JP3072803B2 - 走査光学装置 - Google Patents
走査光学装置Info
- Publication number
- JP3072803B2 JP3072803B2 JP04101320A JP10132092A JP3072803B2 JP 3072803 B2 JP3072803 B2 JP 3072803B2 JP 04101320 A JP04101320 A JP 04101320A JP 10132092 A JP10132092 A JP 10132092A JP 3072803 B2 JP3072803 B2 JP 3072803B2
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- JP
- Japan
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- circuit board
- connector
- deflector
- electric circuit
- light source
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、画像形成装置であるレ
ーザビームプリンタ、レーザファクシミリ等で使用され
ている走査光学装置に関するものである。
ーザビームプリンタ、レーザファクシミリ等で使用され
ている走査光学装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】画像形成装置であるレーザビームプリン
タ、レーザファクシミリ等で使用されている走査光学装
置においては、感光体を偏向器により偏向走査された光
束で走査し、そして静電潜像を形成する。この静電潜像
は現像装置によってトナー像に顕像化され、このトナー
像が記録紙に転写され、この後前記トナー像の転写後の
記録紙に定着装置によってトナーが加熱定着されること
によってプリントが行われる。
タ、レーザファクシミリ等で使用されている走査光学装
置においては、感光体を偏向器により偏向走査された光
束で走査し、そして静電潜像を形成する。この静電潜像
は現像装置によってトナー像に顕像化され、このトナー
像が記録紙に転写され、この後前記トナー像の転写後の
記録紙に定着装置によってトナーが加熱定着されること
によってプリントが行われる。
【０００３】図５は従来の走査光学装置の構成を説明す
る平面図である。図中、１は光源部であり、半導体レー
ザと該半導体レーザからの発散光束を平行光束に変換す
るコリメータレンズからなる。２は光源部１からの光束
を偏向走査する偏向器であるポリゴンミラー、３は偏向
器２により偏向された光束を被走査面である感光ドラム
（不図示）上に結像する結像レンズ系、４は偏向器によ
り走査された光束の主走査方向の同期信号を検出する為
のＰＩＮフォトダイオードを備えた水平同期信号検出手
段、５は主走査方向に走査された光束を前記水平同期信
号検出手段４のＰＩＮフォトダイオードへ導くためのミ
ラー、６は前記光源部１，前記偏向器２，前記結像レン
ズ系３，前記水平同期信号検出手段４，前記ミラー５等
を収納する光学フレームである。７は光源部、偏向器、
水平同期信号検出部等の制御のための電気回路基板であ
り、他の制御回路と一体となって光学フレーム６外で画
像形成装置内に走査光学装置１０とは独立して設けられ
ている。そして、走査光学装置１０と制御のための電気
回路基板７間は長い束線で接続されていた。
る平面図である。図中、１は光源部であり、半導体レー
ザと該半導体レーザからの発散光束を平行光束に変換す
るコリメータレンズからなる。２は光源部１からの光束
を偏向走査する偏向器であるポリゴンミラー、３は偏向
器２により偏向された光束を被走査面である感光ドラム
（不図示）上に結像する結像レンズ系、４は偏向器によ
り走査された光束の主走査方向の同期信号を検出する為
のＰＩＮフォトダイオードを備えた水平同期信号検出手
段、５は主走査方向に走査された光束を前記水平同期信
号検出手段４のＰＩＮフォトダイオードへ導くためのミ
ラー、６は前記光源部１，前記偏向器２，前記結像レン
ズ系３，前記水平同期信号検出手段４，前記ミラー５等
を収納する光学フレームである。７は光源部、偏向器、
水平同期信号検出部等の制御のための電気回路基板であ
り、他の制御回路と一体となって光学フレーム６外で画
像形成装置内に走査光学装置１０とは独立して設けられ
ている。そして、走査光学装置１０と制御のための電気
回路基板７間は長い束線で接続されていた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例のような構造では、走査光学装置とその制御のための
電気回路基板間の束線に雑音か入り、精度の良い制御が
できないという問題があった。
例のような構造では、走査光学装置とその制御のための
電気回路基板間の束線に雑音か入り、精度の良い制御が
できないという問題があった。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、走査光
学装置の光学フレーム外部に光源部、偏向器、水平同期
検出手段の少なくともいずれか一つの制御のための電気
回路基板を備え、光学フレーム内部と外部の電気回路基
板間の接続を基板対基板接続用コネクタで行ない、さら
に光学フレーム自体に前記コネクタの嵌合を助けるガイ
ド構造を持たせ、それぞれの電気回路基板は光学フレー
ムを介して互いに対向する位置関係にあり、ガイド構造
は対向し合う電気回路基板同士の間に設けることによ
り、走査光学装置と制御回路基板間の束線を無くし、雑
音に対し強く、コンパクトで組立性の良い走査光学装置
を提供する。
学装置の光学フレーム外部に光源部、偏向器、水平同期
検出手段の少なくともいずれか一つの制御のための電気
回路基板を備え、光学フレーム内部と外部の電気回路基
板間の接続を基板対基板接続用コネクタで行ない、さら
に光学フレーム自体に前記コネクタの嵌合を助けるガイ
ド構造を持たせ、それぞれの電気回路基板は光学フレー
ムを介して互いに対向する位置関係にあり、ガイド構造
は対向し合う電気回路基板同士の間に設けることによ
り、走査光学装置と制御回路基板間の束線を無くし、雑
音に対し強く、コンパクトで組立性の良い走査光学装置
を提供する。
【０００６】
【実施例】以下、本発明の走査光学装置の一実施例の構
成を図面に基づいて説明する。図１は本実施例の構成を
説明する平面図、図２はその断面図である。
成を図面に基づいて説明する。図１は本実施例の構成を
説明する平面図、図２はその断面図である。
【０００７】図中、１１は光源部であり、半導体レーザ
とレーザ用基台とレーザ駆動回路基板からなる。１２は
偏向器であるポリゴンミラー、偏向器の駆動のためのＤ
Ｃモータとモータ駆動回路基板１２１を備えている。１
３は偏向器１２により走査された光束を被走査面に結像
する結像レンズ系、１４は偏向器１２により主走査方向
に走査された光束の主走査方向の同期信号を検出する為
のＰＩＮフォトダイオードを備えた水平同期信号検出手
段、１５は偏向器１２により主走査方向に走査された光
束を前記水平同期信号検出手段１４のＰＩＮフォトダイ
オードへ導くためのミラー、１６は前記偏向器に使用し
ているＤＣモータの回転数や前記光源部の半導体レーザ
の出力を一定に保つ制御を行なう電気回路基板で、１７
は前記光源部１１，前記偏向器１２，前記結像レンズ系
１３等を収納する光学フレームである。
とレーザ用基台とレーザ駆動回路基板からなる。１２は
偏向器であるポリゴンミラー、偏向器の駆動のためのＤ
Ｃモータとモータ駆動回路基板１２１を備えている。１
３は偏向器１２により走査された光束を被走査面に結像
する結像レンズ系、１４は偏向器１２により主走査方向
に走査された光束の主走査方向の同期信号を検出する為
のＰＩＮフォトダイオードを備えた水平同期信号検出手
段、１５は偏向器１２により主走査方向に走査された光
束を前記水平同期信号検出手段１４のＰＩＮフォトダイ
オードへ導くためのミラー、１６は前記偏向器に使用し
ているＤＣモータの回転数や前記光源部の半導体レーザ
の出力を一定に保つ制御を行なう電気回路基板で、１７
は前記光源部１１，前記偏向器１２，前記結像レンズ系
１３等を収納する光学フレームである。
【０００８】光学フレーム１７内部に設けられた偏向器
１２に接続された電気回路基板１２１と、光学フレーム
１７外部に設けられた制御用の電気回路基板１６とを接
続する為に、光学フレーム１７内部の回路基板１２１側
にはメス型のコネクタ１８、光学フレーム１７外部の電
気回路基板１６側にはオス型のコネクタ１９を設け、基
板対基板での接続にすることにより結合線路が短くでき
雑音の影響を受けにくくなる。
１２に接続された電気回路基板１２１と、光学フレーム
１７外部に設けられた制御用の電気回路基板１６とを接
続する為に、光学フレーム１７内部の回路基板１２１側
にはメス型のコネクタ１８、光学フレーム１７外部の電
気回路基板１６側にはオス型のコネクタ１９を設け、基
板対基板での接続にすることにより結合線路が短くでき
雑音の影響を受けにくくなる。
【０００９】さらに光学フレーム１７自体にオス型コネ
クタ１９をガイドする構造２０を設けることにより、前
記二つのコネクタの接続を容易し、又、電気回路基板１
６のコネクタ１９近傍には、図３に示す様に人の指で押
せる程度の２０ｍｍ×１５ｍｍの部品非実装領域２１を
二ヵ所設けることにより、コネクタ１９が挿入し易くな
り組み立て性も向上する。
クタ１９をガイドする構造２０を設けることにより、前
記二つのコネクタの接続を容易し、又、電気回路基板１
６のコネクタ１９近傍には、図３に示す様に人の指で押
せる程度の２０ｍｍ×１５ｍｍの部品非実装領域２１を
二ヵ所設けることにより、コネクタ１９が挿入し易くな
り組み立て性も向上する。
【００１０】図４は、図３に示した実施例の変形例を示
した図であり、図中２２は電気回路基板１６のコネクタ
１９近傍に設けられた２５ｍｍ×２０ｍｍの穴である。
前記穴２２を二ヵ所設けることにより、コネクタ１９挿
入時に作業者は直接コネクタ１９を持つことができ、又
前記穴２２通して光学フレーム１７のガイド２０を見る
ことができるためにコネクタ１９が挿入し易くなり組み
立て性が向上する。
した図であり、図中２２は電気回路基板１６のコネクタ
１９近傍に設けられた２５ｍｍ×２０ｍｍの穴である。
前記穴２２を二ヵ所設けることにより、コネクタ１９挿
入時に作業者は直接コネクタ１９を持つことができ、又
前記穴２２通して光学フレーム１７のガイド２０を見る
ことができるためにコネクタ１９が挿入し易くなり組み
立て性が向上する。
【００１１】以上説明した実施例においては、偏向器１
２に接続された電気回路基板１２１を例に説明したが、
光源部１１または水平同期信号検出手段１４に接続され
た電気回路基板と、光学フレーム外部の電気回路基板１
６とを同様にコネクタを介して接続しても、同様の効果
が得られる。
２に接続された電気回路基板１２１を例に説明したが、
光源部１１または水平同期信号検出手段１４に接続され
た電気回路基板と、光学フレーム外部の電気回路基板１
６とを同様にコネクタを介して接続しても、同様の効果
が得られる。
【００１２】
【発明の効果】以上説明したように、光学フレーム内部
と外部の電気回路基板間の接続を基板対基板接続用コネ
クタで行ない、さらに光学フレーム自体に前記コネクタ
の嵌合を助けるガイド構造を持たせることにより、走査
光学装置とその制御電気回路基板間の束線を無くし、結
合線路を短くできるために雑音に対し強くなり、コンパ
クトで組立性の良い走査光学装置を提供することが可能
となった。
と外部の電気回路基板間の接続を基板対基板接続用コネ
クタで行ない、さらに光学フレーム自体に前記コネクタ
の嵌合を助けるガイド構造を持たせることにより、走査
光学装置とその制御電気回路基板間の束線を無くし、結
合線路を短くできるために雑音に対し強くなり、コンパ
クトで組立性の良い走査光学装置を提供することが可能
となった。
【００１３】又、光学フレーム外部の電気回路基板のコ
ネクタ近傍に、複数の部品非実装領域、もしくは穴を設
けることにより、コネクタの挿入をし易くし組み立て性
を向上することができる。
ネクタ近傍に、複数の部品非実装領域、もしくは穴を設
けることにより、コネクタの挿入をし易くし組み立て性
を向上することができる。
【図１】本発明の走査光学装置の第１実施例の構成を説
明する平面図である。
明する平面図である。
【図２】本発明の走査光学装置の第１実施例の構成を説
明する断面図である。
明する断面図である。
【図３】第１の実施例の制御回路基板近傍の様子を説明
する図である。
する図である。
【図４】他の実施例の制御回路基板近傍の様子を説明す
る図である。
る図である。
【図５】従来の走査光学装置の構成を説明する図であ
る。
る。
１１ 光源部 １２ 偏向器 １３ 結像レンズ系 １４ 水平同期信号検出手段 １５ ミラー １６ 制御回路基板 １７ 光学フレーム １８ コネクタ １９ コネクタ ２０ ガイド １２１ 電気回路基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 町野 斉 東京都大田区下丸子３丁目30番２号キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 遠藤 壮哉 東京都大田区下丸子３丁目30番２号キヤ ノン株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−165814（ＪＰ，Ａ) 特開 平１−251053（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) G02B 26/10
Claims (3)
- 【請求項１】 光源部と、該光源部よりの光束を偏向走
査する偏向器と、該偏向器により走査された光束を被走
査面上に結像する結像レンズ系と、該偏向器により走査
された光束の主走査方向の同期信号が出力される水平同
期信号検出手段と、前記光源部、偏向器、水平同期信号
検出手段の制御のための電気回路基板とを備えた走査光
学装置において、前記光源部、偏向器、水平同期信号検
出手段の少なくともいずれか一つに接続された電気回路
基板を光学フレーム内部に備え、該光学フレーム外部に
前記光源部、偏向器、水平同期検出手段の少なくともい
ずれか一つの制御のための別の電気回路基板を備え、前
記光学フレーム内部と外部の電気回路基板間の接続を基
板対基板接続用コネクタで行ない、更に前記光学フレー
ム自体に前記コネクタの嵌合を助けるガイド構造を持た
せ、それぞれの前記電気回路基板は前記光学フレームを
介して互いに対向する位置関係にあり、前記ガイド構造
は対向し合う前記電気回路基板同士の間に設けられてい
ることを特徴とする走査光学装置。 - 【請求項２】 前記光学フレーム外部に具備された回路
基板のコネクタ近傍に他部品の実装不可領域を設け、コ
ネクタ接続の際に押すことのできる部分を備えた請求項
１記載の走査光学装置。 - 【請求項３】 前記光学フレーム外部に具備された回路
基板のコネクタ近傍に複数の穴を設け、コネクタ接続の
際に回路基板裏よりコネクタを持つことができる請求項
１記載の走査光学装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04101320A JP3072803B2 (ja) | 1992-04-21 | 1992-04-21 | 走査光学装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04101320A JP3072803B2 (ja) | 1992-04-21 | 1992-04-21 | 走査光学装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05297300A JPH05297300A (ja) | 1993-11-12 |
| JP3072803B2 true JP3072803B2 (ja) | 2000-08-07 |
Family
ID=14297523
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP04101320A Expired - Fee Related JP3072803B2 (ja) | 1992-04-21 | 1992-04-21 | 走査光学装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3072803B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101789575B1 (ko) | 2016-07-28 | 2017-11-20 | 현대위아(주) | 차량용 터보차저 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AU5583386A (en) * | 1985-03-08 | 1986-09-24 | Kuroiwa, M. | Shooting monitor camera and apparatus |
-
1992
- 1992-04-21 JP JP04101320A patent/JP3072803B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101789575B1 (ko) | 2016-07-28 | 2017-11-20 | 현대위아(주) | 차량용 터보차저 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05297300A (ja) | 1993-11-12 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20000509 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |