JP3072988U - 駐車場用車輪止めコンクリートブロック - Google Patents

駐車場用車輪止めコンクリートブロック

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JP3072988U
JP3072988U JP2000002190U JP2000002190U JP3072988U JP 3072988 U JP3072988 U JP 3072988U JP 2000002190 U JP2000002190 U JP 2000002190U JP 2000002190 U JP2000002190 U JP 2000002190U JP 3072988 U JP3072988 U JP 3072988U
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wheel
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聰 河内
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福岡スプリットン工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】駐車場の路面をインターロッキングブロックで
舗装し車輪止めブロックを設置する場合、従来のブロッ
クでは設置に手間がかかり、しかも設置したブロックが
舗装面から逸脱することが少なくない。車輪止めブロッ
クの設置手間を大幅に軽減し、舗装面からのブロックの
逸脱をほぼ完璧に防止する。 【解決手段】上下2層構造とし、上部を車輪止めブロッ
クの形状に、下部をインターロッキングブロックの形状
としたブロックを工場生産によりあらかじめ製作してお
く。舗装工事の際にインターロッキングブロックとなら
べて施工するだけで目地砂により舗装面にロックされ逸
脱をほぼ完璧に防止できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、土木工事において駐車場を舗装する際に使用する車輪止めブロッ クに関するものである。 ここでいう車輪止めブロックは、自動車が駐車する際、車輪の停止位置の限界 を示すために舗装面の上部に突出するように設置される概寸法、幅10〜20c m、長さ50〜70cm、高さ10〜15cmのコンクリートブロックである。
【0002】
【従来の技術】
コンクリートやアスファルトで舗装される駐車場には、自動車同士または自動 車と周辺構造物との接触防止あるいは自動車の整列のために車輪止めブロックが 設置されることが多い。車輪止めブロックの設置方法としては、 (1)ブロックの接地面にコンクリート用の接着剤を塗布して圧着する工法。 (2)ブロックの内部にあらかじめその一部が埋め込まれ、ブロックの下面から 一部が突出した鋼材(鉄筋)を有する車輪止めブロックを舗装面にあけた孔に この鋼材を挿入するように設置し、鋼材と孔の空間部をコンクリート用接着剤 またはコンクリートで充填して固定する工法。 (3)車輪止めブロックの上下を貫通する孔にボルトを通し、舗装面にあらかじ め設置したアンカーナットに連結して固定する工法。 等が一般的である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
これらの方法には、次のような欠点があった。 上記(1)の車輪止めブロックを接着する方法においては、 (イ)専用の接着剤を準備し、施工時に接着面に塗布する手間がかかる。 (ロ)接着面の付着強度が十分でなく、自動車の車輪の接触衝撃の繰り返しで ブロックが剥離することが多い。 また、上記(2)及び(3)の鋼材を舗装面に挿入固定する方法においては、 次のような手間がかかる。 (イ)鋼材を固定するためのコンクリート用接着剤またはコンクリート材料を 準備する手間。 (ロ)鋼材を挿入するためにコンクリートドリル等を使用して、舗装材に孔を あける手間。 (ハ)鋼材を挿入後固定するためにコンクリートや接着剤を混練したり充填す る手間。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この考案は、車輪止めブロックとインターロッキングブロックを一体にしたも のをあらかじめ工場で製造しておき、駐車場をインターロッキングブロックを使 用して舗装する際、車輪止めブロックの高さの概下5分の2をインターロッキン グブロクのあいだに埋め込むようにして施工し、車輪止めブロックが舗装面から 逸脱しにくくすることを提案するものである。
【0005】
【考案の実施の形態】
本考案は、コンクリート材料・製造設備の揃ったコンクリート製品工場で、通 常の車輪止めブロックを製造する手間とほぼ同等の手間でインターロッキングブ ロック・車輪止め一体化ブロックをあらかじめ製造しておき、工事現場において はこのブロックを置くだけの手間ですむようにするものである。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の実施例について説明する。 (イ)新規のインターロッキングブロック舗装に使用した例 下部が、概幅20cm×長さ40cm×高さ8cmの形状であり、上部 が概幅18cm×長さ50cm×高さ12cmの形状をなす車輪止めブロ ックを、よこ10cm×たて20cm×厚さ8cmのインターロッキング ブロック舗装の新規施工の際に使用した。 この場合、インターロッキングブロックを通常どおりいったん施工し、 車輪止めブロックを設置する部分のインターロッキングブロックを8個抜 き取り、そこにできた空隙に車輪止めブロックを設置した。これを自動車 の左右の車輪用に2箇所設置した。(図−4) (ロ)既存のインターロッキングブロック舗装に使用した例 すでにインターロッキングブロック舗装を施工して供用している駐車場 のインターロッキングブロックを必要量抜き取り、上記(イ)と同形状の 車輪止めブロックを設置した。 (ハ)下部が、概幅24cm×長さ24cm×高さ8cmの形状であり、上部 が概幅20cm×長さ20cm×高さ12cmの形状をなす車輪止めブロ ックを、よこ12cm×たて24cm×厚さ8cmのインターロッキング ブロック舗装の新規施工の際に使用した。この場合は、車輪1個に対し車 輪止めブロック2個を並べて設置した。(図−5)
【0007】
【考案の効果】
本考案のもたらす効果としては、次のような点が挙げられる。 (イ)本考案による車輪止めブロックは、下部の形状がインターロッキングブ ロックと同一モジュールであるため、施工後ブロックの目地部分に砂を充 填するだけで周辺ブロックにロックされるため、車輪の繰り返し接触によ る衝撃に遭っても極めて逸脱しにくい。 (ロ)本車輪止めブロックの施工に際しては、通常の車輪止めブロックの施工 に使用される接着剤、アンカーボルト、コンクリート材料が一切不要であ り、施工手間も駐車車両1台について約0.1人工節減できる。 (ハ)本車輪止めブロックは、必要に応じてインターロッキングブロックの寸 法モジュールにあわせて製作することにより、車両のタイヤの幅に応じて 2連・3連等、自由な組み合わせが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の車輪止めブロックの斜視図である。
【図2】既存の車輪止めブロックの斜視図である。
【図3】図1のブロック断面図である。
【図4】車輪止めブロックを施工した1例の平面図であ
る。
【図5】車輪止めブロックを施工した1例の平面図であ
る。
【図6】車輪止めブロックを設置した舗装路盤の1例の
断面図である。
【符号の説明】
(a)本考案による車輪止めブロックの車輪止め部 (b)本考案による車輪止めブロックの埋め込み部 (c)インターロッキングブロック (d)車輪止めブロック (e)砂層 (f)現場打ちコンクリート (g)路盤材(クラッシャラン) (h)路床
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年5月29日(2000.5.2
9)
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下2層構造とした車輪止め用コンクリ
    ートブロック。2層のうち舗装面の上部に出る部分は通
    常の車輪止めの形状を有し、舗装面下に入り込む部分が
    インターロッキングブロックの形状を有することを特徴
    とする車輪止めコンクリートブロック。(以下、単に車
    輪止めブロックという。)
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