JP3072137B2 - 遠隔会議システムの会議資料指定方法及び遠隔会議システム - Google Patents

遠隔会議システムの会議資料指定方法及び遠隔会議システム

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JP3072137B2
JP3072137B2 JP3059267A JP5926791A JP3072137B2 JP 3072137 B2 JP3072137 B2 JP 3072137B2 JP 3059267 A JP3059267 A JP 3059267A JP 5926791 A JP5926791 A JP 5926791A JP 3072137 B2 JP3072137 B2 JP 3072137B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願各発明は、遠隔会議システム
の会議資料指定方法及び遠隔会議システムに関し、詳し
くは、遠隔会議に参加する各端末が、あらかじめ会議に
使用する自己の会議資料を遠隔会議に参加する他の端末
に伝送し、会議中に、該あらかじめ伝送した会議資料を
所定の方法で特定することにより、通信費を軽減しつ
つ、スムースな遠隔会議を行なう遠隔会議システムの会
議資料指定方法および遠隔会議システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近時、通信網の発達により、通信回線等
を利用して端末(会議室)間を結び、同一の会議資料を
ディスプレイ等の表示装置に表示して、会議を行なう遠
隔会議が行なわれるようになってきた。従来の遠隔会議
システムにおいては、遠隔会議に使用する会議資料を、
会議中に相手端末に伝送し、同一の会議資料をディスプ
レイ等の表示装置に表示して、会議を行なっている。
【0003】ところが、会議をスムースに行なわせるに
は、会議資料を画像データとして高速で相手端末に伝送
する必要があるが、このような会議資料を高速で伝送し
ようとすると、通信回線として高速の専用回線を引い
て、会議資料を伝送する必要がある。そのため、高速の
専用回線を引くための費用や通信費が高くつき、遠隔会
議システムの運営経費が高くなるという問題があった。
【0004】そこで、従来、特公平2−30624号公
報に記載されているような遠隔会議装置が提案されてい
る。この遠隔会議装置は、遠隔会議を構成する各会議室
に、画像を入力する手段と、入力した画像に対しIDを
設定する手段と、入力した画像のID番号とファイルア
ドレスとの対応テーブルを記憶する第1のテーブル記憶
手段と、会議開始前には入力した画像とこれに対応する
ID番号とを受信し、会議中にはID番号のみを送信す
る手段と、会議開始前には送信されてきた画像とID番
号とを受信し会議中にはID番号のみを受信する手段
と、受信した画像を記憶する第2の画像ファイル手段
と、受信した画像のID番号とファイルアドレスとの対
応テーブルを記憶する第2のテーブル記憶手段と、第1
と第2の画像ファイル手段に記憶された画像をID番号
に従ってディスプレイ装置に表示する表示手段と、を設
け、会議開始前には、第1の会議室において画像を入力
し、第1の画像ファイル手段に入力した画像を記憶し、
入力した画像に対しID番号を設定し、このID番号と
入力した画像を記憶したファイルアドレスとの対応テー
ブルを第1のテーブル記憶手段に記憶し、入力した画像
とこれに対応するID番号を第2の会議室に送信し、第
2の会議室においては画像とID番号を受信し、受信し
た画像を第2の画像ファイル手段に記憶し、受信した画
像のID番号と受信した画像を記憶したファイルアドレ
スとの対応テーブルを第2のテーブル記憶手段に記憶
し、会議中には、第1の会議室においてID番号を指定
することにより、このID番号を第2の会議室に送信す
るとともに、第1のテーブル記憶手段に記憶されている
対応テーブルから指定されたID番号に対応する画像の
ファイルアドレスを求め、このファイルアドレスに従っ
て第1の画像ファイル手段から指定されたID番号に対
応する画像を読み出し表示手段に表示し、第2の会議室
においては、ID番号を受信し、第2のテーブル記憶手
段に記憶されている対応テーブルから受信したID番号
に対応する画像のファイルアドレスを求め、このファイ
ルアドレスにしたがって第2の画像ファイル手段から受
信したID番号に対応する画像を読み出し表示手段に表
示し、第2の会議室においても会議開始前、会議中に前
記第1の会議室に対応する制御を行なう。
【0005】したがって、2つの会議室を結んで遠隔会
議を行なう場合に、伝送速度の遅い通信回線を使用し
て、ID番号を付した会議資料を双方の会議室が相手会
議室に会議開始前に送信しておき、双方の会議室が自己
の会議資料と相手先から事前に送信されてきた会議資料
をテーブル記憶手段に記憶した画像のID番号と画像を
記憶したファイルアドレスとの対応テーブルに基づいて
管理する。会議中には、ID番号のみを送信することに
より、該テーブル記憶手段の対応テーブルに基づいて、
該ID番号に対応する会議資料を画像ファイル手段から
読み出して表示手段に表示することができる。その結
果、会議開始前に低速の通信回線を介して送信した会議
資料に基づいて、スムースに遠隔会議を行なうことがで
き、遠隔会議システムの運営経費を低減しつつ、2つの
会議室間でスムースな遠隔会議を行なうことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の遠隔会議システムにあっては、2つの会議室
を対象とし、各会議室が独自に会議資料にID番号を付
与して、相手会議室に送信し、各会議資料を当該ID番
号と会議資料を記憶したファイルのアドレスとの対応テ
ーブルに基づいて管理していたため、遠隔会議が、3つ
以上の会議室(端末)で構成される場合には、会議室
(端末)の識別方法がなく、会議資料を一義的に特定す
ることができない。その結果、3つ以上の会議室で構成
される遠隔会議には、対応することができない。また、
ID番号と会議資料を記憶したファイルアドレスとの対
応テーブルを記憶するテーブル記憶手段を必要とし、コ
ストが高くつくだけでなく、会議資料へのアクセスが、
ID番号→対応テーブル→会議資料の順に行なわれ、会
議資料へのアクセスが遅くなるとともに、会議資料の管
理が複雑となる。その結果、端末のコストが高くなると
ともに、会議をスムースに行なう上でなお改善の余地が
あった。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
多地点接続制御装置を介して参加対象の複数の端末間を
接続し、該複数の端末が自己の会議資料を他の端末に画
像データとして伝送するとともに、自己の会議資料及び
他の端末から伝送されてきた会議資料を会議前に自己の
メモリに蓄積して保有する遠隔会議システムの会議資料
指定方法であって、 参加対象の特定端末が各端末に対
し、ユニークな端末識別番号を割り当てる端末識別記号
割り当てステップと、各端末が自己の会議資料に対し、
当該端末識別記号と自己の全ての会議資料に対して割り
当てた通しぺージを示すページ識別記号とを含む資料名
を付与する資料名付与ステップと、各端末が該資料名を
付与した会議資料を会議前に他の各端末に伝送する会議
資料伝送ステップと、各端末が自己の会議資料と他の端
末から伝送されてきた会議資料とを、当該資料名ととも
にメモリに蓄積する会議資料蓄積ステップと、を有する
ことを特徴とし、請求項2記載の発明は、多地点接続制
御装置を介して参加対象の複数の端末間を接続し、該複
数の端末が自己の会議資料を他の端末に画像データとし
て伝送するとともに、自己の会議資料及び他の端末から
伝送されてきた会議資料を会議前に自己のメモリに蓄積
して保有する遠隔会議システムであって、参加対象の特
定端末には、各端末に対してユニークな端末識別番号を
割り当てる端末識別記号割り当て手段を備え、各端末に
は、自己の会議資料に対して当該端末識別記号と自己の
全ての会議資料に対して割り当てた通しぺージを示すペ
ージ識別記号とを含む資料名を付与する資料名付与手段
と、該資料名を付与した会議資料を会議前に他の各端末
に伝送する会議資料伝送手段と、自己の会議資料と他の
端末から伝送されてきた会議資料とを当該資料名ととも
にメモリに蓄積する会議資料蓄積手段と、会議中に当該
資料名を指定した資料表示請求が行われた場合は、当該
資料名が付与された会議資料をメモリから読み出して表
示する会議資料表示手段と、を備えたことを特徴とし、
請求項3記載の発明は、多地点接続制御装置を介して参
加対象の複数の端末間を接続し、該複数の端末が自己の
会議資料を他の端末に画像データとして伝送するととも
に、自己の会議資料及び他の端末から伝送されてきた会
議資料を会議前に自己のメモリに蓄積して保有する遠隔
会議システムの会議資料指定方法であって、前記各端末
が特定端末に対し、自己の端末識別記号の割り当てを要
求する割り当て要求ステップと、特定端末が端末識別記
号の割り当て要求に応じ、各端末毎にユニークな端末識
別記号を割り当てる端末識別記号割り当てステップと、
各端末が自己の会議資料に対し、特定端末によって割り
当てられた端末識別記号と自己の全ての会議資料に対し
て割り当てた通しぺージを示すページ識別記号とを含む
資料名を付与する資料名付与ステップと、各端末が他の
端末に対し、該資料名を付与した自己の会議資料を会議
前に伝送する会議資料伝送ステップと、各端末が自己の
会議資料と他の端末から伝送されてきた会議資料とを、
資料名とともにメモリに蓄積する会議資料蓄積ステップ
と、を有することを特徴とし、請求項4記載の発明は、
多地点接続制御装置を介して参加対象の複数の端末間を
接続し、該複数の端末が自己の会議資料を他の端末に画
像データとして伝送するとともに、自己の会議資料及び
他の端末から伝送されてきた会議資料を会議前に自己の
メモリに蓄積して保有する遠隔会議システムであって、
参加対象の特定端末には、各端末からの端末識別記号の
割当要求に応じて各端末毎にユニークな端末識別記号を
割り当てる端末識別記号割り当て手段を備え、各端末に
は、特定端末に対して自己の端末識別記号の割り当てを
要求する割り当て要求手段と、自己の会議資料に対して
特定端末によって割り当てられた端末識別記号と自己の
全ての会議資料に対して割り当てた通しぺージを示すペ
ージ識別記号とを含む資料名を付与する資料名付与手段
と、他の端末に対して該資料名を付与した自己の会議資
料を会議前に伝送する自己資料伝送手段と、自己の会議
資料と他の端末から伝送されてきた会議資料とを資料名
とともにメモリに蓄積する会議資料蓄積手段と、会議中
に当該資料名を指定した資料表示請求が行われた場合
は、当該資料名が付与された会議資料をメモリから読み
出して表示する会議資料表示手段と、を備えたことを特
徴としている。
【0008】
【作用】請求項1記載の発明によれば、多地点接続制御
装置を介して接続された複数の端末が参加し、これら複
数の端末が自己の会議資料を会議前にあらかじめ自己の
メモリに蓄積するとともに、会議前に他の端末に画像と
して伝送する。各端末は、他の端末から伝送されてきた
会議資料を自己のメモリに蓄積して保有する。この各端
末が保有する会議資料には、各会議資料毎に、当該会議
資料を伝送した端末の端末識別記号と、当該あらかじめ
各端末が他の端末に伝送する会議資料のページを示すペ
ージ識別記号と、を含む資料名が付与されている。この
端末識別記号は、会議参加対象の特定の端末(会議予約
端末TE1)によって各端末からの端末識別記号の割当
要求に応じ、各端末毎にユニークに割り当てられたもの
である。また、ページ識別記号は各端末が自己の全ての
会議資料に対して割り当てた通しぺージを示すものであ
る。
【0009】したがって、各端末は、メモリに蓄積する
自己の会議資料と、他の端末から伝送されてきた会議資
料と、を端末識別記号とページ識別記号とを含む資料名
により管理することができ、従来のようにテーブル記憶
手段に記憶した対応テーブルを用いることなく、資料名
により目的とする会議資料を速やかにメモリから読み出
すことができる。その結果、3つ以上の端末で構成され
る遠隔会議システムにおいても、一義的に会議資料を特
定することができ、3つ以上の端末で構成される遠隔会
議システムにおいても、端末のコストを低減しつつ、よ
り一層スムースな遠隔会議を行なうことができる。
【0010】請求項2記載の発明によれば、多地点接続
制御装置を介して接続された複数の端末が参加し、これ
ら複数の端末が自己の会議資料を会議前にあらかじめ自
己のメモリに蓄積するとともに、会議前に他の端末に画
像として伝送する。各端末は、他の端末から伝送されて
きた会議資料を自己のメモリに蓄積して保有する。この
各端末が保有する会議資料には、各会議資料毎に、当該
会議資料を伝送した端末の端末識別記号と、当該あらか
じめ各端末が他の端末に伝送する会議資料のページを示
すページ識別記号と、を含む資料名が付与されている。
この端末識別記号は、会議参加対象の特定の端末(会議
予約端末TE1)によって各端末からの端末識別記号の
割当要求に応じ、各端末毎にユニークに割り当てられた
ものである。また、ページ識別記号は各端末が自己の全
ての会議資料に対して割り当てた通しぺージを示すもの
である。会議中においては、各端末は、目的とする資料
名を指定した資料表示要求を行い、各端末は、該資料名
により特定された会議資料をメモリから読み出して、表
示装置等に出力する。
【0011】したがって、各端末は、メモリに蓄積する
自己の会議資料と、他の端末から伝送されてきた会議資
料と、を端末識別記号とページ識別記号とを含む資料名
により管理することができ、従来のようにテーブル記憶
手段に記憶した対応テーブルを用いることなく、資料名
により目的とする会議資料を速やかにメモリから読み出
して、表示装置等に出力することができる。その結果、
3つ以上の端末で構成される遠隔会議システムにおいて
も、一義的に会議資料を特定して速やかに表示装置等に
出力させることができ、3つ以上の端末で構成される遠
隔会議システムにおいても、各端末のコストを低減しつ
つ、より一層スムースな遠隔会議を行なうことができ
る。
【0012】請求項3記載の発明によれば、多地点接続
制御装置を介して接続された複数の端末が参加し、これ
ら複数の端末が自己の会議資料を会議前にあらかじめ自
己のメモリに蓄積するとともに、会議前に他の端末に画
像として伝送する。各端末は、この会議資料の伝送に先
立って、会議に参加する特定の端末(会議予約端末TE
1)に自己の会議資料に付与する識別記号の割り当てを
要求し、該特定の端末が該要求に応じて各端末毎に当該
端末の会議資料に付与する識別記号を割り当てて通知す
る。識別記号の割り当てを受けた各端末は、該割り当て
られた識別記号を、自己の端末を識別するための端末識
別記号として使用して、自己の会議資料に、該端末識別
記号と、会議資料のページを示すページ識別記号と、を
含む資料名を付与し、該資料名を付与した会議資料を自
己のメモリに蓄積して保有するとともに、会議前にあら
かじめ他の各端末に伝送する。なお、ページ識別記号は
各端末が自己の全ての会議資料に対して割り当てた通し
ぺージを示すものである。
【0013】したがって、各端末の会議資料に付与する
資料名の識別記号を特定の端末で統一して割り当てるこ
とができ、資料名の付与作業を統一的に、かつ効率的に
行なうことができる。また、各端末は、該自己の会議資
料と、他の端末から伝送されてきた会議資料と、を統一
的に割り当てられた端末識別記号とページ識別記号とを
含む資料名により管理することができ、従来のようにテ
ーブル記憶手段に記憶した対応テーブルを用いることな
く、資料名により目的とする会議資料を速やかにメモリ
から読み出することができる。その結果、3つ以上の端
末で構成される遠隔会議システムにおいても、一義的に
会議資料を特定することができるとともに、遠隔会議シ
ステムの運営を効率的に行なうことができ、3つ以上の
端末で構成される遠隔会議システムにおいても、端末の
コストを低減しつつ、より一層スムースな遠隔会議を行
なうことができる。
【0014】請求項4記載の発明によれば、多地点接続
制御装置を介して接続された複数の端末が参加し、これ
ら複数の端末が自己の会議資料を会議前にあらかじめ自
己のメモリに蓄積するとともに、会議前に他の端末に画
像として伝送する。各端末は、この会議資料の伝送に先
立って、会議に参加する特定の端末(会議予約端末TE
1)に自己の会議資料に付与する識別記号の割り当てを
要求し、該特定の端末が該要求に応じて各端末毎に当該
端末の会議資料に付与する識別記号を割り当てて通知す
る。識別記号の割り当てを受けた各端末は、該割り当て
られた識別記号を、自己の端末を識別するための端末識
別記号として使用して、自己の会議資料に、該端末識別
記号と、会議資料のページを示すページ識別記号と、を
含む資料名を付与し、該資料名を付与した会議資料を自
己のメモリに蓄積して保有するとともに、会議前にあら
かじめ他の各端末に伝送する。なお、ページ識別記号は
各端末が自己の全ての会議資料に対して割り当てた通し
ぺージを示すものである。各端末は、他の端末から伝送
されてきた資料名の付された会議資料をメモリに蓄積し
て保有する。会議中においては、各端末は、資料名を指
定し、また他の端末に指定した資料名を送信する。資料
名を指定した端末では、当該指定された資料名の会議資
料をメモリから読み出し、表示装置等に出力する。ま
た、資料名の送信を受けた端末では、当該資料名の会議
資料をメモリから読み出し、表示装置等に出力する。
【0015】したがって、各端末の会議資料に付与する
資料名の識別記号を特定の端末で統一して割り当てるこ
とができ、資料名の付与作業を統一的に、かつ効率的に
行なうことができる。また、各端末は、該自己の会議資
料と、他の端末から伝送されてきた会議資料と、を統一
的に割り当てられた端末識別記号とページ識別記号とを
含む資料名により管理することができ、従来のようにテ
ーブル記憶手段に記憶した対応テーブルを用いることな
く、資料名により目的とする会議資料を速やかにメモリ
から読み出して、表示装置等に出力することができる。
その結果、3つ以上の端末で構成される遠隔会議システ
ムにおいても、一義的に会議資料を特定することができ
るとともに、遠隔会議システムの運営を効率的に行なう
ことができ、3つ以上の端末で構成される遠隔会議シス
テムにおいても、端末のコストを低減しつつ、より一層
スムースな遠隔会議を行なうことができる。
【0016】
【実施例】図1〜図7は、本願各発明の遠隔会議システ
ムの会議資料指定方法及び遠隔会議システムの一実施例
を示す図である。図1は、その遠隔会議システムのシス
テム構成図であり、遠隔会議システムは、多地点接続制
御装置TMと、多地点接続制御装置TMに回線を介して
接続された複数の端末TE1〜TEmおよびTE(m+
1)〜TEnにより構成されている。各端末TE1〜T
Enは、遠隔会議システムの会議室として機能し、回線
としては、例えば、ISDN(Integrated Services Di
gital Network)が利用されている。
【0017】端末TE1〜TEnは、例えば、図2に示
すように構成されている。図2において、端末TE1〜
TEnは、表示器1、VRAM(Video Random Accesss
Memory)2、グラフィックコントローラ3、CPU(C
entral Processing Unit)4、DMAコントローラ5、
割り込みコントローラ6、メモリ7、シリアルインター
フェース8、ライティングパッド9、LAPD(Link A
ccess Procedure on the D-channel)10、ISDNイン
ターフェース11、LAPB(Link Access Procedure on
the B-channel)12、13、メディア多重化装置14、スピ
ーカ15、マイク16、SCSI(Small Computer System
Interface)17、ハードディスク18、シリアルインター
フェース19、キーボード20、SCSI21、スキャナー2
2、プリンターインターフェース23、プリンター24およ
び圧縮・伸長器25を備えており、これら主要な各部は、
システムバス26により接続されている。
【0018】表示器1としては、例えば、CRT(Cath
ode Ray Tube)、液晶表示装置あるいはプロジェクター
等が用いられ、表示器1には、各種情報、特に、各端末
TE1〜TEnの提供する会議資料が表示される。VR
AM2およびグラフィックコントローラ3は、画像デー
タタ(例えば、会議資料)を表示器に画像として表示さ
せるためのものである。
【0019】CPU4は、後述するメモリ7内に記憶さ
れているアプリケーションプログラムに従って端末TE
1〜TEnの各部を制御して、端末TE1〜TEnとし
ての基本シーケンスを実行するとともに、本願各発明の
会議資料への資料名付与処理等を行なう。DMAコント
ローラ6は、端末TE1〜TEnでの各種データのDM
A(Direct Memory Access)の制御を行ない、割り込み
コントローラ7は、割り込み処理を制御する。
【0020】メモリ7には、図2に示すように、会議情
報領域と、アプリケーションプログラム領域とが形成さ
れており、会議情報領域には、会議識別子、招集者、参
加者リスト、端末番号、端末識別記号、開催日時、議題
および会議内容等の遠隔会議を行なうのに必要な各種会
議情報が記憶される。この会議情報のうち、端末識別記
号は、各端末TE1〜TEnが、招集者等特定の端末T
E1〜TEnに要求することにより、付与され、付与さ
れた端末識別記号が書き込まれる。アプリケーションプ
ログラム領域には、会議の環境を実現する会議アプリケ
ーションプログラム等の種々のアプリケーションプログ
ラムが記憶されるが、特に、本願各発明の会議処理への
資料名付与プログラム等が記憶される。
【0021】ライティングパッド9は、シリアルインタ
ーフェース8を介して接続されており、リアルタイムに
手書き情報を入力するためのものである。LAPD10
は、ISDNインターフェース11を介してISDNに接
続されており、ISDNを介して網との間で接続に関す
る情報を交換する。LAPB12、13は、メディア多重化
装置14を介してISDNインターフェース11に接続され
るとともに、メディア多重化装置14には、図外の動画入
力部やスピーカ5およびマイク16等が接続されており、
LAPB12、13は、ライティングパッド9、スキャナー
22及びCPU4上でアプリケーションプログラムにより
作成されたデータ等をISDNを介して相手端末TE1
〜TEnに送信したり、相手端末TE1〜TEnから送
信されてきた同様のデータの受信を行なう。
【0022】メディア多重化装置14は、LAPB12、13
からの上記データや相手端末TE1〜TEnからの同様
のデータ、およびマイク16から入力された音声データ、
さらには、動画データ等の種々のメディアを一つのIS
DN回線上に多重化して送信し、また、ISDN回線上
を送信されてきた多重化データを分離する。ハードディ
スク18は、SCSI17を介して接続されており、所定
の大容量を有している。ハードディスク18内には、遠隔
会議に使用する各種データ、例えば、ライティングパッ
ド9から入力された手書き情報、図外の動画入力部から
入力された動画データ、さらには、スキャナー22で読み
取った原稿の画像データ等が記憶され、また、ISDN
を介して送信されてきた受信画像データ等が記憶され
る。特に、ハードディスク18には、あらかじめ入力され
た会議資料が記憶され、この会議資料としては、各端末
TE1〜TEnが自己の会議資料として入力したデータ
と、他の端末TE1〜TEnから送信されてきた会議資
料としてのデータとがある。したがって、ハードディス
ク18は、自己の会議資料や他の端末TE1〜TEnの会
議資料を記憶するメモリとして機能する。
【0023】キーボード20は、シリアルインターフェー
ス19を介して接続されており、文字データ等各種データ
を入力する通常のキーボードである。スキャナー22は、
SCSI21を介して接続されており、スキャナ22として
は、例えば、CCD(Charge Coupled Device)を利用
したイメージスキャナが利用されている。スキャナ22
は、原稿を走査して原稿の画情報を読み取る。
【0024】プリンター24は、プリンターインターフェ
ース23を介して接続されており、プリンター24として
は、例えば、サーマル素子を利用したサーマルプリンタ
ーが使用されている。プロッタ24は、受信したり、自端
末で作成した画像データや文書データを感熱記録紙に直
接、あるいは、普通記録紙にインクシートを介して間接
的に記録する。
【0025】圧縮・伸長器25は、スキャナー22で読み取
った画像データを送信に適した符号化方式で符号化して
圧縮し、また受信した画像データを表示器1やプリンタ
ー24で記録出力するために復号化して伸長する。多地点
接続制御装置TMは、通常の多地点接続制御装置であ
り、ISDNの交換器の一部に実現されていてもよい
し、交換器とは別に独立して実現されていてもよい。遠
隔会議の招集者は、遠隔会議の招集に先立って多地点接
続制御装置TMに会議要求を行ない、多地点接続制御装
置TMは、会議要求があると、会議識別子を会議要求を
してきた招集者に付与する。会議招集者は、会議識別子
が付与されると、会議識別子を指定して、会議モード、
予約者、予約端末番号、分配リスト及び予約時間からな
る会議予約情報を多地点接続制御装置TMに通知する。
多地点接続制御装置TMは、会議予約情報を受け取る
と、図3に示すように、受け取った会議予約情報を会議
識別子と対応させて登録する。なお、図3において、分
配リストに、TE1、TE2、TE3、TE4と記載さ
れているのは、端末番号(後述する01、02、03、
04)を示しており、Aは、参加・不参加フラグを、ま
た、Bは、議長フラグを示している。
【0026】次に作用を説明する。いま、遠隔会議が、
図1の端末TE1の招集のもとに、端末TE1、TE
2、TE3、TE4の間で行なわれるものとする。遠隔
会議は、図4に示すように、まず会議予約端末TE1が
多地点接続制御装置TMに会議の予約を行なう。
【0027】多地点接続制御装置TMは、会議の予約が
あると、会議識別子を付与する。会議予約端末TE1
は、会議識別子が付与されると、付与された会議識別子
を指定して、会議モード、予約者、予約端末番号、分配
リスト及び予約時間からなる会議予約情報を多地点接続
制御装置TMに通知する。多地点接続制御装置TMは、
会議予約情報を受け取ると、図3に示したように、受け
取った会議予約情報を会議識別子に対応させて登録す
る。
【0028】一方、会議予約端末TE1は、会議開催通
知を遠隔会議に参加する他の端末(被招集端末TE2、
TE3、TE4)に行なう。会議開催通知を受け取った
被招集端末TE2、TE3、TE4は、会議予約端末T
E1に端末識別記号の要求を行なう。端末識別記号の要
求を受け取った会議予約端末TE1は、端末識別記号を
付与する。この端末識別記号は、例えば、端末TE1〜
TEnとして表示しているTEの後に付いている数字を
2桁で示したもの、01、02、03、04等であり、
会議予約端末TE1が適時設定する。この端末識別記号
は、後述する会議資料の端末識別子として使用される。
この資料識別子の要求手順の詳細は、図5に示すように
行なわれる。すなわち、被招集端末TE2、TE3、T
E4が、会議予約端末TE1を発呼し、会議予約端末T
E1から応答があると、資料識別子要求を行なう。会議
予約端末TE1は、資料識別子要求があると、会議に参
加する各端末TE1〜TE4毎に統一して端末識別記号
を設定し、設定した端末識別記号を資料識別子として、
すなわち、端末識別子として資料識別子要求をしてきた
被招集端末TE2、TE3、TE4に送信する。端末識
別子を受け取った被招集端末TE2、TE3、TE4
は、呼切断要求を行ない、処理を終了する。この場合、
端末識別子(資料識別子)を付与する端末TE1〜TE
4としては、会議予約端末TE1に限るものではなく、
遠隔会議に参加する端末TE1〜TE4の中であらかじ
め定めた特定の端末TE1〜TE4であってもよい。し
たがって、端末識別子を遠隔会議に参加する特定の端末
TE1〜TE4が統一して付与することができ、端末識
別子の管理を効率的に行なうことができる。
【0029】被招集端末TE2、TE3、TE4は、端
末識別記号が付与されると、メモリ7に付与された端末
識別記号を登録する。各端末TE1〜TE4は、会議予
約端末TE1を含めて端末識別記号が割り当てられる
と、会議に使用する自己の会議資料のハードディスク18
への記憶、および他の端末TE1〜TE4への配布の依
頼を多地点接続制御装置TMに行なう。すなわち、各端
末TE1〜TE4は、会議に使用する自己の会議資料を
スキャナー22等から入力し、入力した会議資料に、資料
名を付してハードディスク18に記憶する。この資料名
は、上記割り当てられた端末識別記号と、当該会議資料
のページを示すページ識別記号と、を有しており、資料
名は、例えば、以下に示すように構成されている。 CONF05_01.P05 この資料名において、「CONF」は、会議識別子であ
り、「CONF」の次に記載されている「05」は、当
該会議識別子の遠隔会議の会議回数である。また、「0
1」は、上記割り当てられた端末識別子であり、「P0
5」は、当該端末識別子の端末TE1〜TE4の会議資
料のうち何頁目であるかを示すページ識別子である。す
なわち、各端末の会議資料は、当該端末TE1〜TEn
の会議資料が複数の種類ある場合においても、その全て
の会議資料に対して通しページで管理し、その通しペー
ジを上記資料名のページ識別子として割り当てる。した
がって、資料名には、その会議資料を提供した端末TE
1〜TE4を識別するための端末識別子と、その端末T
E1〜TE4の提供した会議資料のどのページの資料で
あるかを示すページ識別子と、を含んでおり、資料名に
よりどの端末TE1〜TE4の提供したどの会議資料で
あるかを一義的に特定することができる。
【0030】このように、各端末TE1〜TE4は、全
ての会議資料に資料名を付してハードディスク18に記憶
するとともに、当該資料名を付した会議資料を、多地点
接続制御装置TMに送信して他の端末TE1〜TEnへ
の配布を依頼する。各端末TE1〜TE4は、この会議
資料の配布依頼に際して、自己の端末番号を明示して多
地点接続制御装置TMに会議資料の配布を依頼する。
【0031】多地点接続制御装置TMは、各端末TE1
〜TE4から会議資料の配布要求があると、上記図3に
示した会議予約情報を参照し、会議予約情報の会議識別
子と分配リストを対応付け、会議資料の配布要求をして
きた端末TE1〜TE4以外の端末TE1〜TE4に依
頼された会議資料を分配する。すなわち、いま、図6、
図7に示すように、端末TE2から多地点接続制御装置
TMに会議資料の配布要求を行なうものとすると、端末
TE2は、多地点接続制御装置TMに呼接続要求を行な
い、多地点接続制御装置TMから応答があると、資料送
信要求を多地点接続制御装置TMに送信する。端末TE
2は、多地点接続制御装置TMから応答があると、会議
資料の送信を行ない、すべての会議資料の送信が完了す
ると、資料送信終了信号を多地点接続制御装置TMに送
信する。多地点接続制御装置TMから資料を正常に受信
した旨の応答があると、呼切断要求を出力して、処理を
終了する。多地点接続制御装置TMは、端末TE2から
資料配布依頼があると、送信されてきた会議資料を会議
予約情報の分配リストに従って資料配布依頼をしてきた
端末TE1〜TE4以外の端末TE1、TE3、TE4
に会議資料を分配する。各端末TE1〜TE4は、伝送
されてきた会議資料をハードディスク18に蓄積して、保
有する。
【0032】このようにして各端末TE1〜TE4から
分配される会議資料には、上記会議資料名が付与されて
いる。したがって、各端末TE1〜TE4は、会議中に
特定の会議資料に基づいて会議を行なう場合には、資料
名を指定することにより目的とする会議資料を特定する
ことができる。会議資料の配布が完了し、会議時間がく
ると、図4に示すように、会議予約端末TE1が会議招
集のための発呼を多地点接続制御装置TMに行ない、多
地点接続制御装置TMは分配リストにしたがって、当該
遠隔会議に登録された被招集端末TE2、TE3、TE
4を呼び出す。各被招集端末TE2、TE3、TE4が
応答を多地点接続制御装置TMに返すと、呼び出し完了
を会議予約端末TE1に出力し、会議が開催される。
【0033】この会議中に各端末TE1〜TE4が、会
議資料に基づいて会議を進行しようとする場合、資料表
示操作を行なうことにより、目的とする会議資料を特定
して、自端末TE1〜TE4の表示器1および他の端末
TE1〜TE4の表示器1に表示させることができる。
例えば、いま端末TE2が資料表示を要求する場合、図
7に示すように、端末TE2は、自己の端末番号、表示
要求および資料名を明示した資料操作を多地点接続制御
装置TMに行なう。多地点接続制御装置TMは、資料操
作があると、分配リストに従って他の端末TE1〜TE
4に資料名を資料操作指示を出力し、他の各端末TE1
〜TE4は、資料操作指示があると、応答を多地点接続
制御装置TMに出力する。多地点接続制御装置TMは、
他の各端末TE1〜TE4から応答を受け取ると、応答
を資料操作要求を出した端末TE2に出力する。各端末
TE1〜TE4は、資料要求があると、当該資料要求の
資料名の資料をハードディスク18から読み出し、圧縮・
伸長器25で伸長した後、グラフィックコントローラ3お
よびVRAM2を介して表示器1に表示させる。このと
き、会議資料が、端末識別子およびページ識別子を含む
資料名により指定されるため、指定された会議資料が資
料名により一義的に特定されるとともに、従来のよう
に、会議資料とIDとを対応させる対応テーブルを参照
することなく、指定された資料名により直接ハードディ
スク18から該当する会議資料を直接読み出すことができ
る。
【0034】したがって、各端末TE1〜TE4は、メ
モリ(ハードディスク18)に蓄積する自己の会議資料
と、他の端末TE1〜TE4から伝送されてきた会議資
料と、を端末識別記号とページ識別記号とを含む資料名
により管理することができ、従来のようにテーブル記憶
手段に記憶した対応テーブルを用いることなく、資料名
により目的とする会議資料を速やかにハードディスク18
から読み出し、また表示装置(表示器1)等に出力する
ことができる。その結果、3つ以上の端末で構成される
遠隔会議システムにおいても、一義的に会議資料を特定
して速やかに表示装置等に出力させることができ、3つ
以上の端末で構成される遠隔会議システムにおいても、
各端末の対応テーブルを記憶するテーブル記憶手段を削
除してコストを低減しつつ、より一層スムースな遠隔会
議を行なうことができる。
【0035】また、各端末の会議資料に付与する資料名
の識別記号を特定の端末で統一して割り当てることがで
き、資料名の付与作業を統一的に、かつ効率的に行うこ
とができる。また、各端末は、該自己の会議資料と、他
の端末から伝送されてきた会議資料と、を統一的に割り
当てられた端末識別記号とページ識別記号とを含む資料
名により管理することができ、従来のようにテーブル記
憶手段に記憶した対応テーブルを用いることなく、資料
名により目的とする会議資料を速やかにメモリから読み
出して、表示装置等に出力することができる。なお、本
実施例では、会議予約端末(特定端末)TE1のCPU
4等が端末識別記号割り当て手段を構成し、各端末TE
1〜TEnのCPU4等が資料名付与手段を構成し、各
端末TE1〜TEnのCPU4、ISDNインタフェー
ス11、LAPB12等が会議資料伝送手段を構成し、
各端末TE1〜TEnのCPU4、ハードディスク18
等が会議資料蓄積手段を構成し、各端末TE1〜TEn
のCPU4、グラフィックコントローラ3、表示器1等
が会議資料表示手段を構成し、各端末TE2〜TEnの
CPU4、ISDNインタフェース11等が割り当て要
求手段を構成する。
【0036】請求項1記載の発明によれば、多地点接続
制御装置を介して遠隔会議に参加する各端末が、メモリ
に蓄積する自己の会議資料と、他の端末から伝送されて
きた会議資料と、を、特定端末(会議予約端末TE1)
によって各端末毎に割り当てられたユニークな端末識別
記号と自己の全ての会議資料に対して割り当てた通しぺ
ージを示すページ識別記号と含む資料名により管理する
ことができ、従来のようにテーブル記憶手段に記憶した
対応テーブルを用いることなく、資料名により目的とす
る会議資料を速やかにメモリから読み出すことができ
る。その結果、3つ以上の端末で構成される遠隔会議シ
ステムにおいても、一義的に会議資料を特定することが
でき、3つ以上の端末で構成される遠隔会議システムに
おいても、端末のコストを低減しつつ、より一層スムー
スな遠隔会議を行うことができる。
【0037】請求項2記載の発明によれば、多地点接続
制御装置を介して遠隔会議に参加する各端末が、メモリ
に蓄積する自己の会議資料と、他の端末から伝送されて
きた会議資料と、を、特定端末(会議予約端末TE1)
によって各端末毎に割り当てられたユニークな端末識別
記号と自己の全ての会議資料に対して割り当てた通しぺ
ージを示すページ識別記号と含む資料名により管理する
ことができるとともに、会議中に資料名を指定した資料
表示要求があると、従来のようにテーブル記憶手段に記
憶した対応テーブルを用いることなく、資料名により目
的とする会議資料を直接、かつ速やかにメモリから読み
出して、表示装置等に出力することができる。その結
果、3つ以上の端末で構成される遠隔会議システムにお
いても、一義的に会議資料を特定することができ、3つ
以上の端末で構成される遠隔会議システムにおいても、
端末のコストを低減しつつ、より一層スムースな遠隔会
議を行うことができる。
【0038】請求項3記載の発明によれば、多地点接続
制御装置を介して接続された複数の端末が参加する遠隔
会議において、各端末の会議資料に付与する資料名の識
別記号を特定端末(会議予約端末TE1)で統一して割
り当てることができ、資料名の付与作業を統一的に、か
つ効率的に行うことができる。また、各端末は、該自己
の会議資料と、他の端末から伝送されてきた会議資料
と、を統一的に割り当てられた端末識別記号と自己の全
ての会議資料に対して割り当てた通しぺージを示すペー
ジ識別記号とを含む資料名により管理することができ、
従来のようにテーブル記憶手段に記憶した対応テーブル
を用いることなく、資料名により目的とする会議資料を
直接、かつ速やかにメモリから読み出すことができる。
その結果、3つ以上の端末で構成される遠隔会議システ
ムにおいても、一義的に会議資料を特定することがで
き、3つ以上の端末で構成される遠隔会議システムにお
いても、端末のコストを低減しつつ、より一層スムース
な遠隔会議を行うことができる。
【0039】請求項4記載の発明によれば、多地点接続
制御装置を介して接続された複数の端末が参加する遠隔
会議において、各端末の会議資料に付与する資料名の識
別記号を特定端末(会議予約端末TE1)で統一して割
り当てることができ、資料名の付与作業を統一的に、か
つ効率的に行うことができる。また、各端末は、該自己
の会議資料と、他の端末から伝送されてきた会議資料
と、を統一的に割り当てられた端末識別記号と自己の全
ての会議資料に対して割り当てた通しぺージを示すペー
ジ識別記号とを含む資料名により管理することができ、
従来のようにテーブル記憶手段に記憶した対応テーブル
を用いることなく、資料名により目的とする会議資料を
直接、かつ速やかにメモリから読み出すことができる。
その結果、3つ以上の端末で構成される遠隔会議システ
ムにおいても、一義的に会議資料を特定することがで
き、3つ以上の端末で構成される遠隔会議システムにお
いても、端末のコストを低減しつつ、より一層スムース
な遠隔会議を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願各発明による遠隔会議システムの会議資料
指定方法及び遠隔会議システムの適用される遠隔会議シ
ステム図。
【図2】図1の遠隔会議システムの端末のブロック図。
【図3】図1の遠隔会議システムの多地点接続制御装置
の会議予約情報を示す図。
【図4】本願各発明による遠隔会議システムの会議資料
指定方法及び遠隔会議システムの遠隔会議のタイムシー
ケンス図。
【図5】本願各発明による遠隔会議システムの会議資料
指定方法及び遠隔会議システムの端末識別子要求時のタ
イムシーケンス図。
【図6】本願各発明による遠隔会議システムの会議資料
指定方法及び遠隔会議システムの会議資料配布処理時の
タイムシーケンス図。
【図7】本願各発明による遠隔会議システムの会議資料
指定方法及び遠隔会議システムの会議資料表示処理の説
明図。
【符号の説明】
1 表示器 4 CPU 7 メモリ 18 ハードディスク 22 スキャナー 23 プリンター TE1からTEn 端末 TM 多地点接続制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 3/42 - 3/56 H04M 11/00 - 11/10 H04N 1/00 G06F 9/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多地点接続制御装置を介して参加対象の複
    数の端末間を接続し、該複数の端末が自己の会議資料を
    他の端末に画像データとして伝送するとともに、自己の
    会議資料及び他の端末から伝送されてきた会議資料を会
    議前に自己のメモリに蓄積して保有する遠隔会議システ
    ムの会議資料指定方法であって、 参加対象の特定端末が各端末に対し、ユニークな端末識
    別番号を割り当てる端末識別記号割り当てステップと、 各端末が自己の会議資料に対し、当該端末識別記号と自
    己の全ての会議資料に対して割り当てた通しぺージを示
    すページ識別記号とを含む資料名を付与する資料名付与
    ステップと、 各端末が該資料名を付与した会議資料を会議前に他の各
    端末に伝送する会議資料伝送ステップと、 各端末が自己の会議資料と他の端末から伝送されてきた
    会議資料とを、当該資料名とともにメモリに蓄積する会
    議資料蓄積ステップと、 を有する ことを特徴とする遠隔会議システムの会議資料
    指定方法。
  2. 【請求項2】多地点接続制御装置を介して参加対象の複
    数の端末間を接続し、該複数の端末が自己の会議資料を
    他の端末に画像データとして伝送するとともに、自己の
    会議資料及び他の端末から伝送されてきた会議資料を会
    議前に自己のメモリに蓄積して保有する遠隔会議システ
    ムであって、 参加対象の特定端末には、各端末に対してユニークな端
    末識別番号を割り当てる端末識別記号割り当て手段を備
    え、 各端末には、自己の会議資料に対して当該端末識別記号
    と自己の全ての会議資料に対して割り当てた通しぺージ
    を示すページ識別記号とを含む資料名を付与する資料名
    付与手段と、該資料名を付与した会議資料を会議前に他
    の各端末に伝送する会議資料伝送手段と、自己の会議資
    料と他の端末から伝送されてきた会議資料とを当該資料
    名とともにメモリに蓄積する会議資料蓄積手段と、会議
    中に当該資料名を指定した資料表示請求が行われた場合
    は、当該資料名が付与された会議 資料をメモリから読み
    出して表示する会議資料表示手段と、 を備えた ことを特徴とする遠隔会議システム。
  3. 【請求項3】多地点接続制御装置を介して参加対象の複
    数の端末間を接続し、該複数の端末が自己の会議資料を
    他の端末に画像データとして伝送するとともに、自己の
    会議資料及び他の端末から伝送されてきた会議資料を会
    議前に自己のメモリに蓄積して保有する遠隔会議システ
    ムの会議資料指定方法であって、 前記各端末が特定端末に対し、自己の端末識別記号の割
    り当てを要求する割り当て要求ステップと、 特定端末が端末識別記号の割り当て要求に応じ、各端末
    毎にユニークな端末識別記号を割り当てる端末識別記号
    割り当てステップと、 各端末が自己の会議資料に対し、特定端末によって割り
    当てられた端末識別記号と自己の全ての会議資料に対し
    て割り当てた通しぺージを示すページ識別記号とを含む
    資料名を付与する資料名付与ステップと、 各端末が他の端末に対し、該資料名を付与した自己の会
    議資料を会議前に伝送する会議資料伝送ステップと、 各端末が自己の会議資料と他の端末から伝送されてきた
    会議資料とを、資料名とともにメモリに蓄積する会議資
    料蓄積ステップと、 を有する ことを特徴とする遠隔会議システムの会議資料
    指定方法。
  4. 【請求項4】多地点接続制御装置を介して参加対象の複
    数の端末間を接続し、該複数の端末が自己の会議資料を
    他の端末に画像データとして伝送するとともに、自己の
    会議資料及び他の端末から伝送されてきた会議資料を会
    議前に自己のメモリに蓄積して保有する遠隔会議システ
    ムであって、 参加対象の特定端末には、各端末からの端末識別記号の
    割当要求に応じて各端末毎にユニークな端末識別記号を
    割り当てる端末識別記号割り当て手段を備え、 各端末には、特定端末に対して自己の端末識別記号の割
    り当てを要求する割り当て要求手段と、自己の会議資料
    に対して特定端末によって割り当てられた端末識別記号
    と自己の全ての会議資料に対して割り当てた通しぺージ
    を示すページ識 別記号とを含む資料名を付与する資料名
    付与手段と、他の端末に対して該資料名を付与した自己
    の会議資料を会議前に伝送する自己資料伝送手段と、自
    己の会議資料と他の端末から伝送されてきた会議資料と
    を資料名とともにメモリに蓄積する会議資料蓄積手段
    と、会議中に当該資料名を指定した資料表示請求が行わ
    れた場合は、当該資料名が付与された会議資料をメモリ
    から読み出して表示する会議資料表示手段と、を備えた
    ことを特徴とする遠隔会議システム。
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