JP3072232B2 - 床下換気扇 - Google Patents

床下換気扇

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JP3072232B2
JP3072232B2 JP6283360A JP28336094A JP3072232B2 JP 3072232 B2 JP3072232 B2 JP 3072232B2 JP 6283360 A JP6283360 A JP 6283360A JP 28336094 A JP28336094 A JP 28336094A JP 3072232 B2 JP3072232 B2 JP 3072232B2
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flange
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由美 櫛田
正嗣 音部
久夫 日比
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松下精工株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は床下の壁部に形成される
換気口に設けて換気する床下換気扇に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、建物に用いられている床下材が湿
気に犯されて建物の寿命が短くなるのを防止する床下換
気扇が普及して来ている。
【0003】従来のこの種の床下換気扇について図11
を参照しながら説明する。
【0004】図に示すように、前後に開口を有した箱状
で内部に送風機101を有した本体102の前部に外方
に突出するフランジ103を設け、本体102前面には
雨水防止グリル104を設け、前記フランジ103を通
気口105を形成した取付板106の背面側からねじ1
07で取り付け、本体102を取り付けた取付板106
を床下の壁部108に形成された換気口109内に本体
102を挿入し、換気口109内周辺の壁部108に取
付板106に設けた取付孔110に挿入した取付ねじ1
11を壁部108に螺合して取り付け、取付板106と
壁部108間をコーキングして雨水の浸入を防止してい
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の床下
換気扇の構成では、本体102に設けた送風機101の
メンテナンスをするときには、コーキングを取り除き取
付板106を取り付けている取付ねじ111を緩め、取
付板106とともに本体102を床下の壁部108に設
けた換気口109より取り外したのち、取付板106よ
りねじ107を緩めて本体102を取り外しメンテナン
スを行わなければならないので、本体102の取り外し
に手間がかかるとともに、取付板106を一旦取り外す
ため、送風機101のメンテナンス後に取付板106を
取り付けるとき再度コーキングを行わなければならない
とともに、取付板106を取り付ける取付ねじ111を
再度壁部108に螺合するときに壁部108のねじ孔が
大きくなり確実に取付ねじ111で固定することができ
なくなるという問題があった。
【0006】また、取付板106に対し本体102の位
置を上下にずらした位置に取り付けたとしても、通気口
105に対する本体102の位置がずれて通気路が狭く
なったり、本体102外に通気口105が対応した場合
には床下内に外部の湿気が浸入するという問題があっ
た。
【0007】また、本体102に電源コード112を接
続するためには、本体102を取り付けた取付板106
に電源コード112を引き出す専用の電源コード引出口
113を設けなければならないとともに、電源コード1
12を電源コード引出口113内を挿通しながら配線し
なければならないので配線に手間がかかるといった問題
があった。
【0008】本発明は上記課題を解決するもので、送風
機を内蔵した本体を、取付板を取り外さずに屋外より着
脱してメンテナンス性を向上させるとともに、床下の壁
部に設けられる換気口の位置に対応できるように本体の
位置を調整可能とでき、本体内に雨水が浸入するのを防
止し、湿気等が本体外を通り床下内に侵入するのを防止
することを第1の目的とする。
【0009】第2の目的は、電源コードの引出口を取付
板に専用に設ける必要を無くすことにある。
【0010】第3の目的は、取付板の貫通孔に設けられ
る雨水防止グリルと前面パネル間の通気抵抗を少なくし
て通気量の減少を防止することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の床下換気扇は上
記第1の目的を達成するために、第1の手段は、前後に
開口を有した箱状で内部に送風機を内蔵し、前部に外方
に向け突出するフランジを有した本体と、この本体の箱
状部が貫通する貫通孔を有し、床下の壁部に設けられた
換気口の周辺部に取り付けられる枠状の取付板とを備
え、前記本体は前記壁部に取り付けられた前記取付板の
貫通孔に屋外側から挿入し、前記フランジを介して着脱
自在に取り付けられる床下換気扇において、前記本体を
前記貫通孔内の上下方向に移動可能な範囲内で取付自在
とし、前記貫通孔と前記本体間に形成される隙間を遮へ
いする水平方向に切離自在な遮へい板を上下に有し、前
記貫通孔に設けられる雨水防止グリルを備えた構成とす
る。
【0012】また、第1の目的を達成するために、第2
の手段は、遮へい板に切離自在の水平方向の薄肉部を所
定間隔で複数設け樹脂で一体成形して構成する。
【0013】また、第1の目的を達成するために、第3
の手段は、本体のフランジに上下方向に形成された長孔
に沿って、前記フランジを介して前記本体を取り付ける
取付ねじの頭部が係合する凹部を、雨水防止グリルの遮
へい板に設けた薄肉部のピッチ間隔と同一間隔で複数段
に設けた構成とする。
【0014】また、第2の目的を達成するために、第4
の手段は、前後に開口を有した箱状で内部に送風機を内
蔵し、前部に外方に向け突出するフランジを有した本体
と、この本体の箱状部が貫通する貫通孔を有し、床下の
壁部に設けられた換気口の周辺部に取り付けられる枠状
の取付板とを備え、前記本体は前記壁部に取り付けられ
た前記取付板の貫通孔に屋外側から挿入し、前記フラン
ジを介して着脱自在に取り付けられる床下換気扇におい
て、前記本体の側部に電源コードを接続する配線箱を設
け、前記取付板の貫通孔を前記配線箱も貫通する寸法で
形成し、前記本体を取り付ける前記フランジに切欠部を
形成し、前記貫通孔および切欠部を通し前記電源コード
を配線する構成とする。
【0015】また、第3の目的を達成するために、第5
の手段は、取付板の貫通孔に設けられる雨水防止グリル
を覆うように前記取付板に設けられる前面グリルを備
え、前記雨水防止グリルを形成する複数の雨水防止板が
前記前面グリルの通気口に対応しないように前記雨水防
止板と前記通気口を所定のピッチ間隔で形成した構成と
する。
【0016】
【作用】本発明は上記した第1の手段の構成により、送
風機のメンテナンス時には送風機が組み込まれた本体を
取付板を取り外さなくても屋外側から取り外すことがで
き、メンテナンス後は屋外から本体を取り付けることが
でき、メンテナンスが容易となるとともに、床下の壁部
に設けられる換気口の位置に対応できるように本体の位
置を調整可能とでき、本体と貫通孔間の隙間が遮へい板
で遮へいされることとなり、したがって屋外の湿気が本
体の外側を通り床下内に流入するのが防止される。
【0017】また、第2の手段の構成により、遮へい板
の寸法調節が容易となる。
【0018】また、第3の手段の構成により、本体の上
下移動ピッチ間隔は遮へい板に形成された切離自在の薄
肉部のピッチ間隔と同一であるので、遮へい板を所定の
寸法で切離したときに本体と雨水防止グリル位置が容易
に対応するとともに遮へい板による遮へいが容易で確実
に行うことができる。
【0019】また、第4の手段の構成により、本体を上
下移動できるように形成された取付板の貫通孔を利用し
て電源コードを引き出すので、電源コードの配線が容易
で専用の電源コード引出口を設ける必要がなくなる。
【0020】また、第5の手段の構成により、雨水防止
グリルの雨水防止板が前面グリルの通気口に対向しない
ので、通気抵抗の増加が緩和され、通気量の減少が防止
される。
【0021】
【実施例】以下、本発明の第1実施例について図1〜図
4を参照しながら説明する。
【0022】図に示すように、前後に開口を有した箱状
で内部に送風機1を内蔵し、前部の左右に外方に向け突
出するフランジ2を設けた本体3の箱状部が貫通される
貫通孔4の上辺7aの高さの幅に対し、下辺7bの高さ
の幅は補強を兼ねる幅広に形成し、本体3が上下移動と
なる大きさに形成し、床下の壁部5に形成された換気口
6を覆う大きさの枠状に取付板7を形成する。
【0023】そして、本体3に設けたフランジ2には上
下方向に長孔8を形成し、長孔8に挿入されるねじ9が
螺合する螺合部10を取付板7の貫通孔4の左右に設
け、取付板7を床下の壁部5に取り付ける取付ねじ11
が挿通する挿通孔12を取付板7の周辺部近傍に複数設
ける。
【0024】また、本体3の箱状部が取付板7の貫通孔
4に挿入され取り付けられたときに、本体3と貫通孔4
間に形成される隙間を遮へいする遮へい板13を、切離
自在な水平方向の薄肉部13aを所定間隔に設けて形成
し、雨水防止板14aを複数設けたグリル部14の上下
に遮へい板13を配設し樹脂で一体成形して雨水防止グ
リル15を形成し、遮へい板13を所定寸法に切離した
のち取付板7の貫通孔4部分に設ける。
【0025】そして、雨水防止グリル15を覆うように
蛇やねずみ等が侵入するのを防止する大きさに通気口1
6aを形成した前面グリル16を取付板7に着脱自在に
取り付ける。
【0026】上記構成において、床下換気扇を取り付け
るときに、床下の換気口6が壁部5の上方部側の建物の
基礎部分近傍に設けられているときには、図3に示すよ
うに、取付板7に形成された貫通孔4が上方に片寄り設
置されるように高さの幅が狭い上辺7a側を上にして取
付板7を換気口6の周辺部に取付ねじ11を挿通孔12
に挿通し壁部5に螺合して取り付け、本体3の箱状部を
貫通孔4に挿入して本体3のフランジ2に形成した長孔
8を利用してねじ9により本体3を取付板7に取り付
け、雨水防止グリル15のグリル部14が本体3に対向
する位置において本体3と貫通孔4間の隙間が遮へいさ
れるように余分な遮へい板13は薄肉部13aを利用し
て切離し、取付板7の貫通孔4部分に雨水防止グリル1
5を設け、雨水防止グリル15を覆うように前面グリル
16を取付板7に取り付け床下換気扇を設置する。
【0027】また、床下の壁部5に形成された換気口6
が床面近くにあるときに床下換気扇を設置するときに
は、図4に示すように、取付板7に形成される貫通孔4
の上辺7a側の高さ幅の狭い側が下方に位置するように
取付板7を反転した状態で取付板7を取付ねじ11で壁
部5に取り付ける。
【0028】そして、取付板7には上記同様貫通孔4内
に本体3の箱状部を挿入し、フランジ2を介して本体3
を取付板7に取り付け、雨水防止グリル15に設けた遮
へい板13を所定寸法に切離して取付板7に設け、雨水
防止グリル15を覆うように前面グリル16を取り付け
る。
【0029】また、取付板7の貫通孔4内に挿入された
本体3の上下の位置を調整するときには、フランジ2に
形成された長孔8を利用して本体3を上下移動して微調
整することができる。
【0030】そして、送風機1のメンテナンスをすると
きには、屋外側より取付板7に取り付けた前面グリル1
6および雨水防止グリル15を取り外したのち、フラン
ジ2を止めているねじ9を緩めて外し、本体3を取付板
7の貫通孔4より引出すことにより本体3を取り外すこ
とができる。
【0031】また、メンテナンスが済み本体3を取り付
けるときには取付板7の貫通孔4に本体3の箱状部を挿
入し、本体3に設けたフランジ2を取付板7に取り付
け、その後雨水防止グリル15および前面グリル16を
取り付けることによりメンテナンス後の本体3を取り付
けることができる。
【0032】このように本発明の第1実施例の床下換気
扇によれば、送風機1のメンテナンス時には、取付板7
を壁部5から取り外さなくとも、送風機1の組込まれた
本体3を屋外側から取り外すことができ、メンテナンス
後も屋外側から本体3を取り付けることができメンテナ
ンスが容易となる。
【0033】また、取付板7に設けた貫通孔4内におい
て本体3が上下移動できるので、本体3を壁部5に設け
た換気口6に対応する位置に容易にセットすることがで
きる。
【0034】また、取付板7の貫通孔4内に挿入された
本体3の上下の位置を屋外側から取付ねじ11の緩締操
作で所定の位置に微調整し取り付けることができる。
【0035】また、取付板7に形成される貫通孔4の上
辺7aと下辺7bの高さの幅が異なるので、換気口6の
高さ位置に応じて取付板7を上下反転することにより、
本体3の取り付け高さを容易に調整することができる。
【0036】また、本体3と貫通孔4間の隙間を遮へい
板13で遮へいすることができ、屋外の湿気が本体3の
外側を通り床下内に侵入するのが防止できる。
【0037】つぎに、本発明の第2実施例について図5
〜図7を参照しながら説明する。なお、第1実施例と同
一部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
【0038】図に示すように、本体3のフランジ2Aに
設けられる長孔8に沿いねじ9の頭部が係合する凹部1
7を雨水防止グリル15の遮へい板13に設けた薄肉部
13aのピッチ間隔寸法(A)と同一の間隔寸法(A)
で複数段に設け構成する。
【0039】上記構成において、例えば本体3をフラン
ジ2Aに設けた上から第2番目の凹部17を介して取付
板7に仮取り付けして見たときに本体3の取り付け位置
が低い場合には、フランジ2Aに設けた第3番目の凹部
17を介して本体3を取り付けて本体3の位置を上に上
げなければならないが、これによって第2番目の凹部1
7を使用した場合に比較して間隔寸法(A)だけ本体3
の位置は上昇した位置に取り付けられる。
【0040】すなわち、本体3は貫通孔4内において間
隔寸法(A)上昇した位置にセットされるため、本体3
の前面にグリル部14を対向して取り付ける雨水防止グ
リル15も間隔寸法(A)だけ上に上げることが必要に
なる。
【0041】そのため、雨水防止グリル15のグリル部
14の上下に設けられた遮へい板13を薄肉部13aを
利用して所定寸法に切離する。
【0042】このとき、薄肉部13aが設けられるピッ
チ間隔の間隔寸法(A)とフランジ2Aに設けた凹部1
7の配置される間隔寸法(A)が同一であるため、本体
3が間隔寸法(A)移動することは薄肉部13aにより
切離される遮へい板17の1ピースの高さ寸法に相当す
るため、薄肉部13aにより切離して遮へい板13の寸
法を調節することにより、本体3と雨水防止グリル15
のグリル部14が合致し、本体3と貫通孔4間の隙間は
遮へい板13で遮へいされる。
【0043】このように、本発明の第2実施例の床下換
気扇によれば、本体3の移動する間隔寸法(A)と遮へ
い板13の薄肉部13a間の高さが同一であるので本体
3と雨水防止グリル15のグリル部14を容易に対向さ
せることができるとともに、本体3と貫通孔4間に形成
される隙間が遮へい板13により確実に閉鎖され、屋外
の湿気等が本体3の外側を通り床下内に侵入するのが防
止できる。
【0044】つぎに、本発明の第3実施例について図8
及び図9を参照しながら説明する。なお、第1実施例と
同一部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
【0045】図に示すように、本体3の側部に電源コー
ド18の接続される配線箱19を取り付け、取付板7の
貫通孔4Aを本体3と配線箱19がともに貫通する寸法
に形成し、本体3に設けられるフランジ2Bに切欠部2
0を形成して構成する。
【0046】上記構成において、配線箱19に電源コー
ド18を接続した状態で本体3を取付板7の貫通孔4A
に挿入するときに、電源コード18を貫通孔4Aとフラ
ンジ2Bの切欠部20の間を通して屋外に引出し電源コ
ードと接続する。
【0047】このように本発明の第3実施例の床下換気
扇によれば、電源コード18は本体3を挿入するために
形成された貫通孔4Aを利用して引き出すことができる
ので、専用の電源コード引出口を取付板7に設ける必要
もなく、また、本体3を貫通孔4Aに挿入するときに同
時に電源コード18を引き出すことができるので電源コ
ード18の配線が容易にできることとなる。
【0048】つぎに、本発明の第4実施例について図1
0を参照しながら説明する。なお、第1実施例と同一部
分には同一符号を付し、その説明は省略する。
【0049】図に示すように、雨水防止グリル15のグ
リル部14に設けられる雨水防止板14aが、雨水防止
グリル15を覆うように設けられる前面グリル16の通
気口16aを所定間隔をおいて形成するもので、雨水防
止板14aの位置は本体3が取付板7に所定間隔、すな
わち、雨水防止グリル15の遮へい板13に設けた薄肉
部13aの間隔寸法(A)をもって上下移動するもので
あるので、本体3の移動にともない雨水防止グリル15
が間隔寸法(A)移動したときにおいても雨水防止板1
4aが前面グリル16の通気口16aに対向しないよう
に雨水防止板14aおよび通気口16aの位置を遮へい
板13に形成される薄肉部13a間の間隔寸法(A)を
基準にした所定間隔に設ける。
【0050】上記構成において、雨水防止グリル15は
本体3の上下移動にともない間隔寸法(A)を移動した
状態においても常に雨水防止グリル15の雨水防止板1
4aは前面グリル16の通気口16aに対向しないで空
気流はスムーズに流れる。
【0051】このように、本発明の第4実施例の床下換
気扇によれば、本体3の上下移動にともない移動させな
ければならない雨水防止グリル15のグリル部14を形
成する雨水防止板14aが前面グリル16の通気口16
aに対向しない位置にセットすることができるので、グ
リル部14と通気口16aを通る空気流に対する通気抵
抗の増加が緩和され通気量が低下するのを防止できる。
【0052】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように本発明
によれば、前後に開口を有した箱状で内部に送風機を内
蔵し、前部に外方に向け突出するフランジを有した本体
と、この本体の箱状部が貫通する貫通孔を有し、床下の
壁部に設けられた換気口の周辺部に取り付けられる枠状
の取付板とを備え、前記本体は前記壁部に取り付けられ
た前記取付板の貫通孔に屋外側から挿入し、前記フラン
ジを介して着脱自在に取り付けられる床下換気扇におい
て、前記本体を前記貫通孔内の上下方向に移動可能な範
囲内で取付自在とし、前記貫通孔と前記本体間に形成さ
れる隙間を遮へいする水平方向に切離自在な遮へい板を
上下に有し、前記貫通孔に設けられる雨水防止グリルを
備えたので、本体を取付板を取り外さずに屋外より着脱
ができメンテナンス性が向上するとともに、床下の壁部
に設けられる換気口の位置に対応できるように本体の位
置を調整可能とでき、屋外の湿気が本体の外側を通り床
下内に侵入するのが防止できる。
【0053】また、遮へい板に切離自在の水平方向の薄
肉部を所定間隔で複数設け樹脂で一体成形して構成した
ので、遮へい板の寸法調整が容易となる。
【0054】本体のフランジに上下方向に形成された長
孔に沿って、前記フランジを介して前記本体を取り付け
る取付ねじの頭部が係合する凹部を、雨水防止グリルの
遮へい板に設けた薄肉部のピッチ間隔と同一間隔で複数
段に設けたので、本体と貫通孔間に形成される隙間が確
実に遮へいされ、湿気等が床下内に侵入するのを確実に
防止できる。
【0055】また、前後に開口を有した箱状で内部に送
風機を内蔵し、前部に外方に向け突出するフランジを有
した本体と、この本体の箱状部が貫通する貫通孔を有
し、床下の壁部に設けられた換気口の周辺部に取り付け
られる枠状の取付板とを備え、前記本体は前記壁部に取
り付けられた前記取付板の貫通孔に屋外側から挿入し、
前記フランジを介して着脱自在に取り付けられる床下換
気扇において、前記本体の側部に電源コードを接続する
配線箱を設け、前記取付板の貫通孔を前記配線箱も貫通
する寸法で形成し、前記本体を取り付ける前記フランジ
に切欠部を形成し、前記貫通孔および切欠部を通し前記
電源コードを配線する構成としたので、電源コードの引
出口を取付板に専用に設ける必要もなく配線も容易とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の床下換気扇の分解斜視図
【図2】同第1実施例の床下換気扇の遮へい板の部分斜
視図
【図3】同第1実施例の床下換気扇を設置する換気口が
上方位置にあるときの設置状態を示す断面図
【図4】同第1実施例の床下換気扇を設置する換気口が
床面近くにあるときの設置状態を示す断面図
【図5】同第2実施例の床下換気扇の分解斜視図
【図6】同第2実施例の床下換気扇のフランジ部を示す
部分斜視図
【図7】同第2実施例の床下換気扇の雨水防止グリルの
断面図
【図8】同第3実施例の床下換気扇の取付板と本体の分
解斜視図
【図9】同第3実施例の床下換気扇の電源コードの引き
出し状態を示す断面図
【図10】同第4実施例の床下換気扇の本体と雨水防止
グリルおよび前面グリルの関係を示す断面図
【図11】従来の床下換気扇の分解斜視図
【符号の説明】
1 送風機 2 フランジ 2A フランジ 2B フランジ 3 本体 4 貫通孔 4A 貫通孔 5 壁部 6 換気口 7 取付板 7a 上辺 7b 下辺 8 長孔 9 ねじ 13 遮へい板 13a 薄肉部 14 グリル部 14a 雨水防止板 15 雨水防止グリル 16 前面グリル 16a 通気口 17 凹部 18 電源コード 19 配線箱 20 切欠部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−13872(JP,A) 実開 平3−67835(JP,U) 実開 平1−169744(JP,U) 実開 平1−169745(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 7/10

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前後に開口を有した箱状で内部に送風機
    を内蔵し、前部に外方に向け突出するフランジを有した
    本体と、この本体の箱状部が貫通する貫通孔を有し、床
    下の壁部に設けられた換気口の周辺部に取り付けられる
    枠状の取付板とを備え、前記本体は前記壁部に取り付け
    られた前記取付板の貫通孔に屋外側から挿入し、前記フ
    ランジを介して着脱自在に取り付けられる床下換気扇に
    おいて、前記本体を前記貫通孔内の上下方向に移動可能
    な範囲内で取付自在とし、前記貫通孔と前記本体間に形
    成される隙間を遮へいする水平方向に切離自在な遮へい
    板を上下に有し、前記貫通孔に設けられる雨水防止グリ
    ルを備えた床下換気扇。
  2. 【請求項2】 遮へい板に切離自在の水平方向の薄肉部
    を所定間隔で複数設け樹脂で一体成形して構成した請求
    項1記載の床下換気扇。
  3. 【請求項3】 本体のフランジに上下方向に形成された
    長孔に沿って、前記フランジを介して前記本体を取り付
    ける取付ねじの頭部が係合する凹部を、雨水防止グリル
    の遮へい板に設けた薄肉部のピッチ間隔と同一間隔で複
    数段に設けた請求項2記載の床下換気扇。
  4. 【請求項4】 前後に開口を有した箱状で内部に送風機
    を内蔵し、前部に外方に向け突出するフランジを有した
    本体と、この本体の箱状部が貫通する貫通孔を有し、床
    下の壁部に設けられた換気口の周辺部に取り付けられる
    枠状の取付板とを備え、前記本体は前記壁部に取り付け
    られた前記取付板の貫通孔に屋外側から挿入し、前記フ
    ランジを介して着脱自在に取り付けられる床下換気扇に
    おいて、前記本体の側部に電源コードを接続する配線箱
    を設け、前記取付板の貫通孔を前記配線箱も貫通する寸
    法で形成し、前記本体を取り付ける前記フランジに切欠
    部を形成し、前記貫通孔および切欠部を通し前記電源コ
    ードを配線する構成とした床下換気扇。
  5. 【請求項5】 取付板の貫通孔に設けられる雨水防止グ
    リルを覆うように前記取付板に設けられる前面グリルを
    備え、前記雨水防止グリルを形成する複数の雨水防止板
    が前記前面グリルの通気口に対応しないように前記雨水
    防止板と前記通気口を所定のピッチ間隔で形成した請求
    項1、2、または3記載の床下換気扇。
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