JP3071884B2 - 画像形成装置の原稿押え装置 - Google Patents

画像形成装置の原稿押え装置

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JP3071884B2
JP3071884B2 JP3217405A JP21740591A JP3071884B2 JP 3071884 B2 JP3071884 B2 JP 3071884B2 JP 3217405 A JP3217405 A JP 3217405A JP 21740591 A JP21740591 A JP 21740591A JP 3071884 B2 JP3071884 B2 JP 3071884B2
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哲也 蛭間
春樹 飯田
忠秀 沢村
清閑 伏野
敏夫 中原
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機等の画像形成装
置の原稿押え装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、複写機等にあっては、露光ガラ
ス面上に開閉自在に設けられた原稿圧板により原稿を押
えてコピーするようにしている。このような原稿圧板と
して、例えば実公昭55−50680号公報によれば、
露光ガラス上の原稿を排出する場合に原稿の先端を浮揚
させて排出させるようにしたものが示されている。これ
は、露光ガラスと原稿とが静電吸着等により剥れにくい
点を考慮し、エアーノズルを使用して原稿を浮かせるよ
うにしたものである。これは、特に高速で多数枚コピー
する時に生ずる現象である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、コピー開始
初期や少数枚コピー時で、露光ガラスが帯電していない
ような状況で原稿圧板を急に開いたような場合について
は言及されていない。一般に、この種の原稿圧板1は図
5に示すように画像形成装置2の上部の露光ガラス3を
覆う状態で、ヒンジ機構4等により開閉自在に設けられ
ているが、原稿圧板1を急に開くと密着しているため負
圧が発生し、原稿5が付着したまま持ち上げられ、しば
らくして落下することになる。ここに、一般には図6に
示すように原稿圧板1をさらに開放させて原稿交換セッ
ト等の操作を行なうことになるが、図5のように原稿圧
板1とともに持ち上げられた原稿5は図6に示すような
状態で落下することになり、ヒンジ機構4付近を経て機
外、特に背面側で壁6等との間にて床上に落下してしま
うことも多々ある。このような場所に落下した原稿5の
回収は困難或いは面倒である。
【0004】また、原稿圧板を連続的に開閉操作して使
用すると、摩擦帯電により原稿と原稿圧板とが静電吸着
して離れにくくなり、操作性が低下するだけでなく、操
作者が感電する危険性も生じてくる。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、原稿押え面か
ら外部に通ずる通気路を形成した原稿圧板の前記原稿押
え面側に前記原稿圧板の通気路に連通する通気路が形成
された導電性部材からなる摩擦帯電防止手段を設け、こ
の摩擦帯電防止手段を導電性の支持体を介して接地し
た。
【0006】
【作用】原稿圧板が原稿押え面から外部に通ずる通気路
を有する構造であるため、原稿圧板を急に開放させても
その原稿押え面と原稿との間に通気路を通して空気が流
れ込むため負圧が生ぜず、開放に伴い原稿が浮揚しない
ものとなり、その後の原稿の飛散や落下が防止される。
【0007】さらに、原稿押え面側に通気性を有する摩
擦帯電防止手段を設けた構造であるため、連続的に開閉
操作をしても原稿との間で摩擦帯電するようなことがな
く、開閉に伴う原稿の静電吸着がないだけでなく、感電
に対する安全も確保される。
【0008】
【実施例】本発明の前提となる構造の一例を図1及び図
2に基づいて説明する。図2は全体の外観構成を示し、
画像形成装置10の上部には図1に示すような露光ガラ
ス11を全面的に覆う大きさの原稿圧板12がヒンジ機
構13により開閉自在に設けられている。ここに、原稿
圧板12はスポンジやウレタン低発泡体のような発泡材
料により形成されて、多数の気泡が互いに連通したも
の、即ち連泡性発泡体から弾性部材14を原稿押え部材
とするものであり、ヒンジ機構13により開閉自在とさ
れた支持体15下面に取付けられている。支持体15に
は多数の通気孔16が形成されている。よって、本例
原稿圧板12は図1に示すように原稿17を露光ガラス
11上に押圧保持させた状態であっても、その原稿押圧
面から多数の気泡14a、複数の通気孔16による通気
路を経て外部に通ずる通気性を持つ構造とされている。
【0009】よって、原稿圧板12を急に開放させたと
しても、原稿押え面と原稿17との間には通気孔16、
気泡14aを通って空気が流れ込むため、周囲との圧力
差、即ち負圧が生じない。これにより、原稿17が原稿
圧板12とともに浮揚することがなく、その後の原稿飛
散や落下を生じないものとなる。なお、原稿17を押圧
保持させた状態では通常通り圧板としての機能が発揮さ
れ、支障なく露光動作に供される。
【0010】つづいて、本発明の前提となる構造の他の
例を図3により説明する。本例の原稿圧板18は、支持
体19下面に複数の突起20を形成し、この支持体19
下面に取付けられる弾性体21との間に空隙22を形成
し、かつ、弾性体21に複数の通気孔23を形成し、空
隙22と通気孔23とにより通気路を形成したものであ
る。本例によれば、支持体19上面、即ち原稿圧板18
の表面には通気孔等が形成されていないため美的外観を
損なわないものとなる。なお、弾性体21については通
気孔23を形成せずに前記例と同様に連泡性発泡体に
よるものとしてもよい。
【0011】さらに、本発明の実施例を図4により説
明する。本実施例は、摩擦帯電防止を図ったもので、例
えば図1に示したような原稿圧板12構成に加えて、そ
の原稿押え面(下面)側に多数の通気孔24が通気路と
して形成され、かつ、光反射性の高い導電性シート25
が摩擦帯電防止手段として貼付されている。このような
導電性シート25は原稿圧板12の原稿押え面が汚れた
時に交換自在とするためにも設けられており、通常は白
い紙とか樹脂シートによるものが用いられている。ま
た、本実施例では、弾性部材14、支持体15、ヒンジ
機構13の回転軸13a及び支持金具13bは全て導電
部材によるものであり、導電性シート25はこれらの部
材14,15,13a,13bを通して画像形成装置本
体に接地されている。
【0012】よって、本実施例によれば、原稿圧板12
を繰返し開閉操作しても、原稿17との間で摩擦帯電せ
ず、開閉時に原稿17が静電吸着されるようなこともな
い。また、連続開閉による静電気のチャージアップによ
る人体への感電の心配もない。なお、導電性シート25
の接地方式としてはアース線等を使用してアースするこ
とも考えられるが、この方式では、コピー操作の邪魔に
なるだけでなく、アンテナ作用を示すことからノイズ発
生の原因となり機械が誤動作してしまう可能性もあり好
ましくない。この点、本実施例の接地方式によればこの
ような不都合はない。
【0013】
【発明の効果】本発明は、上述したように構成したの
で、原稿圧板にその原稿押え面から外部に通ずる通気路
を形成して通気性を持たせた構造であるため、原稿圧板
を急に開放させても原稿押え面と原稿との間に通気路を
通して空気が流れ込むため負圧が生ぜず、開放に伴い原
稿が浮揚しないものとなり、その後の原稿の飛散や落下
を防止できる。
【0014】さらに、原稿圧板の原稿押え面側に通気性
を持たせた摩擦帯電防止手段を設けた構造であるため
連続的に開閉操作をしても原稿との間で摩擦帯電するよ
うなことがなく、開閉に伴う原稿の静電吸着がないだけ
でなく、静電気のチャージアップによる人体への感電の
心配もなくすことができる。特に、この摩擦帯電防止手
段を導電性の支持体を通して接地した構造であるため
アース線による接地方式の場合に生ずる不都合も回避で
きるものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の前提となる構造の一例を示す縦断側面
図である。
【図2】全体構成の外観斜視図である。
【図3】本発明の前提となる構造の他の例を示す縦断側
面図である。
【図4】本発明の実施例を示す縦断側面図である。
【図5】従来例を示す急な開放時の側面図である。
【図6】さらに開放した時の側面図である。
【符号の説明】
12 原稿圧板 14 弾性部材 14a 通気路 15 支持体 16 通気路=通気孔 17 原稿 18 原稿圧板 22,23,24 通気路 25 導電性部材=摩擦帯電防止手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伏野 清閑 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (72)発明者 中原 敏夫 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (56)参考文献 特開 昭64−15729(JP,A) 実開 昭56−117758(JP,U) 実開 昭61−149466(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03B 27/62 G03G 15/00 107

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿押え面から外部に通ずる通気路を形
    成した原稿圧板の前記原稿押え面側に前記原稿圧板の通
    気路に連通する通気路が形成された導電性部材からなる
    摩擦帯電防止手段を設け、この摩擦帯電防止手段を導電
    性の支持体を介して接地したことを特徴とする画像形成
    装置の原稿押え装置。
JP3217405A 1991-08-28 1991-08-28 画像形成装置の原稿押え装置 Expired - Fee Related JP3071884B2 (ja)

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JP4685503B2 (ja) * 2005-04-27 2011-05-18 京セラミタ株式会社 画像読取装置
JP4606945B2 (ja) * 2005-06-08 2011-01-05 船井電機株式会社 画像読取装置
JP4930580B2 (ja) 2009-12-25 2012-05-16 ブラザー工業株式会社 読取装置
JP2014146911A (ja) * 2013-01-28 2014-08-14 Fuji Xerox Co Ltd 画像の読取装置および画像形成装置

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