JP3071995B2 - フィルムビュアー - Google Patents

フィルムビュアー

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JP3071995B2
JP3071995B2 JP6061403A JP6140394A JP3071995B2 JP 3071995 B2 JP3071995 B2 JP 3071995B2 JP 6061403 A JP6061403 A JP 6061403A JP 6140394 A JP6140394 A JP 6140394A JP 3071995 B2 JP3071995 B2 JP 3071995B2
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lens
housing
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靖 佐久間
則夫 瀬戸
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株式会社長田中央研究所
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  • Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
  • Radiography Using Non-Light Waves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フィルムビュアー、よ
り詳細には、歯科治療において用いる歯顎、頭部レント
ゲン写真を観察(診断)するためのフィルムビュアーに
関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来のフィルムビュアーの一例
を説明するための図で、図3(a)は正面図、図3
(b)は図3(a)のB−B線断面図で、図中、1は蛍
光灯等から成る光源21〜24を内蔵する匡体、3は該匡
体1の表面壁の一部を構成する半透明板、4は前記半透
明板3の上辺に沿って配設されたフィルム押え板、5
(5a,5b)はレントゲンフィルム(5aはデンタル
サイズ、5bはパノラマサイズ)、6は光源をオン、オ
フするためのスイッチで、レントゲンフィルム5を読み
取る場合、図に示すように、フィルム押え板4と半透明
板(匡体表面)3との間にフィルム5を差し込んで固定
し、フィルム5の裏側から半透明板3を通して光を当て
てフィルムを透かして見るようにしているが、その際、
領域Aにはデンタルサイズ(31×41mm)のフィル
ム5aを、領域Bにはパノラマサイズ(150(縦)×
300(横)mm)のフィルム5bを取り付けるように
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、フィル
ムビュアーは、レントゲン撮影されたフィルムを透かし
て観察するのに使用して好適なものであるが、像が小さ
い場合等においては、観察が十分にできず、そのような
場合には、手持ちのレンズ等を用いて拡大して観察して
いた。しかし、手持ちのレンズの場合、観察時、片手を
レンズを持つために使用されてしまい、必ずしも、常に
適切な観察姿勢をとることができるとは限らず、作業能
率が悪く、また、レンズの保管管理等も煩らしい等の問
題があった。
【0004】本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなさ
れたもので、特に、フィルムビュアーの前面にレンズを
移動自在に取り付け、該レンズを詳細に観察可能とし、
かつ、簡単に移動し得るようにして操作性をよくするこ
とを目的としてなされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、(1)光源と、該光源を内蔵する匡体の
表面壁の一部を構成する半透明板とを有し、該半透明板
の上部においてレントゲン撮影したフィルムを保持して
フィルム診断を行うフィルムビュアーであって、前記匡
体の表面に対向して左右上下方向に移動可能にレンズを
し、該レンズは、前記匡体の表面を左右方向に移動可
能な支持部材に支持され、かつ、該支持部材に上下方向
に移動可能に保持されているフィルムビュアーにおい
て、前記支持部材は、前記匡体に該匡体の左又は右の端
部において回動可能に取り付けられ、左端又は右端にお
いて前記レンズが前記匡体の裏側に位置されることを特
徴としたものであり、更には、(2)前記匡体の上面に
案内溝を、前記レンズ支持部材の上部に前記案内溝に係
合するピンを有し、該ピンが前記案内溝に沿って移動さ
れることにより、前記レンズ支持部材が前記匡体表面上
を左右に移動され、かつ、該匡体の裏面側に回動される
ことを特徴としたものであり、更には、(3)前記匡体
の上面中央の左端側或いは右端側にピンが立設されると
ともに、前記支持部材の上部に前記ピンに係合する凹部
を前記ピンより後側に有し、該凹部に前記ピンを係合さ
せて前記支持部材を回動させるようにしたことを特徴と
したものである
【0006】
【作用】フィルムビュアーの前面にレンズを左右、上下
方向に移動自在に取り付け、該レンズを詳細に観察した
いフィルムの前面に簡単に移動し得るようにする。
【0007】
【実施例】図1は、本発明によるフィルムビュアーの一
実施例を説明するための正面図で、図1(a)は上面
図、図1(b)は正面図、図1(c)は側面図,使用状
態を示す側面図で、図中、10はフィルムビュアー、2
0はレンズ、30は該レンズを移動自在に支持するため
の支持部材、40は該フィルムビュアー10を固定する
ための固定杆で、支持部材30は、フィルムビュアー1
0の前面を上下方向に平行に横切る2本の案内レール3
1,32から成り、該案内レール31,32に跨がって
レンズ20が上下方向(A方向)に摺動自在に取り付け
られている。なお、レンズ30と案内レール31,32
とは、適当な摩擦力によって、或いは、ばね力等の弾力
によって、レンズ20が任意所望の位置に移動され、か
つ、移動された位置に留まるようになっている。
【0008】また、支持部材30は、フィルムビュアー
10の上面11及び下面12において横方向(B方向)
に摺動自在に取り付けられており、これによって、レン
ズ20をフィルムビュアー10の表面上の任意所望の位
置に移動できるようになっており、レンズ20を詳細に
観察したいフィルムの前に配置して当該フィルムを詳細
に観察することができる。
【0009】レンズ20は、レンズ本体21,円筒状の
レンズ保持部材22で構成され、レンズ本体21は該レ
ンズ保持部材22の上端側に固定されており、該レンズ
保持部材22の下部側は前記レンズ支持部材30の案内
レール31,32に摺動自在に取り付けられている。こ
のように、レンズ保持部材22を筒状にしてある程度の
高さを持たせると、使用時、該レンズ保持部材22を持
って、レンズ20を上下及び左右の任意所望位置に移動
するのが容易になり、操作性がよくなるが、本発明は、
これに限定されるものではない。
【0010】しかし、実際には、全てのフィルムに対し
てレンズが必要というわけでなく、レンズを必要としな
い場合には、レンズがフィルムビュアー10の前面にあ
ることが却って邪魔になってしまう。そこで、本発明に
おいては、レンズを必要としない時は、レンズ20をそ
のまま、つまり、レンズ20をフィルムビュアー10か
ら取り外すことなく、フィルムビュアー10の裏側へ簡
単に持っていけるようにして、該レンズ20がフィルム
観察の診断の邪魔にならないようにした。
【0011】図1において、13はフィルムビュアー
(匡体)10の上面に左右方向に延長して設けられた案
内溝、33はレンズ支持部材30の上部に設けられたピ
ンで、該ピン33は前記案内溝13に係合し、該案内溝
13内を左右方向(B方向)に移動できるようになって
いる。なお、14は匡体10の下面に設けられた案内
溝、34はレンズ支持部材30の下部に設けられたピン
で、これら案内溝14及びピン34も、前記上面側の案
内溝13及びピン33と同様の作用をするものである
が、これら下部側の案内溝及びピンは必ずしも必要でな
く、これらがなくても、レンズ支持部材30は所期の作
用を達成することができる。
【0012】前記案内溝13は、左端及び/又は右端に
おいて、13aにて示すように、折り返されて形成され
ており、該折り返し部13aによって、図中に点線にて
示すように、レンズ支持部材30をフィルムビュアー1
0の裏側に移動し得るようにしている。なお、この場
合、レンズ支持部材30の上面板35に前記ピン31を
取り付ける際に、該上面板35にタップ孔を設け、ピン
33の根元部に該タップ孔に螺合するネジを設けてお
き、該ピン31を該タップ孔にねじ込むことにより、該
ピン33の先端が匡体10の上面に圧接するようにして
おけば、該ピン33を締め付けることにより、レンズ支
持部材30をフィルムビュアー10に固定することがで
き、更には、ピン33を緩めることにより、レンズ支持
部材30を移動することができる。
【0013】図2は、レンズ支持部材30を匡体10の
裏側に持っているための他の例を示す要部構成図で、こ
の例においては、匡体10の上面中央の左端又は右端に
ピン15を立設するとともに、レンズ支持部材30の上
面板35の進行方向後方側で、かつ、前記ピン15より
裏面側に凹部35aを設け、図2の例の場合、レンズ支
持部材30を右端に移動し、ここで、レンズ支持部材3
0を手前に引き、該凹部35aをピン15に係合させ、
この状態で、レンズ支持部材30を矢印A方向に回転す
ると、該レンズ支持部材30の回転半径が距離L分増え
るので、該レンズ支持部材30の案内レール31が匡体
10の角部に当ることなく、該レンズ支持部材30をフ
ィルムビュアー10の裏側に移動することができる。
【0014】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によると、フィルムビュアーの前面に、任意所望の位置
に移動可能にレンズを設けたので、該レンズを用いて、
詳細に観察したいフィルムを拡大して観察することがで
きる。また、レンズを必要としない時は、前記レンズを
フィルムビュアーの裏側に持っていくことができるの
で、該レンズが邪魔になるようなこともない等の利点が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるフィルムビュアーの一実施例を
説明するための表面図である。
【図2】 レンズ支持部材をフィルムビュアーの裏面に
持っていくための機構の一例を説明するための図であ
る。
【図3】 従来のフィルムビュアーの一例を説明するた
めの図である。
【符号の説明】
10…フィルムビュアー、11…上面板、12…下面
板、13,13a,14,14a…案内溝、15…ピ
ン、20…レンズ、21…レンズ本体、22…レンズ保
持部材、30…レンズ支持部材、31,32…案内レー
ル、33,34…ピン、35…上部板、36…凹部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 27/02

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源と、該光源を内蔵する匡体の表面壁
    の一部を構成する半透明板とを有し、該半透明板の上部
    においてレントゲン撮影したフィルムを保持してフィル
    ム診断を行うフィルムビュアーであって、前記匡体の表
    面に対向して左右上下方向に移動可能にレンズを有し、
    該レンズは、前記匡体の表面を左右方向に移動可能な支
    持部材に支持され、かつ、該支持部材に上下方向に移動
    可能に保持されているフィルムビュアーにおいて、前記
    支持部材は、前記匡体に該匡体の左又は右の端部におい
    て回動可能に取り付けられ、左端又は右端において前記
    レンズが前記匡体の裏側に位置されることを特徴とする
    フィルムビュアー。
  2. 【請求項2】 前記匡体の上面に案内溝を、前記レンズ
    支持部材の上部に前記案内溝に係合するピンを有し、該
    ピンが前記案内溝に沿って移動されることにより、前記
    レンズ支持部材が前記匡体表面上を左右に移動され、か
    つ、該匡体の裏面側に回動されることを特徴とする請求
    1に記載のフィルムビュアー。
  3. 【請求項3】 前記匡体の上面中央の左端側或いは右端
    側にピンが立設されるとともに、前記支持部材の上部に
    前記ピンに係合する凹部を前記ピンより後側に有し、該
    凹部に前記ピンを係合させて前記支持部材を回動させる
    ようにしたことを特徴とする請求項1に記載のフィルム
    ビュアー。
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