JP3072006U - 電線コネクタにおけるプラグ本体とカップリングの固定構造 - Google Patents

電線コネクタにおけるプラグ本体とカップリングの固定構造

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JP3072006U
JP3072006U JP2000002829U JP2000002829U JP3072006U JP 3072006 U JP3072006 U JP 3072006U JP 2000002829 U JP2000002829 U JP 2000002829U JP 2000002829 U JP2000002829 U JP 2000002829U JP 3072006 U JP3072006 U JP 3072006U
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JP
Japan
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coupling
shaped ring
plug body
groove
ring
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JP2000002829U
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Inventor
文彦 大島
淳 土田
健二 蟹江
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Nanaboshi Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Nanaboshi Electric Manufacturing Co Ltd
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】従来の様にカップリングをプラグ本体に装着す
る際、圧入により他方側から取り付けているのではな
く、装置のない所でも取り付けができ、必要に応じて解
体を容易に出来るコネクタを提供すること。 【解決手段】カップリング内部の凹溝に断面の丸いC型
リングを装着する。C型リングの外径Aが、カップリン
グ凹溝の内径B、及びカップリング他方側(ケーブル取
り出し口側)端面の内径Cとの関係がA<C+{(B−
C)}÷2になっていて、更にプラグ本体外周の凹溝の
深さDとC型リングの線径Eとの関係がD≦E÷2とな
っていること。

Description

【考案の詳細な説明】 【考案の属する技術分野】
本考案は電線コネクタでプラグ本体にカップリングを固定する方法で、C型リ ングを用いた構造に関する。
【従来の技術】
従来のプラグ本体とカップリングの固定構造は、カップリングの内径がプラグ 本体の外径よりやや小さく、プラグ本体外周の一部にカップリング内径よりも小 さい径の外周面を有しその部分を作動可能にし、一端外周にフランジ部を有し、 他方側から圧入により取り付ける構造、あるいはカップリング内周に凹溝を有し て凹溝に、断面が円もしくは円に類似した形状の抜け止めリング(C型リング) を装着し、抜け止めリング内径がプラグ本体外径よりやや小さく、プラグ本体外 周の一部に抜け止めリング内径よりやや小さい径を有する外周面を有しその部分 を作動可能にし、一端外周にフランジ部を有し、他方側から圧入により取り付け る方法を用いているものが多かった。
【本考案が解決する課題】
従来のプラグ本体とカップリングの固定構造には以下のような欠点があった。 まず、装置を用いることが一般的なので、いつでもどこでも組み立てられる訳 ではなく取り外す必要があるときも簡単に行うことができなかった。
【課題を解決する手段】
本考案はそれらの問題を解決するために考え出されたものである。 まず、プラグ本体外周に凹溝を配し、(嵌合側)一方側から見て奥に向かって 広くなる円錐面を一方側から凹溝より手前に位置するところに配し、プラグ本体 外周の凹溝の径と同一の内径を持つC型リングを有し、カップリングはプラグ本 体の外径よりやや大きい内径で構成され、C型リングをカップリング凹溝に装着 した後、一方側からはめ込みカップリングを押圧し組み立てる。C型リングは断 面が円形で、プラグ本体の凹溝の深さをD、C型リングの線径をEとしたとき、 D≦E÷2にし、他方側からカップリングを押圧することで、C型リングが凹溝 から段部を乗り越えはずれてカップリングがプラグ本体から解体できる様にする 。 C型リング及び、カップリングの内径、カップリング内周に設けられた凹溝の 寸法関係が(アルファベット記号は前述請求項3の通り)A<C+{(B−C) ÷2}にし、バネの復元力を有さずC型リングが装着できる様にする。 以上のようにC型リング及びC型リングの線径、カップリング内径及びカップ リング凹溝、プラグ本体の凹溝の関係が、(アルファベット記号は前述の通り) A<C+{(B−C)÷2}及びD≦E÷2とすることで、組み立て、取り外し が簡単になり前記問題を解決するものである。
【考案の実施の形態】
本考案の実施の形態を図面に基づいて説明する。 図1はC型リング及びA寸法と角度θを示したもので角度θは30°以上とな っている。 図2はカップリング及びB寸法とC寸法を示したものである。 図3はカップリングとC型リングを示したものでC型リングを取り付ける前の 状態で、図4は図3よりC型リングをはめ込んだ状態である。 図5はカップリングとC型リングを示したものでC型リングをカップリング凹 溝に取り付けた状態である。 図6はC型リングを装着したカップリングをプラグ本体に取り付けているとこ ろでC型リングが円錐面にかかっているところである。 図7はC型リングを装着したカップリングをプラグ本体に取り付けているとこ ろで図6よりも装着作業の進んだ状態である。 カップリングをプラグ本体に装着する際、カップリング凹溝の一方側端面1a でC型リングを押圧し、C型リングの内径がプラグ本体の円錐面に合わせて広が って,プラグ本体の外周を他方側に進みプラグ本体外周の凹溝まで到達するとは まり装着出来る。 図8はカップリングをプラグ本体から解体しているところである。このとき、 プラグの外周に設けた凹溝の深さをDとしてC型リングの線径をEとしたとき、 両者寸法の関係はDをE÷2〜E÷3にする事が好ましく、図12の様にD=E ÷3にしたとき解体し易く、図13の様にD=E÷2にしたとき解体しにくくな る。基本的にプラグ本体に設けられた凹溝の深さが一定の時、C型リングの線径 が大きいほど抜けやすく線径が小さいほど抜けにくくなり、C型リングを適宜選 択することが可能である。また、押圧のみではずれない様にする事もできる。C 型リングの断面は楕円でも良い。
【効果】
以上によりカップリングの凹溝にC型リングを取り付ける際、C型リングを収 縮させることなく装着でき、カップリングを嵌合側から押圧するだけで装着でき 組み立て作業が簡単である。また、取り外す必要がある時もカップリングを他方 側から押圧するだけでよく簡単である。更にC型リング線径を変えるだけで、プ ラグ本体からカップリングを解体し易くも、解体しにくくもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】寸法A及び角度θを示したC型リングの外観
図。
【図2】寸法B、寸法Cを示したカップリングの断面
図。
【図3】C型リングをカップリングの凹溝に装着する前
の状態を示した断面図。
【図4】C型リングをカップリングの凹溝に装着すると
ころの状態を示した断面図。
【図5】C型リングをカップリングの凹溝に装着した状
態を示した断面図。
【図6】
【図7】カップリングをプラグ本体に装着しているとこ
ろを示した断面図。
【図8】
【図9】プラグ本体からカップリングを解体するところ
を示した断面図。
【図10】プラグを示した断面図。
【図11】レセプタクルを示した断面図。
【図12】
【図13】プラグ本体外周の凹溝の深さDとC型リング
線径Eの関係を示した説明図。図12はD=E÷3を示
した図、図13はD=E÷2を示した図。
【図14】C型リングがプラグ本体から抜ける途中を示
した拡大断面図。
【符号の説明】
1……カップリング 1a……カップリング凹溝
の一方側端面 2……C型リング 10……プラグ本体 1
1……コンタクト 12……インシュレータ 13……クランプナッ
ト 20……レセプタクル本体 21……コンタクト 22……インシュレータ

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】プラグ本体外周に凹溝を配し、(嵌合側)
    一方側から見て奥に向かって広くなる円錐面を一方側か
    ら凹溝より手前に位置するところに有し、プラグ本体外
    周の凹溝の径と同一の内径を持つC型リングを有し、カ
    ップリングはプラグ本体の外径よりやや大きい内径で構
    成され、一方側からはめ込む様にし、カップリング内部
    の他方側は一定の距離を持つ凹溝を有し、C型リングを
    プラグ本体に装着する際、カップリングの凹溝の一部に
    取り付け一方側から押し込むことによって装着すること
    を特徴とするコネクタ。
  2. 【請求項2】C型リングは弾性変形可能な材質で断面は
    円形をしていてプラグ本体の凹溝の深さより断面の半径
    を大きくし、他方側からカップリングを押圧することで
    C型リングが凹溝から段部を乗り越えはずれて、カップ
    リングがプラグ本体から解体できる事を特徴とする請求
    項第1項のコネクタ。
  3. 【請求項3】C型リングの円の欠けが中心角より30°
    以上でC型リングの外径をA、カップリング凹溝の内径
    をB、カップリング他方側(ケーブル取り出し口側)端
    面の内径をCとし、A<C+{(B−C)÷2}の寸法
    でカップリングの凹溝にC型リングを収める様にし、C
    型リングの弾性変形を必要とせず、C型リングがカップ
    リング内に装着できることを特徴とする請求項第1項の
    コネクタ。
  4. 【請求項4】C型リングの(断面の径)線径を大小異な
    るものを用意し、装置や場所に応じてC型リングを変え
    ることで解体の容易なもの及び解体が困難なもの等を提
    供できることを特徴とする請求項第1項のコネクタ。
JP2000002829U 2000-03-24 2000-03-24 電線コネクタにおけるプラグ本体とカップリングの固定構造 Expired - Lifetime JP3072006U (ja)

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