JP3072252B2 - 流動式粉体塗料タンクにおける粉体塗料引き出し装置 - Google Patents
流動式粉体塗料タンクにおける粉体塗料引き出し装置Info
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- Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)
- Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、底面から流動エ
アーが供給されている流動式粉体塗料タンク内から粉体
塗料を定量的に引き出すことができる引き出し装置に関
するものである。
アーが供給されている流動式粉体塗料タンク内から粉体
塗料を定量的に引き出すことができる引き出し装置に関
するものである。
【０００２】
【従来の技術】静電粉体塗装設備には、通常、粉体塗料
をほぐしたり、除湿するために、底面から流動エアーが
供給されている流動式粉体塗料タンクが使用されてい
る。
をほぐしたり、除湿するために、底面から流動エアーが
供給されている流動式粉体塗料タンクが使用されてい
る。
【０００３】そして、従来、この流動式粉体塗料タンク
からの粉体塗料の引き出しは、粉体塗料を塗装ガンへ搬
送するインジェクターの吸引口に接続された吸引管を、
流動式粉体塗料タンクに挿し込んで行っている。
からの粉体塗料の引き出しは、粉体塗料を塗装ガンへ搬
送するインジェクターの吸引口に接続された吸引管を、
流動式粉体塗料タンクに挿し込んで行っている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところで、流動式粉体
塗料タンク内の粉体塗料の密度は、タンク内の塗料レベ
ル、即ち、塗料量によって変化する。即ち、タンク内の
塗料レベルが下がると、空気量が多くなって密度が下が
り、反対に、タンク内の塗料レベルが上がると、空気量
が少なくなって密度が高くなる。
塗料タンク内の粉体塗料の密度は、タンク内の塗料レベ
ル、即ち、塗料量によって変化する。即ち、タンク内の
塗料レベルが下がると、空気量が多くなって密度が下が
り、反対に、タンク内の塗料レベルが上がると、空気量
が少なくなって密度が高くなる。
【０００５】このため、流動式粉体塗料タンクから吸引
管によって吸引して粉体塗料を引き出した場合、吸引量
を一定にしても、粉体塗料の吐出量は、タンク内の塗料
レベルに応じて塗料レベルが下がると、吐出量も減るの
で、塗装ガンからの粉体塗料の吐出量に定量性が得られ
ないという問題があった。
管によって吸引して粉体塗料を引き出した場合、吸引量
を一定にしても、粉体塗料の吐出量は、タンク内の塗料
レベルに応じて塗料レベルが下がると、吐出量も減るの
で、塗装ガンからの粉体塗料の吐出量に定量性が得られ
ないという問題があった。
【０００６】そこで、この発明は、流動式粉体塗料タン
ク内の塗料レベルにかかわらず、一定量の粉体塗料の引
き出しが行える引き出し装置を提供しようとするもので
ある。
ク内の塗料レベルにかかわらず、一定量の粉体塗料の引
き出しが行える引き出し装置を提供しようとするもので
ある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】この発明の引き出し装置
は、底面から流動エアーが供給されている流動式粉体塗
料タンク内に、側面から、一端に排出口を有する引き出
し管を、一端の排出口が流動式粉体塗料タンクの外部に
位置するように挿し入れ、流動式粉体塗料タンク内に位
置する引き出し管の周面又は端面に、粉体塗料の取入口
を設け、上記引き出し管内に、引き出し管内の粉体塗料
を取入口から一端の排出口に向かって移送するスクリュ
ー軸を設け、上記引き出し管の一部に、多孔質材料によ
って形成した空気引き抜き窓を設け、この空気引き抜き
窓に吸引装置を接続したものである。
は、底面から流動エアーが供給されている流動式粉体塗
料タンク内に、側面から、一端に排出口を有する引き出
し管を、一端の排出口が流動式粉体塗料タンクの外部に
位置するように挿し入れ、流動式粉体塗料タンク内に位
置する引き出し管の周面又は端面に、粉体塗料の取入口
を設け、上記引き出し管内に、引き出し管内の粉体塗料
を取入口から一端の排出口に向かって移送するスクリュ
ー軸を設け、上記引き出し管の一部に、多孔質材料によ
って形成した空気引き抜き窓を設け、この空気引き抜き
窓に吸引装置を接続したものである。
【０００８】かかる構成により、粉体塗料タンク内の粉
体塗料は、引き出し管内に取入口から入って、スクリュ
ー軸によって排出口に向かって移送され、排出口から粉
体塗料タンク外に引き出される。
体塗料は、引き出し管内に取入口から入って、スクリュ
ー軸によって排出口に向かって移送され、排出口から粉
体塗料タンク外に引き出される。
【０００９】そして、引き出し管内に入った粉体塗料
が、スクリュー軸によって排出口から排出される間に、
粉体塗料間に含まれる空気が抜けて単位体積当たりの粉
体塗料量が一定になる。
が、スクリュー軸によって排出口から排出される間に、
粉体塗料間に含まれる空気が抜けて単位体積当たりの粉
体塗料量が一定になる。
【００１０】したがって、流動式粉体塗料タンク内の塗
料レベルにかかわらず、一定量の粉体塗料の引き出しが
可能 となり、塗装ガンからの吐出量が一定化する。
料レベルにかかわらず、一定量の粉体塗料の引き出しが
可能 となり、塗装ガンからの吐出量が一定化する。
【００１１】また、上記引き差し管の排出口に、スクリ
ュー軸によって移送される粉体塗料によって押されて開
く整流板を設けることによって、引き出し管内に粉体塗
料が一定の密度で詰まるため、引き出し管からの粉体塗
料の排出量がより定量化する。
ュー軸によって移送される粉体塗料によって押されて開
く整流板を設けることによって、引き出し管内に粉体塗
料が一定の密度で詰まるため、引き出し管からの粉体塗
料の排出量がより定量化する。
【００１２】また、引き出し管の一部に、多孔質材料に
よって形成した空気抜き窓を設け、この空気抜き窓に吸
引装 置を接続したり、あるいは、引き出し管の粉体塗
料の取入口に、粉体塗料が通過する目の大きさの網体を
張設し、この網体に振動機を設置することによって、粉
体塗料間に含まれる空気の引き抜きを効果的に行うこと
ができる。
よって形成した空気抜き窓を設け、この空気抜き窓に吸
引装 置を接続したり、あるいは、引き出し管の粉体塗
料の取入口に、粉体塗料が通過する目の大きさの網体を
張設し、この網体に振動機を設置することによって、粉
体塗料間に含まれる空気の引き抜きを効果的に行うこと
ができる。
【００１３】また、引き出し管を、流動式粉体塗料タン
クに対し抜き挿し自在にすることによって、色替えの際
の清掃が容易になると共に、一つの引き出し装置を、複
数の流動式粉体塗料タンクに用いることができるので、
設備費を低減できる。
クに対し抜き挿し自在にすることによって、色替えの際
の清掃が容易になると共に、一つの引き出し装置を、複
数の流動式粉体塗料タンクに用いることができるので、
設備費を低減できる。
【００１４】
【実施の形態】以下、この発明の実施の形態を添付図面
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
【００１５】流動式粉体塗料タンクは、タンク１の底面
を多孔質板２によって仕切り、この多孔質板２の下面側
に流動エアーを供給し、多孔質板２を通過する流動エア
ーによってタンク１内の粉体塗料を流動させる構造にな
っている。
を多孔質板２によって仕切り、この多孔質板２の下面側
に流動エアーを供給し、多孔質板２を通過する流動エア
ーによってタンク１内の粉体塗料を流動させる構造にな
っている。
【００１６】上記タンク１の側面には、粉体塗料の引き
出し口３が設けられ、この引き出し口３に粉体塗料の引
き出し装置が着脱自在に設置されている。
出し口３が設けられ、この引き出し口３に粉体塗料の引
き出し装置が着脱自在に設置されている。
【００１７】上記引き出し装置は、引き出し管４と、こ
の引き出し管４内に設けられたスクリュー軸５とによっ
て構成されている。
の引き出し管４内に設けられたスクリュー軸５とによっ
て構成されている。
【００１８】上記タンク１の引き出し口３の外周縁に
は、接続リング６が固定され、この接続リング６に、接
続筒７が抜き挿し自在に嵌められている。この接続筒７
の外面には、シールリング８が嵌められている。
は、接続リング６が固定され、この接続リング６に、接
続筒７が抜き挿し自在に嵌められている。この接続筒７
の外面には、シールリング８が嵌められている。
【００１９】上記接続筒７の端部には、垂直な排出筒９
が一体に形成されている。この排出筒９の下端には、イ
ンジェクター１０の吸引口に連結される連結部１１が形
成されている。
が一体に形成されている。この排出筒９の下端には、イ
ンジェクター１０の吸引口に連結される連結部１１が形
成されている。
【００２０】上記引き出し管４の一端には排出口１２が
設けられ、この排出口１２を上記排出筒９内に位置する
ように、接続筒７内に挿し込まれている。引き出し管４
は、接続筒７に固定され、接続筒７と共に、接続リング
６に対して抜き挿し自在になっている。
設けられ、この排出口１２を上記排出筒９内に位置する
ように、接続筒７内に挿し込まれている。引き出し管４
は、接続筒７に固定され、接続筒７と共に、接続リング
６に対して抜き挿し自在になっている。
【００２１】上記引き出し管４の他方の端部は、タンク
１内に挿し込まれ、このタンク１内に位置する引き出し
管４には、タンク１内の粉体塗料の取入口１３が設けら
れている。
１内に挿し込まれ、このタンク１内に位置する引き出し
管４には、タンク１内の粉体塗料の取入口１３が設けら
れている。
【００２２】この引き出し管４の取入口１３は、引き出
し管４の周面又は端面のいずれに形成してもよい。
し管４の周面又は端面のいずれに形成してもよい。
【００２３】図１に示す実施の形態では、この取入口１
３を、引き出し管４の内面の上面側に形成している。こ
のように、取入口１３を引き出し管４の周面の上面側に
形成した場合、引き出し管４内に粉体塗料が流入しやす
いと共に、下方から流動エアーが引き出し管４内に入り
にくいので、引き出し管４内に流入した粉体塗料の静置
状態を保ちやすい。このため、引き出し管４内におい
て、粉体塗料間に含まれる空気が抜けやすくなる。
３を、引き出し管４の内面の上面側に形成している。こ
のように、取入口１３を引き出し管４の周面の上面側に
形成した場合、引き出し管４内に粉体塗料が流入しやす
いと共に、下方から流動エアーが引き出し管４内に入り
にくいので、引き出し管４内に流入した粉体塗料の静置
状態を保ちやすい。このため、引き出し管４内におい
て、粉体塗料間に含まれる空気が抜けやすくなる。
【００２４】次に、上記引き出し管４内には、引き出し
管４内に引き入れられた粉体塗料を、排出口１２側に向
けて移送するスクリュー軸５が設置されている。
管４内に引き入れられた粉体塗料を、排出口１２側に向
けて移送するスクリュー軸５が設置されている。
【００２５】このスクリュー軸５の両端は、引き出し管
４のエンドキャップ１４と、排出筒９とに回転自在に支
持されている。スクリュー軸５の排出筒９側の端部は、
排出筒９を貫通してモーター１６に連結されている。
４のエンドキャップ１４と、排出筒９とに回転自在に支
持されている。スクリュー軸５の排出筒９側の端部は、
排出筒９を貫通してモーター１６に連結されている。
【００２６】上記モーター１６は、排出筒９の外面に、
ボルト１７によって着脱自在に取付けられている。ま
た、このモーター１６の駆動軸１８と、スクリュー軸５
とはカップリング１９を介して着脱自在に連結されるよ
うになっている。
ボルト１７によって着脱自在に取付けられている。ま
た、このモーター１６の駆動軸１８と、スクリュー軸５
とはカップリング１９を介して着脱自在に連結されるよ
うになっている。
【００２７】上記スクリュー軸５が貫通する排出筒９の
貫通孔には、スクリュー軸５の軸受筒２０が嵌められて
いる。上記スクリュー軸５が挿通される軸受筒２０の軸
孔は、排出筒９の外面側が小径で、排出筒９の内面側が
大径に形成され、小径部分にスクリュー軸５の端部が隙
間なく挿通され、大径部分とスクリュー軸５の外周面と
の間に所定の空間２１が形成されるようになっている。
この空間２１には、排出筒９と軸受筒２０に形成した空
気導入孔２２を介して給気管２３から空気が吹き入れら
れている。
貫通孔には、スクリュー軸５の軸受筒２０が嵌められて
いる。上記スクリュー軸５が挿通される軸受筒２０の軸
孔は、排出筒９の外面側が小径で、排出筒９の内面側が
大径に形成され、小径部分にスクリュー軸５の端部が隙
間なく挿通され、大径部分とスクリュー軸５の外周面と
の間に所定の空間２１が形成されるようになっている。
この空間２１には、排出筒９と軸受筒２０に形成した空
気導入孔２２を介して給気管２３から空気が吹き入れら
れている。
【００２８】また、スクリュー軸５のスクリュー羽根
は、引き出し管４の排出口１２から突出する部分には形
成されておらず、排出筒９を横切るスクリュー軸５の外
面には、スライド筒２４がスクリュー軸５の外面との間
に所定の隙間をあけてスライド自在に被せられている。
このスライド筒２４の引き出し管４側の端部には、引き
出し管４の排出口１２を閉じる整流板２５が固定されて
いる。
は、引き出し管４の排出口１２から突出する部分には形
成されておらず、排出筒９を横切るスクリュー軸５の外
面には、スライド筒２４がスクリュー軸５の外面との間
に所定の隙間をあけてスライド自在に被せられている。
このスライド筒２４の引き出し管４側の端部には、引き
出し管４の排出口１２を閉じる整流板２５が固定されて
いる。
【００２９】この整流板２５は、上記スライド筒２４と
スクリュー軸５との間に形成される隙間に収容されたス
プリング２６によって整流板２５を引き出し管４の排出
口１２を閉じる方向に付勢されている。一方、上記スラ
イド筒２４の軸受筒２０側の端部は、軸受筒２０の大径
部分とスクリュー軸５の外周面との間に形成される空間
２１内にスライド可能に挿し込まれており、スクリュー
軸５が駆動されて、粉体塗料が排出口１２側に移送され
て整流板２５に押圧力が加わると、スプリング２６が縮
んでスライド筒２４の端部が上記空間２１内に収容さ
れ、整流板２５と排出口１２との間が開くようになって
いる。
スクリュー軸５との間に形成される隙間に収容されたス
プリング２６によって整流板２５を引き出し管４の排出
口１２を閉じる方向に付勢されている。一方、上記スラ
イド筒２４の軸受筒２０側の端部は、軸受筒２０の大径
部分とスクリュー軸５の外周面との間に形成される空間
２１内にスライド可能に挿し込まれており、スクリュー
軸５が駆動されて、粉体塗料が排出口１２側に移送され
て整流板２５に押圧力が加わると、スプリング２６が縮
んでスライド筒２４の端部が上記空間２１内に収容さ
れ、整流板２５と排出口１２との間が開くようになって
いる。
【００３０】また、上記空間２１内には、給気管２３か
ら空気が吹き入れられており、この空間２１内に吹き入
れられた空気はスライド筒２４とスライド軸５との間の
隙間を通って、引き出し管４の排出口１２部分に流出
し、この流出する空気によって、排出口１２から排出筒
９内へ落下する粉体塗料が分散されるようになってい
る。
ら空気が吹き入れられており、この空間２１内に吹き入
れられた空気はスライド筒２４とスライド軸５との間の
隙間を通って、引き出し管４の排出口１２部分に流出
し、この流出する空気によって、排出口１２から排出筒
９内へ落下する粉体塗料が分散されるようになってい
る。
【００３１】上記排出筒９の下端は、インジェクター１
０の吸引口に連結されている。引き出し管４の取入口１
３から引き出し管４内に流入した粉体塗料は、流動エア
ーが抜かれながらスクリュー軸５によって引き出し管４
の排出口１２に向かって移送され、排出口１２から排出
筒９内へと落下し、インジェクター１０の吸引口に吸引
されて、インジェクター１０の搬送エアーによって塗装
ガンまで搬送される。
０の吸引口に連結されている。引き出し管４の取入口１
３から引き出し管４内に流入した粉体塗料は、流動エア
ーが抜かれながらスクリュー軸５によって引き出し管４
の排出口１２に向かって移送され、排出口１２から排出
筒９内へと落下し、インジェクター１０の吸引口に吸引
されて、インジェクター１０の搬送エアーによって塗装
ガンまで搬送される。
【００３２】次に、引き出し管４内での粉体塗料間の流
動エアーの引き抜きを効果的に行うため、次のような手
段を講ずることもできる。
動エアーの引き抜きを効果的に行うため、次のような手
段を講ずることもできる。
【００３３】図１に示す実施の形態では、引き出し管４
の一部に、多孔質材料によって形成された空気抜き窓２
９を設け、この空気抜き窓２９に吸引装置３０を接続し
ており、これによって、引き出し管４を通過する粉体塗
料に含まれる流動エアーが空気抜き窓から強制的に引き
抜かれる。
の一部に、多孔質材料によって形成された空気抜き窓２
９を設け、この空気抜き窓２９に吸引装置３０を接続し
ており、これによって、引き出し管４を通過する粉体塗
料に含まれる流動エアーが空気抜き窓から強制的に引き
抜かれる。
【００３４】
【発明の効果】以上のように、この発明の引き出し装置
によれば、流動式粉体塗料タンクから粉体塗料を定量的
に引き抜くことができるので、静電粉体塗装の塗装ガン
からの粉体塗料の吐出量の均一化が図れる。
によれば、流動式粉体塗料タンクから粉体塗料を定量的
に引き抜くことができるので、静電粉体塗装の塗装ガン
からの粉体塗料の吐出量の均一化が図れる。
【図１】この発明の第一実施形態を示す部分断面図
【図２】図１の拡大図
１ タンク ２ 多孔質板 ３ 引き出し口 ４ 引き出し管 ５ スクリュー軸 ６ 接続リング ７ 接続筒 ８ シールリング ９ 排出筒 １０ インジェクター １１ 連結部 １２ 排出口 １３ 取入口 １４ エンドキャップ １５ ガイド部 １６ モーター １７ ボルト １８ 駆動軸 １９ カップリング ２０ 軸受筒 ２１ 空間 ２２ 空気導入孔 ２３ 給気管 ２４ スライド筒 ２５ 整流板 ２６ スプリング ２９ 空気抜き窓 ３０ 吸引装置
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B05B 5/16 B05C 19/02 B65G 33/24 B65G 33/32 B65G 65/46
Claims (4)
- 【請求項１】 底面から流動エアーが供給されている流
動式粉体塗料タンク内に、側面から、一端に排出口を有
する引き出し管を、一端の排出口が流動式粉体塗料タン
クの外部に位置するように挿し入れ、流動式粉体塗料タ
ンク内に位置する引き出し管の周囲又は端面に、粉体塗
料の取入口を設け、上記引き出し管内に、引き出し管内
の粉体塗料を取入口から一端の排出口に向かって移送す
るスクリュー軸を設け、上記引き出し管の一部に、多孔
質材料によって形成した空気引き抜き窓を設け、この空
気引き抜き窓に吸引装置を接続したことを特徴とする流
動式粉体塗料タンクにおける粉体塗料引き出し装置。 - 【請求項２】 上記引き出し管の粉体塗料の取入口に、
粉体塗料が通過する大きさの網体を張設し、この網体に
振動機を設置したことを特徴とする請求項１記載の流動
式粉体塗料タンクにおける粉体塗料引き出し装置。 - 【請求項３】 上記引き出し管の粉体塗料の排出口に、
スクリュー軸によって移送される粉体塗料によって押さ
れて開く整流板を設けたことを特徴とする請求項１又は
２記載の流動式粉体塗料タンクにおける粉体塗料引き出
し装置。 - 【請求項４】 上記引き出し管を、流動式粉体塗料タン
ク内に対し抜き差し自在に設けたことを特徴とする請求
項１乃至３のいずれかの項に記載の流動式粉体塗料タン
クにおける粉体塗料引き出し装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7229179A JP3072252B2 (ja) | 1995-09-06 | 1995-09-06 | 流動式粉体塗料タンクにおける粉体塗料引き出し装置 |
| TW085103479A TW354270B (en) | 1995-09-06 | 1996-03-22 | Powder paint drawing apparatus in a mobile powder paint tank |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7229179A JP3072252B2 (ja) | 1995-09-06 | 1995-09-06 | 流動式粉体塗料タンクにおける粉体塗料引き出し装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0975790A JPH0975790A (ja) | 1997-03-25 |
| JP3072252B2 true JP3072252B2 (ja) | 2000-07-31 |
Family
ID=16888040
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7229179A Expired - Lifetime JP3072252B2 (ja) | 1995-09-06 | 1995-09-06 | 流動式粉体塗料タンクにおける粉体塗料引き出し装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3072252B2 (ja) |
| TW (1) | TW354270B (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20200001043A (ko) * | 2018-06-26 | 2020-01-06 | 고등기술연구원연구조합 | 스크류 피더 타입의 고압 분체연료 연속 공급장치 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107601072A (zh) * | 2017-08-09 | 2018-01-19 | 中国船舶重工集团公司第七二五研究所 | 一种用于高压工况的螺杆式送粉器 |
| CN109539297B (zh) * | 2019-01-14 | 2024-06-04 | 国投盘江发电有限公司 | 一种双螺旋给料机 |
-
1995
- 1995-09-06 JP JP7229179A patent/JP3072252B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1996
- 1996-03-22 TW TW085103479A patent/TW354270B/zh active
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20200001043A (ko) * | 2018-06-26 | 2020-01-06 | 고등기술연구원연구조합 | 스크류 피더 타입의 고압 분체연료 연속 공급장치 |
| KR102145230B1 (ko) | 2018-06-26 | 2020-08-19 | 고등기술연구원연구조합 | 스크류 피더 타입의 고압 분체연료 연속 공급장치 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0975790A (ja) | 1997-03-25 |
| TW354270B (en) | 1999-03-11 |
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