JP3072722U - ストレートパーマ用ヘアアイロン - Google Patents

ストレートパーマ用ヘアアイロン

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JP3072722U
JP3072722U JP2000002656U JP2000002656U JP3072722U JP 3072722 U JP3072722 U JP 3072722U JP 2000002656 U JP2000002656 U JP 2000002656U JP 2000002656 U JP2000002656 U JP 2000002656U JP 3072722 U JP3072722 U JP 3072722U
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Japan
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hair
holding portion
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JP2000002656U
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English (en)
Inventor
和敏 貝塚
Original Assignee
株式会社クレイツ
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 毛先部が荒れている毛髪に対してアイロンを
当てる場合に、毛髪挟持部が毛先部にきても毛髪を引っ
張ることがないようにして、頭部に痛みを与えたり、毛
髪が抜けたり、切れたりするといったことがなく、又、
熟練者に頼らずとも仕上りよくストレートパーマをかけ
ることができるストレートパーマ用ヘアアイロンの提
供。 【解決手段】 腕体の閉開に伴って近接離反する毛髪挟
持部2,2がそれぞれ形成され、毛髪挟持部には近接状
態で互いに噛み合う波形断面の凹凸条3,3が形成され
たストレートパーマ用ヘアアイロンである。凹凸条は、
毛髪挟持部のうち少なくとも一端の端部凹凸条30が他
の凹凸条31よりも小さな曲率で形成され、毛先部にお
いて毛髪挟持部を滑らせる際の抵抗を小さくする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、理容店や美容院等で、縮毛を直毛(ストレートヘア)に矯正する際 に使用するストレートパーマ用ヘアアイロンに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ストレートパーマ用ヘアアイロンとしては、例えば、特開平6−189 818公報に記載されたものが知られている。このストレートパーマ用ヘアアイ ロンは、閉開可能に枢着された1対の腕体の先端部に、この腕体の閉開に伴って 近接離反する毛髪挟持部がそれぞれ形成され、この両毛髪挟持部には近接状態で 互いに噛み合う波形断面の凹凸条が腕体の延在方向に形成されたものとなってい た。
【0003】 したがって、この従来のストレートパーマ用ヘアアイロンでは、その使用に際 し、1対の腕体を把持し、毛髪挟持部により毛髪を挾圧した状態で、毛元部から 毛先部へと滑らせたり、また、毛元部から毛先部に毛髪挟持部を少しずつ移動さ せながら毛髪に挾圧力を加えたりすることで、毛髪をストレートに矯正していく ことができる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来のストレートパーマ用ヘアアイロンでは、毛髪挟 持部に形成された波形断面の凹凸条は、その曲率が全て同一に形成されていた。 従って、毛髪挟持部により毛髪を挾圧した状態で、毛元部から毛先部へと滑ら せる場合に、毛元部から毛先部まで同じテンションが加わることになる。
【0005】 ところで、毛髪は、毛先部が外部に露出し、また手で触れることが多いことも あって、毛元部に比べて荒れている場合が多い。 このように毛先部が荒れている毛髪に対して、従来のストレートパーマ用ヘア アイロンを当てると、毛元部では毛髪挟持部を滑らせるのがスムーズに行えるが 、毛先部では毛髪が荒れている関係で抵抗が大きく、毛髪挟持部を滑らせるのが スムーズに行えず、毛髪を引っ張ることになる。
【0006】 このため、毛髪挟持部が毛先部にくると、毛髪が引っ張られることに伴う痛み を頭部に与えたり、毛髪が抜けたり、切れたりするという問題があった。 これに対処するには、毛髪挟持部が毛先部にくると、毛髪に加える挾圧力を弱 くして毛髪に加わるテンションを緩めるなどの熟練した作業技術が必要になるし 、又、毛髪に加える挾圧力を弱くすると、それだけアイロンのかかりが低下し、 仕上りに影響するという問題が生じる。
【0007】 本考案は、上述のような従来の問題を解決するためになされたもので、毛先部 が荒れている毛髪に対してアイロンを当てる場合に、毛髪挟持部が毛先部にきて も毛髪を引っ張ることがないようにして、頭部に痛みを与えたり、毛髪が抜けた り、切れたりするといったことがなく、又、熟練者に頼らずとも仕上りよくスト レートパーマをかけることができるストレートパーマ用ヘアアイロンを提供する ことを課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本考案のストレートパーマ用ヘアアイロン(請 求項1)は、 閉開可能に枢着された1対の腕体の先端部に、この腕体の閉開に伴って近接離 反する毛髪挟持部がそれぞれ形成され、 この両毛髪挟持部には近接状態で互いに噛み合う波形断面の凹凸条が腕体の延 在方向に形成され、 この凹凸条は、毛髪挟持部のうち少なくとも一端の端部凹凸条が他の凹凸条よ りも小さな曲率(大きな曲率半径)で形成されている構成とした。
【0009】 本考案のストレートパーマ用ヘアアイロンにおいて、毛髪挟持部の両端の端部 凹凸条が他の凹凸条よりも小さな曲率(大きな曲率半径)で形成されている態様 (請求項2)がある。
【0010】 このストレートパーマ用ヘアアイロンでは、その使用に際し、1対の腕体を把 持し、毛髪挟持部により毛髪を挾圧した状態で、毛元部から毛先部へと滑らせる ことで、毛髪にテンションをかけながらストレートに矯正していくことになる。 このとき、毛髪挟持部が毛先部にくると、その毛先部は毛髪挟持部の毛元側の 端に形成されている凹凸条で挟持された状態になっている。 そこで、毛髪挟持部の毛元側の端に形成されている端部凹凸条の曲率を小さく すれば、毛先部において毛髪挟持部を滑らせる際の抵抗が小さくなる。
【0011】 従って、本考案のストレートパーマ用ヘアアイロンを用いれば、毛先部が荒れ ている場合でも、毛先部において毛髪挟持部を滑らせる際の抵抗が小さくなる分 、毛髪を引っ張ることがなくなり、頭部に痛みを与えたり、毛髪が抜けたり、切 れたりするといったことがなく、又、熟練者に頼らずとも仕上りよくストレート パーマをかけることができる。
【0012】 又、ストレートパーマをかける場合、毛髪挟持部に形成された凹凸条の曲率が 大きいほど、毛髪挟持部を滑らせる際の抵抗が大きくなるため、大きなテンショ ンをかけることができ、それだけ仕上りが良好になる。 この点において、本考案のストレートパーマ用ヘアアイロンでは、端部凹凸条 以外の凹凸条は、その曲率が大きいため、仕上りに影響することはない。
【0013】 尚、作業者によっては、利き手が右利きであったり、左利きであったりするが 、小さな曲率の端部凹凸条が毛髪挟持部の一端だけに形成されているものでは、 毛髪挟持部の毛元側になる端部凹凸条の曲率が小さくなっているものを使用する ことになるし、又、小さな曲率の端部凹凸条が毛髪挟持部の両端共に形成されて いるものでは、右利き左利きを問わず使用することができる。
【0014】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態を図面により詳述する。図1は本考案の実施の1形 態であるストレートパーマ用ヘアアイロンの毛髪挟持部を示す断面図、図2はス トレートパーマ用ヘアアイロンの全体斜視図である。
【0015】 このストレートパーマ用ヘアアイロンAは、図2に示すように、基端部が軸1 0により閉開可能に枢着された1対の腕体1,1を備え、この両腕体1,1の先 端部に、この腕体1,1の閉開に伴って近接離反する毛髪挟持部2,2がそれぞ れ形成されている。尚、この毛髪挟持部2,2の内部にはヒータ(図示せず)が 組み込まれている。
【0016】 そして、前記両毛髪挟持部2,2の対向面には、近接状態で互いに噛み合う波 形断面の凹凸条3,3が腕体1,1の延在方向に形成されている。 この凹凸条3は、図1で示すように、毛髪挟持部2の両端の端部凹凸条30, 30が中程凹凸条31よりも小さな曲率(大きな曲率半径)で形成されており、 この例では、端部凹凸条30の曲率を中程凹凸条31の曲率の約1/5(曲率半 径では約5倍)に形成している。
【0017】 そして、このストレートパーマ用ヘアアイロンAを使用するに際しては、通常 のパーマ薬液を使用して施術を施すもので、1対の腕体1,1を把持して毛髪挟 持部2,2により毛髪を挾み、毛元部から毛先部へと滑らせて毛髪にテンション をかけながらストレートに矯正していくことができる。
【0018】 このとき、毛髪挟持部2が毛先部にくると、その毛先部は毛髪挟持部2の毛元 側の端に形成されている端部凹凸条30で挟持された状態になっている。そして 、この端部凹凸条30の曲率を小さくしているため、毛先部において毛髪挟持部 2を滑らせる際の抵抗が小さくなる。 従って、毛先部が荒れている場合でも、毛先部において毛髪挟持部2を滑らせ る際の抵抗が小さくなる分、毛髪を引っ張ることがなくなり、頭部に痛みを与え たり、毛髪が抜けたり、切れたりするといったことがなく、又、熟練者に頼らず とも仕上りよくストレートパーマをかけることができる。
【0019】 又、端部凹凸条30以外の中程凹凸条31は、その曲率が大きいため、毛髪挟 持部2を滑らせる際の抵抗が大きくなり、毛髪に対して大きなテンションをかけ ることができる。従って、端部凹凸条30の曲率を小さくしたことによる仕上り の影響はなく、良好にストレートパーマをかけることができる。
【0020】 又、小さな曲率の端部凹凸条30が毛髪挟持部2の両端共に形成されているの で、右利き左利きを問わず使用することができる。
【0021】 以上、本考案の実施の形態を図面により説明したが、具体的な構成はこれに限 定されることはない。 例えば、小さな曲率の端部凹凸条を毛髪挟持部のいずれか一端だけに形成して もよく、この場合、作業者は、その利き手に応じて、毛髪挟持部の毛元側になる 端部凹凸条の曲率が小さくなっているものを使用することになる。 又、小さな曲率の端部凹凸条と、これ以外の凹凸条の曲率の比率については、 適宜に設定できるが、約1/3〜1/8(曲率半径では約3〜8倍)程度が好ま しい。
【0022】
【考案の効果】
以上説明してきたように、本考案のストレートパーマ用ヘアアイロンでは、小 さな曲率の端部凹凸条が毛髪挟持部の端部に形成されているため、毛先部が荒れ ている毛髪に対してアイロンを当てる場合に、毛髪挟持部が毛先部にきても毛髪 を引っ張ることがない。 従って、頭部に痛みを与えたり、毛髪が抜けたり、切れたりするといったこと がなく、又、熟練者に頼らずとも仕上りよくストレートパーマをかけることがで きるという効果が得られる。 又、小さな曲率の端部凹凸部を毛髪挟持部の両端に形成すると、右利き左利き を問わず使用することができるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施の1形態であるストレートパーマ
用ヘアアイロンの毛髪挟持部を示す断面図である。
【図2】ストレートパーマ用ヘアアイロンの全体斜視図
である。
【符号の説明】
A ストレートパーマ用ヘアアイロン 1 腕体 10 軸 2 毛髪挟持部 3 凹凸条 30 端部凹凸条 31 中程凹凸条

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 閉開可能に枢着された1対の腕体の先端
    部に、この腕体の閉開に伴って近接離反する毛髪挟持部
    がそれぞれ形成され、 この両毛髪挟持部には近接状態で互いに噛み合う波形断
    面の凹凸条が腕体の延在方向に形成され、 この凹凸条は、毛髪挟持部のうち少なくとも一端の端部
    凹凸条が他の凹凸条よりも小さな曲率で形成されている
    ことを特徴とするストレートパーマ用ヘアアイロン。
  2. 【請求項2】 閉開可能に枢着された1対の腕体の先端
    部に、この腕体の閉開に伴って近接離反する毛髪挟持部
    がそれぞれ形成され、 この両毛髪挟持部には近接状態で互いに噛み合う波形断
    面の凹凸条が腕体の延在方向に形成され、 この凹凸条は、毛髪挟持部の両端の端部凹凸条が他の凹
    凸条よりも小さな曲率で形成されていることを特徴とす
    るストレートパーマ用ヘアアイロン。
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