JP3071881U - 食品容器 - Google Patents
食品容器Info
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- JP3071881U JP3071881U JP2000001665U JP2000001665U JP3071881U JP 3071881 U JP3071881 U JP 3071881U JP 2000001665 U JP2000001665 U JP 2000001665U JP 2000001665 U JP2000001665 U JP 2000001665U JP 3071881 U JP3071881 U JP 3071881U
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本考案は、食品容器を開けるために蓋シール
体を強く引っ張って剥がしても容器本体内部に溜まって
いる水分が飛び出すことを防止できる食品容器を提供す
るものである。 【解決手段】 食品容器10の容器本体12の開口部1
4は蓋シール体16によって密閉されている。この蓋シ
ール体16の第1角部16Aには摘み部30が連続して
突設されている。また、前記蓋シール体16の第1角部
16Aと対向する蓋シール体16の第2角部16Bには
直線状のカット線32が形成されている。また、第2角
部16Bには舌片34が連続して突設形成され、舌片3
4の一方の立上部34Aは前記カット線32の一端部と
対応している。
体を強く引っ張って剥がしても容器本体内部に溜まって
いる水分が飛び出すことを防止できる食品容器を提供す
るものである。 【解決手段】 食品容器10の容器本体12の開口部1
4は蓋シール体16によって密閉されている。この蓋シ
ール体16の第1角部16Aには摘み部30が連続して
突設されている。また、前記蓋シール体16の第1角部
16Aと対向する蓋シール体16の第2角部16Bには
直線状のカット線32が形成されている。また、第2角
部16Bには舌片34が連続して突設形成され、舌片3
4の一方の立上部34Aは前記カット線32の一端部と
対応している。
Description
【0001】
本考案は、主に漬物等のように水分を多く含む食品を収容する食品容器に関す る。
【0002】
箱状の容器本体と、この容器本体の開口部にフィルム材等で形成された蓋シー ル体をシールして前記開口部を密閉してなる食品容器が知られている。 ところで、このタイプの食品容器に入れられた漬物を購入して家庭等で開ける 場合は前記蓋シール体の角部を摘んで蓋シール体を上方に引っ張って蓋シール体 を剥がすことにより前記食品容器を開けている。 しかし、この場合、前記蓋シール体を剥がすために蓋シール体を強く引っ張る と、漬物から出た水分が容器本体内に溜まっていると水分が蓋シール体を剥がし はじめてできた開口から勢いよく飛び出して散らばり周囲を汚してしまうという 不具合がある。
【0003】
本考案は上記事実に鑑みなされたものであり、食品容器を開けるために蓋シー ル体を強く引っ張って剥がしても容器本体内部に溜まっている水分が飛び出すこ とを防止できる食品容器を提供するものである。
【0004】
請求項1の考案は、食品を入れる容器本体と、この容器本体の開口部を密閉し て塞ぐ蓋シール体と、この蓋シール体の第1角部に突設されて蓋シール体を容器 本体から剥がす際に摘まれる摘み部と、前記蓋シール体の第2角部に形成されて 蓋シール体の第2角部をカットできる切断線部と、を有しなることを特徴として いる。 請求項2の考案は、食品を入れる容器本体と、この容器本体の開口部を密閉し て塞ぐ蓋シール体と、この蓋シール体の第1角部に突設されて蓋シール体を容器 本体から剥がす際に摘まれる摘み部と、前記蓋シール体の第2角部に形成されて 蓋シール体の第2角部をカットできる切断線部と、前記第2角部に突設されると 共に立上部の基端部が前記切断線部の一端部と対応する舌片と、を有しなること を特徴としている。
【0005】
図1及び図2には本考案に係る食品容器の一実施例が示されている。なお、実 施例では食品容器に収容する食品が漬物の場合を例にして説明する。 図1に示されるように、本考案の食品容器10の容器本体12は合成樹脂材で 箱状に形成され、この容器本体12に図示されない漬物が収容されるようになっ ている。 前記容器本体12の上面には開口部14が形成されている。この開口部14に は透明なフィルムで形成されたシール状の蓋シール体16が配設され、容器本体 12の側面20,22,24,26の上面20A,22A,24A,26Aで密 着接着されている。これにより、前記容器本体12の開口部14は前記蓋シール 体16によって密閉されている。 前記蓋シール体16の第1角部16Aには蓋シール体16を容器本体12から 剥がす際に摘まれる摘み部30が第1角部16Aに連続して突設されている。ま た、前記蓋シール体16の第1角部16Aと対向する蓋シール体16の第2角部 16Bには直線状の切断線部としてのカット線32が形成されている。このカッ ト線32はエンボス加工により複数の凹部32Aを破線状に設けることにより形 成されている。従って、カット線32の凹部32Aで蓋シール材16は薄くなる のでカット線32に沿って蓋シール体16は切れ易くなっている。 また、前記第2角部16Bの一側には舌片34が第2角部16Bに連続して突 設形成されている。この舌片34の一方の立上部34Aは前記カット線32の一 端部と対応している。従って、図2に示されるように、前記舌片34を摘んで図 2矢印方向に引っ張ると第2角部16Bがカット線32で切れて水切口36が形 成されるようになっている。
【0006】 次に、実施例の食品容器10の作用を説明する。 本考案の食品容器10に収容された漬物を購入して蓋シール体16を開ける場 合は、まず図2に示されるように、蓋シール体16の第2角部16Bに突設され た舌片34を摘んで図2矢印方向に引っ張ると蓋シール体16の第2角部16B の一部がカットされて水切口36が形成される。しかも、舌片34を摘んで図2 矢印方向に引っ張ると舌片34の立上部34Aの基端部に力が集中するので、カ ット線32に沿って第2角部16Bの一部が円滑にカットされて水切口36が形 成される そして、前記第2角部16Bが下になるように食品容器10を傾けて水切口3 6から容器本体12に溜まっている漬物の水分を流し出して容器本体12内の水 切りを行う。 そして、容器本体12の水切りが終了したら、図2に示されるように前記摘み 部30を摘んで上方に持ち上げながら蓋シール体16を引っ張って蓋シール体1 6を容器本体12から剥がして開口部14を開放する。 この場合、前記摘み部30を強く引っ張って蓋シール体16を剥がしても容器 本体12内に溜まっていた水分は予め水切りされて排出されているので、開口部 14から水分が勢いよく飛び出して周囲を汚したりするようなことはない。
【0007】 なお、実施例では食品容器10に漬物を収容する例を示したが、収容する食品 は漬物に限定されるものでないことは勿論である。 また、実施例では前記蓋シール体16の第1角部16Aに対向する蓋シール体 16の角部を第2角部16Bとしたが、第2角部16Bは第1角部16Aと対向 する角部に限定されるものでないことは勿論である。 なお、実施例では切断線部としてエンボス加工で形成されたカット線32を示 したが、蓋シール体16を切断し易くするものであればこれに限定されるもので はなく例えば直線状の溝を形成して蓋シール体16を切断し易くしてもよいこと は勿論である。
【0008】
本考案の食品容器は、予め食品容器に溜まっている水分を水切りした後で蓋シ ール体を剥がすので食品容器に食品から出た水分が溜まっていても蓋シール体を 開ける場合に水分が勢いよく飛び出して周辺を汚すことを防止することができる という優れた効果を有する。
【図1】実施例の食品容器の全体斜視図である。
【図2】実施例の食品容器の作用説明図である。
10 食品容器 12 容器本体 14 開口部 16 蓋シール体 16A 第1角部 16B 第2角部 30 摘み部 32 カット線 34 舌片 34A 立上部 36 水切口
Claims (2)
- 【請求項1】 食品を入れる容器本体と、この容器本体
の開口部を密閉して塞ぐ蓋シール体と、この蓋シール体
の第1角部に突設されて蓋シール体を容器本体から剥が
す際に摘まれる摘み部と、前記蓋シール体の第2角部に
形成されて蓋シール体の第2角部をカットできる切断線
部と、を有しなることを特徴とする食品容器。 - 【請求項2】 食品を入れる容器本体と、この容器本体
の開口部を密閉して塞ぐ蓋シール体と、この蓋シール体
の第1角部に突設されて蓋シール体を容器本体から剥が
す際に摘まれる摘み部と、前記蓋シール体の第2角部に
形成されて蓋シール体の第2角部をカットできる切断線
部と、前記第2角部に突設されると共に立上部の基端部
が前記切断線部の一端部と対応する舌片と、を有しなる
ことを特徴とする食品容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000001665U JP3071881U (ja) | 2000-03-21 | 2000-03-21 | 食品容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000001665U JP3071881U (ja) | 2000-03-21 | 2000-03-21 | 食品容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3071881U true JP3071881U (ja) | 2000-09-22 |
Family
ID=43205205
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000001665U Expired - Fee Related JP3071881U (ja) | 2000-03-21 | 2000-03-21 | 食品容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3071881U (ja) |
-
2000
- 2000-03-21 JP JP2000001665U patent/JP3071881U/ja not_active Expired - Fee Related
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |