする請求項
    1ないし16のいずれか1項に記載の組成物。
  18. 【請求項18】4−ヒドロキシインドリンおよび/また
    はそれらの酸との付加塩が、染色用組成物の全重量に対
    して、0.005〜3重量%であることを特徴とする請求項1
    7に記載の組成物。
  19. 【請求項19】3〜6.9のpHを有することを特徴とする
    請求項1ないし18のいずれか1項に記載の組成物。
  20. 【請求項20】酸化剤が、過酸化水素、過酸化尿素、ア
    ルカリ金属の臭化塩類、過ホウ酸塩および過硫酸塩等の
    過塩類から選択されることを特徴とする請求項1ないし
    19のいずれか1項に記載の組成物。
  21. 【請求項21】ヒトの髪等のケラチン繊維に、請求項1
    ないし20のいずれか1項に記載の使用準備が整った染色
    用組成物の少なくとも1つを適用することを特徴とする
    ヒトの髪等のケラチン繊維の染色方法。
  22. 【請求項22】染色に適した媒体中に、少なくとも1つ
    の酸化塩基、および4−ヒドロキシインドリンおよび/
    または少なくとも1つのそれらの酸との付加塩を含有す
    る組成物(A)と、染色に適した媒体中に、少なくとも
    1つの酸化剤を含有する組成物(B)を、別々に貯蔵
    し、ついで、ケラチン遷移に適用する前の使用時に、10
    〜90%の組成物(A)と、90〜10%の組成物(B)を混
    合して、得られた混合物のpHを7未満にする第1の工程
    を含有することを特徴とする請求項21に記載の染色方
    法。
  23. 【請求項23】染色に適した媒体中に、少なくとも1つ
    の酸化塩基、および4−ヒドロキシインドリンおよび/
    または少なくとも1つのそれらの酸との付加塩を含有す
    る組成物(A)を収容する第1の区分と、染色に適した
    媒体中に、少なくとも1つの酸化剤を含有する酸化組成
    物(B)を収容する第2の区分を有することを特徴とす
    る多区分染色装置または染色キット。
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